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1:武士の一分 ~加世の憂鬱~
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k
◆W2xI3v0.Dk
時は幕末 海坂藩でのこと。
真夏の太陽がジリジリと街を照らしていた。 加世(カヨ)は昼に滝川家で行われた親戚一同の話し合いを思い出していた。 毒見役として支えていた夫の三村新之丞(ミムラシンノジョウ)が 毒見したツブ貝の毒に当たり視力を失い もはや侍として生きていけるか瀬戸際にいた。 親戚の総意で加世が番頭役の島田藤弥(シマダトウヤ)に今後の処遇について相談に行くと言うことで話がまとまった。 先日、加世は島田に会った折に 今後のことで相談に乗る!と言われていた。 しかし加世は、島田に何か陰湿なモノを感じ苦手とする人物だった。 ただ視力を失った新之丞との暮らしを守るには他に手段がない... 気が重いが新之丞の為には頑張らなければ! 加世: 徳平!お寺へ行ってきます!旦那様をよろしくね。 徳平: へぇお気をつけて! 加世は夫の新之丞や使用人の徳平にも島田のところへ行くことを秘密にして家を出た。 島田家は海坂藩の番頭役を仰せ使う上級武士で毒見役の三村家との差は大きかった。 奥の間に案内され。 島田: おぉこれは三村の御新造よく参られた。 加世: この度はお時間を頂きありがとうございます。 島田: なぁにこの度の三村の不幸は私も心配していた! 加世: そのことでお願いがございます。 島田: うん!言ってみなさい!なんなりと。 加世: 夫の新之丞は医者の弦斎先生にも今後目が見えることはないと... 島田: うむぅ私も弦斎から聞いておるぞ。 加世: 何とか今までの半分15石でも構いません...何とか取り計らいをお願いできませんでしょうか? 島田: そう硬くならなくても良いぞ御新造!今後の三村の処遇については御家老に直々に頼んで願いが達せられるように尽力してみるからの! 加世: ありがとうございます! 加世は手をついて頭を下げた。 島田: だがなぁ御新造...ただでとはいかんぞ! 加世: イヤァッ!なっなにをなさるのです!? 島田は加世の手を引き躰を抱き寄せた! 島田: 大声を出すでない!三村を助けたいんだろ?だったら身を預けなさい! 加世: そんなっ...やめて...やめてくださいまし... 島田: 今、城では三村家が取り潰しになるのかどうか噂になっておる...いいのか? 加世: そ...それは... 島田: この街で1番の美人である御新造がそれを救う唯一の方法を今ここで手にしておる!私が頼めば御家老は必ず理解してくれよう! 加世: で...でも私は...三村に嫁いだ身です!どうかご勘弁を... 島田: ではこの話は無かったで良いかの? 加世: ...島田様...それは... 島田: なーに減るモノではないであろう! 加世: アッ!...ャ...ャ... 加世は恐怖で震え大声も出せなかった。 島田に抱き寄せられ胸に手を入れられた! 加世: ゥゥ...ャ... 島田: ぉぉ!コレが御新造の胸か!柔らかくていいのぉ! 加世: ャ...ヤメて...島田様... 島田: 何を言っておる!楽しもうではないか! 加世: ぃ...いけませぬ...夫のある身でございます... 島田: 良いではないか!その夫を助けたかろう! 加世: ンッ... 島田は加世の乳首を摘み力を込めた! 島田: そうは言っても御新造!乳首が硬くなって!ほれ! 加世: ゥゥ...お...おヤメくださぃ... 島田が加世の着物の裾に手をかけはだけさせた! 加世: ィヤァ... 島田: スベスベの太ももだのぉ! 加世: もう...もうこれ以上は... 島田: フフ!ここはどうなっておるかの?
2020/05/01 17:41:54(JNkzidSt)
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k
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島田: 沢山出たのぉ!
