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1:自由と不自由の間
投稿者:
ぼぶ
ネットの普及で様々なことが自分のタイミングで好きなように出来る自由な時代になった。
人間関係一つとっても、自分にとって必要な人間とそうでない人間と指の操作一つで、どうにでもなる時代。 それでもアナログな出会いで知り合った人間関係は、長く続くように構築される時代は変わらない。 唯はママ友である杏璃が羨ましく感じる時があった。 シングルマザーの杏璃は色々と大変なのだろうが、時々話に出てくる『彼氏』という存在が支えになっていると言う。 しばらくしてから、我に返るのだが、娘の母親として、また妻として見られることはあっても、40歳のまだ女ざかりという目で見てくる男性が、 この先現れるのかと希望すら持てないことで、杏璃のそんな話を聞いていると羨ましく思えてくる。 若くして、病気で夫を亡くし、シングルマザーとして頑張っている杏璃の状況を考えれば、苦労のほうが多いとも思う。 それに支えになっている彼氏になかなか会えない状態の杏璃と家庭を持っている唯では、唯のほうが世間的に見たら、羨ましがられるだろうと、 杏璃と別れるといつも思う。 それに、噂話ではあるが、杏璃の彼氏は、元々仕事でのお客さんにあたる既婚者の男性という話もある。 ただ、唯はそれは杏璃に嫉妬する誰かが流した噂だろうとしか思っていなかった。 そんなことよりも唯は唯で家庭と仕事の両立で忙しい日々を過ごしていた。 初夏のある日、子供を見送りつつ、唯も仕事に向かおうとしたときに、浩紀とすれ違った。 浩紀は唯と杏璃の子供たちと同学年の子供を持つ父親だ。 体格がよく、さわやかな感じで、気さくで話しやすい。 「おほようございます!また忘れ物して。」と前をのんびりと集団で歩いている子供たちの方へと足早に向かっていった。 背後から子供たちの声が聞こえて、しばらくしてから、少し息の切れた浩紀が唯に追いついてきた。 「ご一緒しても良いですか?」 唯と浩紀は駅まで並んで歩いた。 会話は唯が想像していたよりも弾んで、互いの会社が意外にも近いことを知った。 電車に乗ると、ラッシュでそれなりに体が近くなる。 途中のターミナル駅で人が一気に乗ってきた時の事だった。 唯の手が誰かに握られた。 その相手は目の前の浩紀以外に考えられないが、浩紀のもう一方の手はつり革を掴んでいた。 カバンはビジネストートバッグだから、浩紀の肩に掛けられていた。 不思議に唯はその手を振り払おうとは思わず、握られたままだった。 それでも浩紀の方は普通に会話をしており、唯が一人でドギマギしているのも変に思われるのも嫌だった。 電車から降りるときにその手が離れるのに、少し寂しくも思えてしまった。 男性と手を繋いだのは、何年ぶりだろ?なんてことを考えながら、浩紀と別れ会社へと向かった。 唯は少しだけ浩紀の事を考えるようになっていた。 翌朝、子供を見送りがてらなのか、浩紀はまるで唯を待っているかのように、また一緒に電車に乗った。 そして、今度は人ごみに関係なく、手を繋がれたが、唯はまた振りほどこうとは思わなかった。 いや、振りほどけなかった。 多分、周囲から見たら、仕事に向かっている仲の良い夫婦に見えるだろうし、ここで振りほどいたら、それこそ大事になるけど、理性としてはダメだと、色んな葛藤を抱えているうちに会社の駅に着いてしまった。 浩紀との話の内容なんか、頭に入ってこないが、手の温もりが唯に残った。 残ったのはそれだけでなく、駅に着いてから、別れるまでの間に、唯のスマホに浩紀の連絡先が登録された。 その日の晩にタイミングを見計らったかのように、唯が一人でいるところに浩紀からメッセージが届いた。 