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あれからの隣の奥さんは元アイドル~再会~
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:あれからの隣の奥さんは元アイドル~再会~
投稿者: ちさと ◆VSsnMWf892
僕はあれから家に戻らず、仕事をしながら高校卒業認定を取る為と大学に行く為に仕事と
予備校の毎日が続いていた・・・。
ちさとさんが、テレビやラジオに出ていても今では懐かしい記憶の断片・・・。
あれから、旦那さんとも仲直りして上手く行ってる様子。
僕のLINEにももう連絡が来る事もなかった・・・。

そんな折、僕はふと立ち寄った喫茶店で綺麗な人を見かけた・・・。
その子はここでバイトしている様だった、胸のプレートに「もりたか あやか」と書かれてあった。
僕は森高と言う苗字に引き寄せられる・・・だけど、ちさとさんは子供の名前は公表していない。
それに、芸能関係で働いていない・・・その上間違っていたら・・・そう思うと声を掛けられない。
でも、ちさとさんの面影があり、すごい美人だ・・・とても勤労学生の僕になんて手が届く筈がない。
それでも、ちさとさんの面影を求めてその店に足繁く通う事になった。
きっと、もう彼氏も居るんだろう・・・遠目で見ている事しか出来なかった・・・。

何度か通ったある日、奇跡の様な事が起こった・・・。

『いつもご来店ありがとうございます、この時間にいつも来られるんですね・・・お顔覚えちゃいました・・・』
そう言って彼女は優しい笑顔で話しかけてきた。

『予備校が近くにあって、待ち時間を潰す為です・・・ここのコーヒー美味しいから・・・』
実際は毎日予備校がある訳ではない、彼女を見に来ているなんて言えるはずが無い・・・。

『じゃあ、大学受験ですか?・・・なんだかもっと若く見えるけど・・・』

『実家の都合で、高校に行けずに卒業認定を受けて、大学に進むつもりです、仕事続けながら・・・』

『お仕事しながら大学に行くんですか、大変ですね・・・私は両親から援助もらって大学に通わせて
貰ってます・・・あなたとは苦労の意味合いが違いますけど・・・』

『そうなんですか、大学生なんですね・・・僕は来年試験受けるから一つ上なんですね』

『あら嫌だ・・・つまらないお話をしてしまいました、いつもお帰りになる時間ですよ・・・』
時計とマスターの顔色を見て、彼女はテーブルを離れた・・・。
次の日も、また次の日も彼女は気軽に声を掛けてくれた、実家を離れて一人で暮らしている事
弟がいる事、マスターを気にしながら僕と話をしてくれる。
ここに通って何度目の事だったろう・・・彼女が勉強見てあげようかと言ってくれた。
下心なんて何もなかった、この近所のファミレスで授業の判らないところを教えてくれると言うのだ。
その日は、彼女ももう上がりで、この日からマンツーマンの授業が始まった。
毎日では無い、彼女の上がりの早い時だけだ、それでもそんな声を掛けてくれた彼女は頭が良く
教え方も予備校の講師より解りやすい。
お陰で、すぐに高校卒業認定の試験にパスする事ができた、今度は大学受験だそんなある日
僕は試験合格のお礼をしたいと言って彼女に声を掛けた、当然断られる事を承知の上で・・・。
きっと彼氏がいて、気まぐれで付き合ってくれていただけだと勝手に解釈して・・・。
けれど、答えはオーケー・・・本当に夢みたいだった、一つ上だけどもっと大人な雰囲気
僕なんて眼中になんか無いと思っていた、そんな彼女が一緒にお祝いしてくれる。
これも、気まぐれの延長・・・そう思いながら、給料の大枚をはたいてレストランを予約した。
当日、店の前で待っていると、普段着とは違う彼女がきた・・・もうすぐ試験の時期街は
木枯らしの吹くなか、襟にボアのあるコートにリクルート用か、紺のスーツだった。
お互い席に案内されて、食事を楽しむ・・・デザートが出てもう今日もお別れという時に
僕は思いを彼女に告げた・・・

『あやかさん・・・今度の大学合格できたら、僕と付き合って貰えませんか?・・・』
一瞬だったが、時が止まった様に僕は感じていた、ダメ元と諦めていたからだ。
だけど、返事は・・・

『はい・・・待ってます、あなたが合格するまで・・・』

『やっぱり・・・??それって・・・付き合ってくれるってことですか?』
今度は言葉は無く、頷くだけ・・・だけど夢みたいな今の僕の気持ち・・・絶対に無理と
諦めていた、もう死ぬ気で大学に合格するしか無い・・・そう思った。
あやかさんが通う大学にはとても僕の学力、財力では無理だしかし、近所なら・・・・・
それからも、あやかさんに教えてもらい、予備校にもきちんと通い僕は合格することができた。
仕事しながらの学生生活も、彼女が居ればきっと乗り越えることが出来ると思った・・・。
 
