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冴華(さえか)、34歳主婦。 子供はおらず、淡白な旦那とはもう何年もセックスレスが続いていた。 今日も家事を終え、ひとり静かに手淫に耽る。 「...ぁぁ...ぃぃ...ぁ...ぁ...ん...」 冴華の蜜壷は濡れやすく、すぐに甘い蜜をたくわえる。綺麗に磨かれた爪の先で極小粒のクリトリスを刺激すると、とめどなく溢れ出す蜜がショーツにじわじわと染みをつくっていく。 「...ぁ...また...出ちゃぅ...ぁぁ...」 ねっとりした蜜は、やがて吹き出す潮に変わり冴華の蜜壷から氾濫したのだった。あっという間に寝室のベッドシーツに大きな染みが広がる。 「...はぁ...またお漏らしだけ...今日もイけなかった......」 冴華は性に奔放な女性だった。 学生の頃から通学の電車で毎日のように痴漢され続けアブノーマルな行為に目覚めると、中学3年のときには10歳以上も年上の男相手に初体験を済ませた。 それから現在まで経験人数は3桁を超え、ノーマル・アブノーマル問わず、スワップやSM、レズ等々、多様な淫交経験を重ねてきた。 それほどまでに性に貪欲な冴華が、一度のオーガズムさえも知らず、淡白極まりない男と結婚し、果てはセックスレスというその現実は、まるで神の仕置の如く過去のインモラルな性活を清算させられているかのようだった。 ----- 冴華は最近、妄想だけの手淫に飽きたらず某投稿サイトで自撮り写真を晒すようになった。 不特定多数の眼で視姦され猥褻な言葉を浴びることに新しい刺激を求めたのだろう。 ソフトな着衣写真からはじまり、乳房、乳頭、尻、そして潤んだ秘部へと焦らすように投稿していく。 投稿が過激になっていくほど、顔の見えない閲覧者達から熱を帯びたコメントが次々と冴華に向けられる。 『綺麗なおっぱいだね..』 『パンティも見せてよ..』 『染みできちゃってるね..もっと弄って..』 『エッチな乳首摘まんでみせて..』 『もう勃起してヤバイよ..』 冴華のカラダを褒める者やさらに過激な写真を求める者、自らの興奮を曝け出す者、、様々な人間から淫猥な言葉が浴びせられる。 「すごい...みんな私を見てこんなに興奮してる...」 冴華はときに閲覧者達のリクエストに応え、彼らの熱い反応でまたカラダを熱くさせながら手淫にいそしむのであった。 ----- 投稿をするようになって間もなく、ひとりの男性から冴華の元に一通のメールが送られてきた。 卑猥な内容ではなく、いたって真面目で丁寧な文章だった。 その男性はどうやら冴華に心惹かれたらしい。一度でいいから会って話をしたいという。 . . . . . .数日後、 冴華はその男性と小さな喫茶店で待ち合わせた。 35歳で音楽家だというその男性は、紳士的で物腰柔らかであった。 どうせ実物はスケベでブサイクな男が来るのだろうと考えていた冴華はある意味拍子抜けしてしまった。 『はじめまして、冴華さん』 「は..はじめまして..」 『ごめんね、こんな平凡な男で』 「そんなことないですよ..もっと..こう..なんていうか..すごい変態さんが来るのかと思ってたから..」 『あははっ、それは残念だったねぇ 笑』 「いえ..あの..そういう意味じゃ...笑」 同年代の彼とは話も弾み、いつのまにか2時間が経過していた。 彼はちらりと時計を見やる。 『冴華さん、良かったら僕の仕事場見に来ない? このすぐ近くなんだ』 「えっ..でも..どうしよ..」 『まだ15時だし、旦那さんまだ帰ってこないでしょ?』 「主人は..今日は遅くなるって..」 