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③それは その一言から始まった
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:③それは その一言から始まった
投稿者: ケン
「‥気晴らしに」
そう言って、念のためにと 薄手のコートをリヤシートに放りなげ、高速道路を北へと向かった。

『まったく、何考えてんのかしらアイツ、信じらんない』

「いいって、もう、その事は」

『ケンちゃんに聞く?ふつう』

「惚れてんでしょ?、そんだけ」
「逃がした魚は何とかって 気付いたんじゃないの?」

『こんなのが?、デッかいのは お腹とお尻くらいだよ』

「あのさ、俺はどうなんの?」
「こんなの と一緒に居るわけ?」

『もおぉ』
『で?、何処いくの?』

「混浴でも行く?」
「露天とかで無いのかな?」

『でたでた、また何か企んでんでしょ?』
『でも、残念でした、このご時世に 混浴なんてやって無いんじゃないの?、やってたとしても水着なんて持って無いわよ私』

「水着?」

『普通でしょ?今は、春佳も言ってたよ そんな事』
『それに このコ◎ナでしょ?、やってるとは思えないけど混浴なんて』

「まぁ良いじやん」
「温泉入って、マッサージでもして貰ってさ、のんびりすれば」

『マッサージかぁ、それだけでも良いわ、私』と、宮本さんは 首をグルグルと回している

「そ言えばさ、一昨日 アレ買うの忘れちゃった」

『何ぁに?、アレって』

「何だっけ?、オープンクロッチって言うんだっけ?、パンストだけどパンツの無いヤツ」

『やっぱり変な事企んでんじゃん』
『誰が お履きになってたんですか?そんなの』

「宮本さんてさ、怒ると敬語になるよね?」

『うるさいッ』
『あんなの スースーしちゃって‥』

「スースーってさ、何もパンツ履かせないなんて言ってないけど俺」
「何 想像してらしたんですか?」

『もぉお!、真似しないで!』

「暖かいヤツとか無いの?、タイツみたいな生地とかの」

『存じません!』

「‥ですか?、残念です」
「でも 探さないとね」

『ハイハイ』

「何かさ 小腹 すかない?」

『‥少しね』
そんな話しをしながら、温泉街の最寄りのインターで高速を降りて、すぐに目に飛び込んできた《道の駅》に入った。

この辺りは、そこそこ名の知れた観光地、だが ニュースで見る様に 確かに人は少なかった。
イートインスペースは 透明のアクリル板で それぞれのテーブルが個室の様に仕切られていた。

食券を店舗に出して、番号のついたリモコンの様な物を持たされ、店員さんの案内にしたがって セルフのお茶を汲みに向かった。
既に ご婦人が お茶を汲んでいる、俺は少し離れて待った。
が、そのご婦人、おそらく俺に気付いていなかったのだろう、お茶を両手で持ち 振り返りながら 小走りに急ぎだした。
俺は身をかわそうとしたのだが、ご婦人がバランスを崩すのが先だった。
こぼれたお茶が 俺のコートの裾にかかった。

〔ごめんなさい ごめんなさい〕
ご婦人は 慌てて茶碗をテーブルに置いたもんだから、今度はテーブルにお茶がこぼれた。
〔すみません、どうしましょ〕
〔すみません〕
ご婦人は こっちのテーブルにぶつかり あっちのアクリル板にぶつかり、おしぼりか何かを探している様だった。

(おいおい、今時 テレビドラマでも無ぇぞ こんなの)
そんな事を思い出ながら 呆気にとられていた。

すると何処からか 男性の声がした。
きっと 物音に気付いた店員かと思っていたら、それは ご婦人のご主人だった。
〔すみません、うちのヤツが‥〕
〔ご迷惑 お掛けしまして‥〕
ご主人が そう謝っている横では
〔すみません すみません〕
と、奥さんが 俺のコートを拭いてくれている。

「大丈夫ですから」
「ホント、大丈夫ですから」

〔そう言われましても‥〕
〔失礼ですが クリーニング代を‥〕
〔せめて それ位は‥〕
と上着の内ポケットに手を入れた。

『いえ、大丈夫ですよ 本当に』
『(汚れ)落ちますから』
『大丈夫ですよ』
一部始終を見ていたらしい宮本さんが、俺のうしろから そう言っていた。
〔いえ、そう言う訳には‥〕
ご主人と そんなやり取りをしていると 後ろの方で リモコンみたいなヤツがブルブルと震えてる音がした。

