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アンビバレント 貴女を愛するということ
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:アンビバレント 貴女を愛するということ
投稿者:
 「それはもうわかりやすく倦怠期だろうね、終わったんだよ恋する時間がね。」 そう彼は簡単に言い切る。
 相談する相手を間違ってるのは自明だがいかんせん私には彼しか友達がいないのだ。 彼は菊地くん少し変わってるいやとても変わってるが彼に言わせたら私も変人だから付き合っても面白いのだということだけれど、彼はそれなりに友好な関係の人間が多いのだ。
 「エロ遊びの付き合いが続いているだけだ、本心からの人間関係だからねこれが案外ね深い心のつながりを産むものだよ。」
 彼の住むマンションは私の住居からは三駅離れてるのだが川沿いで実に景色がいい、リビングのソファでコーヒーを楽しみながら会話をしてるのだが、その横には大きなダブルベッドそしてその上で二人の女性がけだるそうにしている、二人共ショートヘアだが一人はとてもボーイッシュで一人はグラマーだ。
 「二人を同時に満足させるのは中々ね大変なんだよ、平等にね。 奥さんをまた情熱的に愛せるようになるために浮気するのもありだと思うよ、浮気がなんでバレるか知っているかい、負い目があるからね突然優しくなるんだ、それに目をつぶれば君がまた優しくなったで済むって考え方も出来る。」
 だからって彼の提案をはいそうですかって飲むわけにはいかない。 
 「君ではこの状況を打破できそうもないね、帰りなさい、代わりにここに瞳さんを、話を聞くから。」
 まあ妻も菊池には一目置いているし、私の今の気持ちは少し一人の時間が欲しいってことは彼は当然だと理解してくれている。
 妻の瞳に連絡するとそれも面白そうと承諾してくれた、私は帰宅すると妻とは何処かですれ違ったのだろう、一人の時間を楽しむ予定が少しすると菊池から駅前のスーパー銭湯に呼び出された。 ガールズトークするからと追い出されたのだという。
 「サウナを楽しんで一杯やろうじゃないか。」 彼は何処までもマイペースだ、悩み相談に乗ってもらったあげく瞳のせいで自宅を追い出されたのだから無下には出来ない。 サウナを出るとお食事処でビールだ。
 「上手な距離の置き方を取るべきだよ、どうだろう最近ね素人の女王様と懇意にしていてね、縛りを指導してるのだけれどお礼がしたいなんて言ってくるからね、今夜ね呼ぼうって思ってたんだよ、そういう経験もね人生を豊かにするから。
 実に楽しく生きてる男なのだ、それはそれで実は大変なんだぞって言うが本当なのだろうか、それもうちに呼ぼうって言うのだからあの二人に会わせたくないのかまんまとしてやれる。 二人並んで色々とされてみたけれど、女王様も大変な作業だと思う、しかもどう見ても菊池に惚れてるのはわかりやすかった。
 瞳が帰ってきたのはもう12時近かった、菊池はワインを飲んでソファでだらしなく寝ている。
 「アキラ、やっぱり私が好きなのは君だけ、菊池くんの家の二人とも楽しくおしゃべりしたんだけど、とっても良い子達だったよ。」
 「あーそうだね、それは雰囲気でわかってたから。」
 「もう悩むのやめて赤ちゃん欲しいなって。」 そう瞳が言ってきた。
 「じゃあ先に瞳が、どうずらすのが一番なのかな?」
 「そういう事も越えちゃおうよ、周りに頼ってさ。」
 菊池くんを叩き起こす、そして子種をいただく。 性別でいうと私は女性なのだ。 彼は頭が良くて顔が良くて運動が出来て、そして何よりも私達のことを大切に思ってくれる。
 「あの二人もね子供欲しいってさ。」 瞳にそう言われて朝食もそこそこに帰宅する彼は皆んなのスーパーマン。

 そして。 菊池は籍だのとかには全くこだわらない、皆んな親にはカミングアウトして勘当された子もいる。
 「やあだあ、素敵ーなあに全員男の子なのーもうー。」 私と瞳が妊娠してから知り合ったゲイの拓海くんと達也くんは二人で助けちゃうーってこれから法が整備されて変わっていくだろうけど、現在の状況の中で助けてくれることになった。
 菊池くんの所も同じくゲイカップルさんと入籍して私生児にはならないようにしてくれた。
 「もう最高じゃない、なんだろ私ね血はつながってないのにネ、この子のためになら死ねるって、いえもう四人よ四人が私の子だって思っちゃうからー。」 
 キヨシくんは40才だから涙もろい、大人なのだ。 パートナーのカズさんはオネエ言葉を封印するタイミングについて考えまくってる。 そして菊池くんはもっと大きな事を考える。
 「四姉妹、四兄弟、それに俺、さらに赤ちゃんが四人、こりゃあ大自然の中の古民家でも探さないとな。」
一緒に居られてご飯食べられて雨風しのげたら文句無いだろ。 誰かにだけ負担いくのは避けたい。
 「もうあんたに負担かけてるじゃない、もうカッコいいんだからー。」
 なんだろうなあ、私の親もそうだけどおじいちゃんとかもゲイとかホモとかを下に見てるけど私からしたら逆、誰かを下に見ないと支えられないプライドなんて勃たないペニスだ、とっても多い、ゲイだホモだって喧嘩売った爺いが殴られて警察呼んでくれって言った時は笑った、警察もヤクザも怖くないって息巻いてたのに一発もらってそれだ、腕力無いのは弱いだけだ、中島みゆきのファイトの頃からそれほど日本は進歩してない。
 「マジョリティーとかマイノリティーでわけないで、自分で考えてるか考えてないかだと思うけど。」 菊池くんは言った。
 選挙に六割行かないんだから、あれは拒否じゃなくてわからないんだから、自分だってそこは弱い、大人が9人もいたら得手不得手があるけどキヨシさんは政治詳しいし瞳は新選組萌えだから幕末は以上に詳しい、皆んなそれぞれが自分の自信のあるジャンルがある。 偏見云々を考えたら都会のほうがまだましだ、そこも考えないといけない。 これからだこれから。 終り
 
 
2024/04/20 05:15:46(K9zZwMOq)
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