加世: ンン... 島田: 飲んでよいぞ。 加世: ン...ゴックン...ンハァ...ハァハァ... 島田: 私の精液はどうだったかの? 加世: ぉ...美味しゅうございました... 島田: そうか!ぉぉ!精液臭いのぉ! 加世: ... 島田: このまま三村に会わせたいのぉ... 加世: ... 島田: 三村では逝けなかったものなぁ! 加世: ぇ? 島田: 三村のことを想像してもその気になれなかったであろう? 加世: それは... 島田: 認めるのだ!三村では逝けなくて私のモノなら直ぐ逝くことを!違うか? 加世: ... 島田: 認めぬか? 加世: ...み...認めます... 島田: 何を? 加世: ...私は...御主人様のオチンポで...直ぐに逝ってしまいます... 島田: 三村と比べどうなのだ? 加世: ...言えません... 島田: 言えぬか... 加世: はぃ... 島田: であれば...今日は挿れてやれぬなぁ... 加世: ぇ?... 島田: 正直に言わぬなら挿れることは出来ぬなぁ... 加世: ...ご...御主人様の方が...いいです... 島田: なに? 加世: み...三村より...御主人様の方が...いいです... 島田: 三村のチンポより私のチンポの方がよいのか? 加世: ...はぃ... 島田: まぁよいであろう! そう言うと酒を一口飲んでもう一口含んで加世の口に注ぐ! ゴクゴク... 加世の躰が一気に熱くなる。 島田: そんなに欲しいか? 加世: ホ...ホシィ... 島田: では犬の格好をせぃ! 加世: ...は...はぃ... 布団の真ん中で四つん這いになった。 島田: もっと尻を突き出すのだ! 加世は背中を反って尻を突き出す... 島田: 丸見えだぞ!加世ぉ! 加世: ゥゥ... 島田: 尻穴も赤らんでおるぞ! 糸垂らして布団が濡れる... こんな格好を...見られている... 新之丞にも見せたことがない... ドキドキ... この後何をされるのか...されてしまうのか... そして自分はどうなってしまうのか... 加世の躰が期待に震える... レロン! 加世: ンアッ!なッ!? レロンレロンチュッパ... 加世: アッ!ヤッ!ンン...そっそこは! チュッパチュッパレロレロレロレロ... 加世: イヤッ...そんなとこ...アン...ヤメてェェ... 尻穴を舐められていまっている!! 加世: ンン...アァァッ!!イヤァァァ... 秘部に指が挿れられた! 加世: クゥゥゥ...ンアァァァ...アィィィ... 尻穴を舐められて感じてしまっている! まさか自分がそんな場所を舐められて感じるなんて... 尻穴が性感帯だなんて... 知らなかった...でも...知ってしまった... 加世: ンンッ...アックッ...イィ... 島田: こんなところを舐められて感じておるのか?加世!? 加世: ち...ちがっ...ぅぅ...アッアッンン...ヤァァァ...イヤメェェェ...ンッ...ンッ... ンン...ンアァァァ...ァァ...ハァハァ... 躰が弾むように逝った。
20/05/09 16:11
(GoiMQn9p)
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k
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島田: 尻穴を舐められて逝くとはのぉ!加世は本当にスケベだぁ!
加世: ハァハァ...ゥゥ... 島田: こんなに自分がスケベだと加世は知っておったのか? 加世: ...ぃ...いいえ... 島田: 知らなかったかぁ... 加世: はぃ... 島田: ...立ちなさい!そこに手をついて! 加世は障子と障子の間の柱に手をついた! 島田: そうだ!では挿れるぞ!よいか? 加世: は...はぃ... ンググククゥゥゥ 加世: ンワ ァッ!ングァ... 後ろから挿れ込まれた! 島田: もうすっかり馴染んでおるのぉ!加世のマンコは! 加世: ハァハァ...ゥゥ... パン!パン!パンパンパンパンパン... 加世: アァァァ...イヤァァァ...ダメェェェ... このまま一気に逝くのかと思いきや 両側の障子が開かれた!! 外の通りが見下ろせる! 通行人が見上げたらバレてしまう!! パンパンパンパンパンパンパン... 加世: ンンッ!ンンンー...ゥ...ンッンッ... 必死で声を殺す... 島田: どうだ加世?見られてしまうのぉ? 加世: ゃ...ぃゃ... 島田: どうして?皆に見せつけてやろうぞ! 加世は首を振ってヤメてと示すが島田はヤメない! バチュン!バチュン!バチュン! 加世: ンッ!ンンッ! ァッ! 島田: 下をよく見ろ!誰か気付いておるのではないか? 加世は通りをみてバレていないか確認する...!!?? 徳平!?使用人の徳平が物陰に隠れている! なぜ徳平が??何をしているのか?? パンパンパンパンパンパンパンパン... 徳平...お願い...気づかないで...お願い...こんな私を見ないで...お願い... 加世: ンンンー...ゥゥ... ァゥッ...ンッ...ンンッンッンッンッ...ンアッ...ンッ...グゥ...ンン...ハァハァ... ガクガクガク... 逝ってしまった...徳平にバレてしまうかもという心配が加世の興奮を掻き立てた。 パタンパタン 障子が閉まった。
20/05/09 21:31
(GoiMQn9p)
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k
◆W2xI3v0.Dk
島田: 興奮してるではないか!?加世ぉ!