『明日もよろしくお願いします。楽しみにしてます。』 唯は返事が出来なかった。 「来てくれないかと思いましたよ。」と唯の顔を見たときに笑顔を見せた浩紀の表情を見て、唯は表には出さなかったが、少し気持ちが高揚した。 ”ただ電車の中で手を繋ぐだけ”、“メッセージをする相手” それが何か月か続くと、唯の中で浩紀の存在が無意識に大きいものになっていたのも事実だった。 『ごめんなさい。明日は一緒に行けないのです。』と浩紀からメッセージが来た。 それなのに、その翌朝、浩紀と顔を合わせた。 「ちょっと行くところがあって。」と唯の脇を足早に通り過ぎて行った。 駅とは反対方向に向かう浩紀の背中を自然と振り向いて、目で追ってしまった。 浩紀が曲がり角を曲がるまで立ち止まって、目で追っていることに気づいたのは、浩紀の姿が完全に見えなくなった後だった。 いつもの通勤のはずなのに、悶々とした気持ちになっていた。 これから始まる仕事が原因でないことは唯自身も分かったが、それほどまでに自分の中で浩紀の存在が大きくなっている事を自覚した日でもあった。 そう思い、「自制しよう」とも思った。 なのに、翌朝の電車の中で浩紀は手を繋いだだけでなく、ぐっと唯の体を自分の体に強く引き寄せてきて、密着した。 浩紀の厚い胸板にたまに頬が密着してしまう。 体の中で熱いものが込みあげてくるのを唯は感じていた。 電車を降りた後、手は離れたが、唯は軽い興奮状態にいた。 だが、まだ葛藤がないわけではなかった。そんな唯に、浩紀から『今夜会えませんか?短時間でもいいので、タイミングを見て連絡ください。』とメッセージが届いた。 『わかりました』 唯はたった6文字だが返信を送った。 「ちょっとコンビニ行ってくるね~」と家族に言って、唯は家を出た。 唯の足はコンビニの方に向かっているが、目的地は少し離れた公園だった。 手を繋いできた相手に抱きしめられた唯は抵抗することもなく、キスを受け入れた。 舌が絡まりあい、口元が湿っても構わず続けた。 過去の男性たちよりも上手なキスで、時折優しくなでられる背中も敏感になっていた。 たった6文字の返信で、唯は自制するのを止めたことになった。 それでも言葉では時々「ダメ」とは言うが、言行一致していない自分の矛盾さを自嘲していた。 ベンチに隣り合って座りながらも、通行人が通ると、顔を背けたり、あえてキスをして、お互いの顔を隠すようなことをした。 次第にエスカレートしていき、浩紀の手が唯の服の中に入り、乳首が指で転がされた。 「大人だからね。」 笑みを浮かべて浩紀が言い、それを笑みを浮かべて受け入れる唯だった。 「時間もないし、次はちゃんとしたところで会おう。」と浩紀はスパッとその場の雰囲気を変えることを言ってきた。 唯の方が、浩紀との別れに寂しさを感じた。
2023/12/13 18:19:14(eIafhN1J)
投稿者:
ぼぶ
唯は熱い体が夜風で冷ましつつ、これから現実に戻るために自宅の前で間を持っていた。
そして、浩紀への気持ちを振り切ろうと、一気に玄関のドアを開けた。 リビングにはすでに家族の誰もおらず、カモフラージュのために買ってきた、朝食用のパンを片付けようと、 キッチンに入り、スマホを確認した。 浩紀からのメッセージは来ていない…一抹の寂しさを感じながら、風呂に入る準備をしているときに、 熱いメッセージが届いて、唯の体がまた一気に火照った。 シャワーを浴び、風呂に浸かりながら、返信を打ち、その中で唯は風呂に入っていることを伝えた。 浩紀からの返信は早かった。 そこに唯の今の姿を送ってほしいとあり、唯は躊躇した。 『嫌なら、大丈夫だよ。』と優しい言葉も添えてあったのが、余計に気になった。 浩紀に嫌われたくないが、恥ずかしいし、怖さもあった。 