『出来たみたいなので‥』
『どうぞ、お気になさらずに‥』
俺達は リモコンを取りにテーブルに戻った。

『今時 居る?、あんな 慌てんぼう、テレビドラマでも見ないわよ』
食べ終えて、走り出した車の中で 宮本さんが続けた
『それとも アレかしら?』
『ご主人に 何か 悪戯されてたのかしら?、あの奥さん、フフ』

「・・・・・」

『どうしたの?ケンちゃん?、黙りこんじゃって』
『何か変な事 考えてんじゃないでしょうね?』

(ご主人から悪戯‥、あながちハズレてもいない かもしれない。
何故なら 少し痩せた あの奥さんの姿が目に焼き付いて離れない。
スキニーと言うのかスパッツと言うのか、奥さんの履いていたそれは 黒か紺かグレーか とにかく濃い色だった、そのご婦人の股間が焼き付いて離れない。
恥丘、あえて その姿かたちを主張させてでもいる様に ふっくらと盛り上りクッキリと縁取られていた。
股間から太ももにかけては パンツの線が有る訳でも ガードルか何かの跡が見える訳でもなく、ピッタリと張り付いて こんもりと浮かび上がった その恥丘が 目に焼き付いて離れなかった)そんな事を思い出していた。

『・・・、ケンちゃん?』  

「ん?」
「ゴメン ゴメン」
「無いね、やっぱり、混浴‥」

『だから言ったでしょ?』

確かに《混浴》の看板は幾つも有る。
だが そのどれもが、混浴の文字に重ねて《close》の札が張り付けてあった。
俺は 車を停めて 先程検索した 温泉宿をナビに入力した。
検索結果の一番上に出ていた その宿には《貸し切り露天風呂》と有った、きっとマッサージとかも有るんだろう?と、そこを目指した。

宿に着くと、そこは道の駅よりも 更に人気は まばらだった。
ロビーをひと回りして、貸し切り露天風呂の受付に着くと そこには 見覚えの有る後ろ姿があった。

『先刻の?、‥だよね?』
「‥みたいだね」
俺達は、あの夫婦から少し離れて並んだ。 

ふと、振り向いた奥さんが 俺達に気付いた。
ペコリとお辞儀をして ご主人の裾を引っ張っている。
つられて俺達も お辞儀を返した。

〔先程は失礼いたしました〕
〔お宅様も こちらでしたか?〕

「あ、はい、一番上に出ていたので」

〔同じです、私達も〕
〔では、お先に‥〕
ご夫婦が 露天風呂に向かった。

その宿の貸し切り露天風呂は、これまでの露天風呂に 新たに独立した脱衣場と洗い場を設けて 内湯とは別々に出入りできる様にしたらしい。
何処もコ◎ナ対策は大変らしい。

俺達は 本来の女湯の露天を案内され、料金を払おうとした時に
[‥いえ、寺崎様より頂戴して御座いますが]と、受付の女性に言われた。
ご夫婦は 寺崎と言うらしい。
すでに 料金まで払ってくれていた。

露天に着くと 何やら話し声がした。
身体を洗い 湯に浸かり 大きな岩に背中を預けて「失礼ですが、寺崎さん、ですよね?」と話し掛けてみた。

〔はい〕

「私は 板橋と言います」
『私は 典子です、お支払い頂いてしまって、かえって申し訳けありません』と、宮本さんが言い終わる前に

〔私、幸子です〕と、寺崎さんの奥さんが自己紹介してくれていた。

『奥様?』
『このあとは 何かご予定が?』
意外にも そう問いかけたのは 宮本さんだった。
『マッサージ お願いしようと思ってるんですけど、ご一緒に如何ですか?、どうでしょう?ご主人?』
そう 続けた。

