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近所の銭湯で(1)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:近所の銭湯で(1)
投稿者: 専業主婦
ある日の夜9時半頃、43歳の専業主婦・由喜子は一人で自宅近くの銭湯に行った。
10歳年長の夫・匡史の仕事の関係で今の住所に越して来て。すでに5年。
地元での生活にも慣れてきて、昨年からはパートにも出ている。
匡史との間に子どもはいない。

5年前まで温泉町に住んでいたせいで公衆浴場に通うことに馴染んでしまい、温泉がない現在の環境でも近所の銭湯を週に二度は利用する。
温泉でなくても、内風呂と違って湯気の籠らない白いタイル貼りの洗い場でカラダの隅々まで磨き、熱めの湯を湛えた広い浴槽にゆったり浸れる銭湯は、日常生活でのささやかな贅沢である。

銭湯は、二人が暮らしている一戸建ての借家から徒歩5分弱の商店街の外れにある。
いつもは匡史と一緒に行くのだが、その日は仕事で帰りが遅くなるという連絡があったので、由喜子は一人で出かけたのだ。
昔ながらの番台形式の店で、番台には60歳代と思われる体格の良い店主と小太りの女将が交代で座っている。
閉店前の遅い時間帯のせいか番台は店主で、女湯は由喜子一人だった。

ブラを取りパンティを脱ぐと、由喜子は番台の手前にあるレトロな体重計にタオルで前を隠すことなく乗った。
脱衣場には番台からの視線を遮る衝立やカーテンなどはなく、店主には由喜子のカラダが丸見えだろう。
引っ越してきた直後から通っているので、今では由喜子にも強い抵抗感はない。
もちろん、番台の店主を意識しないわけではないが、気にしすぎると利用できなくなるし、また気にしている素振りを見せると悪いので、堂々と振舞っているのである。

初めて店を利用したとき、番台の店主を見て「イヤだ、どうしよう!帰ろうかしら」と思った由喜子だが、そのときでさえタオルで前を隠すことはしなかった。
番台に座っているのが男だからといって胸や下腹部を隠すことは、相手を異性として意識しているということを認めるようなものだからだ。
それに、すでに40歳に手が届こうとしていた由喜子がそんな真似をしたら、年輩の利用客から「自意識過剰」と笑われそうな気がしたからでもある。

洗い場を出たとき、店の時計は閉店時間の10時を回っており、店主は番台から降りて脱衣場の片付けを始めていた。
男湯の方は既に空っぽのようで、物音は聞こえて来ない。
さほど広くもない女湯の脱衣場に、店主と全裸の由喜子の二人切りである。
流石に恥ずかしいので店主の方は見ないようにした由喜子だが、「体格の良いご主人がその気になれば、押し倒されて…」と変な想像をすると、アソコが濡れてくるのを感じた。

それでも、由喜子はいつものようにバスタオルで丹念にカラダを拭い、全裸のままドライヤーで髪を乾かした。
バタバタしては、店主に心の裡を見透かされそうな気がしたからである。
他の利用客の目を気にする必要がないので、店主は由喜子のカラダを思う存分見られたのではないか。
気のせいかもしれないが、由喜子は普段になく店主の視線を強く感じた。

銭湯からの帰り道に、由喜子はコンビニに立ち寄って酎ハイを買った。
風呂上りはいつもノーブラなので乳首が目立つらしく、胸に注がれるレジの男の視線が気になる。
ついさっきまで番台の店主の前であられもない姿を惜し気もなく晒していたというのに、この違いは一体何だろうと由喜子は思った。
 
2021/05/01 20:38:23(v88jckJ.)
2
投稿者: 恵介
とてもいいですね。
21/05/03 08:37 (IlVP1Ukx)
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