加世: ...そんなこと...ハァ...ハァ... 島田: 通行人に見られるのがそんなに興奮するのか? 加世: ...し...してません... 島田: ならばまた開けてするか? 加世: ぉ...おやめください... 島田: ならばしかと応えよ!三村のと私のでは何がどう違うのだ? 加世: ...それは... 島田: 応えられぬなら開けて皆に見せるぞぉ! 加世: ...そんなぁ...ゥゥ... 島田: どうするのだ?ん?... 加世: ...ゥゥ... ァ... 島田: 加世!何を勝手に腰を動かしておるのだ? 加世: ぁ!... 無意識に腰を動かし島田に尻を擦り付けてしまっていた! 島田: スケベな腰使いをして!はしたないのぉ! 加世: ァァ...ゥ... 島田: さぁ!応えよ! 加世: ンン...ご...御主人様の方が大きいです... 島田: どのぐらい違うのだ? 加世: ...大きさが...大人と子供ほどに... 島田: ほぉ!そんなに違うのか!では...ちゃんと言うのだ! 加世: ハァハァ...御主人様のオチンポと...み...三村のオチンポでは...大人と子供ほどに違うのです... 島田: どちらがいいのだ? 加世: 御主人様の...大人オチンポがイイですぅ... 島田: よーし!よく言えたのぉ!では! パシン!パシン! 障子が開けられた!! 加世: え?!何で!お...お話が違ぃぃぃ... 島田: 大きな声でさっきのを言ってやれ! 加世: ンン!...ダメ...ダメェェ...ァァ! 奥に押し挿れてグリグリとする! 加世: ンァァ...クッ...クッ...ァァ... 奥を攻められ快感に意識を持っていかれそうになった時! 加世: あ!... 徳平と目が合った!... 島田は加世を後ろから抱きしめて首を捻らせ舌を入れ込む! ダメェ...徳平に見られている...徳平見ないでぇ...こんな私を...お願い見ないでぇ... グリグリグリグリ...グゥリングゥリングゥリン... 加世: ンンァッァッ...ンンメテェェ...ァァ...ンンゥゥ... 徳平は目を丸くして驚いている... 加世: ンッンッンアッ...ンングゥ...ァッァッンッ...ンァァ...クァ...ンハァ...ンアッ...クッ...ィクゥゥ...ィィ...ンアッ...ンアッ...ハァハァ... ガクガクビクビク... もう立っていられずその場にへたり込んだ。 ピシャ!ピシャ! 障子が閉じられた。
20/05/09 23:37
(GoiMQn9p)
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k
◆W2xI3v0.Dk
島田: 綺麗にせよ!
加世: ハァ...ハァ...はぃ... 汚れた島田のモノをくまなく舐め上げた。 徳平に見られた...もう...もう終わりだ... 加世の中に絶望感が広がる... 島田: 布団に戻るぞ! 加世: はぃ... 島田: 恥ずかしかったか? 加世: ...はぃ... 島田: 悪かったの!悪ふざけが過ぎた。 加世: ぇ? 島田: ここからはゆっくり愛し合おうではないか! 加世: ... 島田: おいで... 加世を抱き寄せる。 島田: 加世... 加世: はぃ... 島田: 愛しておるぞ! 加世: ... 島田: 私は本気だぞ!加世! 加世: そんな...ことを... 島田: 加世! 加世: ンハァ... 唇を奪う... 深く深く絡み合う... 島田の言っていることが本当かどうかなど今の加世にはどうでもよかった... もう何もかもがどうでもいいような 投げやりな気持ちになってしまっていた... 加世: アァァァ...ンアッ...イィィ... 奥まで挿れ込まれた島田のモノを搾り取るようにギュウギュウと締め付ける。 島田: 愛しておるぞ加世ぉ! 加世: ンァァァァ...ゥゥヤァァァ... 島田: お主は?お主はどうなのだ? 加世: ァァ...ご...御主人様を...愛しておりますぅぅ...アァァァ... 島田: そうか!加世は一生私のモノだ!よいな! 加世: はぃぃ...か...加世はァァ...ぃ...一生...御主人様のぉ...モノでございますぅぅ...アッ... 島田: 逝くぞぉ! 加世: はいぃぃ! 島田の精液が加世の奥深くに放出された...