結果、4人でマッサージを受ける事になった、このご時世 この宿だけでは足りず 協会に問い合わせまでして 全員女性のマッサージ師さんを揃えてくれた。

帰り際、男は男 女性は女性どうし それぞれ連絡先を交換して分かれた。

俺はご主人に 宮本さんは奥さんに、 マッサージ中の情報交換によれば、この寺崎夫婦の おおよそは、
夫 寺崎幸男(ゆきお)、年内いっぱいで定年退職が決まった65歳、今は有給休暇を消化中、70までは何とかと思っていたが 糖尿病などの持病も決断の一因だったらしい、今後は経験をいかして シルバーさんなどで小遣い程度は稼ぎたいと言う話しだった。

妻 寺崎幸子(さちこ)、ご主人より8つ下らしいので57か58といった所か?、スーパーにパートに出ているが扶養内におさめる為に同じく今は有給休暇中、子供は それぞれ独立し夫婦2人暮らし、らしい。

驚いた事に 宮本さんも そのスーパーに買い物に行った事が有るのだと言う。
以前の宮本さんのアパートと その隣町にある寺崎さん夫婦の自宅は 車で15分から20分くらい、と言うことはウチから45分は掛からない距離と言う事になるだろう。

「でも、意外だったなぁ」
「宮本さんから声かけるなんてさ」
「どうしたの?、宮本さんのS心が頭を持ちあげちゃった?」

『て言うかさ‥』
『ケンちゃんだって気付いたでしょ?奥さん、道の駅で』

「気付いた?、奥さんの?」

『そう、奥さんの‥』

「奥さんの?、ん?、何?」

『もお、トボケちゃってさ』
『ケンちゃんが見落とすハズないわ、奥さんの お股よ』
『あんな こんもり させちゃって、ノーパンよ きっと、気付いたんでしょ?、旦那さんが させてた のかしらね?あんな格好』
『それとも 奥さんの趣味かしら、どっちなんだろうね?、ケンちゃん?』

「まぁ、ビックリしたね、目を疑ったって ああいう事 言うんだろうね」
「ノーパンかどうかは 分かんないけどさ‥」
「でもアレだね、やっぱ買っとかないとね パンツの無いパンスト」

暮れかけた帰りの車の中で
『‥そうね』
と、宮本さんは 妖しく微笑った。

 
2023/04/30 13:30:23(ModIEfDC)
2
投稿者: ケン
『何だか気が重いね、仕事いくの』
宮本さんは メイクをしながら 気だるそうに そう言った。

「一緒に行く?」
「同んなじトコ行くのに 別々の車っても勿体ないし‥」

『いいの?』

「いいよ」
「半に出ようか?」

『乗せてってくれるの?』

「ああ」

いつもは、俺は7時15分 宮本さんは45分に出ていた。

〔おはよう板橋、何だ?、昨日はノンちゃんに看病して貰ってたってか?〕
車から降りる俺達を見つけた先輩が そう、からかってきた。

「おはようございます」
「まあ、そんなトコです」
一瞬 答えにつまったが、俺は そう返した。
宮本さんは ばつ悪るそうに 言葉につまりながら『おはようございます』と、頭を下げていた。

『なになに?、看病って』
『アイツ、何ていったんだろ?、ケンちゃんが帰った理由』
「‥さぁ?」
そんな話しをしながらタイムカードの前まで行くと いつもの様に課長がたっていた。

「おはようございます」
『おはようございます』 

〔おっ、おはよう〕
〔どうだ具合は?、大丈夫か?〕

「何ですか、具合って?」
「佐山さん、ホントの事言わなかったんですね やっぱり」

〔具合悪そうだから帰したって〕

「具合悪くなんて なかったですよ」
「ズル休みです 昨日は」

〔ズル休みってオイ!〕
〔それに何だその、ホントの事って?、佐山が どうしたんだ?〕

「聞いて下さいよ 本人に‥」

俺は ラジオ体操そっちのけで工場長に呼ばれた、そこには部長もいた。
ズル休み発言と、朝の先輩社員が どうやら〔一緒に降りてきた〕と言ったらしい。
佐山さんも呼んでもらい、ありのままを話した。

