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ぼくがいた夏3
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:ぼくがいた夏3
投稿者: 七海 航
3話『嫉妬心と背徳感』


その夏、八月の一ヶ月だけ愛しあった人妻の肉体的な魅力に、ぼくは日に日に溺れている自覚症状があった。結婚していても出産の経験をしていないこともあり、いつでも女だったし、年齢がぼくの倍とということを忘れてしまうような子供っぽい態度も魅力だったと思う。そして肉体的にも精神的にも魅力を感じるほどに、彼女のご主人に嫉妬する気持ちと背徳感を覚えた。槌


アルバイトをするきっかけを与えてくれたOLに対しては対抗意識すら持っていた様子で、ぼくが廊下で挨拶の延長線の会話をすると、その後は拗ねたような表情を見せつつ甘えてくることもあった。淡い恋心を抱いていたことで、OLの若さに嫉妬していたことは理解していた。そんな時は、如何にぼくが人妻の熟れ切った肉体に溺れているかを態度で示して安心させていた。それでも、人妻の嫉妬が薄らぐ反面と、ご主人への裏切りという背徳感が人妻の肉体の悪魔を目覚めさせた。


人妻の乳房は、その大きさから重力に抗うことが出来ずにいたが、多少張りを失い始めた乳房の感触は絶品だと感じていた。手のひらで鷲掴みにすると、指先から溢れるスライムのようだった。そして乳房の谷間に包まれたぼくのペニスは暖かいスライムがまとわりつく感触に最大の膨張係数を更新するほどだった。亀頭の先端で乳首をスライムに押し込み、もう一方の乳首を人妻自身の舌で転がしたり、口に含ませて吸わせることもお気に入りの光景であり行為だった。人妻の適度な大きさの乳房だからこそ可能になることだった。


人妻の貞操観念と童貞であることへの遠慮から、セックスという行為そのものは拒まれて許されないものだった。人妻のヴァギナに挿入することで得られる射精の快感と乳房の谷間や口の中で射精する快感の違いは知る由もなかったが、亀頭の先端で乳首同様クリトリスに擦り付けることも人妻の喘ぎ声を気にしなければならない行為だった。何しろぼくと人妻がお互いの欲望のままに行った数々の行為は部屋ではなく、トイレの個室や清掃用具倉庫、事務所のシャワー室だったからだ。清掃業務のタイミングやローテーションによっては、階段でフェラチオをしてもらうだけのこともあった。事務所の休憩用の簡易ベッドという選択肢もあったが、人妻の溢れ過ぎる愛液や潮を吹くことを考えると消せない痕跡を残してしまうリスクが高かった。


潮吹き体質の人妻を安心して遠慮なく絶頂を迎えさせるのに適した場所は、事務所のシャワー室とトイレの個室だった。どちらもタイルの床のお陰で痕跡を消すにはシャワーやホースでそのまま流せるからだった。だからこそ、必然的にその場所がぼくと人妻のお気に入りの場所になっていた。多少スペース的な窮屈さを我慢することは、得られる快感に比べて大したことではなかった。


ぼくも人妻も、もしかしたら露出願望があったのかも知れないと思えた。ある時は、ぼくは制服を着たまま全裸にした人妻をトイレの個室から連れ出したことがある。清掃業務を担当していた7階と8階フロアの会社は残業する人もほとんど居ないため7時半を過ぎると男子用も女子用もトイレの利用者が皆無だった。洗面台に手を付かせて大きな鏡の前に立たせ、後から抱きかかえ乳房と女性器を激しく愛撫し潮を吹かせるためだった。


大きな鏡をスクリーンに見立てて、苦しむように悶える人妻の姿を見るのが好きだった。洗面台に手を付かないと立っていられないほどで、時折尻を突き出して制服越しに感じるぼくの勃起したペニスの感触を確かめている様子だった。その様子が伺える頃には、喘ぎ声もフロアを超えて他のフロアにも響いてしまうのでは感じるほどだった。


トイレの個室で初めて人妻とお互いの欲求を満たしあった時には、喘ぎ声が溢れないように口をテープで塞いだり、手のひらを押し当てていた。人妻のマゾヒストの感性は強制的に喘ぎ声を押し殺されると飛躍的に加速することも感じていた。ある日は、脱がした人妻の下着を口に押し込んだことで潮を吹くタイミングが驚くほど早かったことがあった。自らが溢れさせた愛液により、洗濯したてのようになった下着を咥え込んだ自らの鏡に映る姿を眺める姿は、投稿写真誌で姿を晒す、あるいは晒されているマゾヒストの女性達と似たような表情をしていた。黒い目張りが無い分、人妻の方が格段に美しく感じていた。


そんな、人妻から感じた感性は、ぼくのサディスティックな感性を充分以上に刺激し、磨いていたのかも知れないと思った。洗面台の大きなこの鏡に映し出されるぼくと人妻の姿が写真投稿誌で掲載されたら、読者は何を感じるのだろうと思った。ぼくが16歳の童貞で、彼女が32歳の人妻だと信じる人は居ないだろうと思った。そして、ぼくと人妻の立場を例えたらサディストの男とマゾヒストの女の関係性も不思議に思われるだろうと確信した。意外性に富んだそのことが自体が、身体ではなく脳で感じる絶頂を迎えるような感覚だった。