『よし、じゃあ問題なし、決まりだね』 そういうと代金をテーブルに置き、冴華の手を握り席を立った。 冴華は彼のエスコートで車の右側に乗せられると、彼の運転で仕事場という場所へと向かった。 ----- 冴華は半信半疑だった。 仕事場と言っておきながら実はホテルにでも連れて行くつもりだろうと思った。 しかし、ホテル街をあっさりと通り抜け住宅街に入っていく。 着いた先は閑静な佇まいの一軒家だった。 車庫に車を入れシャッターを閉めれば、もう外部の目は届かない。彼に促され家の中へ入ると、そこはまさに仕事場だった。 ある部屋にはピアノが置かれ、またある部屋はスタジオのようにたくさんの楽器や機材が並んでいた。 『ね? 本当だったろう? 笑』 彼がコーヒーを淹れながら話す。 『中古の一軒家を買って仕事場用にリフォームしたんだ。キッチンも風呂もあるからしばらく暮らしてくかい? 笑』 彼が熱いコーヒーを出してくれた。 二人はリビングのソファで寛ぎながらしばし談笑した。 アブノーマルで有名なあの投稿サイトで出会ったにもかかわらず、ここまで彼の口から卑猥な言葉はひとつも出てこない。 彼は冴華のためにピアノを弾きたいと言い、冴華を地下の音響室に誘った。 20畳ほどの広さの真っ白な空間に漆黒のグランドピアノと深紅のソファが置かれ、ソファに相対するように壁には鏡が貼られていた。 シンプルでありながらもどことなく異様な空間だった。 彼は冴華をソファに座らせるとメトロノームを鳴らしはじめた。 カッ カッ カッ カッ チーン .... 早すぎず遅すぎもしないその規則的なテンポが冴華のカラダに心地よく響いてくる。 そこに彼がピアノの音色を重ねてきた。 ときに激しくときに切なく、抑揚のある音色が冴華を眠りに誘っていく... ----- どれくらい時間が経っただろうか、冴華が目を覚ますと彼の姿はなく、静かで無機質な空間に冴華だけがひとり放置されていた。 まだ頭がぼんやりしている。 冴華はふとソファの前の鏡に目をやると、自分が下着姿でいることに気がついた。着ていた黒のタイトワンピースは綺麗に畳まれ、傍に置かれている。 混乱する冴華のもとに彼が階段を降りてやってきた。 『やぁ、やっと起きたかい、僕がピアノのを弾き始めたらすぐに居眠りしちゃうんだから、まいったなぁ 笑』 「..いったい..どういうこと..?」 『まぁヒーリングってやつかな、分かりやすく言うと催眠だね』 「..催眠?..あ..私の服は...」 『服?君が自分から脱がせてって言ったんじゃないか、暑いから脱ぎたいって 笑 』 「私が..自分で..?」 『あぁ、そうだよ。君、催眠にかかりやすいみたいだね。 どう?リラックスできた?』 たしかに頭と体が軽くなったように感じられ、いつしかぼんやりとしていた頭の中の靄も晴れていた。 心なしかカラダが少し火照っている。 不思議と、自分の服を剥いだ彼にさえ従順な気持ちが芽生えていることに気付く。 『さぁ、始めようか』 そう言いながら彼はジャケットを脱ぎ、ピアノの上に無造作に置いた。 ----- 彼は冴華の隣に腰を下ろすと、右手の人差し指で冴華の顎をクイッと引き上げ唇を重ねてきた。冴華は為すすべなく、ただ彼の優しくも情熱的なキスに身を委ねるしかなかった。 彼のしなやかな指が、冴華の髪、耳元、うなじ、鎖骨へと滑り落ちてくる。 「..ぁ..ん..はぁ..ん..」 自然と冴華の口から吐息が漏れる。 滑り落ちた彼の指は黒いレース地のブラジャーに包まれた深い谷間で行き止まる。 行く手を塞がれたその指達は豹変したかのように力を込め、冴華の乳房に襲いかかってきた。 「あぁっ..