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ちょっとした偶然
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:ちょっとした偶然
投稿者: ゴン太 ◆rCCXXrZW3s
還暦を過ぎた俺は師走を前に、長年勤めた会社を辞め、ぼちぼち自分のやりたいことをやることにした。
とは言え、そんなに仕事らしい仕事もなく、日中は暇なことが多い。
その日も、朝から仕事に行くと言って家を出て、とあるショッピングセンターの駐車場に車を停めて、暇潰し普段見ているSNSを覗く。
時折出会い系アプリの広告が目に止まる。
そのうちの一つを暇潰しにインストールしてみた。
どうせサクラばかりの悪徳商法ばかりなので、最初のサービスポイントだけ消費したら、即効アンインストールするつもりたった。
ニックネームやプロフィール等、一通り適当に登録を済ませ、早速お相手検索を始めると、来るわ来るわサクラからのメッセージの嵐。
「プロフィール見てあなたに決めました」
「旦那が相手してくれなくて寂しいの」
「欲求不満が溜まってて、あなたにお相手して欲しいの」
等々、まあどこのサイトも同じやつが書いたメッセージを適当に送ってるんだろうと思った。
こちらも男が書いたであろうメッセージは無視して、画像のない人のプロフィールを開いて中を確認したりで、残りポイントはメッセージ3通分。
ああ、虚しいなと思いながらスクロールしてると、また一通メッセージが届いた。

「いきなりすみません、旦那に浮気されて、腹いせで登録しました。私も誰か探して仕返ししたいです。良かったら会ってもらえませんか?」

いつもなら、無視しているが、この時は何か直感が走り、この人でポイント消費仕切ればいいやと思い返信した。

「◯◯センター東口タクシー乗り場側の駐車場で30分後、目印はシルバーの◯△◯。着いたらメッセージ下さい。そちらの目印特長も添えて下さい。」

長々とやり取りするのもダルい。どうせサクラなんだから、あれこれ質問してくるだろうと鷹をくくっていた。

「近いので10分で行きます。こちらは白とベージュのロングコート来ていきます。ベージュのバッグも目印にしてください」

えっ、マジ?
半信半疑だった。
タクシー乗り場が見えやすい場所に車を移動させ、待つこと数分。
本当に来た。しかも見覚えのあるご婦人。
子供が小さい頃、PTAで一緒だった千鶴だ。
相変わらずコート越しでも分かるそそる体つき。
互いに20年近く会ってもいなかったし、俺も相当風貌が変わっているだろうから、気付かないかもと期待していた。
タクシー乗り場でキョロキョロしているが、俺の車を見つけて、まっしぐらに小走りでやってきた。
窓から覗くこともなく、躊躇なく助手席に乗り込んできた。

「千鶴です、宜しくお願いします」
「聡です。こんな爺さんでもいいのかい?」
「ふふ、意外と男前で安心しました」
「こんなサイトで待合せするんだから、相当な人かと思ってたけど、こっちも意外過ぎて」
「あら、お世辞でも嬉しい、聡さん私のプロフィールご覧になりました?」
「ちゃんと見てます。何で仕返しなの?バレたら同罪じゃない」
「それは旦那の罪が浮気だけじゃないから、詳しい話はあとにして、ダンディな聡さん、車出して下さらない?」
「どこか行きたい所はある?」
「慣れてないから聡さんにお任せします」
「そう、後で文句言わないでよ」

ニッコリ笑みを返してきた。
俺は地元でも有名なラブホ街へ向かった。
途中、俺には気付いてないようなのでいくつか質問した。

「子供さんとかいるの?」
「社会人になって一人住まいしてるの、だから旦那と二人、あ~やだ」
「旦那さん勤め人?」
「そう、サラリーマンよ、あなたは?」
「フリーターとか、自営とか言われるのかな、会社勤めに飽きちゃった」
「そう、奥様いらっしゃるんでしょ?」
「ああいるよ」
「どうして出会い系?」
「相手してくれないからさ」
「レスってこと?」
「その通り。君もかな?」
「そうよ、この10何年ゼロ」
「ならお互い様、バレないように気は遣うけど、それでいいかな?」
「もちろん」

