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本性を見せた女
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:本性を見せた女
投稿者: ぼぶ
「電話で声を聞いてるだけで…」
早苗の手が無意識に内股に伸びた。
体が火照ると言う感覚は、雅紀に出会って、初めて感じるようになった。
ましてや、一回り歳の離れた旦那 博にはその感覚すら覚えた事が無い。
早苗は夫婦の寝室で一人、電話を耳に当てながら、もう一方の手で自らの体を弄り始めた。
雅紀と出会うまで、いやらしい事や下ネタすら嫌いで避けていた。
年齢は38歳だから、それなりに男性との経験もあったが、積極的に求めた事はもちろん無く、むしろ、相手が求めてきたから仕方なく…と言うのが常だった。
そんな早苗が電話の相手には、それまでに感じたことない感覚に襲われ、自分でも変だと思うくらいに、雅紀を本能から求めてしまっていた。
雅紀は一つ年上で、早苗の高校の先輩のご主人だ。
二人が知り合ったきっかけは、早苗がバツイチの博と結婚し、雅紀の家の近くにマンションを購入したところから始まる。
会社帰りに立ち寄ったスーパーで声を掛けられたのが、雅紀の妻だった。
そこから距離が縮まり、さらに博が仕事の関係で出張が多い事から、雅紀の妻に良く夕飯に誘われるようになった。
必然として、雅紀とも顔を合わせて、ご飯も食べ、お酒も一緒に飲むようになっていた。
そのうちたまに博も交えるようになったが、一番の年上のせいか、雅紀たちにもマウントを取りたがる態度が、早苗は嫌だった。
社会的な実績としては、聞いている限り、博なんかよりも、雅紀の方があり、普段は人当たりが良い温厚な態度でそんな感じをさせないことが、余計に人間として、雅紀の方が尊敬出来た。
ある時、雅紀が休日出勤していて、雅紀の妻に誘われて、ランチから早苗は雅紀の家にいた。
その時に、日頃我慢していたせいか、博に対しての不満や愚痴が出ていた。
ランチと言えども、お酒が入っていた事もあるだろうが、雅紀の妻の話によると凄かったらしい。
一頻り落ち着いた所に雅紀が帰ってきて、その雅紀の両手にはお酒やツマミが大量に入った袋があった。
たしかに、普段目にしていた早苗とは違い、やや弾けた感じのテンションの早苗に雅紀は少し戸惑いつつも、親近感も感じてはいた。
軽い夕飯をキッチンで済ませた雅紀も女たちの酒盛りの場に加わった。
雅紀を女二人が挟んだような感じになっていて、二人とも当たり前だが、出来上がっていた。
早苗のマンションは徒歩で10分も掛からないところにあるけど、その時は泊まらせようと思っていた。
そのうち、先に雅紀の妻が酔いつぶれた。
雅紀は頃合いを見て、寝室に寝かせに行き、戻ってくると、早苗もテーブルにうつ伏せるように潰れていた。
雅紀は早苗をとりあえず起こそうと上半身を揺すってみた。
起きる様子はなかったのだが、タイミングが良いのか、悪いのか、早苗のスマホが鳴った。
表示に出ていたのは、博だった。
もちろん出るわけにはいかなかったが、博の性格通り、しつこく電話は鳴っていた。
反応すらしない早苗に、電話が鳴り終わった後、雅紀は酔っていたこともあったと思うが、少し悪戯してみる事にした。
早苗を抱えて、ソファに座らせて、雅紀は隣に座り、早苗の体を横から抱きかかえるようにした。
顎に手を掛けて、早苗の顔を上に向けさせた雅紀は早苗の唇を奪った。
そのままソファの背もたれにもたれ掛からせると、早苗の両足をソファの上に上げて、スカートが捲れて、パンスト越しだが、白い下着が露わになった。
スカートは雅紀によりゆっくりと腰までめくり上げられ、今度は雅紀はパンストをゆっくりと脱がせた。
片足ずつ脱がせていたら、雅紀の鼻息は荒かった。
再び早苗の両足を開いた状態でソファに乗せた雅紀は少しずつ指を早苗の下着の股間の所に近づけて、触れてみると、早苗の体が微妙に動いただけだった。
さらに少しずつ指を押し付けながら、動かしていくと、早苗の体が少し動き、微かだが、女としての声も漏れ始めた。
だが、起きる様子はなかった。
調子に乗った雅紀は、早苗の上半身も捲りあげて、小ぶりな胸も露わにした。
どうしてもDカップある自分の妻と比較してしまう雅紀は、
「小さいおっぱいだな…」
と、笑みを浮かべながらも舌先で乳首を突いてみた。
そして、早苗が起きない様子を確認すると、吸い付いて、早苗の乳首は硬直した。