〔で?、宮本さんと一緒の車って どういう事なんだ?〕
と、工場長に聞かれた。

「宮本さんの駐車場から乗せて来たんですよ、パウロだけならまだしも 佐山まで こんなんじゃ危なっかしくて、暫く続けようと思ってますが」

〔そうか‥〕
〔佐山、自重しろ、と言うか関わるな これ以上 宮本さんには〕
そんなやり取りだった。

『どうだった?、何か言われた?』
ラインに戻ると宮本さんが 心配そうに すぐに聞いてきた。

「ん?、駐車場から乗せてきたって言ったよ、間違ってないでしょ?」

『間違ってはないけど‥』
『アイツは?、何か言われてた?』

「処遇は預からせてくれ、って工場長が‥」

『子会社にでも飛ばされちゃえば良いのに、あんなヤツ』
『でもゴメン ケンちゃん、由美ちゃんには言っちゃった、ホントの事、でもアレよ 全部じゃないわよ、ざっくりとだけど‥、いつも心配してくれてるから‥、ゴメンね』

「ん?、隠しとくつもりも無いから」
「ただ聞かれた事に答えただし」
「あとで 俺からも挨拶するよ 中谷さんには」

『うん、ありがと』

この中谷由美さん、入社3年位。
高校1年と中学3年の歳子の娘さんのいる バツ1、何でも旦那さんの借金で離婚 当時住んでた家の残債は両親が肩代わりしてくれたらしい。
年齢は40半ば、152cmと少し小柄、宮本さんの頭を上から少し押しつぶした様な ポチャポチャッっとした体型。
その中谷さんを金曜の仕事終わり 19時に家に招く事になった。

『由美ちゃん、日本酒が好きなんだって、何が良いのかしら?』
俺達はイ◎ンの中の酒屋さんにいた。

「日本酒呑めないから俺」
「聞かなかったの?中谷さんに」

『そんな あからさまに聞けないわよ、そんな事』
『何が良いのかしらね?』

「冷酒か何かが良いんじゃないの?」
「辛口でさ、なんなら名前を聞いた事も無いようなヤツ」

『有名どころじゃなくて?』

「名の知れたヤツなんて もう何度も呑んでんでしょ?」

『そうね‥』
『でもケンちゃんは どうするの?』

「俺はいいよ、いつものビールで」

『そうなの?』

酒を買い込んで 食料品売り場に向かった。

『日本酒なら お刺身かしら?』
『でも 今買ったら悪くなっちゃうわよね?』

「‥だね」
「今日の所は お肉にしとけば?」
「お刺身は 明日の帰りに頼もうよ、20時までのハズだから 魚屋さん、金曜の帰りに取りに来るって」

『お魚屋さん?』

「そ、行った事なかったっけ?」
「お薦めだよ、行ってみる?」


金曜日19時05分 チャイムが鳴った。
なにせ昭和の建物、エントランスにテンキーやカメラ そんな物は無い。
「いらっしゃい」
と、玄関ドアをあけた。
〔お邪魔しますぅ、これ‥〕
と、渡された細長い袋はワインだった

〔わぁ、6階だと凄いのね〕
〔見せて貰っていぃい?〕

『どうぞ』
宮本さんがベランダに案内していた。

〔田舎だとばっかり思ってたけど、夜景も捨てたモンじゃないのね?〕

『‥でしょ?』
『どうぞ、座って』
『冷酒しかないの、良ぃい?』
『それとも とりあえず ビール?』

〔え?、ええ〕
〔乾杯しましょうか?〕

とりあえず ビールで乾杯をすると さっそく オバサン達のトークがはじまった。
パウロの一件、仕事の愚痴、子育てや家庭事情、佐山の一件、などなど。
まあ 話は尽きない、俺の入る余地など無かった。