風呂から一度上がった唯は体を整えると、浴室の鏡を一度拭いてから、そこに映る自分の姿を撮影し、浩紀に送った。 『早く思い切り抱きたい。』 浩紀からの言葉に、唯の頬が余計に赤くなった。 こんな気持ちになったのは、いつ以来だろうか。 不倫は否定しないが、縁がないものだと思っていたが、身近なところに転がっていた。 翌朝、繋いでいた手はほどかれたが、浩紀の手は唯を抱くように背中に添えられていた。 それだけで唯にはほんの少しの羞恥心と罪悪感はあったが、女としての喜びが上回っていた。 他愛のない会話をしているが、時々、浩紀が悪戯っぽく、唯の体を優しく撫でた。 唯の耳元で「早く抱きたいな」と浩紀にささやかれると、唯の顔が一気に紅潮した。 指をたたむようにして、浩紀のシャツに添えてある手を丸めて、それに答えた。 仕事中も少し間があると、家族の事よりも浩紀の事を考えてしまい、ふと我に返ったりするのだが、 それでも間があると、浩紀に抱かれている自分を想像してしまったりしていた。 翌週の土曜日の朝、二人は一緒にいた。 家族にはお互いに”休日出勤”ということになっている。 だから、二人とも仕事に行く服装だった。 最寄駅からは少し離れた駅で降り、少しブラブラとしてから、早めのランチを取った。 パスタを食べながら、グラスワインを手にし、デートらしいデートを初めてした。 それだけでも唯は少し浮かれ気味ながらも、緊張していた。 「予定通り、映画を見に行く?…それとも?」 少しおどけた感じながらも、雄を感じさせる目で浩紀は唯に言った。 「それとも?」 その目に応じるかのように、唯も女としておどけて見せた。 浩紀が顔を近づけてきたから、唯も近づけて、耳元で、 「早く抱きたい。我慢できない。」と囁かれると、唯は一度距離を置いてから、目でうなずいた。 ホテルまでの道中、人気がなくなると、キスをしながら向かっていた。 時々、浩紀の手が唯の尻を撫でるが、唯は嫌がらずに少し腰が自然に動いてしまった。 部屋に入ると、二人は濃厚なキスを交わした。 「シャワーはどうする?一緒に浴びる?」 浩紀の言葉に「いろいろとあるから」と唯は一人で入ることを選んだ。 嫌な表情を見せなかった浩紀だったが、「寂しくなったら、入っちゃうね。」とおどけた。 シャワーの音が聞こえてくる洗面台には、きれいに畳まれた唯の下着を含めた服が置いてあった。 浩紀はそれをスマホで撮影すると、またソファに戻り、スマホを操作していた。 頃合いを見て、服を脱ぎ、浴室のドアをノックし、唯と一緒にシャワーを浴び始めた。 唯の体にシャワーを掛けながら、手で優しく撫でていく。 「綺麗な体だね。肌がきれい。」と浩紀は素直に言葉にした。 その言葉に唯は興奮したが、さらに興奮というか、困惑させたのが、まだ勃起していないのに、 浩紀のが太いことだった。 あまり視界に入れないようにはしていたが、チラチラと見てしまう。 ダランっと浩紀の股間に垂れ下がっていて、大きくなったらどうなるのか?と考えてしまった。 唯が浩紀を洗う番になり、浩紀の体に手を添えていく。 「大きくしても良いよ。」 浩紀は無邪気に笑みを浮かべて言った。 初めて浩紀のを握ると、「太い…」と思わず声に出た。 「よく言われる」と浩紀が笑みを浮かべて言ったことで、 「良く?」と冗談っぽく返せた。 「大きくしたいなら、しても良いよ。」と唯の手に手を添えて、しごき始めた。 ある程度の硬さになったところ、浩紀に求められて、口でするようになったが、 舌を添えるように舐めていると、顔にパシッと当たったりする。 そこまでしてから、今度は舌を絡ませあいつつ、シャワーを二人で浴びると、浴室から出た。 体をササっと拭いてから、ガウンを着て、ベッドに入った浩紀とは違い、 唯は体を丁寧に拭くと、下着を身に着けてからガウンを着た。 