次にパンツをずらして、早苗の恥部を露わにすると、少し弄った後で、舐めてみた。
早苗の声が漏れ、下半身が動いた。
再び早苗の隣に座り、片手で早苗を抱き寄せながら、もう一方の手は早苗の体を弄りつつ、耳元で、
「君の本能が俺を求めてるんだよ」
まるで催眠でも掛けるかのように、いや、洗脳するように、何度か呟き、早苗とまた唇を重ねた。
心なしか、早苗の唇が反応するように動いていた。
それに気付いた雅紀はまた耳元で呟くと、早苗が雅紀にもたれ掛かってきた。
さらに調子に乗った雅紀は、上半身が露わになったままの早苗が着てきたカーディガンを羽織らせ、スカートの裾を腰に入れた状態にした。
早苗のバッグを漁って、マンションの部屋のカギを確認してから、パンストを入れて、その状態の早苗を立たせて、玄関まで連れていった。
玄関で座らせて、靴を履かせようとしたが、やはり下着が気になった雅紀は、「この方が目立たないだろ…」と呟きながら、早苗のパンツを脱がせてしまった。
早苗のマンションまでの道すがら、人とすれ違う道は極力避けつつ、早苗の体を弄り、耳元では早苗に自分を求めている事を何度も呟いていた。
早苗もそう思い込み始めたらしく、吐息を漏らしながら、唇が重なると舌が絡むようになってきた。
まさか自分が知らない間に露出プレイをさせられていとは思いもしなかっだろう。
マンションに入り、エレベータの中では、早苗を前から抱き寄せながら、すでに露わになっている尻を撫で回していた。
早苗は無意識に下半身が動いてしまっていた。
部屋に入ると、玄関に座り込んだ早苗に「おうちに着いたよ」と雅紀は声を掛けた。
そして、再び立たせると、早苗の部屋の玄関先で、唇を重ねた。
舌が絡み合い、雅紀に体を弄られていた早苗の体は無意識に動き、吐息も漏れた。
「寝室に行こうか…」
雅紀の囁きに頷いた早苗は、自分から雅紀を寝室に誘うかのような感じになった。
もちろん雅紀が支えないと早苗は立っていられないから、雅紀が連れ込んだようなもんだが…
意外にもクイーンサイズのベッドに倒れ込む前に、早苗の着ていたものは全て脱がされていた。
普段の…いや、過去の早苗は酔ったとしても、男に体を許す事なんてなかった。
それがすでにここまで乱れているだけでも、あり得ない事だった。
酔っていたこともあり、反応はそれなりだったが、早苗は雅紀に体を許した。
「舐められただけで…イクッ…」
早苗からしたら、初めての事だらけだった。
一度目で全身から汗が溢れていたのに、二度目を求めていたのは、早苗の方からだった。
夫婦の寝室で、夫婦のベッドで貞淑のはずの早苗は雅紀を相手に乱れた。
四つん這いになり、雅紀に向けて尻を突き出し、そこを雅紀に舐められ、さらには自ら雅紀のを咥えた。
そして、少し体を痙攣させながら、雅紀を求めた。
頭には『先輩のご主人』と言うのはなくなり、雅紀の洗脳通りに本能のままに求めていた。
博には見せたことがない姿…それを雅紀はいとも簡単に見る事が出来た。
そこには、元からあった、早苗の雅紀への敬意もあったせいもある。
さすがに全身に玉のような汗が吹き出れば、早苗の酔いは、少しだが覚めていた。
普通なら冷静になるところだが、早苗の体も頭も熱くなっていた。
二度目なのに、雅紀の強弱付けた愛撫が長時間に渡った事もあって、いつの間にか窓からは日差しが差し込み始めていた。
雅紀の家で辱められていたことなんか、早苗の記憶にはなく、ただ自分が雅紀を求めてしまっていた事しか記憶にない。
早苗をそんな事を、雅紀が浴びているシャワーの音を聞きながら、ぼぉーっと考えていた。
してはいけない事に足を踏み入れてしまった事にも気付き、雅紀がシャワーから出てきたら話そうと思った…ところが…
結局は雅紀の姿を見ただけで、雅紀の言葉通り、まだ求めてしまっている自分がいた。
満足しなかったわけでない…むしろ、どんな男よりも早苗を満足させた。
その満足を早苗はさらに求めた…そして、それを出来るのは、雅紀しかいないことを早苗は分かっていた。
そして、何も言えないまま、雅紀を送り出す事しか出来なかった。
それが、雅紀と早苗の始まりの日だった。

 
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2020/08/16 21:47:26(9E0dAuBc)
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