童貞で経験の無いぼくが教科書にしたのは、清掃スタッフのおじさんから貰ったいたアメリカのポルノ雑誌と投稿写真誌、そして部活の仲間たちからの曖昧で確証の取れない情報だった。人妻との官能的かつ背徳感にまみれた関係を始めてからはアメリカのポルノ雑誌には興味が無くなり、もっぱら写真投稿誌の数ページを割くSMの写真だった。SMの世界観に興味を抱くと、清掃スタッフのおじさんにSMに関する質問をぶつけた。自らは縛るより縛られたいと言った彼の気持ちは率直に理解しないと、彼はぼくが相当なサディストかも知れないと呟いた。


質問責めに遭うことに辟易としたのか、彼はSM専門誌を持って来てくれた。ぼくが彼からエロ本を貰っていることを人妻は知っていたが、このSM専門誌を人妻と一緒に見ることはやめにした。性体験をしたこともない童貞なのだから実際の経験が無いことは当然のことであり、事実写真投稿誌で見たイメージを人妻に模倣していた。それでも、SM専門誌を見せることには抵抗があった。人妻からにわかサディストと思われたくなかったという見栄だけの理由だった。


部活の練習にSM専門誌を持って行き仲間たちと見たときの反応は興味深かった。全く興味を持たない者が三割、大人になってからで今はまだ早いと感じた者が二割、少なからず興味を持ったのが半分の五割で、更にその内訳は槌Sよりが二割、M寄りが二割、残りの一割がSとM両方に興味を持っていた。十人十色とは言え、Sよりだったぼくともうひとりは異なる好みが伺えた。奴がレザーのボンテージのどちらかと言えば槌西洋文化を伺わせる写真に食い付いたのに対し、ぼくは麻縄による着物姿の緊縛や蝋燭に日本の美意識を感じたのだった。その一方で、西洋の絵画やモノクロ写真が引用されているCMNF(着衣の男と全裸の女)にも惹かれて、人妻に女子トイレの個室で自慰行為を見つかってしまった時のことを思い出した。あの時、最終的には人妻は全裸に紙テープを巻かれた状態で、ぼくは制服のパンツと下着のトランクスを下ろしただけだったからだ。


M寄りの反応を見せた仲間たちは、黒いレザーのボンテージファッションに身を包んだ女王様の姿に興味を持っていたみたいだった。鞭で打たれたり、ブーツで踏みつけられる写真を見て密かに勃起させた奴もいたけど、気づかない振りをしてやった。その写真の女王様を見て、人妻やOLの姿を思い出すことは無かったが、その女王様から鞭を取り上げて縄で縛って蝋燭を垂らしたいと言う意見には呆れられてしまった。


それでも、全員の意見が一致したのはマゾヒストの男女が食糞する写真を見た時だった。写真からもうんちの匂いがしそうだと、みんなで大笑いしたのだった。それでもぼくは女性が男のおしっこを浴びたり、飲んだりする写真を見て即座に人妻やOLの顔を思い浮かべてしまった。教会以外で聖水と言う言葉を初めて知ったのだった。特に人妻には口の中で射精した時には必ず飲み干してもらう習慣になっていたから、聖水を飲ませてみたい感覚が湧き上がった。


トイレの個室や事務所のシャワー室は適度な閉塞感が、ぼくと人妻の身体を密着させる。トイレの洗面台は大きな鏡によって、ぼくと人妻の映し出される淫らな姿を映画で観るように客観的な視点が得られる。そのどの場所であっても、ぼくと人妻はお互いの欲望を包み隠さずにぶつけあっていた。ぼくは、次第に誰も社員が残っていないフロアのトイレの洗面台から、他のフロアのトイレの洗面台に人妻を連れて行きたい衝動に駆られた。もし誰が入って来たら、あるいは誰かが人妻の祈りにも似た喘ぎ声に気付いたら、それが男性社員でも女性社員でもどんな反応をするのだろうかと興味が湧いたからだった。それでも、ぼくの願望の度合いを人妻の願望の度合いが超えることは無かった。


アルバイトを初めて僅か数日のぼくと、その何十倍もの期間、清掃業務に携わっている人妻との差を考えれば当然のことだった。人妻は顔見知り槌の社員が何人もいることもあり、その顔見知りに見られることは業務に大きな支障が生じるばかりでなく、肉体的な危険に晒されることを恐れたのだった。顔見知りの女性は驚愕と蔑みの表情だけで済むかも知れないが、男だと更に好奇の表情が加わることになる。その場は取り繕うことが出来たとしても、人妻がひとりの時には格好の獲物になってしまうだろう。普段から人妻の肉体をいやらしく刺すような視線で追いかけている男達がいたのは、僅か数日のアルバイト期間でも感じていたからだ。


人妻の白く眩しい素肌に、レザーの拘束具に見立てた黒のビニールテープは映えていたし、人妻は自らのその姿を気に入っていたようだった。ぼくがそう感じたサインやバロメーターは、人妻が次に何を求めてくるのか、あるいは喘ぎ声の大きさや溢れる愛液の量や速度だった。ある日、人妻には多少意地悪な実験槌をしたことがある、ビニールテープを拘束具に見立て、キスもせず乳首やクリトリスに触れることをせずに人妻の反応を伺ったのだ。人妻は、普段のように愛撫してもらえないことに躊躇したものの、命令されることもなく自慰行為を始めたのだった。


人妻は賢い女性だった。おそらくぼくの実験の意図を瞬時に理解したのだと思った。人妻は、ぼくの指先に頼ることもなく、自ら潮を吹くことを経験した。ぼくは次の実験のことを考え始めていた。

2019/02/08 08:10:11(NwxBSUhW)
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