ベッドに二人が入ると、浩紀は手を伸ばして、調光ライトを少し暗めにした。 「顔は見えた方が良い。」 唯にとっては少し明るく感じたが、浩紀にそう言われると、返す言葉がなかった。 「可愛い下着も見れたし。」とおどけるようにして言われたが、この日のために新調した下着を喜んでもらえたことが嬉しかった。 下着を脱がされて、浩紀もガウンを脱いだ。 口元がお互いに激しく湿りながらも、それが徐々に浩紀が唯の唇から離れ、少しずつ下に下りてくる。 ゾクゾクする感覚が唯を襲い、女としての気持ちよさが全身に伝わる。 乳首は丁寧に指で転がされたり、摘ままれたりしながらも、浩紀の舌が焦らすように、唯の股間へと向かっていく。 大陰唇を舐められ、次にクリトリスが吸われたり、舐められたりする。 浩紀の舌が唯の股間にまとわりつくように強弱がつけられ、唯は嬌声を我慢することが出来なかった。 キスもそうだが、浩紀の舌は何か別の意思があるのではないかと思うくらいに、唯を快感に貶めていく。 「舐められて…いっちゃう…いく…いく…」 唯の腰が軽く浮き、女としての素直な反応を見せると、唯の手がまだ股間にある浩紀の頭にのせられて、 「舐められて、イッタの初めて…」 浩紀は笑みを浮かべつつ、また舌を動かし始めた。 何度かいかされた唯の足の指先まで浩紀は舐めると、唯は全身性感帯状態になった。 また濃厚な舌の絡まりがあってから、体を入れ替えて、今度は唯が浩紀の体に舌を這わせていく。 唯が浩紀のを口に含むと、浩紀に促されて、お互いに舐めあうことになった。 その時に、唯のすでに濡れていたアナルに浩紀の指が入れられた。 「お尻は…ダメ…」 「ダメと言いながらも動いてるよ。」 浩紀は吸い付いていたクリトリスから口を離して言った。 「それは…あんっ…」 「ほら…」 唯は自分自身で浩紀の指が自分のアナルに出入りしていることを許してしまっていた。 「そのうち、ここだけでもいけるようになるよ。」 抵抗することを止めた唯は、それ以上に太い浩紀のものが欲しくなっていた。 「我慢できない…」 浩紀に訴えると、「ゴムが嫌いなんだけど…」と浩紀は遠慮がちに言った。 絶対に外に出すと約束した上で、また上下入れ替えて、唯は浩紀に向けて足を広げた。 「やばい…少し痛い…太いよ…」 それでも浩紀がうまくやり、奥までゆっくりと入っていった。 少しずつ浩紀が動いていくと、慣れてきた唯は再び嬌声が我慢できなかった。 何度かいくと唯は「怖い…気持ち良すぎて怖いの…」と繋がったままの浩紀に薄っすらと涙目で訴えた。 「唯の体が本能的に俺と繋がりたかったから、こんなに気持ち良いんだよ。」 唯はその言葉に頷いた。 お互いの体が汗ばんでいる。 シーツはすでに色んなものでぐっしょりとなっていた。 浩紀が約束通りに唯の腹の上に放出した時には、唯の全身がビクンビクンっと動いていた。 「口できれいにして。」 素直に唯が応じると、浩紀は復活し、唯を驚かせた。 結局、時間が許すまでの間に3回し、3回目の最後の方は、唯は体力を失い、ダッチワイフ状態だったが、 最後ということで、浩紀の精液を飲まされた。 余韻に慕っているのか、ただぐったりしているのか、唯自身も分からなかった。 その間に、浩紀が浴室に湯を張りにいったのが目に入った。 「時間もないから。」と唯の体をお姫様抱っこで浴室まで運んだ浩紀と一緒に湯船に浸かった。 まだ浩紀に体を撫でられただけで、ビクンっと体が反応してしまう。 素直に「すごかった。」と感想を浩紀に伝えた唯。 ホテルから駅までの道中は恋人同士のようにイチャイチャしながら向かった。 そこから最寄り駅までは誰に見られるかわからないから、密着することは止めたが、唯の方が浩紀と繋がりたくて仕方なかった。