20/05/10 08:45
(9kL1qiMM)
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k
◆W2xI3v0.Dk
島田: 帰るのか?
加世: はぃ...でも...もう帰ってもあの家に居れるかどうか... 島田: 何と?家を出されると? 加世: 遅かれ早かれ... 島田: 行くところはあるのか? 加世: ありません... 島田: ...わかった!とりあえずココの女将に言っておく!加世が急に来たら部屋を取るようにと!な!心配するでない! 加世: そんな... 島田: ココの女将とは古い付き合いだ!気に病むことはない!家を追われたらココに来るといい! 加世: ...はぃ... 島田: ではいい時間だ!出るとしよう! 家に帰ると三村に島田との密会が徳平の報告でバレていた。 コトの内容を説明した。 新之丞: 妻を寝取った男のコネでたかだか30石を喜んでいたオレは犬畜生にも劣るな...離縁する!出ていけ! 加世: わかりました...徳平!旦那様を頼みますね... 突然の土砂降りの雨の中三村の家を後にした... 三村の家が見えなくなるまで走った。 自分の行いを心底悔いた... 気が付いたら茶屋の前にいた。 暖簾を潜ると女将がいた... 女将: あら!?ビショビショじゃないですか!お部屋にどうぞ!着替えも用意致しますね! 先程まで島田と躰を重ねた部屋だった。 女将: お着替えを...お食事はいかがなさいますか? 加世: 結構です... 女将: わかりました、御用の際には何なりと... 雨は止み着替え1人眠れぬ夜を過ごした。 翌日の昼に島田が来た。 島田: 何も心配はない!私が家も探してやるから!安心しなさい! そう言うと何もせず帰っていった。 それから島田は1日に1回必ず顔を出して 加世を抱いた。 加世も島田の求めることは何でもした。 そんな日々が6日経った頃... 夕方島田が現れた! 島田: 明日、三村と会うよ! 加世: え? 島田: 果し合いだそうだ。 加世: 果し合い?御主人様と? 島田: そうだ!三村が使用人を使って言うてきた! 加世: そんな... 島田: 目が見えないといって侮るなと...困った者だ...私が目の見えぬ者を切ったところで自慢にもならん。 加世: お...おやめください!果し合いなど... 島田: 私だってやめたいが...三村は本気だからのぉ... 加世: 御主人様が勝つに決まっております! 島田: だがのぉ...三村が盲目と言えど武士同士の話だ...行かぬ訳にはなぁ... 加世: そ...そんな... 島田: まぁ少しお灸を据えてやらんといかんな! 加世: お灸を? 島田: 私に向かってこのような無礼を働いた罪は償わせねばなるまい! 加世: それでは? 島田: うむ...命を取るようなことはせん! 加世: ぁぁ...ありがとうございます... 島田: 心配はいらぬ。 加世: どこで果し合いを? 島田: お主はココでジッとしておれ!よいな! 加世: ... 島田: 大丈夫だ!私を信じよ! 加世: はぃ... 島田: そんなことより...ほれ! 着物をめくりふんどしを見せた! 加世は黙って近寄りふんどしを撫で舌を這わせた! 横から手を入れて取り出す! レロ...レロン... ハァンム...ジュポ...ジュポ...レロ...ジュポ... この数日で加世はすっかり島田の性処理道具に成り果てていた... 島田の...御主人様の望むことは何でもする。 それが自分の生きる唯一の方法と心に決め御主人様に捧げた。 唯一の捧げ物である自らの躰を。 加世: ンアッアッアッァァ...御主人様ぁぁ...奥にぃぃ... もう何度御主人様の精液を受け止めたことか... 翌日の夕方 島田が来ない...何かあったのか... 夜になっても島田は現れなかった。 加世は気になり三村の家に行った。 三村が無事かどうか... 屋敷を覗く... 徳平が忙しそうにいていた。 加世: 徳平!