2022/07/23 20:52:31(fRLsVzlY)
2
投稿者: ちさと ◆VSsnMWf892
そして迎えたキャンパスライフ、友達も増え趣味の観察も封印していた。
あやかさんもバイトは続け、二人はバイト上がりに待ち合わせて映画やコンサートに出かけて行った。
本当にプラトニックな関係だった、でもお互いの会話の中でいつも口籠もってしまう事があった。
僕は、家族・・・両親の事・・・死別でも喧嘩別れでも無い、母さんの不貞により離婚したのだ。
その原因が僕だなんて言えるはずが無い、いつもはぐらかすか天涯孤独と言っていた。
あやかさんもやはり家族だった、両親の事になると口籠もってしまう・・・。
僕達には同じ様な隠し事の存在は暗黙の了解で出来るだけ言わない事にしていた。

二人の関係は日を追うごとに親密になり、いつしか唇を重ねる日が来た・・・前まで、ちさとさんと
自然に出来ていたキスも、今では尻込みしそう・・・。
その時に、あやかさんは重い口を開いた・・・

『私、君に言ってない事あるんだ・・・私の両親・・芸能人なんだ・・・それでも好きでいてくれる?』

『当然・・・僕はあやかさんが好きなんだ・・・愛しています・・・あやかさん・・・』

『嬉しい・・・』
こんな綺麗な女の子、きっと親が芸能人と言ってもどんな芸能人か判らない、もしかすると収入の不安定や
仕事の関係に言えない様な事があるのかと、自分を納得させる。
そして唇を重ねた・・・。

何日か後に、両親に会わせたいとあやかさんからデートの誘いがあった。
郊外にある実家に途中デートを兼ねて連れて行って欲しいそう言うことだった。
僕はレンタカーを借りる事にした、一般的な2ドアタイプの安いもの・・・今の僕には精一杯・・・・・。
お店で借りて、待ち合わせの場所に急ぐ・・・。
遠くからでもツバの広い麦わらの帽子に、白いワンピース・・・そこだけが明るく見えた・・・。
左にウインカーを出して止まると、すぐに彼女も気付いてくれて車に乗り込む。

『おはよう・・・可愛い車だね、うちのお父さん大きな車なんでお母さんの車に近いかな・・・今日は安全運転でお願いします』

『おはようございます、これ位が今は精一杯、行先登録するんで住所教えて・・・』
県名と、町の名前入力するにつれて聞いた事のある事に気がついた・・・これって・・・自分が住んでいた実家の住所?!・・・
まさか・・・この娘・・・ちさとさんの・・・

22/07/24 06:14 (Ty0PlcMc)
3
投稿者: ちさと ◆VSsnMWf892
僕はドキドキしながら車を走らせた・・・・・。
目的地は完全に自分が住んでいた住所・・・最後の数字が違うだけ・・・でも
いや間違いない・・・この通りは、ちさとさんの家が突き当たりで他に家は無かった。
ちさとさんが、子供の事を詳しくは話してくれなかったし、別居しているので生活感
も全く感じられなかった・・・どんな顔をしてちさとさんに会えば良いんだ・・・。
自分勝手に調教し、突然消えてしまって・・・だけど・・・ちさとさんを思い出すと
僕の股間は熱くなってしまう・・・こんなところ、あやかさんに見られたくない・・・

僕達は都会の喧騒を離れ、徐々に郊外を走っている・・・。
丁度、道の駅を見つけ・・・。

『あやかさん・・・あの道の駅で休憩しましょう・・・』

『そうですね・・・丁度おトイレにも行きたいなって思ってた・・・』
屈託のない笑顔・・・本当なら幸せに包まれる瞬間だった・・・けれど、ちさとさんの事が
頭から離れない・・・あやかさんの顔とちさとさんの顔がダブって見えてしまう・・・。
少し、店から離れてしまったが、駐車場に車を停めてまずはトイレに向かった・・・。

『僕も用達しして、喫茶コーナーで待ってるよ・・・』

『はい・・・すいません・・・』
女性用のトイレは少し混んで、列ができていた・・・僕も用達しして喫茶コーナーへ入った。
ここではソフトクリームが名物らしく、買っておこうかと思ったが溶けてしまうのも嫌なので
ここはアイスコーヒーにしておいた、これなら少し位なら時間が経っても大丈夫・・・。
席も確保して、彼女の帰りを待っていると、程なく彼女は僕を見つけて駆け寄ってくる。

