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誕生日の夜
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:誕生日の夜
投稿者: 茶川
結婚して1年が経ち、新妻との生活にも慣れて、俺は新婚生活を満喫していた。

4月のうららかな休日の午後、俺はソファーに寝転びながら週刊誌を読んでいた。

妻の麻里はこれから買い物に行くといって、鏡の前で化粧をしていた。

俺はその姿をチラリと見ながら、女の化粧にかける集中力は凄いものだなと感心していた。

何やら楽し気に見えるその行為は、男には分からない快楽があるのかもしれない。

男兄弟しかいな俺は、母親の簡素な化粧しか見たことがなかったし、麻里のようないい香りのする香

水も滅多に母は使わなかった。

麻里が鏡越しに話しかけてきた。

「買い物前に友達の由美とお茶するから、帰りは7時ごろになるの。おなかがすいたら

冷蔵庫の中にあるもの、何か食べてね。」

「わかった」

麻里が化粧の匂いを残して外出したあと、俺は結婚前のことを思い出していた。

30歳までには結婚したいと思っていた彼女いない歴29年の俺に、突然見合いの話が舞い込んできた。

既婚者の友人が、知り合いに頼まれた女性がいるから見合いしてみないか、というのである。

写真を見て驚いた。美人だったからだ。胸もある。見合い写真だからきれいに撮っているのは

当然だが、誇張ではなく女優のブロマイド写真のようだった。紹介者の友人も写真を始めて

見たときは驚いたらしい。友人が俺に言ったことばは「オマエにはもったいないような相手だな。」

だった。正直俺は、ダメ元で会ってみるか、といった心境だった。外見の以外の差は少ないよう

だったが、容姿の差は歴然としていたからだ。ところが縁とは不思議なもので、想定外の

スムーズさで話が進み、何の苦労も無く結婚できてしまったのだ。30歳の誕生日まであと数日という

日に俺たちは結婚式を挙げた。

「精神一到何事か成らざらん」

昔、中学生のころに部活担当の教師から聞いた言葉をしみじみと思い出したのだった。

だが結婚に何の不安もなかったかというと嘘になる。そんな美人の妻だったら、過去に相当数の

男性経験があるのではないかという不安である。一人や二人の交際相手がいるのは仕方がない。

だがセックス経験まで豊富となると話は別だった。彼女のいない俺は風俗で2、3度遊んだのが

性経験のすべてだった。いわゆる中だしセックスは結婚するまでしたことがなかった。

結婚前、思い切って俺は麻里に、俺以外の男と何人付き合ったことがあるか聞いたことがあった。

「交際を申し込まれたことはたくさんあるよ。あと街でナンパされたことも。

 でも男の人と親密な交際をしたことはないよ。だから私は女友達から国宝だね、てよく言われる

 の。どうしてあなたと結婚を決めたか聞きたい?

 それは、あなたが真面目で、優しくて、ちょっと変わっていたから。」

最後のちょっと変わっていたから、が気になって問い返すと、

「怒らないでよ、なんかこう、空気読めないっていうか、ちょっと鈍いっていうか・・・」

「それって、悪いとこじゃん、欠点じゃん、デメリットだからね・・・ま、よく友人にも言われてる

 けどねー」

「うふふふ、ごめん、でもそれがあなたのいいところでもあるの。それとね、結婚相手に決めたのは

 私の歳のこともあるの。私30歳までには子供がほしいの。だから、がんばってね。」

 麻里は現在27歳である。俺とは4歳の差だった。要するに俺が美人で国宝級の処女と結婚できたのは

 運が良かったから、ということだった。

 俺は7月生まれだった。その誕生日を自宅で祝うのに、妻の親友の由美を呼び、三人でワイン・  
 パーティーをすることにしていた。


 
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2020/06/19 17:54:44(1VIK8x9H)
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