23/12/14 18:46
(imrMQZEi)
投稿者:
ぼぶ
浩紀はもともと家族思いの子煩悩な男だった。
いや、むしろ、今でもそうなのだが、浩紀の妻が浩紀の有り余った精力を受け止めきれず、 子供には絶対にばれないようにとの約束のもと、妻公認で不倫をしている。 普通の会社員で、周囲からは出世街道に乗っていると言われるエリート社員だが、当人にその自覚がなく、 会社が自由にさせてくれている事を良いことに、色々と良くも悪くも遊んでいる。 人柄は悪くなく、気さくだから男女年齢問わず話しかけられたりもする性格で、いわゆるコミュ力が高い。 かといって、女性ならば誰とでもという訳ではなく、浩紀本人が性的欲求を感じる女は限られている。 唯はその眼鏡にかなったが、いかんせん子供同士の距離が近いことが、浩紀は懸念していた。 口が軽いとは思わないが、親の些細なことに子供が気づきやすい。 もちろん唯はそれが分かっていると浩紀は思っている。 危うさを感じながらも、唯に手を出したのには、理由があった。 『よくしゃべる女だ…』 目の前の杏璃を見て、そう思いながら、グラスに口をつけた。 口の軽い女に対して、浩紀は性的欲求を感じない。 だが、目の前の杏璃は時折それを求めているような素振りを見せてくる。 ある日の仕事帰りに一人でほっとしたい時にふらっと入った居酒屋で、杏璃に捕まったのが、運の付きだった。 以来、なぜか杏璃と不定期だが、何度か飲む仲になっていた。 スタイル、顔を見れば、唯と杏璃だったら、ほかの男なら、杏璃を選ぶと思うが、 口が軽いのが難点だ。 時には、『この女をめちゃくちゃにしたら、どうなるんだろうか?』とも考えたことがあるが、 すぐにそれは頭の中で払しょくされる。 そんな杏璃でも、浩紀には情報源として、役に立つ時がある。 唯の情報は杏璃から手に入れた。 セフレという彼氏の存在を杏璃が唯に話した時の表情などの情報はペラペラと杏璃は浩紀に話していた。 唯と通勤を始める前日の事だった。 杏璃の話している状況から、その後の唯に特に変わった様子は見受けられない事で、浩紀は内心ほっとしていた。 人の表情にめざとい杏璃が気づいていないから、多分大丈夫だろう。 仕事を定時で終えた唯は最寄駅から2つ離れた繁華街がある駅の改札を出ると、 浩紀の姿があった。 笑みを隠せない唯は、すっと近寄って行った。 これから【残業】である。 食事している時間がもったいないとコンビニで弁当を買って、近場のホテルに入った二人。 エレベーターの中でキスをしながら、胸の辺りを弄られて、唯の体が一気に火照った。 「我慢できない」 浩紀の囁きを耳元で感じると、一気に表情が雌になった。 部屋に入り、とりあえずくつろぐ次いでに弁当を食べている感じだった。 二人でシャワーを浴び、適当に体を拭くと、全裸のままベッドに転がり込んだ。 唯の期待以上の愛撫による快感が全身を襲った。 大陰唇までひくついているのが分かる。 唯からしたら、十分な愛撫だったが、「時間がないから入れちゃうね。」と浩紀から言われると、 『(浩紀からしたら)物足りないのかな』と思っている間に、 浩紀の太いのが、体に一気に入ってきた。 お互いの腰の動きが同調している中で、さらに浩紀のが唯の中で大きくなっていく。 愛撫で何度か絶頂に達していたからか、それだけで唯はまた絶頂を味わえた。 シーツを掴む手に力が入り、頭の中が何度も真っ白になっていく。 後ろからされているときに、浩紀はベッドのわきに手を伸ばして、スマホで撮影を始めた。 快感に酔いしれている唯はそれに気づいていない。 さらに、唯と繋がりながら、アナルに指を突っ込んだ。 「こんなにすんなり入るようになったよ。」 小さい悲鳴を上げながらも、唯の腰の動きは止まらなかった。 