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カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:(無題)
投稿者: ヒデオ
その人と二十年ぶりくらいに会ったのは、伊勢神宮の内宮の宇治橋の真ん中辺りでだった。
 私は仕事の接待で、東京の取引先の社長の家族三人を引率して、本殿への参拝に向かうと
ころで、相手は団体旅行か何かで、先頭に小旗を翳した女性に引率されて、本殿の参拝から
戻ってきたところのようだった。
 二十人足らずの小さなグループのようで、五、六十代の年配の女性が大半で、男性は二人
か三人ほどしかいなかった。
 接待相手の社長家族に、地元出身ながら灯台下暗しで、あまりよく知らない神宮の歴史を、
営業マン特有の口の軽さで喋りながら、歩いていた時、ふと僕の目の端に誰かの視線を感じ、
その方向に改めて目を向けると、濃紺のツーピース姿の、記憶のある細い体型の女性が足を
止めて僕を凝視してきていた。
 私のほうも目が合った時すぐに、相手が誰なのかわかった。
 相手の女性は、同じ場所に呆然と立ち尽くしたまま、私なりに穿った見方で言うと、驚き
や懐かしさや嬉しさや悲しさの、全部が入り混じったような複雑な視線を投げつけてきてい
て、自分の集団から離れたことも気づかないように、私に向けて強い視線を投げつけてきて
いた。
 だが、私のほうが得意先接待という立場もあり、そこにいつまでも立ち竦んでいるわけに
はいかなかったので、自分から目を逸らして足を前に向けた。
 内宮本殿の石の階段を上がる時には、気持ちはもう営業マンの顔になり、得意先への少し
ばかりあやふやな説明に一生懸命になっていたが、実際の心の中には宇治橋中央で図らずも
会った紺のツーピース姿の女性の、昔ながらの憂いを含んだ細面の顔と言わず、昔の時の男
の心をそそるような匂いまでもがはっきりと刻み込まれていた。
 でも、二十年以上もまるで音沙汰のなかったどうしてあの人がどこかの慰安旅行のような中に 
 
2023/09/01 12:28:55(1UkqmyC9)
2
投稿者: (無名)
ヒデオさん、最初から痺れて来ますね。
23/09/02 08:10 (XQORlzVJ)
3
投稿者: (無名)
ヒデオさん、途中で切れているので、長すぎてナンネットの方で切られているのではないでしょうか?
23/09/03 07:09 (OqWGM8Ji)
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