あまりにも簡単にホテルに、こんなことがあっていいのかと酔っていなかったら美人局かもって不安になったかもしれない、でももうかなり飲んでいたし、深夜のイベントは始まってから三時間でもう出し物は終わって広告タイムでだれていた。
　会場でお酒出してくれたならセーブもできるが、会場の隣のコンビニでそれなりの量を仕入れてしまうので、有るぶんだけやはり飲んでしまうのだ。
　とても綺麗な人だ、旦那と最近うまくいってなくて、そんな話を少し聞いた、いくつなのだろう若くも見えるし、年をとってる気もする、女の年はわからない、僕はまだ２６歳で女性経験はそれほど多くは無いし、歳上なのは間違いないのだが、いや同い年の可能性だってあるけれど、知る限り周りでもう結婚してるのは地元のヤンキーの子たちくらいで、大学出たら結婚はそれだけ遅くなっていくから、まだご祝儀で困るって経験はしていない。
　彼女にリードされるように入ったホテルはとても人気なのだ、たまたま一部屋あいていたからラッキーだと彼女は笑う。
　部屋に入るまでにその異様な光景に僕は驚いた、なぜか男性がふらふら歩いてるのだ。
部屋はいまいちだ、彼女はスマホでナンネを教えてくれた。
　「ほら見せあいしませんかとか、スワッピングしてみたいとか、麻布のSMホテルもそうだけど誘われたい単独男性で部屋が埋まってカップルが泊まれないって本末転倒なのよ」
　ちょっと僕にはレベルが違うって感じでまずいかもって思ったけれど、彼女は（名前を教えてくれなかった）とても感度が良くて、外に出せばいいと生で受け入れてくれて、きっとだいぶ年上なのかもって、腹の上に大量に出すと、気持ちよかった？ってとても明るく聞いてきた、最高でした、今までエッチした中で貴女が一番綺麗です、お世辞ではない。
　「自分に自信無いんだと思います、なんでオッケーしてくれたんですか？」
　「ううん、そうねちょっと暗い感じが文学青年って雰囲気だったから。」
　「すいません理系なんで文学は有名なとこだけです。」
　「そうだなあ芥川はいってるからさ、和装とかして難しそうな顔してさ文学の女の子はエロい子はやばいから、私もねけっこうそっち、妄想が強いのねそれが年取って一致したらすごいのよ、私はね結婚する前の彼氏がやばくていくらでもエッチできちゃうってAV男優になったら売れるのにって(笑)　しかもかなり性格に問題あってさ音楽とかアートの人ってやっぱり壊れてるのよね、私としながら着信したらスマホ取るのよ、別の女と会う約束してるの、やばいでしょう」
　否定よりも憧れてしまう、僕だったら着信無視してあとで書け直す。
　「それは普通なのよね、相手の女性にもねしてることわかるようにしてるの、私に声出させて、それでねいっちゃうのその瞬間は私のものって、キスしたりしてさ、それで平気で次の日の会う時間とか決めてさ」
　僕もそうなりたいなって思うのは自由だ、とてもイケメンだと写真見せられて安心した、こんな芸能人か役者かって顔だったらそういうことだって出来る。
　「ねえせっかくだからさ、カップルさんと合流して飲もうよ、エロでつながるとね一期一会でねざっくばらんな意見もらえるから、何事も経験。」
　まだ起きてて一緒に飲めるカップルさんいませんか、○じゅでーす、ナンパされたので若い可愛い男の子と人妻の即席ですけど、連絡ください。
　単独男性はごめんなさい、誰もいなかったらお呼びするかも。
　といっても単独男性から猛烈な連絡がくる、大きさ自慢からはじまって、見た目の自慢、ホテル代負担しますとか。
　「こういう遊びって夫婦とかカップルになって募集するとね、あーみんな馬鹿なんだなって風俗行けばいいのにって思うの、だってさあカップル優先なんだから時間置くくらいの配慮できないの呼ばないわよね。」
　すぐに夫婦さんから一緒に飲むだけでもと連絡が来た、若い夫婦さんで地方から遊びに来たそうだ、私達の部屋に来てもらった。
　「はじめまして、すごいですねナンパですかあ、ああすいませんお酒もらっても。」
エグザイルにでもいそうな強い感じの旦那さんと奥さんはロリ系だ。
　「じゃあ乾杯、まあ可愛い奥さんなのね、真理ちゃんね、私は結衣っていいます、ああごめん達也くん名前教えないで遊んで別れようって連絡先も聞いてないでしょう人妻だしさ、でもとても優しいのよ、結婚するまえの彼氏さんねナンパされてね、お風呂でもう立ちバックで入れてきたもの、達也くん紳士だよね(笑)」
　「自分はマサです、よろしくおねがいします、やっぱりイベントですか？僕達も少し観に行きました、ドラッグクイーンさんが綺麗で面白いですよね。」