「ぬ…抜いて…」 そう言いながらも、腰は動いた。 「ほら…」 浩紀は腰を引いて、唯のそこから自分のを抜いたが、アナルの指は抜かなかった。 「そっちじゃない!」 唯は少し絶叫気味に言った。 「どこに入れてほしいの?」 浩紀の問いに、 「おまんこに入れてください!早く続けてください!」 腰を動かし、浩紀のにあてがえようとした。 その様子も動画に収まっている。 ゆっくりと唯に沈み込んでいく様子もばっちりと撮影された。 そこまで撮影すると、スマホをベッドの脇に戻した。 絶頂を迎える浩紀のを当たり前のように咥えて、口の中に放出されたものを飲み込んだ唯は、 口でそれを綺麗にしていく。 その様子は浩紀は再び手を伸ばして、無音カメラで撮影した。 あまり遅くならないようにと、二人が帰宅した時間は、唯がいつもの残業で帰る時間とほとんど変わらなかった。 帰宅後、いつものように家族と過ごしたのは、唯も浩紀も一緒だった。 浩紀の家族が寝静まった後、浩紀は自分専用のPCにスマホを接続した。 『唯』という名のフォルダを開いた。
23/12/27 18:06
(RB163yul)
投稿者:
ぼぶ
『女は3回抱かれると、相手に情が移る。』
どこかの小説だかにそんな言葉を見つけた。 浩紀は、その言葉を思い出しながら、唯と【休日出勤】している。 コンビニでランチの弁当を買って、以前入ったホテルへと入った。 自宅から待ち合わせをして来たものだから、空いている部屋が限られていた。 それでもすんなり入れただけでも運が良い方だと二人とも思っていた。 部屋に入るなり、唇を重ねた後、浩紀は書籍から見つけた言葉を頭の中で反芻しながら、 唯の表情を見ていた。 顔が赤らんでいて、メスの表情をしている。 顔だけ見ても、すでに唯のそこが湿っているであろうことは、容易に想像できた。 「シャワーとお風呂とどっちにする?」 唯の問いかけに、 「二人でシャワー」と浩紀は返答した。 予想通り、すでに唯の股間が濡れていることが、浩紀は指で感じた。 それに感度もいつになく良いような気がした。 シャワーを浩紀に当てる唯のクリに少し指が触れただけで、ビクッと反応し、そのままこねくり回すと、 唯は我慢できなくなったのか、浩紀にしがみつくような態勢になった。 そこから濃厚な舌の絡み合いが始まり、シャワーで汗だけを流した後、適当にお互いの体を拭いて、全裸のままベッドに倒れこんだ。 唯への濃厚な愛撫が始まり、浩紀が唯の股間に顔を埋めるように丁寧なクンニで、唯を翻弄していく。 すでに唯は愛撫だけで2回はいっていた。 それでも続けられることで唯は本能を浩紀にさらけ出していく。 「ねぇ、唯のここがヒクヒクしてるよ。」 浩紀の言葉に一度浩紀の事を見てから、 「恥ずかしい…」とだけ唯は答え、また喘いだ。 また唯がいってしまうと、 「唯の子宮が俺のを欲しがってるのかな…」 唯は浩紀の方を見たが、何も答えずに体だけは浩紀の愛撫に反応していた。 前よりも吸い付きが凄いと感じた唯の口での奉仕に、浩紀はあの言葉を体感している感じがした。 唯にせがまれるように求められた形で、浩紀は怒張したものを唯のそこに沈めた。 いつもは静かに少し焦らすように入れるのが、今回は一気に奥まで突いてみた。 軽い悲鳴みたいな声を唯が発した。 「なぁ、唯の子宮はやっぱり俺を欲しがってるみたい。子宮がチンコに吸い付いてきて、変な感じがするよ。」 唯の耳元で囁くと、唯は潤んだ目で浩紀を見つめてから、下から浩紀に抱き着き、キスを求めてきた。 浩紀は事あるごとに、「唯の子宮が…」という言葉をわざと使った。 実際に唯の奥にこすり付けていると、すごく吸い付いてくる感じがした。 『男は脳で考え、女は子宮で考える』とはある詩人が残した言葉だ。 唯を抱いている最中の浩紀はこの言葉を実感した。 