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伯父の死で…。
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:伯父の死で…。
投稿者: タケイチ
『圭ちゃん、こんにちわぁ~。』、久しぶりに聞く声でした。我が家へやって来た、伯父の奥さんの『夕貴子さん』です。
僕も『こんにちわぁ。』と挨拶はしますが、2年ぶりに会ったおばさんの変貌ぶりに、少し驚いてしまいす。
掛けていなかった老眼鏡。髪は半分近くが白くなり、頬は痩け、細かった身体は更に痩せてしまっていました。
あんなにきれいだったおばさんが、まるで老婆のようなってしまっています。2年前に伯父が亡くなり、夕貴子さんと会うのはそれ以来。
葬儀で泣きじゃくるおばさんを見て、あれから少し距離をとっていました。しかし、まさかこんな姿で現れるとは思ってもみませんでした。

『彼女、出来た?』、僕に会えば、いつものこの質問が出ます。2年前ならここで、『夕貴子さんと結婚するんやもんねぇ?』と母の冗談が飛んでいました。
しかし、伯父が亡くなった今では、さすがの母もそんな冗談は口にはしません。
僕が小学2年生の頃、夕貴子さんに『おばちゃん、好きっ!』と言っていたそうで、それが今でも笑い話として語り継がれているのです。
夕貴子さんが帰った後、『おばさん、具合悪いの?』と母に聞いてみますが、『年、とってたねぇ~。』と母も彼女の老いには少し驚いていたようです。

夕貴子さん、61歳。とても可愛い方でした。女性に興味も沸き始める小学校の高学年にもなると、照れてしまって、おばさんの顔をまともに見れません。
50歳手前のおばさんなのに、僕には『お姫様』のように見えていたのです。可愛らし過ぎる方だったんですね。

翌週、僕の家に現れたのはいとこの『優斗』、夕貴子さんの息子です。先週、うちの母がおばさんに頼んだ品を、彼が代わりに持って来たのです。
彼とも会うのは、約2年ぶりでした。母もこの時とばかりに、『お母さん、悪いところないの?』と彼に聞いたりしています。
最初は『全然、元気ですよ。』と答えた優斗でしたが、やはり彼も母の変化には心配をしているようでした。
すぐに、『親父が亡くなってからはねぇ~。』と、夕貴子さんの心情が未だに穏やかではないことを認めています。
それを聞くと、母は『頭、真っ白になってるし…。』と言い、僕は『おばさん、痩せたよねぇ~?』とその心配を口にするのでした。
優斗は最後に、『おばちゃんも圭ちゃんも、うちに遊びに来てよ~。』と言い残し、我が家を出ました。母はともかく、僕は本当に2年訪れてはいません。
そう言われたことで、数日後に僕は夕貴子さんの家に訪れることになるのでした。

その日は、母と一緒に出掛けるつもりでした。しかし、突然母にドタキャンをされてしまい、お供え物を持った僕は一人でおばさんの家へと向かいました。
狭い道を車で走り、少し山を登ったところにおばさんの家はあります。舗装もされていない駐車場に車を停めて、おばさんの家のチャイムを押します。
車がないので、いとこの優斗は不在のようです。もしかしたら、おばさんもいない可能性もありました。

『はい~!』と返事があり、夕貴子さんが現れました。『圭ちゃん、いらっしゃい。』と出迎えてくれて、家にあがります。
『お母さん、用事が出来たってねぇ。電話あったよ。』と、母も先に連絡をしていたようです。
家にあがると、居間には仏壇が置いてあり、お供え物を置いて、僕は手を合わせました。合わせ終わる頃には、後ろでお盆をもった彼女が立っています。
『ありがとねぇ。おじさんも喜んでるわぁ。』と言ってくれ、彼女はテーブルに飲み物とお菓子を出してくれました。
『この前会ったけど、お母さん元気そうねぇ?』と言われ、『相変わらずです。』と答えます。
その後も話をしますが、僕はやはり夕貴子さんの姿ばかりを気にしてしまうのです。
元がいいだけに、頬が痩けても美人は美人でした。しかし、膨れた頬が可愛さでもありましたから、やはりどこか残念です。
それに、昔からおとなしい方ではありました。それが今では、元気のなさ、覇気のなさに感じてしまいます。

帰り際、『おばさん、元気出してよぉ~!うちの母ちゃん、僕に『夕貴子さんと結婚するんやもんねぇ?』って、まだ言ってるんよ。』と言ってあげます。
それには、さすがの彼女も『まだ言ってるのぉ~?』と笑顔を見せました。ひさしぶりのおばさんの顔を見られて、僕も満足して家を出るのです。

隣の駐車場に人影を見つけました。優斗が戻って来たのです。『あっ!圭ちゃん、来てたの?』と言われ、『ありがと。もう帰るわ。』と言って別れます。
優斗には悪いですが、大好きな夕貴子さんを笑顔にさせた自分に、どこか満足をして車を走らせていました。
伯父さんが亡くなって、きっとツラい思いをしてきた夕貴子さん。そんな彼女を、たった一度でも笑わせることが出来ました。
『もっと元気にさせてあげたい。』とも思うのです。『傷心の夕貴子さんを僕が救ってあげたい。』、ヒーロー気どりの僕は、ご機嫌で車を走らせるのでした。
しかし…。


『圭ちゃん、来てたんやねぇ?』
『お父さんに手を合わせて帰ってくれたよぉ~。』
『いつ来たん?』
『一時間くらい前かなぁ。』
『そう…。』

優斗とおばさんの会話はそこで途切れました。台所で僕の使ったコップを洗っていたおばさんを、『夕貴子っ!』と彼が抱き締めたからです。
彼の手はおばさんの小さな乳房を掴み、もう片方の手は慌てるように彼女のスカートを捲し上げます。

『彼女を元気にさせてあげたい。』、そう思ったのは僕だけではなかったのです。夕貴子さんの息子である優斗も同じことを考えたのです。
しかし、それは間違った方法で行われてしまいました。いとこの優斗は僕と違い、『笑顔にさせたい。』とはなりませんでした。
亡くなった父親の代わりをすることで、母を元気づけようとしてしまったのです。
それは、伯父さんが亡くなってから1年後に始まりました。その時から、夕貴子さんと優斗は『母と息子』ではなくなりました。

『母子相姦。』、僕の知らない世界がそこにはありました。
 
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2018/12/21 14:55:10(JExBc0Wx)
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