『ごめんね・・・混んでて・・もう買っててくれたの?ここね両親とも来たことあるんだ・・・
その時もここで、お母さん達二人で一つにソフトクリーム食べてたっけ・・・
ね、私達もそうしない?・・・二人でシェアして食べるの・・・君は甘いの苦手かな?』
あやかさんは、両親の様に仲睦まじい関係に憧れている・・・本当に嬉しかったけど罪悪感が
僕を責める・・・でも、彼女に嫌な想いだけはさせたくない・・・。

『僕もさっき悩んだんだ、早く買っちゃうと溶けちゃうし・・・待ってて、買ってくる・・・』
僕はソフトクリームを買って、店員さんにスプーンを二つ貰った・・・。
それを見て、彼女は少し不機嫌そうな、それでいてなんだか嬉しそうな表情を浮かべる・・・

『シェアするって言ったでしょ・・・スプーン一つで良かったのにい・・・』
そう言って受け取ると、一口スプーンですくって僕の口に入れてくれた・・・そのスプーンで
彼女も一口食べ・・・。

『冷たくて、美味しいね・・・はい、もう一つどうぞ・・・きゃ・・・ウソ・・・今度は本当・・・』
また一口僕の口に近付け、口をあけ食べようとすると引っ込めた・・・。
なにをとっても、どんな仕草も可愛くて仕方なかった。
そんな、恋人同士のやり取りが、今の僕には罪悪感で一杯になる・・・ここを出ればもう休憩する
場所もない、あの時愛した人の娘を前に、僕は冷静でいられるのか?
それに今日はヨウスケさんも居るはず・・・。
僕の緊張感は罪悪感と共に強くなっていった・・・。
22/07/24 14:53 (Ty0PlcMc)
4
投稿者: ちさと ◆VSsnMWf892
車は郊外から田園地帯に景色を変えて行く・・・。
ナビでは、もう5分位で目的地に到着を告げている・・・。

『お母さんね・・・作曲もするの、だからこんな静かなところ選んだのかな・・・もうすぐ見えてくるよ
奥の大きな車がお父さんで、手間の赤い車がお母さん・・・』
もう間違いではない、ちさとさんの娘さんだ・・・偶然とは言え、僕は親娘に恋をした・・・。
一方は捨てる様に僕が消え・・・一方では引き付け合うように一緒になった・・・。
こんな事が許されるのか?・・・ちさとさんが許してくれるのだろうか・・・。

道は行き止まり、車を停めた・・・庭を挟んで昔暮らした僕の家が見える・・・まだ空家のようだ・・・。
両親と暮らした日常が目に浮かんでくる・・・でも、壊したのは自分だ・・・今さら・・・。

二人は車を降りて、玄関に向かう・・・本当はカードキーも持っていたが、未練を断ち切る為に捨ててしまった。
あやかさんは中の状況も判らないのか、インターホンを押す・・・。

『あやか・・・お帰り・・・カギを開けるからリビングにおいで・・・』

『あ、お父さんの声だ・・・と言う事はお母さんが玄関にいるよ・・・きっと・・・』
悪戯っぽく、彼女はカギの開いたドアーを開ける・・・。

『お母さん・・・ただいま、元気だった?紹介するね・・・今付き合ってる彼・・・』

『初めまして、あやかの母です・・・』
顔を上げた途端に、時間が巻き戻って行く・・・そこにいたのはやはり、ちさとさん・・・
ちさとさんも僕を見て固まってしまう・・・。
二人だけが時の流れに取り残されて、そこだけ時間が止まっているようだった。

『君・・・お母さんにあんまり見惚れてると、拗ねちゃうぞ・・・』

『ああ、ゴメンごめん・・・あやかさんのお母さんて、歌手のちさとさんだったんだね、そりゃ驚くよ
初めまして、今、あやかさんとお付き合いさせて頂いています・・・』

『あやかがいつもお世話になっています、さあどうぞ・・・』
ちさとさんも話を合わせてくれているみたい・・・そのまま二人をリビングに案内する。
ヨウスケさんはリビングでその様子を、見ていたが僕が隣にいた少年だったと気付かない様だった。

『君があやかと付き合ってるのかい?・・・いつもあやかがベタ惚れで話してくるからどんななよっとした
奴だろうと思っていたが、高校も認定とって大学に合格したんだってね、それも仕事しながら・・・
今時そんな奴がいたとはな・・・』