それまでとは唯の目が違うと思った。 まだ一回目なのに、すでに唯の体が小刻みに震え、大陰唇さえもまるで生き物のようにヒクついていた。 それが猶更、浩紀のを刺激する。 いつもよりも浩紀が絶頂を迎えようとするタイミングが早かった。 恍惚の表情を唯は浮かべながら、浩紀の腰に足を絡ませた。 まだ理性が残っている浩紀がそれを振りほどき、唯の顔の前にモノを持っていくと、 唯はそれにむしゃぶりついた。 まるでメスのように、唯の舌が絡まり、浩紀は唯の口の中に放出した。 唯は浩紀が何も言わないのに、まだむしゃぶりつきながら、放出されたものを器用に飲み込んだ。 「すごいな…」 浩紀のその言葉が唯の耳に届いたかはわからないくらいに、唯はそれを復活させようとした。 ある程度のところで、唯が浩紀を押し倒すようにしてから、浩紀の股間に跨り、 浩紀のを自分の股間にあてがった。 「私をおかしくしたのは誰?」 薄ら笑みを浮かべて、それを自分で腰を落として、沈めていく。 浩紀のはまだ完全ではないが、それでも入れるには十分な硬さだし、太さは旦那と比較してもかなり太い。 腰を落としている途中で、唯が一度動きを止めてしまうほどの快感を与えていた。 そこに下から浩紀が一気に突き上げたから、唯は浩紀に倒れこんだ。 「おかしくなったの?」 一度、腰を引いて、また一気に突き上げると、唯は軽い悲鳴に近い嬌声を上げた。 「うん…」 頷いた唯をまた突き上げると、唯の体が一気に震えて、いった。 持ち直した唯に浩紀が「自分の一番気持ちいい所に当てて、自分のタイミングで抜いてごらん。」と伝えると、 唯は腰を軽く動かし始めた。 それでも、何度か動かしただけで、唯はいってしまうくらいに敏感になっていた。 「すごく…すごい…気持ちいいの…」 動きはゆっくりだが、すでに額には汗がにじんでいる唯は浩紀に言った。 「だから、何度も子宮にこすり付けてるの?」 浩紀は唯に言った。 「これが気持ちいいの…」 腰の動きを止めずに唯が答えた。 「唯の子宮が俺のを欲しがってるんだね。」 唯は恍惚の表情で頷いたのか、ただ俯いたのか分からないような仕草を見せた。 まだ唯の中にほんの少しだけ理性があり、葛藤しているのだろうかと浩紀は考えた。 「本当はどこに出してほしいか言ってごらん。」 浩紀が問いかけると、唯の腰の動きが少しだけゆっくりになり、 しばらくの沈黙の後、 「引かないでね…」 浩紀が頷くと、 「中に出して欲しい…」 唯の本音が聞けたところで、浩紀は下から激しく突き上げてみた。 軽い悲鳴を発した唯に向けて何度も突き上げる。 「壊れる…壊れる…壊れちゃう!!」 唯が絶叫を上げる。 「どこに出して欲しい?」 「中に…中に…お願い!!」 「じゃあ、腰をもっと激しく動かして。」 浩紀の言葉に子宮に強くこすり付けながら、腰の動きを早くする唯。 嬌声が止められなかった。 「出すよ。」 浩紀の声に頷いた唯の中で遠慮なく全てを放った。 唯の腰の動きが止まらず、搾り取られるようだと思った。 時間はまだ昼前だが、少しの休憩がてら、シャワーを浴びて、コンビニ弁当をガウンを羽織った姿で食べた。 「なんか今日の私、自分でもすごく変になってる…。」 唯がふとそんな言葉を漏らした。 「いや、それが本能なんじゃない。唯が本能で俺を求めていた証拠だと思うよ。」 唯の下腹部に手を軽く当てながら、 「ほら、ここもまだ欲しいって言ってるみたいだよ。」 と笑いながら言った。 結局、二人はというよりも、唯は時間の許す限り浩紀を求めた。 浩紀の方が腰がおかしくなりそうだった。
24/01/05 19:16
(VTRLsizT)
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