電話口すごく好きだから忘れられないと涙拭う
忘れられないと泣いてるこの時間、ピエロにもなれなくて
どうすれば忘れられるの？と問いかけられる
すごく好きなのに忘れるその涙
本当に忘れたいのは小さな嘘
そうさ電話口じゃ、聞いてるフリだから

ちょっとbaby聞いてないぜ
謎めいた笑顔で｢会いに来た｣
話が見えなくてイライラするぜ
やっとそばに居れるah小悪魔だぜ

電話の内容忘れてネ
忘れられない時間確保したから
失恋じゃないのかよと
泣いてた事実、俺は
アリバイに加担、少しズレのある感覚
忘れられないというフレーズに
やられながら小悪魔の餌食に

好きなタイプ私でもいいよ　いつでも特別扱い
俺の言うことは絶対だもんね　だから私が一番
三番でも良かったけど　やっぱり一番
生足最高と喜びたいけど
夜中のコンビニがてら　遠回りする
暗闇で　ほら見てＴバックと見せつけるのさ(見えてない)

ちょっとbaby夜景の中
バッグの中　ゴム入ってるよ
私の好きな人気づいたよね
きっとフラれるからahセックスする

親友が応援してるの
私の想いすべて知ってるからネ
無理やりデートしてきなよ
そんなアドバイスくれた
専用の男作っているけど、要らない
本当に欲しい男見つけた
私の愛たくさんあげるから


　　　　　｢184頁｣

貞操と倫理という鎖に理不尽なラポール(信頼関係)
嗜好は略奪的　逢瀬の刹那に身を置く
舌先三寸で不倫はコミットしない
中庸というものさし　犯す代償を選ぶ

sexは勘違いを覚える
一種のシンドロームそんな愛だけど

第2のフィアンセ　互いに掲げ
俺の女だと欲しがる一方的観念
そう、不倫という仲じゃ
愛し合っている事実は内緒
運命はいくつものシンドローム
誰かが決めた｢愛｣は存在しない
もはやカオスなら
将を射んと欲すればまず馬を射よ
そんな妥結にまた愛を深める

貞操は淘汰のすり合わせ　倫理は仏頂面
背徳が無意識を独占する　濃厚に化す
虚構でもいいさ　本末転倒でいい
赤いパンプス履いたまま　片膝上げてねじ込んだ

さらし気味の胸元　愛撫する
一種のタイムカード　雰囲気堕ちる

第2のフィアンセ　ラポールのKiss
河口湖のコテージで週末赴任(デート)
ワイン口うつし定番
タジつく腰元　手を回しつつ
罪を知るいくつものシンドローム
心に決めたのはまごう事なかれ
もはや発情
将を射んと欲すればまず馬を射よ
そんな妥結に的はいつもアワビ

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