強ぃ..ぁん...」 彼の右手は冴華の乳房を離れ、無防備な臍穴を乗り越えると、ショーツに包まれた恥丘に辿り着いた。 「ぁ..だめ..そこは..ぁ..」 彼の右手はショーツの上を這いまわり、秘部のスジをクロッチの上からゆっくりとさすった。 やがて冴華の蜜壷は正体を現しはじめ、スジに沿うようにじんわりと滲みができると、あっという間に蜜汁が表にまで染み出してきた。 『冴華さんて、すごく濡れやすいんだね』 冴華は事実に頷くしかなかった。 なおも彼の手は冴華の乳房と秘部を責め立てる。 慣れた手つきでブラジャーのホックを外され、蜜汁で汚れたショーツも自然な流れで脱がされていく。 真紅のソファの上に冴華の白いカラダが露わになった。 ほどよく実った乳房はEカップほどだろうか、冴華がカラダを震わせるたび柔らかく揺らいでいる。露わになった恥丘にヘアはなく滑らかに処理されたパイパンが冴華の白いカラダをより一層引立てている。 『冴華さん、綺麗だよ、とっても』 彼が耳元で優しく囁く。 『ここは地下だし防音だから、今日はめいっぱい喘いでごらん、冴華さん』 冴華は普段、手淫のときに声が漏れるのを恐れ、思いきり喘ぎたくても環境と理性のせいでそれを許さない自分がいた。 だが、ここではそれも許される。 彼はソファに座る冴華の股の間に割って入り跪いた。彼はその柔らかい唇を、遮るものが何もないつるりとした冴華の秘部にそっと当てがった。 秘部とその周辺を丹念にキスすると、小さく顔を出した可愛らしいクリトリスにもキスをした。 「あ..ん..」 冴華は小さく喘いだ。 彼は舌を出しクリトリスを包皮の中からそっと救い出すかのように愛撫しはじめた。と、同時に彼の両手が冴華の胸元に伸び乳首を摘むように刺激した。 いわゆる“三点責め”というやつだ。 両方の乳首をコリコリと捏ねくりまわされながらクリトリスも一斉に刺激され、冴華のカラダにビリビリとした快感が駆け巡る。 「あ..あぁ..すごぃ..気持ちいぃ..」 冴華はカラダをビクビクッと震わせながら、彼の責めに酔いしれていた。 彼の舌が一瞬クリトリスを離れたかと思うと、すかさず彼は唇を窄めクリトリスを吸引した。 ピチュ!ピチュゥ!チュパッ! 小気味良くも卑猥な音色が、静かな二人だけの空間に鳴り響く。冴華はその音にさえ感じてしまいそうだった。 「やぁ..恥ずかしぃ..あぁん..」 『そう、もっといい声で鳴いてごらんよ、もっと大きな声で喘いだっていいんだから』 「んんぅ..ああぁん..いぃ..いぃ..あはぁん..」 冴華の理性は徐々に崩壊し、これまで出したことのない喘ぎ声を響かせるようになった。冴華は何かが込み上げてくるようなはじめての感覚におそわれていた。 「..はぁはぁ..なにか来ちゃう..あぁダメ..イク..イク..イっちゃうぅぅぅん!」 プッシャァァァァ...... ----- 冴華は絶頂を迎えた。 これまで一度のオーガズムさえも感じたことのなかった冴華が大声で喘ぎ叫びながら、まるで湧き出る噴水のように潮を撒き散らして果てたのだ。 力の抜けた冴華がぐったりとソファにもたれかかる。余韻に浸り蕩けるような目をしていた。 彼はそっと冴華を抱きしめると頭を優しく撫でてやった。冴華も彼に応えるように二人で抱きしめ合った。 少しの静寂が流れた後、彼が無言のまま冴華の前に立つと冴華もまた何も言わずに彼の服を脱がしはじめた。 彼のカラダは決して筋肉質なわけではなかったが、贅肉のない引き締まったカラダをしていた。 ピッタリとしたボクサーパンツの中で窮屈そうにしている大きな塊がその輪郭を露わにしていた。 冴華は待ちきれない様子でパンツを勢いよく下げた。