〔良いわね このテーブル、板橋さんが買ってくれたんでしょ?〕

『そうよ』

〔さっきね、チラッと覗いちゃったんだけどさ、寝室〕

『ちょっと!』

〔‥ゴメンね〕
〔あのベッドてさ アレでしょ?、コマーシャルしてるヤツ、ベッドが起き上がって起こしてくれるって〕

『そうよ』

〔介護用にもなるって〕

『そうそう』
『そのうち どっちかが どっちかを介護する様になるかも?、って』

〔買ってあげたいんだけどね、父に〕
〔でも、手がでなくて私〕
〔あれも板橋さんが?〕

『そうよ』

〔ツインで?〕

『そうよ』
『私は、あのソファーと自分トコの退去費用だけ、あとは全部ケンちゃん』

〔いいなぁ〕
〔羨ましいなぁ〕
〔怒らないで聞いて、実はね、憧れてたの?、私〕

『ケンちゃんに?』

〔そう〕

『酔っぱらってる?』
『ちゃんぽん なんて するからよ、由美ちゃん』

「‥みたいだね?」
「大丈夫?中谷さん」

〔うん‥〕
〔少し酔ってるけど大丈夫です〕
〔あのね、お金の事とかじゃなくてね、何て言うんだろ?‥〕
〔何かさ、いっつもムスッとしててさ、とっつきにくいけど板橋さん‥〕

『ずいぶんハッキリ言うのね、で?』

〔困ってるとさ 何も言わなくてもスッと来て手伝ってくれるし、簡単で楽なやり方教えてくれるし、こんな優しい人が良いなぁって、見かけによらないって ホントなんだなぁ?って〕

『ギャップに やられちゃった?』

〔そう!〕
〔・・・・・〕
〔でもさ、ノリちゃんが一緒に帰って貰う事にしたって言うしさ‥〕
〔しっかりしろよ佐山ッ!、って ずっと思ってた‥〕

『‥ですって。おモテになりますわね?、板橋さん?』

「出た!、宮本さんの敬語」
「宮本さん、怒ると敬語になるだよね?」

『う る さ いッ !』

〔ゴメンね、ノリちゃん〕

『怒ってなんか無いわ』
『怒ってるけどさ‥』

「どっちなんだよ」

『でもさ‥』
『・・・・・』
『そんなに憧れてたんなら 抱かれてみる?ケンちゃんに』

「・・・・・」 
〔・・・・・〕

宮本さんの驚愕発言に 一瞬2人が凍りついた。

〔ゴメン、ノリちゃん〕
〔帰る‥、私〕
〔ごめんなさい〕
〔ホントごめんなさい〕

『‥待って!』
『どうやって帰るの?、そんなに酔っぱらって、帰れる訳ないでしょ?』


「‥ちょッ、宮本さん?」
「酔ってる?」

『お酒飲んだのよ』
『酔っぱらうでしょ、普通』

「だからって‥」

『良いわよ、由美ちゃんなら』
『でも、私の目の届かない所で 2人だけは嫌、絶対イヤ!』
『私の目の前で 抱かれて!』

思い出していた。
初めて ここのベランダで しゃぶらせた時の事を。
「女の人とは?」
「宮本さんが探すんだよ‥」
そんな様な事を確かに言った。
まさか 宮本さん?‥。

『良いわよ、由美ちゃんなら‥』

中谷さんは 俺と宮本さんの顔を交互に見ながら 困惑してる様子だった。







23/05/02 13:32 (PHEdgqox)
3
投稿者: ケン
「冗談キツいって」
「困ってんじゃん、中谷さん」

〔ほ、ホントよノリちゃん〕
〔憧れてたなんて言っちゃった私が悪かったの、ごめんなさいね〕

『冗談でも無いし』
『酔っぱらっても いません!』

〔ごめんなさい〕
〔やっぱり帰るわ 私〕

『そうじゃないの‥』
『帰らないで‥』
『分かるのよ‥、私も‥』
『どうしようもなく‥』
『なんて言うの?、淋しい時あるわよね?、どうしようもなくさ‥』
『でなきゃ私だって あんな佐山なんかに つまずかなかったわよ』

