ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
静寂の奥に咲く
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
投稿の削除 パスワード:
1:静寂の奥に咲く
投稿者: もぐら ◆2PAuaUkpUU
【序章】

四月の風がやわらかく頬を撫でる夕暮れ、絵美は自治会館の前でそわそわとスカートの裾を握っていた。
東京からこの小さな町へ引っ越してきて三ヶ月、子ども二人の学校も落ち着き、ようやく少し自分の時間を持てるようになった頃だった。

「ご挨拶くらいしておいたほうが、きっと早く馴染めるわよ」

と声をかけてくれたのは、自治会長の奥さま、香苗(かなえ)だった。
年齢は四十八、穏やかな微笑みと洗練された所作が印象的な女性で、近所でも人望が厚い。

最初は渋々だった絵美も、香苗のさりげない優しさに背中を押され、その日の集会に参加した。
地域の人々の前で自己紹介をし、簡単な挨拶をして、なんとかその場を終えたのだった。

【一章】

それから数ヶ月

子どもたちはすっかり新しい学校にも慣れ、夫も仕事に忙しくしていた。
そんなある日、絵美のスマートフォンが鳴った。

「絵美さん? 来週、公民館で奥さま方の親睦会があるの。月に一度、みんなでちょっとした飲み会をしてるの。よかったら、参加してみない?」

香苗の声は相変わらず穏やかで、どこか耳に心地よい。
絵美は少し戸惑いながらも、誘いを断る理由が見つからず、「ぜひ、参加させていただきます」と返事をした。

その日、公民館には十人ほどの女性たちが集まっていた。
気さくな笑い声、食べきれないほどの手料理、そして緩やかに回るワインボトル。
絵美も最初は緊張していたが、少しずつ緩んでいく空気の中、自然と笑みがこぼれるようになっていた。

やがて夜も更け、人が一人、また一人と帰っていく中
「絵美さん、今日はありがとう。一緒に後片付け、手伝ってもらえるかしら?」

香苗のその言葉に、絵美は「はい」と素直に頷いた。
          続く

#一人
#参加
#官能小説
#公民館
#絵美
#香苗
 
2025/05/12 06:18:17(MKJEvMjs)
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。
名前
メール
本文
スレッドを上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
 
官能小説 掲示板
官能小説 月間人気
官能小説 最近の人気
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。

Copyright © ナンネット All Rights Reserved.