『いいえ、あやかさんが教えてくれたのと、会社が協力的に仕事をセーブしてくれたからです。僕だけじゃあ
ここまで来れなかったと思います、特にあやかさんには感謝しかありません』

『今日はゆっくりしていってくれ、ここにはプールだってあるし・・・君なら俺のでも合いそうだ、裸の付き合い
ってのも良いもんだぜ・・・あやかもたしかあったよな・・・』

『もう、ヨウスケったら・・・』

『お父さん・・・私まだ一緒にプールも行った事ないのに・・・勝手にもう・・・』

『君が良かったらって事だよ・・・俺にはキツイなあ・・・』
裸の付き合い・・・僕は、ちさとさんと既にしている・・・突然の申し入れに困惑の色は隠せない・・・。

『ほら・・・ヨウスケ・・・この子が困ってますよ・・・』
結局、四人でプールに入る事になり、ヨウスケさんとあやかさんは二階に上がって水着を取りに行く・・・。
ちさとさんは毎日泳いでいるので、下のロッカーに置いている事は知っていた・・・結果二人が取り残された。

『君 ・・・立派になったね・・・見違えちゃった・・・』

『ちさとさんこそ・・・相変わらずお綺麗で・・・』

『まさか、君があやかの恋人になるなんて・・・でも、お似合いよ二人とも・・・』

『本当にごめんなさい・・・勝手に消えてしまって・・・ずっと会いたかったんです
だけど、両親があんな事になってしまって、諦めていたところにあやかさんが手を
差し伸べてくれたんです、きっと僕は、ちさとさんの面影を追っていたのだろうと思います。
今でも・・・』

『いいえ・・・あれは君の若い日の通過点・・・これからはあやかを幸せにする事だけを
考えて・・・』
もう、ちさとさんにあの時に戻ろうとする気配は感じなかった・・・。
22/07/24 17:50 (Ty0PlcMc)
5
投稿者: ちさと ◆VSsnMWf892
ヨウスケさんが部屋から駆け降り、海パンをトスした・・・・・。

『君 ・・・これ使って・・・』

『はい・・・ありがとうございます』
必死に反応してなんとか受け止める・・・これって、ビキニタイプ・・・俺平民だよこんなの・・・
だけど、ヨウスケさんも履いている、しかもそれなりのお歳なのに似合ってる・・・・この夫婦は
揃って歳を感じさせない・・・こうやって鍛えてるんだろうなそんな事を考えていた。
自分家にプールやジム、スタジオなんてある生活には正直言って慣れない・・・。

そんな事を考えているとヨウスケさんは飛込み、ちさとさんとあやかさんは更衣室から出て来る。
もう眩しくて仕方なかった・・・二人とも競泳水着で、ハイレグの肌に密着する感じデリケートゾーン
の手入れも、綺麗にされて宝石のような輝きをプールサイドに放っていた・・・。
更衣室は家族用なので男女の仕切りはない、ヨウスケさん以外はここで着替える事になる。

『さあ、君 も着替えておいでよ・・・』
あやかさんが僕に促す・・・度胸を決めて着替えますか・・・入ってみると、ちさとさんもあやかさんも
自分の服を下着を下にしてきちんと畳んで脱衣棚に置いてあった・・・どちらからも良い香りがする。
思わず触りそうになる・・・いや、こんなことしている場合じゃないちゃんと履けるかな?・・・
誘惑に打ち勝ち、着替え始める・・・服を脱いで海パンを履いてみた、お腹が乗る事もなくあれのポジション
も決まって、ヨウスケさんと比べると見劣りするけど、それなりに大丈夫じゃない・・・。
でも、この更衣室は、ちさとさんの裸体を始めて間近に観察した場所・・・それに下着・・・これ以上いると
もっこりが余計に大きくなっちゃう・・・意を決してプールサイドに出た・・・。

『君 結構いけてるじゃん・・・身体をほぐして一緒に泳ごう・・・』
ヨウスケさんが声を掛けてくれた・・・僕も胸を張って準備体操をして飛び込んだ・・・。
なんだか久しぶりの家族の輪に入った感じ・・・こんなに素敵な両親と、綺麗なあやかさんに囲まれる生活って
どんなに幸せなんだろう・・・そう思った。
簡単ではあったがいきなりの顔合わせは無事に終わった・・・。
僕がこの家族に受け入れられるかどうか・・・あやかさんの表情を見れば全てわかった気がする。
ご両親は娘の意見を尊重して、交際を認めてくれたようだ・・・。
僕達は着替えて、ダイニングで簡単な昼食を取ろうと言う事になった、なごやかな雰囲気で会食が始まる。
夢の様なひととき・・・・本当に夢なんじゃないのか・・・頬をつねってみた、夢じゃない・・・。

