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1:サクラ クリニック みんなで家族計画
投稿者:
はるな
◆VoHZnMKTK2
【はじめに】
はるなです、いつも読んでくださってありがとうございます。 『女教師堕落』は短編と言っておいて長期になってしまい、しかも中途半端に 終わらせてしまい、本当にごめんなさい。 今度のお話は全てフィクションですが、女医さんのお話となります。 昨今のコロナ禍で病院の中には経営の成り立たなくなったところもある様です。 今回はそんな地方の、クリニックが舞台となります。 登場人物はクリニックの院長、そしてそのクリニックの内科医師である私です。 クリニックとしては元々泌尿器科でしたが私が勤める様になり内科主体となり それなりに経営は軌道に乗っていました。 私が連れてきた看護師達も若く可愛い子が居ます。 そんなある日、政府からの非常事態宣言。 当クリニックにも保健所から感染者の受け入れを打診されます。 院長の判断で、スタッフ不足での受け入れ辞退と成りました。 そして、感染を心配しての受診控えなどで経営は徐々に難しく成りました。 そんな所で院長から話が有ると、全スタッフが呼び出されました。 皆んなが脳裏に浮かんだのは、全員解雇、クリニックの閉鎖・・・。 そんな憶測が皆んなの思いでした。 しかし、院長が提案したのは自分の得意科目で有る泌尿器科。 その中でもAD治療に特化したクリニックとする事。 その為には特色のある、患者を惹きつける、何かが欲しい。 その何かとは・・・・。 私達スタッフがAD患者様のアフターを御世話する事。 女医の私を始め、看護師達でAD患者様の要望に沿った治療と リハビリを行う・・・・。 場合によってはAD患者様ご夫婦共にお世話させて頂くと言う物だった。 院長は真剣だった、私たちを感染症から守って、職場も守る。 そんな意思を感じた。 スタッフみんなも存続をかけてと言う事では仕方が無いと理解を示した。 クリニック存続をかけて、手探りでの風俗クリニックの営業が始まる。 この様な感じで進みます。 この作品では読者の方の希望も考慮します、良識のある書込みなら ご指導願います。 それでは始まります。
2021/02/06 00:29:22(SOeaTN8i)
投稿者:
はるな
◆VoHZnMKTK2
サクラ クリニック私の勤務する地方の小さな病院。
それでも内科と泌尿器科を大学病院で勤務している時に知り合った院長が立ち上げ 私も誘われて、気の合った看護師達と共に勤務する病院だ。 泌尿器科の手術と入院、内科の外来が主な特色だ。 入院病室も5室の個室で、手厚い看護が売りで、私が連れて来た看護師五人が マンツーマンで看護すると言う事で、徐々に経営は軌道に乗っていた。 しかし、昨今のコロナ禍で入院患者の減少と診察控え、それにこんな小さなクリニックにさえ 感染患者の受入を保健所が打診して来た。 院長とも話したが、ここの施設では受け入れるとスタッフの感染リスクを担保する事が難しい と言われ、私を頼ってついて来てくれた彼女達スタッフを危険に曝すことは出来なかった。 しかし、緊急事態宣言が出され、政府の要請がでるのも時間の問題かと思われた。 このままでは経営破綻すると思われた・・・・・。 そんな矢先に院長から話したい事があるとスタッフ全員に呼び出しが掛かった。 『今日もお疲れ様、当サクラクリニックも残念ながらこのままでは経営破綻する事は明白に なって来ました、けれどあなた達を露頭に迷わせる事は出来ません。 そこで思い切った経営改革を行おうと思います、皆さんにはご苦労をお掛けする事になると思いますが どうかご理解をお願いしたい。 当クリニックはED治療に特化したクリニックになります、ただそれだけでは難しい・・・。 そこで、皆さんに一肌脱いでもらいたいんです。 決していやらしい気持ちでは無く、誠心誠意、ED患者様に向き合う事です。 治療後のリハビリを皆さんで行ないたいのです』 私を含んで皆んなの女性のスタッフ・・・、院長の言ってる事が変だと全員感じている。 しかし、説得力に誰も反論できません。 私は院長に聞いてみます・・・。 『院長先生・・・それって私達に風俗の真似事して欲しいと言う事でしょうか? 私は人妻だし、スタッフはまだ未婚者なんですよ・・・いくら何でもそんな事・・・』 私は正直な気持ちを伝えます、院長の意思は固く・・・。 『はるな先生・・・無理を言っているのは判っています、けれどこれはAD患者様の為なんです。 何度も言う様ですが、決して不純な事では無いんです、お願いです・・・あなた達でしか出来ないんです』 熱く語る院長にこれ以上の説得は難しいと思いました。 どうなるか判りませんが、他のスタッフも私がついて行くならと同意してくれました。 いよいよ準備に入ります。