　「うん私も面白かった、やっぱり東京ってすごい、地方なんで、でもたまに来るから楽しいかも、毎日東京だったら疲れちゃうかも(笑)」
　「マサくんまっちょだし仕事は？ちょっとまってこれは現場かな？」
　「あーわかっちゃいますか、職人やってます。」
　「うんわかるよ、ペンキ職人さんと付き合ったことあるから、シンナーでたまにおかしくなっててさ面白い人だったのよ」
　結衣さんは話しが上手で三人で楽しく盛り上がっている、僕はこれといって面白い話しがあるわけじゃない。
　真理さんは私の横にくるとお話ししようと気をつかってくれた。
　「あの私みたいなタイプってどうですか？」
　「ああ、めちゃ可愛いです、結衣さんに誘ってもらえて、あのナンパなんてしたことなくて、酔った勢いで話しかけたら、あんまりにもすんなりで自分も驚いていて。」
　「タイプ違うからさそういうの楽しいじゃん、セクシーだもんね結衣さん、紗倉まなちゃんに似てるよね、もう男の人ってたまらないでしょ愛嬌あっておっぱいもちょうどよくて、私ね触ってみて小さいのよ、でもロリ好きな男性って多いのよそれに変態でね」
　結衣さんはマサさんの肉棒をもう握って盛り上がってる。
　「ねえ貴方ー、せっかく部屋が２つあるからさあ別室で遊ぼうよ、即席なんだからさ、単独さんとの遊びみたいだし結衣さんは経験いっぱいあるんですよね、NGとかだけ気をつけて貰えれば。」
　それで話は決まった、彼女に手をひかれて別の階の部屋に。
　「旦那ね結衣さんみたいのタイプなのよ、私とはさ高校の時からつきあって結婚したからさ、ほら私しか知らないってのも可哀想でしょ、風俗とか浮気されるくらいならスワッピングのほうがまだいいかなって、私のワガママなんだあ、達也くんにはわからないかな？」
　「そうっすねAVよく観るんで、なんか今夜はそういう世界に迷い込んだ気分ですよ」
　「ラッキーじゃん、もう結衣さんで満足して性欲ないとか？」
　「いえ、あのすいません、実はめちゃロリ系のAV観てしまうんです、だから」
　「やっぱりー嬉しいなんかさ私を見る目がさ熱いなって、ねえほらこれ見てもうね濡れてるの、私ね会ったばかりの人にやられちゃうのとっても興奮するの」
　結衣さんにはお姉さんが面倒みてくれるって感じで受け身だったけれど、真理ちゃんにはもうガンガン強気で、すいませんねえ好きなんですね。
　「イラマチオってそのいいですか？」
　「もう私のこと大好きでしょう、いっぱいエッチしてよね、大変なんだから」
　涙を流しながら嗚咽するのがもう最高にたまらない、ベッドの枕元のゴムをつけて挿入しようとすると、ピル飲んでるから大丈夫、結衣さんには外だしでしょう、私ね中に受け止めてあげるから。
　ああ最高の夜だ。　すぐに限界がきた、ごめん早くてと謝ると、我慢できないのが嬉しいのって男の人ってわかってくれないのよねと言われた。
　自分がこんな声出してしまうって驚いたくらいに野獣のような声を俺は自然に発していた。　いれたままぐったりしてると、優しくキスしてくれる。
　彼女が旦那に連絡いれて返信あるまでもう一回してからお酒飲んでエッチな話しして、気に入ったから、旅行するときはおいでよって連絡先まで。
　少ししてマサさんから連絡あったので部屋に戻る。
　どうもありがとうございましたー。もう寝ます。　そう真理さんは笑いながら部屋を出ていった。
　「ねえ達也くん、彼女とってもいい顔になってたんだけど」
　「ああすいません、その早くいったら喜んでもらえて、二回しちゃいましたごめんなさいロリもいけます俺」
　「別に怒ってないわよ、日本人男性のロリ好きはもう病気じゃなくてそういう文化だもの、えー中出ししたのーこらあ悪いなあ。」
　「なんか旅行でおいでって、こういうのって素直に信じていいんですかね」
　「うんそれは大丈夫よ旦那から聞いたんだけど、倦怠期なんだってほら高校のときからだからさ長いでしょう、お互いに他の異性とってそれもさ難しいのよ、若いうちの一つの愛って強いからねそれで結婚までするのは素敵だけど、子供できてどんどん産んでってそれしかねあのタイプの愛は成立しないのよ、そういう夫婦知ってるもの、四人もいるのよ、でもさ昔の人って八人とかもっといるでしょう、そりゃあ長生きしないって」
　考えさせられる、曾祖母ちゃんは八人産んでたからおじいちゃんは兄弟がいっぱいいた、葬式のときに知らない親戚いっぱいいて、今のこの日本よりも幸せなのかもって思うときがある、だって普通に生きていたら結婚も難しい。
　それからこの二人の人妻に性の深さを教えてもらえたのは次の機会に。
　

Tweet