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1:嵐山官能夜。体液の交わり。ギンギンのください(3)
投稿者:
ai-美香
17時過ぎ。
「夕食前の軽いセックスだから」、と言ってた割には、激しくて、長くて、エッチの快感でお腹一杯になる。もう、お風呂に入った意味がないぐらい身体には汗をかいている。 中イキしやすい私の身体って、とっても男の人に喜ばれるの。演技でも何でもなく、本当にイッちゃうから、激し目に喘いじゃうの。それ聞いて、男は達成感とか、男特有の制服感とか感じるんだって。イキやすい、そのおかげで何回かオルガズムを迎えることができた。一回は彼と一緒に迎えられたし。 男の人のよがり声と、射精するときの、あの声ってとっても好き。もうそれ聞くだけでイッちゃう。 「あっ、気持ちいいよ」とか「うっん、出るよ、美香」とか。 そして、「出して、中でもいいわよ。私もイキそう、いい、あっああ、イク~いっちゃう」 こうやって、はしたなく叫んでいる時って、本当にとっても気持ちいいわ。 彼って、持ち前の生真面目さからくるのか、普段会えないという気持ちからくるのか、セックスのときは手抜きせずに、丁寧に攻めてくれるの。 前戯からしてしっかりとしてくれるし、ただの独りよがりのセックスじゃなくて、きちんと言葉を交わしながら、お互いに気持ちを確かめあいながらのセックスなので、とっても気持ちいい。 今の主人とは違うのよね…こういうところが。今はクンニすら手抜きすることが多いし、前戯なしですぐに入れたがるし。 おまけに、入れてからが長いこと、長いこと。私が気持ち良さそうな演技を一杯しても、ダメで、心の中では「面倒くさい…早く出して」って最近、良く思うの。 彼とのセックスのときも、「早く出して」って叫ぶときあるけど、あれは違う意味。身体がバラバラに壊れそうになって、理性のネジがふきとんじゃって、本当は「もっとちょうだい。もっと無茶苦茶にして。」って心では裏腹に思ってる。 でもね…主人だって若い頃はきちんとしてくれてたわ。あの頃に戻りたい。『今の主人』とは違うって意味よ。 ところで、後1時間で夕食。まだ、終わる気はないみたい。がっつくわね。でも、そういうところが、好きよ。 ********** 「えっ、ソファーで」 「そう、ソファーで…しよう」 レースのカーテンから入ってくる太陽の光は、空気の中から薄いモヤモヤを映し取りながら、ソファーの上に小さな陰影を落としている。晩秋ともなると、日が落ちるのも早い。もうすでに、光にはオレンジ色が混じりつつある。 窓際のゆったりとした大きいソファーがソファーベッドになったのにはびっくりした。思わずお互いに顔見合わせちゃった。 「なあ、そこのレースのカーテン、開けてみて」 そういいながら、彼は微笑みながら、すでにレースのカーテンに手をかけている。 「やめて。ええっ、いやよ!外から見えるでしょ」 「いいから、いいから。開けてみてごらん」 何よっ!て思いながら、胸の前を片手で隠し、レースのカーテンを少しだけ開けて、隙間から外を覗き見する。 眼下には大堰川が悠々と流れ、小さく見える小舟が輪紋を描きながら川面で遊んでいる。乗っているのは観光客か、ここの宿泊客か?それまでは分からないが、船頭さんの声が風に乗って微かに聞こえてくる。 小舟から視線を上げると、目の前の嵐山が大きく見えた。紅葉の朱はもくもくとした夕焼け雲のようにそこに存在している。嵐山の麓にはひっそりと某旅館が佇んでいる。嵐山の大きさと比べると、旅館があまりにも小さく見えた。 「いいけど…外から見られない?」 「見ただろ…山の中から誰が見るんだよ…猿だって見ちゃいないよ。ここは部屋に入れば、プライベートがしっかり確保されてるんだよ。」 「うん、わかった」 ******** 「あっ、あああ、あっ、あっ、いいわ、もっとついて、気持ちいい」 四つん這いになった私の後ろから、彼はコンコンと腰をついてくる。オチンチンの抜き差しに合わせて、私は喘いだ。強くなった快感を再度かきたてられ、もはや絶叫に近い声がでてしまう。私のアソコがキュっとしまりながら、彼のオチンチンを絞り混む。 「うっ、美香、締まる…いいよ」 横目には嵐山の自然が広がっている。その景色も時折、快感で霞んで見えなくなる。気づけば、窓の外には黒い戸張が落ち始めようとしていた。 彼は私の背中に顔を落とし、腰を動かしながら、おっぱいを揉みし抱く。 「いくっ、いきそう、気持ちいい、あっ、だめ、だめ、いっちゃう~」 「あっ、俺も出る」 二人の身体がソファーの上で弾む。 「イクっ」と私はあえぎ、絶頂のふるえに襲われた。彼はぐっと腰を押し込み、オチンチンをオマンコから素早く抜くと、彼は私の背中に射精した。1回目の射精は飛び散るような精液を口内に受け止めた。さすがに2回目の射精は量も少なく、玉のように落ちた精液の温もりをあまり感じなかった。 ******* 夕食までの間、しばらくソファーの上で抱き合いながら話をして時を過ごした。窓の外はすっかり暗くなり、鏡のような窓には彼の胸に顔を埋める私の顔が映る。 「美香、疲れた?」 「疲れてないよ…ねえ…ううん、すっごい気持ちよかった。シャワーだけ浴びてくるね」 シャワーを浴びていると、私の身体に残った彼の分身が勝手に動き始め、ひとりでに身体がヒクついた。何度も絶頂に達した余韻が身体のあちこちに残っている。めくるめくる体位。正常位、騎乗位、背面騎乗位、松葉崩し、そしてバック。 肌の上を温水が流れていく。おっぱいも少し力なく張りはなくなり、太ももも脹ら脛の肉の付きかたも少しだらしなくなってきている。 若い頃、といっても30代ギリギリまでは、スポーツジムに通い、エステをして、身体をできる限り美しく保つ努力をしてきた。そのころは、おっぱいは小さいけど張りがあって乳首だって、ツンと上を向いていた。 40代になり、ある事情で通っていたスポーツジムを辞めた。エステ通いも辞めた。鏡に映る今の私は自分磨きを辞めた女。でも、これからの人生、外見を飾るより大事なのは、内面を輝かせることだと信じている。 …ああ~、それにしてもお腹空いたわ。まずはご飯。外は寒いかな。お風呂は帰ってから行こうっと。 (続)
2022/05/04 07:23:35(B1dfofSF)
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