21/02/06 06:23
(SOeaTN8i)
投稿者:
はるな
◆VoHZnMKTK2
いよいよ開院準備に入ります。
今迄メインだった内科の私は何をする? ADとはどんな病気? 誠心誠意のリハビリとは? 全て手探りでの対応しなければ成りません。 院長は元々泌尿器科専攻していた為ADに関しては理解できています。 インポテンツのリハビリって・・・・要するにエッチな事して・・・その・・・機能の改善を図ると言う事? 院長の熱弁で圧倒されて同意してしまったが、実際私を始め看護師のスタッフ共に男性性器に対して気にした事もなく 例えば盲腸手術の時に物理的に扱われた事があったと思いますが、医療行為を行う場合に気にしているいる訳にはいかないのです。 そんな私達にそんな風俗みたいな事ができるのでしょうか。 私は人妻ですから男性経験は有ります、レスではありますが・・・他のスタッフはまだ未婚者ばかり・・・。 スタッフも未経験では無いのですが、医療行為で慣れた私達には意識改革が必要だったのです。 院内で唯一の男性・・・院長がレクチャーするしかないのです。 まずは、一番事務的に対応してしまう・・・そうです女医である私が慣れなくてはならなかったのです。 院内での治療内容は秘密にしないと私もスタッフにも日常生活があります、秘密は守らなければ成りません。 私だって夫には言えません。 私は院長室に入りました。
21/02/06 08:43
(SOeaTN8i)
投稿者:
はるな
◆VoHZnMKTK2
『院長先生・・・いらしゃいますか?』
私は院長室を訪ねた。 スタッフの中で一番事務的な私はどうすれば良いか院長に相談します。 『はるな先生、僕は純粋にインポテンツの患者様の一番リラックスした状態での治療がしたいんです。 当然、スタッフの皆さんに大変な事をさせると言う事は理解しています。 治療費も保険適用外、富裕層だけでなく不妊治療にも連携できると思うんです。 その為には、患者様に安心して任せて貰えなければならないのです。 治療には私と貴女で対応して、リハビリには看護師のスタッフにお願いしたいのです。 わかっていただけますか?』 『院長先生・・・それでは・・・私はどの様に・・・すれば良いのでしょうか』 『まずは力を抜いて、自然体になりましょう、焦らずに、準備からですよ・・・ それと、はるな先生は人妻ですから無理強いはしません。 スタッフ達に頑張って貰える様に手を貸していただければ良いのです。 僕も家内には言えませんし、言うつもりもありません。 はるな先生もレスなんでしょう?お綺麗なのに勿体ない・・・。 僕ならほっとかないけどなあ・・・』 『院長先生・・・冗談はやめて・・くっ』 いきなり院長先生がキスをする、私はまんざらでもなかった・・・元々先生とは大学病院時代から 好意を寄せていた。 既にご結婚されている為それ以上何も進展しなかっただけであった。 『さて、最初は院内の改装とスタッフ達の制服の件から始めましょう。 今の白基調では清潔感はあるが緊張するね、スタッフの看護服もそうだね。 僕はその人に合った治療がしたいんだ、例えば女学生見たら興奮するとか、病室ごとに 嗜好を変えてみようと思ってる』 院長に不意にキスされて、動揺しているのにお構いなしに話を続ける・・・。 なんだか一途な男の人って良いと思う、私の心はキュンとした。
21/02/06 10:23
(SOeaTN8i)
投稿者:
はるな
◆VoHZnMKTK2
翌日からクリニックの改装工事が始まった。