〔ノリちゃん‥〕

『てかさ、好みでしょ?ケンちゃん、由美ちゃんみたいな人』
『さっきから ずっと谷間ばっか見てるもん、でしょ?』

確かに コートを脱ぎながらベランダから帰ってきた時、大きくあいたニットの胸元 その谷間に 目を奪われていた。

『大好きなんだよね?、ポッチャリさん、でしょ?』

「ん?、うん、まぁね」

『で?、どうだった?、由美ちゃんのお尻は‥、どうだったの?』

「どうだったの?、って‥」

〔‥そんな〕
〔私、ただデブなだけで‥〕

『‥デブなだけで?』
『そんな事言うわりにはさ、そのニットにしたって タイトスカートにしたって、随分アピールしてるんじゃない?、今日の由美ちゃん』

〔アピールって そんな‥〕

『いつだったかね、聞いた事が有るの ケンちゃんに、好みの女性は?、って』
『何て答えたと思う?、女性なら‥、って答えたのよ、信じられる?』
『容姿は?って聞いたらさ、まずケツ!ケツはデカいに越した事はないんだってさ』
『で、前に回って おっぱい、それから靴、靴から少しずつ上に上がってって 顔は1番最後なんだって』
『ね?ケンちゃん?、そう言ってたよね?、おっぱいもデカいに越した事はないって、ね?』
『で?、どうだったの?、正直におっしゃい!』

「ん?、うん、その‥」

『その?』

「魅力的ですね‥」

『‥だって、由美ちゃん?』
『帰る?、それでも』

〔それでも‥、って、そんな‥〕

「ちょッ、宮本さん、強引だよ」
「強引って言うか メチャクチャだよ言ってる事、分かってる?」

『分かってるか?って?』
『馬ッ鹿じゃないの?、分かってる訳ないでしょ?、酔っぱらってんだもん』
『でもね、分かってる事も有るわ、触ってみたいな てか揉んでみたい 由美ちゃんのオッパイ!』
『ほら!、私 無いから!』
と、宮本さんは 両手で胸を持ち上げて見せている。

〔酔ってるの?、ノリちゃん?〕

『そうよぉ!』
『ちゃんぽんさせた由美ちゃんが悪いんだかんね!、ちゃんと責任とんなさいよね!』
と、宮本さんが立ち上がったものだから、まるでシーソーの様に 椅子の端に座っていた俺が 転げ落ちそうになった。

普通、こたつ式のテーブルは 椅子が4つかもしれないが 俺達はあえて 椅子が2つで残りの2つ分は長椅子タイプを選んだ。どうせ普段は2人なんだから‥、と。

『責任とってよね?』
そのまま 宮本さんは 中谷さんの隣の椅子に座った。

『あら、ワイヤー。ブラトップじゃ無いんだ?』
宮本さんは さっき自らにしていた様に 両方の手で タプタプと中谷さんの胸を揺すっている。

〔ちょっ、ノリちゃん?〕
〔やめて、ね?〕

『や め な い』
今度は その谷間に 手を差し入れようとしている

「宮本さん?」
「酔っぱらってたじゃ済まなくなるよ、そっから先は、分かってる?」

〔ね?、ノリちゃん?〕
〔板橋さんだって‥〕

『うるさい 口ね‥』

中谷さんの言葉を遮る様に 宮本さんは 唇で唇を塞いだ。
だが意外にも、(チュッ)っと軽くキスをしただけで ジっと中谷さんを見つめている。

そして‥。
そして もう一度 唇を重ねた。







23/05/05 21:03 (mkE/nbhB)
4
投稿者: ケン
[ヌチャヌチャ]とした卑猥な音、
[ハァァ]だか[フゥン]だか 活字には出来そうもない 甘い吐息が部屋に響いた。

唇と唇の間に垣間見える舌。
もう どっちが どっちの舌かも分からない。
息を整えるかの様に離れた2人の舌先の間には ヨダレの糸が垂れ下がっている、2人はソレを落とすまいと また舌を絡めた。
ジュルジュルと下品な音をたてて。

甘い吐息が 次第に荒くなってゆく。
2人は ほぼ同時に身体を震わせた、まるでキスだけで果てたかの様に。

以外にも 先に服を脱がせにかかったのは中谷さんの方だった。
宮本さんは 黙って両手を上げた。
ブラトップごと剥ぎ取った中谷さんが それを放った。

宮本さんが 中谷さんの首に手を回した、が、中谷さんは その手を押し退けた。

〔やぁらしい〕
〔下品な乳首してたのね、ノリちゃん?〕

『・・・・・』
宮本さんは 何も答えられずにいた

〔固くなっるのが分かるわよ、見ただけで〕
〔それに何ぁに?、何でこんに大っきいの?、すごい長いし‥〕
〔デカくて 長くて 真っ黒〕
〔どんなオナニーしてたの ノリちゃん?、それとも誰かに挟まれたのかしら?洗濯バサミとかで、フフ〕