徳平! 徳平: ごっ御新造様!どうなさったの? 加世: 今日、旦那様は島田様との果し合いへ行ったのか? 徳平: 何でそれを? 加世: 旦那様はご無事なの? 徳平: えぇ!無傷です! 加世: 果し合いをせずに済んだのか? 徳平: いいえ!御新造様!あの憎き島田様を旦那様は見事にお切りになった!それは見事でした! 加世: え?ごしゅ...島田様を?旦那様が? 徳平: はい!でも命を取るまではいってないからなぁ... 加世: 島田様は生きておるのか? 徳平: だいぶ深傷だけど死んではおらんと思います。 加世: そうか...わかった... 徳平: 御新造様は今どこに? 加世: ... 徳平: まさか...あの茶屋に? 加世: 私は大丈夫です... 徳平: 御新造様ぁ良ければメシだけでも作りにきてくれねぇかなぁ... 加世: 食事? 徳平: どーも旦那様はオレのメシは不味い不味いって言うて...オレが旦那様に飯炊女を雇うのをお願いしてみっから!ね! 加世: でも... 徳平: 納屋に寝れるとこも用意しておくから!蚊帳もあるから!ね! 加世: 徳平...ありがとう...では荷物を持ってくるのでお願い! 徳平: わかった! 新之丞: 徳平!徳平!? 加世: いって! 徳平: はい!...はいよ!旦那様!どうなすった? こうして加世は三村の家に飯炊女として戻り 数日後 新之丞: よく戻って来てくれたな!加世! 加世: あなたぁ! 2人は復縁した。 その後、新之丞は夢であった剣術道場を開くべく準備を始め夫婦慎ましく暮らしていく... 島田は城で果し合いの相手を問い詰められたが言わずに腹を切って自害したのだった。 2ヶ月後 加世: 先生...どうですか? 弦斎: 月のモノもなく吐き気がするとなると間違いなく懐妊であろうなぁ! 加世: そ...そうですか... 弦斎: 何か? 加世: 先生...どうか...懐妊の時期が3ヶ月前だと夫に言って頂けないでしょうか? 弦斎: 3ヶ月?...それは... 加世: お願いです...理由はお聞きにならないでください...お礼はもちろん致します... 弦斎: うーん...構わんが...御新造!?... 加世: イヤッ!先生!!?? 2019年 妻: なにーこの段ボール? 彼女: ウチのお婆ちゃんが送ってきてくれたんです!野菜とか!お味噌とか! 妻: へー!美味しそう!お婆ちゃんどこにいるの? 彼女: 東北です!東北で学校の先生してたんです! 妻: 先生?あれ?お父さんも先生じゃなかった? 彼女: はい!ウチは教師の家系なんです! 妻: へー!凄いね! 彼女: 明治の初めにお婆ちゃんのお爺ちゃんが剣術と学問を一緒に教え出したのが始まりなんだそうで! 妻: 明治!? 加世: はい!お婆ちゃんのお爺ちゃんは目が見えなかったみたいなんですが教育に熱心で! 妻: ふーん!それで代々先生なんだぁ! 彼女: 私はなれませんでしたけどね!でも妹が今年から都内の高校の先生になったんです! 妻: え?妹いたの? 加世: はい!あ...でも内緒です! 妻: あぁ!OK!手出しかねないもんね! 彼女: はい!! 都内の某駅 まもなく発車いたしまーす!閉まるドアにご注意ください! 凛: ...もう...満員電車むりぃ...ホント嫌...せっかくお婆ちゃんの野菜で元気出たのにぃ...ンッ? お尻に誰かの手が当たった!? ...気のせいか? ンッ!ぇ? お尻を間違いなくさわられている... 凛: ...なに?...こ...これって...ンッ!ンァッ!!... 車内アナウンス: 只今、踏切の停車ボタンが押されました、確認中の為しばらく停車致します...お急ぎのお客様には大変ご迷惑を... 凛: ンッ!...ャ...ンン...ハァハァ...ンン... 武士の一分 ~加世の憂鬱~ 終わり
20/05/10 12:52
(9kL1qiMM)
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