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黄色いハンカチ
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:黄色いハンカチ
投稿者: 中勢
出会い系は随分とやってきたよ。当たりもハズレももちろんあった。大体が普段から悶々と鬱屈した気持ちを抱え込んで袋小路に迷い込んだドスケベか、金に飢えたぷー女かってなもんで。
どちらにしても何度も何度も繰り返す正解率の高い方法論にはとうとう飽きてしまって、行き着いた先がフラッシュ。自慰の見せつけってわけ。1人で楽しんでいる所を見てしまった時の驚きと興奮で目が離せなくなる女の顔。
はじめはセフの人妻にしごいてる所を見てもらってるくらいで済んでたのにね。
すぐに咥えこんじゃったりして、まあそれも良いんだけど。とにかく求める感じとはズレてることだけわかってた。
だから、掲示板とかで募集するようになったんだ。樋口くらい握らせて新鮮さを味わってた。だけど、やっぱだんだんと物足らなくなってしまった。報酬が発生するともうそれは仕事なわけで、ピュアなスケベさから来る後ろくらい劣情は味わえなかったんだ。

だから、掲示板には単刀直入に「見られたい願望があります。猛々しくそそり立ったアレを夢中でシゴいている様をそっと覗いてみませんか。xx公園駐車場、目印に黄色いハンカチ掛けてあります」と書き込んでみた。
人のまばらな平日の13~14時の間だけ、駐車場に到着すると投稿を削除して、お楽しみタイム。
奥の方に停める。背の低い車だから近づき少し気にしてみれば室内は見える。周りにはまだ車がいない、遠くにバラバラと2台。スウェットを膝まで下ろすと、もう期待で屹立している。
お気に入りの動画を閲覧しながら、こちらも期待で固くなった乳首を優しく撫でてやる。
人は来るのか、来てしまっても大丈夫なのか、期待と不安で感情がガタガタを震える。意に反してひくひくと反応する陰茎は、いつもの義務的な自慰にはないほどの威勢と生々しい臭気を放っていた。
少し先の入り口近いところに車が止まる。軽。犬もいるようだ、見て見ぬふりのまま、心臓が高鳴る。女だけ降りる。ゆっくりと周りを見渡しながら、花壇なんかを見ている。
違うのか。ブランケット掛けておくか、迷うが隠すことに迷う。ハンカチ、見えるのだろうか。ルームミラー越しに目が合った気がする。意を決して握る指が上下に走り出した。カリ首にすぐに白濁液が溜まる。中年のどこにでもいそうな、ふっくらとした女、胸の膨らみ。車の横に、来た。
気配、見ている。顔を上げるとすぐ横で目が合う。目を丸くしながら、俺の目と激しく擦られ続ける陰茎を交互に見ている。
カッと胸の奥が熱くなると同時に脳の奥がキーンと冷えていく。
きっと今俺の顔は情けない顔になっているだろう。息が上がる、助手席のケータイは無音で女がフェラチオをしている。
見て、見て、俺の熱くなったもの、飛び出る様、見て。思いながらその中年の女と目を合わせながら、果てる。
ビュルリビュルリ、と二発に分けて飛び出る白濁液、その後ドクドクと脈動に合わせて溢れ出して止まらない精液。
女の口が半分空いている。窓を少し開けるとしばし無言で見つめ合った。「ありがとう、また見せて」そういうと女は呆然としたまま車へ戻って行った。
何時間もたったような、一瞬だったような甘い時間が過ぎ去る。ウェットティッシュで拭いても拭いても取りきれない吐精量にゲンナリしながらも、また来ようと思った。

 
2024/02/22 17:00:18(dtaMPzr9)
2
投稿者: 中勢
本当にあったことに脚色を加えました。
24/02/22 17:02 (dtaMPzr9)
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