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「なぁに言ってんのよ!」 そう言って笑いながら、妻は俺の後輩の首を左手に抱え 右手に持ったグラスのビールを飲み干した。 高校時代から大学卒業までラグビーばかりしていたという後輩の、190センチを超える巨体が 妻の腕に揺さぶられている。 後輩はその大きな体を小さくしながら、心底困ったという感じの笑顔を浮かべていた。 「だから、どうなの?その女の子とは」 妻は大学の頃から陸上部で短距離の選手をしていて、その性格はまさに体育会系だ。 男達に囲まれていたせいもあるだろうが サバサバとしていて、こういう飲みの席では多少の下ネタなど 逆に自分から男に振る。 現役時代と同じ体重、同じ体系・・・・それが妻の密かな自慢だ。 旦那である俺から見ても、その言葉には信ぴょう性があると思えた。 結婚の数か月前から伸ばしている髪を 今の茶髪から黒髪に戻し、あの頃のようにショートカットにすれば まだ大学生だと言っても通じるのではないかと思う。 そんな妻が、そのスレンダーな体で後輩の巨体を抱え、揺さぶっては笑い、問い詰めながら酒を煽っていく。 我が家で繰り返される いつもの飲み会。 時間が進むと いつも繰り返される、いつもの光景。 そんな光景を、酒に弱い俺は 早々に床に横たわり、まどろんだ意識で眺めていた。 「さっさと押し倒しちゃいなよ!・・・ヤリたいんでしょ?その子と」 「そ、そんな・・・・いや、あの子とはそんなんじゃ・・・・」 「はぁっ?なら何なのよ! ヤリたい意外に、何があんのよ?」 さすがに、今夜の妻はやりすぎだ・・・そんな風に ぼんやりと考えていた。 持ち前の勝気な性格が、アルコールに煽られて悪い方向に突き抜けていっている。 後輩は額に大粒の汗を滲ませながら、困ったような表情で 妻のヘッドロックに揺らされていた。 「ほら、正直に言いなよ・・・ほら!」 「・・・や、奥さん・・・ちょ・・・・勘弁してくださいよ・・・」 妻の腕が後輩の首を締め付けるたびに、後輩の頬に妻の張りのある乳房が押し付けられている。 そして妻が後輩を揺らすたびに、スポーツブラすら嫌がる妻の 下着に守られていないCカップの胸が、後輩の頬を擦っていた。
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2022/01/04 13:55:03(b1WSQPH2)
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