千鶴は、ノリノリ気味。
もう20年近く前に、少しだけ関わったPTAのことや俺のことなんか忘れていそうだった。

くるまがラブホ街に入ると、モジモジし出す千鶴。
「恐い?」
「いえ、久しぶりだから緊張してきた」
「可愛いね、大丈夫だよ、そんながっついた若造じゃないから」

一軒のラブホに入り、駐車場に車を停めてシャッターを下ろす。
俺も何年ぶりかわからない。

「ホントにいいんだね?」
「ええ、お願いします」
「入ろうか」

部屋の入口ドアへ手を取って向かう。
ふと、どうせなら思いっきり逝かせてやりたくて、車のトランクにしまった道具バッグをとりに戻る。

「とうしたの?」
「いや、忘れ物だよ、気にしないで」
訝しそうな千鶴を無視して、中に入った。たまたまだが、拘束椅子や手枷足枷、縄や蝋燭といったSMグッズが備え付けられていた。
俺は内心(この道具使えたら面白いよな)と、いい年して妄想していた。

「やだ、これってSMの部屋?」
「そうみたいだね、俺も初めて見るよ」

とぼけるのもいい加減にしとけって言われそうだ。

「午前中からこんなとこ来るの初めて、でも今日は聡さんと弾けたい」
「そう、夜とかならラブホへ来たことあるってことね」

と茶化すと

「まあ、独身時代に何度かね」
「俺は嫁意外とは初めてだな」
「ウソだぁ、他にも遊んでるんでしょ」
「いや、仕事一筋、嫁さん一筋だったから、会社辞めたのを契機にしたいことするつもりさ」
「本当?」
「信じなくても構わないよ、でも本当だからね」
「久しぶりだから、シャワー浴びさせて」
「いいよ、浴びて来て」

そそくさとバスルームに消える千鶴。
バスルームの照明が灯ると、マジックミラーになっていた。
想像したとおり、年齢を感じさせないプロポーションだ。
見とれそうになりながら、部屋のものを一通り確認する。
ベッドサイドの戸棚には、ムチやアイマスク等のSMグッズがいっぱいあった。
しかし俺は嫁用に購入した電マやバイブなどのバッグからいくつか棚に隠した。
シャワーを浴び終え、バスタオルを巻いただけの姿で部屋に戻ってくる千鶴。

「聡さんも浴びないの?」
「ああ、今浴びるよ」

といいながら、千鶴の手首を掴んで、再びバスルームへつれていく。

「えっ、何?」
「もう一度俺といっしょに浴びてくれないかな、洗って欲しいんだ」
「なんか甘えん坊さんなのね」

マジックミラーをこの段階で知られたくなかっただけなのだが。

俺が服を脱ぎ終わると、千鶴は恥ずかしそうにバスタオルを解いて、後ろからついてきた。
振り向き、固くなりかけの竿を目にすると

「いやっ、おっきい~」
「そうかな」
「旦那のなんかポークビッツね」
「それより、優しく洗ってくれない?」
「ええ、じゃあ」

おもむろにボディソープを手に取り、泡立てて胸や肩と広げながら素手で洗い出す。
せなかを向けて腰から足元まで洗い終わると

「あとは大事なとこだけになったわ、お口で洗っていい?」
「ああ、そうして欲しいな」

シャワーをかけながら泡を流すと、床に膝まづき手を添えてきた。
マジマジと眺めて

「こんなの入ったら壊れそうね」
「壊れないさ、赤ちゃん産めるんだから」
「そうね、ふふ、じゃ、うぐ」

いきなり口に含む千鶴が可愛らしい。
俺も何年ぶりかの感覚に、ビンビンになっていた。
千鶴のフェラはぎこちないが、気持ちいい。


 
2023/03/21 14:18:16(XZBBbsMW)
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