今回の主人公、茉緋威亜(まふぃあ)刹汰(せった)36歳
刹汰の好きなタイプは年上、そして年上と付き合いをする事をぼんやり考えていた。普段は年下に好まれ年上には縁がない男。年下の女も悪くはないと思っていたが、どこが飽きていた。そうは言っても適当な男でそんなに深く考えてもなかった。ある日、街中をブラブラしていた刹汰。
「あぁ欲しいもんがねーなぁ」とぼやきながら、ワクワクを探していた。橋の上で止まり一服。
「汚ねー川だな、しかし。キレイにして鯉でも放流しろよ」
とブツブツ言っていた
すると、一人の女性から声を掛けられた
女「もし暇ならおばさんだけど相手してくれる？」
その女はおばさんと言うものの、美魔女とも言える熟女。
刹汰の好みの年上、そして何とも色気がある
美魔女こと、松劉(しょうりゅう)房子(ふさこ)43歳
房子「私、房子。人妻でたまに事務のお仕事やってるの、なんか妙に気になったから声かけちゃった」
刹汰「俺は刹汰、最近独立した新米」
房子「へー社長なんだ、かっこいいね」
刹汰「人からゴチャゴチャ言われるのが嫌でね」
房子「そっか、なんて呼んだらいいかな？」
刹汰「好きに呼びなよ」房子「んぅーん、にゃん助」
刹汰「にゃん助？なんだそれ」房子「猫みたいな顔してるから、にゃん助」刹汰「のら猫扱いかよ」
房子「可愛いじゃん」刹汰「俺はなんて呼んだらいいんだ？」房子「房姐にする？」
刹汰「魔女」房子「やだー魔女なんて、房子でもいいよ」
刹汰「羅刹の房子」房子「まー昔ヤンチャはしてたけど、羅刹は恐いよ」刹汰「じゃ、房子で」
刹汰と房子は連絡先を交換した
刹汰は登録するときに、羅刹で登録してそれを房子に見せた
房子「もぉぉ、羅刹は恐いって」刹汰「ラスボス房子」
房子「ラスボスじゃないよ」刹汰「なんか初対面なのに、すげーマブったけど、これからどーすんだ？」
房子「にゃん助は、年上どうなの？好き？」
刹汰「あぁ大好きすぎて噛みつくわ」
房子「大好きなんだ、ちなみに噛みつくならお尻にしてね、肉厚だから」刹汰「側近幹部、肉厚アナル」
房子「羅刹よりひどいよ、お尻でいいじゃん」
刹汰「肉厚アナルは街で暴れた、その姿を人は卑猥ちゃんと呼んだ」房子「私は地球人よ、ゴジラじゃないんだから」
刹汰「房子は、年下どーなんだ？」
房子「年下はあんまり興味ないけど、にゃん助はすごく気になったからね」
刹汰「金持ったゴルフ好きそうなおじきと遊んだらいいじゃんかよ、ハブり風吹かすから贅沢できるコース」
房子「そういうじいさんは、プリンみたいな若い女を好むから私なんて眼中にないよ」
刹汰「ゴルフ場のキャディーにセクハラしてそうだけどな」
房子「ねーねー、にゃん助は彼女居ないの？」
刹汰「もし居たらこの状況は成立してないわ」
房子「そうだね、私人妻だけど食べてみる？」
刹汰「羅刹とセックスかぁ」房子「せめて熟女にして」
刹汰「旦那とセックスは？」房子「したくないの」
刹汰「欲求不満メーター爆上がり羅刹」
房子「羅刹じゃない、にゃん助なら抱かれてもいいかな」
刹汰「美人局か何かでその辺に、おっかねー輩潜んでねーだろうな？」房子「そんな事しないよ、でもさっき言ったのは冗談じゃないからね」刹汰「要するに逆ナン即席ツアーか」
房子「私、バスガイドしてもいいよ」
刹汰「左に見えますのが、羅刹の鳥居でございます」
房子「それともバスの中で私を味わう？」
刹汰「胃もたれするくらいグイグイ来るよな」
房子「にゃん助のそういう感じいいよね」
刹汰「どういう感じだ？」房子「堂々としてて、普段どおりの感じ。私には可愛く見えるけど」
刹汰「女に媚び売ってどーすんだよって話」
房子「私の友達に紹介しとくね」刹汰「なんて？」
房子「可愛いにゃん助と出会ったよって」
刹汰「ネコ科じゃねーっつうの」房子「ネコカフェにゃん助、オープンさせたいね」刹汰「猫は？」
房子「隣に居るよ」刹汰「個人的飼え」
房子「私世代の同姓に囲まれるよ、にゃん助」
刹汰「惑星熟女」房子「ねーにゃん助、私の彼氏になる？」
刹汰「進捗率90パー」房子「欲しいものは早めだよ」
刹汰「マリッジブルーの欲望」房子「セカンドラブ発進するよ」

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