『君 ・・・何してるの?・・・ふふふ』
あやかさんが僕の様子を見て笑った・・・それほど腑抜けた顔をしていたのかと気合を入れる・・・。

『ところで、君 の車・・・レンタカーだよね、車は好きなの?・・・』

『好きですけど、維持費や駐車場の問題があって予算的にも・・・』

『じゃあ、あやかのマンションに車を用意しておくよ、いつでも使って・・・あやかにカギは預けて
おくから・・・どんな車がいい?・・・』

『そんな・・・じゃあ、あやかさんが好きなのでいいです・・・』

『気を使いすぎだなあ・・・あやか・・・ああ言ってるけどどうする?』

『私は・・・彼の好きな方がいい・・・』

『これだ・・・じゃあ俺が決めてやろう・・・二人とも異存は無いな・・・』
これって、もうあやかさんのマンションにも行っていいって事?・・・話はとんとん拍子に
進んでいった、そしてお茶を頂いて帰る事になる・・・。

『いつでも遊びに来てくれよ・・・あやかをよろしくな・・・』

『本当に・・・待ってます・・・』
ヨウスケさんの言葉は父親として娘を思う気持ちが伝わる、しかし・・・待ってますと言った
ちさとさんの言葉はどんな意味があるのだろう・・・。
僕達は陽が少し傾きかけた中を出発した・・・。

帰りも、行きによった道の駅で休憩してあやかさんが住むマンションまで送った・・・。

『今日は一日大変だったね・・・ビックリした?・・・ありがとう・・・チュッ・・・』
別れ際に、さりげなく送られたキスに一日の疲れが吹っ飛ぶ・・・。

『いきなりのプールに、車の用意なんてビックリするよ・・・でも楽しかったよ、ありがとう』
僕はレンタカーを返さないといけないのでそこで別れた・・・。
けれど、スマホにLINEのメッセージが届いた事を告げている・・・。

え?!・・・ちさとさん・・・

ー君 の顔・・・君 の姿を見て、封印した昔の気持ちが揺らいでいます、あやかの恋人になってしまった
君 ・・・逢いたい気持ちが私を責めます・・・どうしたら良いのか・・・あんな事を言っておきながら身勝手
だとお思いでしょうね・・・今でもあのチョーカーをしています、届かぬ思いと知りながら・・・ー
22/07/25 05:55 (oLjIKVit)
6
投稿者: ちさと ◆VSsnMWf892
僕は今、大切な人と別れて来たばかりそれなのに、ちさとさんのLINEはそんな僕にも過去の記憶を
呼び覚ました・・・忘れようとしても忘れられるものか・・・だけど、今はあやかさんを愛している。
返信するものか、スルーするか・・・スマホを見つめて考え込んでしまう・・・。
今でさえ夢の様な生活・・・もうこれ以上僕に舞い降りる幸せなど無い・・・けれど、嫁と姑を
思い通りに出来る・・・そんな事・・・僕の童貞を捧げた、ちさとさん・・・あやかさんの笑顔が
胸を締め付ける・・・久々の家族団欒・・・しかし、愛する人の母親を僕は調教していた・・・罪悪感
で一杯だった・・・でも、どちらを選ぶなんて僕には出来ない・・・結局誘惑に打勝つ事は出来なかった。

ーLINE頂いて嬉しいです、ずっと僕もあなたの幻影を追いかけていた様に思います。あなたを愛し
あやかさんを愛する事は僕にとっては禁断の果実・・・それでもその業火に焼かれてもいいと思って
しまいます・・・ちさとさんはそれでもいいと思ってくれますか?それとも二人を選べない僕を
優柔不断だと責めますか?ちさとさんのこの連絡が無ければ僕も忘れようとしました・・・。
肉を削ぎ落とされる思いで・・・逢ってられる時だけでいい・・・僕の物にしたい・・・ー
僕は返信してしまった・・・。
お互いの炎はまだ消えていなかった、僕にもちさとさんにも・・・。
今、二人の距離は離れているが、一気に飛び越えた気がした。
ちさとさんの返事は・・・。

ー君 の中に、私の中にもまだ燻る気持ちが有ったと知り、嬉しいです・・・あやかの母として
でなく、女として見てくれる君 の気持ちは判りました・・・君 を責めたりは私に出来るはずが
ありません、あやかの次でいいから愛して欲しい・・・週末に逢ってくれますか・・・ー
お互いの気持ちは一緒だと思った、僕は恋人に最初から秘密を持ってしまう・・・。


22/07/26 04:30 (mUk.Ugyh)
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