しばらくの間スタッフの体制作りを他の場所でしなければならない。 五人の看護師達と私の意識改革を開業に間に合わせなければならないからだ。 院長は寮を用意してくれた。 看護師達は住み込みに、私は通勤で院長の教育が始まる。 まずは男性器への扱いを事務的にしない様にする事だった。 正直言って院長だって毎日見ているナース服では欲情しない。 丁度、仮性インポテンツの様だ、それに普段は一緒に医療行為をしている者の 前で、ギンギンになれる方が難しい・・・。 私は昨夜の事で少し院長に好意を持ち始めている、夫とのレスになった原因も 私がどうしても、職業病とも言える男性器への対応が起因していた。 フェラチオなんかした事もない、無理なのだ。 寮の一番広いリビングで、院長とスタッフ、私の沈黙した時間が流れる・・・。 最初に口を開いたのは、婦長のはるみだった。 『院長先生、先生一人ではスタッフ全員に教育するのは難しいと思います。 開業まで時間も有りませんし・・・それに・・・私達も男性に対して院長先生だけでは 患者様に慣れる事も必要だと思うんです・・・』 スタッフの中でも最年長の、はるみ・・・アラサーの彼女は気が強く、姉御肌の ムードメーカー、この子が納得すればスタッフのみんなも、うまく流れると思う。 院長も承知済みだった様で・・・。 『婦長の意見はもっともだ、僕もその辺りは考えていたんだ、みんなが良ければ 僕の知り合いを呼んでいる、秘密は守るし身元もしっかりしている。 実はもう既にみんなの個室に待たせてあるんだ、このオリエンテーションが終わったら 各自部屋に別れようと思うんだ、それで良いかな?』 私はこの時、解りませんでしたが大学病院の医師に声を掛けていたようでした。 医師達もストレスでその様になる人も居るので経験を積むには良いし、確かに 身元もしっかりしている。 それともう一つ・・・全員が院長のサークルの人達だったのです。 院長のもう一つの顔・・・SM趣味・・・・私も知りませんでした。 私は院長と二人、他のスタッフは各自の部屋に向かいました。 いよいよ研修が始まります。
21/02/07 07:51
(9J0kJEy4)
投稿者:
はるな
◆VoHZnMKTK2
時はさかのぼって昨日の夕刻に・・・。
院長の言葉と突然の口付け・・・、その後帰宅する為に更衣室に向かう・・・。 ロッカーに白衣を脱いで医師から主婦に戻る・・・。 ここに来たのも院長に惹かれていたから、そんな提案をされてキスするなんて 卑怯・・・。 確かに夫とはレスの期間も長かった、しかし院長も妻帯者・・・不倫関係になる。 奥さんに申し訳ない気持ちもある。 それより、私が受け入れた事でスタッフの女の子達も巻き込んでしまった。 受け入れた理由が院長に好意を持っていた事を否定はできない。 重い気持ちでクリニックを出た。 家に帰ると、夫はまだ帰宅していない。 夫は高校教師、コロナ禍で学校での事務が多く帰りが遅くなることが多かった。 お互いにすれ違いが多く、子宝にも恵まれない事で結果的にレスになっていた。 一人で軽い食事をしてワインを飲む、今日の事を思い起こしていた。 クリニックの専門をED治療に特化する・・・リハビリに特色を・・・。 院長の熱い思いに押された感じ・・・、しかし今のこの生活にも潤いがなかった。 本当にこれで良いのか?・・・私の判断で巻き込まれる子がいるんだよ・・・。 今の状態で最善を考える・・・感染防止、失業回避、利益の向上・・・。 けれど・・・今の私の想いは院長の思いを遂げさせてあげたい想いが強かった。 私は信頼している婦長のはるみに電話を掛けた。 『はるみ?・・・今日の院長先生の話なんだけど、私が受け入れる様にしたけど みんなの意見はどうなのかな?』 『はるな、気にしないで、院長先生がああ言ってるんだから、悪い様にはしないよ 私だってちょっと厳しいけど、院長先生があんなに熱く言われちゃ・・・ねえ 不純じゃないって言ってるんだし、頑張ろうよ・・・』 『はるみがそう言ってくれるんなら、頑張ってみるね・・・』 『はるなこそ・・・旦那さん大丈夫なの?』 『んんん・・・どうかなあ・・・けど、あなた達だけにリスクは負わされないよ・・・』 『判ったよ、明日から教育の開始だね、頑張ってみよう・・・じゃあね』 私ははるみと話して少し気が落ち着いた。 それと同時に院長に対する好意が愛情に変わる予感を感じていた。
21/02/08 21:43
(fQm7cyFv)
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