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1:29歳夏の体験 市内の公衆浴場で(私小説)
投稿者:
上島由喜子
専業主婦の上島由喜子は29歳の夏に、市主催のイベントにボランティアとして参加した後、活動を通じて知り合った市内のアパートに住む短大生に誘われ、一緒に公衆浴場に行くことになった。
短大生は子どもの頃から親に連れられ郷里の温泉施設をよく利用していたので、狭いユニットバスでは飽き足りず、週に三回は自転車で公衆浴場に通っているとのことだった。 短大生は車の免許をもっていないので、イベントの当日は由喜子がアパートまで車で迎えに行った。 夏の屋外でのイベントなので、終わった頃は全身汗びっしょりである。 帰りに時々利用するスーパー銭湯にでも立ち寄ろうと、由喜子は風呂道具の一式と着替えを車に積んであった。 短大生から誘われたとき、公衆浴場を利用したことのなかった由喜子は「いい機会だから一度は経験してみよう」といった程度の軽い気持ちだった。 まさか行った先で大胆な行動に出るなど、そのときは夢にも思っていなかった。 駐車場に車を停め暖簾をくぐって、女湯と書かれた左側の引き戸を開け建物の中に入ると、「いらっしゃい」という男の人の声がした。 びっくりした由喜子が声のする方向を見ると、男湯と女湯の両方を見渡せる高い位置に中年の男が座っているではないか。 公衆浴場に番台があるということは由喜子も知っていたが、まさかそこに男が座っていようとは想像すらしていなかった。 脱衣場には衝立など番台からの視線を遮るものは何もない。 洗い場も含め、女湯の全てが番台の男には「丸見え」だろう。 洗い場には先客がいたが、脱衣場は由喜子たち二人だけだった。 番台の男はいかにも女のカラダに興味があるといった、イヤらしい感じのする人だった。 そんな男の前で全裸になって陰部までさらけ出したら、舐めるような視線を全身に浴びるのではないかという気がして、由喜子はゾクゾクするようなものを覚えた。 その瞬間、由喜子は大胆な行動を思い立ったのである。 短大生は慣れた感じで備え付けの棚から自分の風呂の道具を取り出すと、番台の男を気にする様子もなく、バスタオルや着替えの入ったバッグを番台に近いロッカーに入れてタンクトップを脱ぎ始めた。 童顔で身長は150㎝弱、体重もおそらく40㎏前後と小柄なせいか、20歳なのにまだ子どもといった感じがする。 裸になってもペッチャンコの胸と細い腰回りだが、ヘアだけは茫々と生やしていた。 身長が165㎝で体重が54㎏、胸はGカップでヘアは薄く、下半身に肉が付き始めた由喜子とは対照的なカラダ付きである。 短大生のすぐ隣で、夫でも恋人でもない男の目に全裸をさらすという初めての体験に乳首が固くなってくるのを感じつつ、30歳前の女がカラダの正面を番台に向けて服を脱いではいかにも男に裸を見せ付けているようだと考え、由喜子は背中を向けた。 ブラを取ったとき、短大生が「ワー、上島さん、本当に胸が大きいんですね!」と言うのを、「運動するときなんか揺れて邪魔なだけよ」と軽く受け流しながら、その会話を聞いて男が自分のカラダに興味をもったのではないかと由喜子は期待した。 短大生は洗い場に入って行った後、ショーツを脱いで全裸になった由喜子は大胆な行動に出た。 ロッカーの鍵をかけ、あらかじめ床に置いた風呂の道具が入った籠を持ち上げるとき両足を少し広げ、尻を番台の方に突き出すようにして上体を思い切り深く屈めたのである。 由喜子の後ろ姿に視線を向けていた番台の男には、ドドメ色のラビアと口を開けたピンク色の膣、茶褐色の肛門まで見られたに違いない。 そう思うと乳首が立ち、踏ん張った両足が震え、全身から汗が吹き出して来るのを由喜子は感じた。 膣から愛液が垂れてくるような気配を感じたので慌てて上体を起こすと、由喜子はハッとしたふうを装って番台の方に向き直った。 男とモロに目が合った。 男は全裸の由喜子を正面からジロッと見た。 その露骨な視線、情欲を感じさせるイヤらしい目付きは、豊かな乳房と薄いヘアばかりか、ラビアと膣、肛門までも番台の男の目に晒してしまったことを物語っていた。 由喜子は手にした風呂の道具が入った籠で下腹部を、もう一方の手で胸を隠そうとした。 その恥じらいに満ちた仕草も男を刺激し、自らの興奮を高めるための芝居だった。 男が視線を逸らしたのを見て、由喜子は洗い場に向かった。 カランの前に座り、指先をそっと膣に当ててみるとグッショリ濡れており、愛液が太腿の内側まで垂れていた。 陰部をシャワーのお湯で洗い流しているとき、トイレットペーパーのカスが肛門にこびり付いていることに気付き、こんなものまで番台の男に見られてしまったのかと思うと、由喜子は少し恥ずかしくなった。 浴槽に入るため立ち上がったときに番台の方を見ると、いつの間にか女将らしき女に交代していた。 「洗い場から出てカラダをバスタオルで拭うとき、上体をまた屈めて陰部を見せつけたら、さすがに演技と感づかれてしまうかも」などと思案していた由喜子は、ガッカリするとともに少しホッとした。 それでも、由喜子は「今頃は、目にした私の裸と陰部をオカズにオナニーをしているに違いない」と勝手な想像を膨らませていたが、男は洗い場の奥にあるボイラー室の小窓から覗きながら、オナニーしていたのかもしれない。 由喜子たちが入浴を済ませて脱衣場に上がってからも、男が番台に戻ってくることはなかった。 短大生をアパートへ送り届ける途中も、由喜子は顔をしかめながら「番台の男の人と目が合って、裸をジロッと見られちゃった!イヤだった…」と芝居を続けた。 「私も初めは恥ずかしかったけど、今は慣れました。でも、女の人の裸を見慣れたオジサンも上島さんの胸には興味があったのかも」という短大生の返事を聞きながら、計画が見破られていないことに安堵するとともに、「あなたの子どもみたいなカラダじゃ、あのイヤらしそうな男の人だって欲望を覚えないのよ!」と意地悪なことを考えた。 アパートの前で短大生を下ろして家に帰り着くと、由喜子は二階の寝室に入って全裸になり、お尻を西日の差し込む窓の方に突き出した。 窓を番台に、差し込む西日を男の視線になぞらえたのである。 そして、閉店間際の他に誰もお客さんのいない脱衣場で、剥き出しになった由喜子のラビアと膣、肛門を欲望の目でジッと見ていた男がとうとうガマンできなくなって番台から降りて来ると、ヌラヌラの膣にギンギンに勃起したモノを背後から挿入され、乳房を揉まれ乳首を弄られながら中出しされて、膣内に大量に放出された欲望の白濁が床にポタポタ垂れる様子を思い浮かべてクリトリスを愛撫すると、由喜子はすぐにイッた。 浴槽の湯に含まれていたカルキの臭いが、由喜子の上気したカラダから立ち登った。
2022/01/30 02:20:50(WCHenyDc)
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