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手ほどき…、それから。
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:手ほどき…、それから。
投稿者: ずる
『門脇君子』さんも出てくるので 勝手ながらノンジャンルから移ってきました。
青く黒い経験の続編です。


『手ほどき…、それから』

俺と綿貫は 地元の高校に入学した。
幸いにも同じクラスになった。
『あいうえお順』で決められた席 窓側から女子 次の列に男子、俺は廊下側の1番後ろ 綿貫は俺の斜め前だった。男子が2人多く 俺の隣は『和田』といぅ背の低い『きゃしゃ』な奴だった。

ゴールデンウィークの最中、カレンダー上は黒い平日に 新入生歓迎レクリエーション大会なる催しが開かれた。
体育館でブラスバンドや先輩達が組んでるバンドなどの催し物があったり、各部活の紹介があったり、そんな感じだった。

既に180を越えていた俺は バレーやバスケなど、ウザイほど勧誘があったが、全て断った。

俺は、和田や他の男子達と、給食を食べ終わると すぐに、何処か遊びに行こうと 歓迎会を抜け出してきた。
学校からの帰り道 仲間と ふざけあいながらチャリを漕いでいたとき、アホな事に 俺は チャリごと側溝に落ちてしまった。
それを見ていた近所の自転車屋のオジサンが通報してくれて、救急車で運ばれる騒ぎになってしまった。
結果、あちこちの切り傷やらスリ傷に加え 右腕を骨折してしまった。
肘から手首までギプスをつけられた俺を見て、真っ青な顔の母親が駆け寄ってきた、知らせを聞いて 病院に とんで来たらしい。

翌日は急きょ 全校集会が開かれ、和田たちは担任から長々と説教されたらしい。

痛みと格闘していただけのゴールデンウィークが明けた。
夕方 綿貫がノートを届けがてら 様子を見に来てくれた。

ゴールデンウィーク中にも 綿貫は来てくれていたのだが あまり『いい顔』をしなかった母親の手前 『ノートを届ける』という 俺たちには『都合の良い理由』が、出来た。
雨の日も 合羽を着てノートを届けてくれる綿貫に『…良い子じゃない…』と 母親の見方も少しずつ変わってきていた。

そんな ある日、その日は『今日は五月晴れ、気温もグングンあがるでしょう』、朝の天気予報も そぅ伝えていた。
母は 軒先に洗濯物を干して、「お昼はチンして食べなよ…」そぅ言って仕事に行った。

「健ちゃん!、健ちゃん?、いるんでしょ?」
そぅ言いながら 窓を叩いている、門脇さんちのオバサンの声だった。
「雨、雨降ってきたわよ、ほらっ!」

「あっ、すみません」
慌てて外に出ようとすると

「いいわよ、濡れるから、私が取ってくるから、ほらっ、これ、何処っか下げて」
と、オバサンが洗濯物を渡してくれた、俺は慌ててカーテンレールにさげた。

「どお?、大丈夫?」
そぅ言いながら『掃き出し窓』から身を乗り出したオバサンの 髪も顔も長袖のTシャツさえも雨に打たれて濡れていた。

俺 「すみません、ありがとうございました」
 
門 「もぉ!、やんなっちゃえわね?、いきなり降ってくるんだもの。健ちゃん大丈夫?(腕)濡れてない?、大丈夫?」

「はい、大丈夫です」
俺が窓から身を乗り出すと、空は明るい 太陽まで出ている、なのに まだ 小粒の雨がパラついていた。

門脇 「健ちゃん、(昼)ご飯は?、まだでしょ?、どうするの?」

俺 「いえ、まだ…」

門脇 「そう、なら いらっしゃい。大変でしょ?その手じゃ、一緒に食べよ?、嫌?」

俺 「そんな事は…」

門脇 「そう、良かった、なら いらっしゃい。着替えて支度するから、出来たら呼びにくるから、ね。健ちゃん 着替えは?大丈夫?」

俺 「はい、大丈夫です」

門脇 「そう、じゃあね、呼びにくるから」

そう言って 門脇さんは『掃き出し窓』の正面にある『勝手口』から戻っていった。

『着替えるのも面倒だなぁ』
そう思いながら『ウダウダ』していた。
しばらくして「健ちゃぁん、おまたせぇ、出来たわよぉ」と、オバサンが窓を叩いた。
俺も勝手口から オバサンにつづいた。
案内されたのは茶の間だった、テレビでは 昼の『朝ドラ』が終わろうとしていた。

門脇 「オムライス。嫌い?健ちゃん」

俺 「いえ、そんな事は…」

門脇 「そお、良かった、味は保証できないけどさ、ほら座って、食べよ」

エプロンを脱いで オバサンが座った。
2人向かい合って食べはじめた。

門脇 「着替えなかったの?健ちゃん」

俺 「上はちょっと まだ…」

門脇 「そうよね、ゴメンね、大変だよね、ギプス まだ取れてないんだもんね、ゴメンね」
「ところで、どぉですか?味は、大丈夫?」

俺 「美味しいです」

門脇 「そお、良かった」

とりとめも無い話し をしながら食べた。
俺も緊張していたし、オバサンはオバサンで 何やら『気を使ってる』そんな感じだった。

門脇 「何か飲む?、コーラでいい?」

俺 「あっ、はい」

オバサンがコーラを持ってきてくれた。
「それにしても背ぇ高いよね 健ちゃん、いくつ?180位あるの?」
と、聞いてきた。

俺 「もう少し、(180)1か2位です」

門脇 「本当にぃ?、私と20cm以上違うんだぁ、ねぇ ちょっと立ってみてよ、健ちゃん」

立ち上がり『気をつけ』をした俺の背中に、オバサンが『ピタッ』と背中を合わせてきた。
「やだぁ、ホントだ、こんなに違う」
自分の頭に手を置いて その手が俺の何処にくるのか?、そんなふうにして比べていた。
「羨ましいなぁ」
俺には実感がなかったが、オバサンは そぅ言っていた。

そして今度は 俺の横にならんで
「足だって こんなに長いじゃない!」
俺との腰骨の位置の違いや、自分の股を持ち上げてまで 足の長さを比べていた。
ズボンの『たるみ』を取る様に 自分の股間を押さえるオバサン。
オバサンが『前かがみ』になった時、何の気なしに下を向いた、『見えて』しまった。
オバサンの胸元に釘付けになった。

年齢のせいなのか色素のせいなのか?、そのへんの事は分からないが、色が薄く 片方は『陥没ぎみ』の綿貫のソレとは違って、薄茶色ともピンクともつかないソレは、プッくりと膨らんで突き出ていた。
『近所のオバサン』から『大人の女性』に、俺の中で変化した瞬間だった。

「明日は何にしようか?、カレーにしようか?、健ちゃん辛いのは?大丈夫?」
オバサンは そぅ言って笑っていた。
「来るんでしょ?今日も、彼女」

俺 「そんな、彼女とかじゃ…」

門脇 「いいから いいから…」

綿貫はいつもの様に ノートを届けてくれた。
が、俺は『上の空』だった、綿貫との会話が噛み合わない時もあった。

夜になっても『オバサンの胸元』が、頭から離れない。
雑誌を引っ張りだし、グラビアの『お姉さんの乳首』と『オバサンの乳首』を思い比べては 『悶々』としていた。
『悶々』が『想像』になり、その『想像』が『妄想』になっていった。
が、俺は『右利き』、左手では思う様にならなかった。

いつの間にか眠ってしまっていた。
今日も 良く晴れている。
『お昼のカレー』が、待ち遠しかった。

 
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2020/02/18 12:38:04(Y66nihy5)
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