その反動で卑猥に反り返った硬く大きな肉の棒が、冴華の目の前で勢いよく跳ね上がる。 端正な顔立ちで繊細な指先をした彼であったが、ソコだけはまるで別の生き物であるかのように太く逞しくゴツゴツとした血管を浮き立たせ、ときおりビクビクッと震えながら天を仰ぎそそり立っていた。 「あぁ..もうこんなに..すごぃ...」 冴華は肉棒の裏側に走る縫い目に沿って根元から頂点までねっとりと舌を這わせ、頂点に辿り着くと口を窄めながら一気に咥え込んだ。 彼は仁王立のまま微動だにしなかったが、その肉棒だけは冴華の口内でビクンビクンと脈打ち喜んでいる。 かなりのバキューム力で冴華の可愛らしい顔の頬は歪んだように凹み、ときおり口元から、ズズッ!ジュポッ!っと下品な音が漏れてくる。 『あぁ..とっても上手だよ..冴華さん..』 「ふぐ..んぐ..ふはぁ..おっきぃ...」 彼は奉仕する冴華の頭を撫でながら、目を閉じ快楽にひたっている。 冴華もまた自ら秘部を弄りながら、一心不乱に口淫を続けた。 ----- 彼は口淫を続ける冴華の口を優しく引き離し、ソファに手をつかせ尻を突き出させた。丸みを帯びた尻が彼のS心を刺激する。 パシッ! 「あぁぁん!」 彼は無言で冴華の尻を打った。 地下室に平手打ちの音と冴華の悲鳴が交互に響く。 パシッ! 「ひぃぁ..」 パシッ! 「んはぁぁん..」 スパンキングによって冴華のカラダは熱を帯び、ただそれだけで蜜が溢れ出し一筋床に滴り落ちた。 彼はそれを確認すると、口淫によってヌラヌラと光る肉棒を蜜滴る秘部に背後から突き立てた。 『冴華さん、入れるよ』 「..はい..お願い..します...」 太い肉棒が冴華の無毛の入口の扉をこじ開け奥へ奥へと侵入していく。潤い涙ぐむ冴華の秘部は彼の肉棒をキツく締め付けながらも容易くも侵入を許した。 「あ..あ..あぁぁ..奥まで来るぅ..」 『くっ、冴華さんのここ、すごくキツいよ』 深く差し込まれたまま冴華は背後から唇を奪われた。お互いの舌を夢中で絡め合う。 彼は唇を重ねたまま前後にストロークし始める。 彼が腰を引くと、彼の大きい傘のようなカリ高の亀頭が冴華の肉壁をズリズリと擦っていく。そしてまた子宮口を激しくノックするように深く突き刺す。 その快楽運動を繰り返されるたびに冴華はガクガクと脚を震わせて快感に狂いそうになっていた。 「はぁん..あっ..あぐっ..いぃ..いぃ..」 『あぁ、僕も感じるよ、冴華さんのなか、すごくいいよ』 「あぁ..もう..だめ..立ってられない..」 『はぁ、はぁ、冴華さん、このまま中に、ねぇ?いいかい?』 「...うん..なかに..ちょうだい...」 彼は冴華の腰をがっしりと鷲掴みして、絶頂に向かって一気に突き立てる。 二人の荒々しい呼吸と冴華の喘ぎ声、そしてパンッパンッと激しく腰を打ち付ける音が交錯するように鳴り響く。 『あ、、イクよ、冴華さん、イクよ、ああっ、っ、、冴華...』 「あんっ..あんっ..あぁ..わたしも..イクぅ..いっしょに..あぁぁ...イックぅぅぅん...」 二人はしばらく抱き合ったまま動こうとしなかった。 冴華は2度オーガズムを感じ、これまでの切なくも長い清算の日々に別れを告げた。 ...... 冴華、34歳主婦。 子供はおらず、淡白な旦那とはもう何年もセックスレスが続いていた。 彼女は今日も淫猥な地下室へと通う。 おわり ※登場人物、固有名詞、場所などはすべてフィクションです。
2018/04/19 17:29:45(0F/7Q5JX)
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