そのアンバランスさには 俺も気付いていた。
中谷さんと同じ想像を 俺も何度も繰り返した。
小ぶりな胸に不釣り合いな 大きく長い乳首、俺は この下品な乳首が大好きだった。

『うるさいわね』
『いいから舐めて』
宮本さんは中谷さんの顔を 自らの胸に押し付けていた

一瞬 強く 中谷さんの頭を 抱き寄せた宮本さんが 中谷さんのニットの裾から両手を入れた。
そして その手を背中に回した。
背中でモゾモゾと何かを探っていた手が 今度は前に回って来た。
何かを探り当てた手が止まり、肘で裾を押し上げる様に 中谷さんを脱がせにかかる。
中谷さんは 乳首をついばんだまま 両手を上げた。
そして 乳首を離して 身を屈めながら くぐる様に頭を振った。
露になった乳首に 今度は宮本さんが 吸い付いた。

釘付けだった。
DVDや動画など まるで比べ物にならなかった。
目の前で貪り合う女性が2人。
(辛抱たまらん!)
襲い掛かりたい衝動を 必死になって
こらえていた。

〔捏ねてたの? 毎日?〕
〔こうやって 捏ねてたの?〕
乳首を吸われながらも 中谷さんが 意地悪く問いかけている
〔それとも こんな風にしてたのかしら?、ほら こうやって〕
引っ張って伸ばした乳首を これでもかと つねった。

『ヒッ』小さく漏らしたものの、宮本さんは 乳首は離さない。
お返しとはかりに 歯をたてている。

「手間が省けて良いんだけどさ、ノリちゃん虐めてくれると‥」
「でもさ、ロープとか似合いそうだよね?由美ちゃんて」

『‥でしょ?』
『ケンちゃんも そう思うでしょ?』
『見て、このオッパイ』
宮本さんが 俺を見ながら 妖しい笑みを浮かべて そう言った。

〔ロープって‥〕

『お仕置きが必要でしょ?、由美ちゃんには‥』
『立場が分かってないみたいだし』
『ケンちゃんに 躾てもらう?』

「もう こんな なんだよ‥」
「どうにか してくれる?由美ちゃん?」
そう言いながら 下を脱ぎ捨て 中谷さんの前に立った。

『良かったわね?』
『何年ぶり?、生チンポ』

攻守が逆転して 背中に回った宮本さんが 抱き抱えながら 両方の乳首を捏ねている。

『良かったわね、由美ちゃん?』
『でもね コンドームなんて無いわよウチには、だって必要ないもの 私』
『意味 わかるよね?』

〔・・・・・〕

『準備して来てたりして?』
『バッグの中に入ってるとか?、フフフ』

〔そんな‥〕
〔そこまでは‥〕

『ほら どうにか してあげてよ』
『お汁が垂れてるわよ ケンちゃんの おチンポから』
『糸ひいて垂れてるでしょ?』
『染みになっちゃうでしょ絨毯、早くしないと‥』
『‥ほら』

俺は 一歩 前に出た。

『あら、ずいぶん お上品なのね‥』
『そんな おて手なんて使えると思ってんの?』

反り返ったチンポに 躊躇いながも伸ばした中谷さんの手を 宮本さんが 払い除けている。

『出来るでしょ?』
『小娘じゃあるまいし』
『手なんか使わなくても‥』
『ほらほら‥』

反り返り汁を垂らすチンポの根元に添えた指で 宮本さんは ゆっくりと上下させて見せていた。

パンパンに痛いほど張り 糸をひいて汁をこぼす鈴口を 中谷さんの唇が追いかけてくる。
まるで蛇の様に わずかに開けた唇から チロチロと舌先を見え隠れさせながら。

23/05/06 10:36 (3NicJOgN)
5
投稿者: ケイ
途中で終わりです槌
23/05/27 13:12 (LHcEgFIv)
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