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とある街の不動産屋。 近年、大手不動産チェーンにおされ、地域の不動産屋がどんどん潰れていくなか、なぜかこの不動産屋だけは好調に営業を続けている。 ガラガラ... 古びた手動ドアを開け若い客がやってきた。 『こ、こんにちわ~』 「は~い、いらっしゃ~い。どうぞ座って~」 気弱そうなその若者は、春から大学生になるといい新居を探しているらしい。 応対したのは副社長のえり子。 副社長といっても社員は夫婦二人だけ。夫が社長を務める自営の小さな不動産屋だ。 社長の夫はいつもソリティアに夢中で、たいてい接客をするのはえり子のほうだった。 「物件のご希望とかありますぅ?」 『あの、できるだけ安いところを探してます』 「そ~ねぇ、それだとだいぶ駅から離れるけど、それでもかまわない?」 『はい、大丈夫です』 パラパラと物件資料をめくるえり子の胸元は大きく開いており、白いブラウスから黒いブラジャーの縁がチラチラと見えていた。 『口コミサイトに書いてあった通りだ、、わざと見せてるのかな...』 えり子は45歳。 決して若くはないが、グラマーなスタイルにタイトなスーツを着こなし、色っぽい雰囲気を漂わせている。ある掲示板サイトの地域スレッドで話題になるほどだった。 「ここなんかどう? 相場よりもずいぶん安いわよ。ん~ここもオススメよ」 『..............』 彼はえり子の胸元に夢中で、話を聞いていない。 「ねぇ、君聞いてるの? もう..おばさんのおっぱいなんか見て楽しい?」 完全にバレていた。 彼は言い当てられた恥ずかしさで顔を真っ赤にし、さらに無口になってしまった。 (うふふ、かわいいわね、、) 「それじゃあ、さっそく現地に行ってみましょうか、さ、行くわよ」 営業車のキーを金庫から取り出すと夫に一声かけて、なかば強制的にその彼の手をひき店を出ていった。 「あなた~、お留守番よろしくね~」 社長である夫はソリティアに夢中でまったく聞いていなかった。 ----- 彼を助手席に乗せると、えり子もすかさず運転席に乗り込む。 車の中はえり子が付ける香水の匂いで充満していた。飾り気のない営業車だったが、その匂いのせいか少し淫靡な空間に感じられた。 「ごめんなさいね~、ほとんど私しか運転しないから匂いが付いちゃってるわよね。もし臭かったら窓開けてちょうだいね」 『あ、はい、大丈夫です。むしろいい匂いです、、』 運転をするためにえり子はハイヒールを脱いだ。ベージュのパンストから透けるつま先がとても艶めかしく動く。 彼はえり子に聞こえないように生唾を飲み込んだ。 運転中は世間話で盛り上がった。といっても話のほとんどが社長である夫の愚痴だったが。 えり子が愚痴りきったところでちょうどひとつめのアパートに着いた。 たしかに駅からは少し離れているようで、それゆえとても閑静な佇まいだった。 えり子は合鍵で玄関を開け、室内を案内するために彼を招き入れた。リビング、キッチン、バスルームとひとしきり案内し終わると、えり子が聞いてくる。 「実際に見てみて、どうかしら?」 『家賃のわりに綺麗ですね。とても静かですし、いい感じです』 「でしょ~、しかも床下収納もあるのよ、見てて」 そう言うとえり子は前屈みになり、床に埋められた取手に手をかけた。 えり子の後ろに立っていた彼に、丸く大きな尻を突き出す格好になった。 彼はその大きな尻に釘付けになり、張り付くタイトスカートに目を凝らすと、ショーツのラインがクッキリと浮き出ている。今日はフルバックショーツを穿いているようだ。 彼はゴクりと喉を鳴らし、ラインをなぞるようにえり子の尻に見入った。 えり子はなんとか扉を持ち上げると、彼のほうを振り向いた。 「ほらぁ、見てぇ、これなら買い置きもたくさんできるわよ、、、ねぇ、どこ見てるの?」 『あっ、いえ、その、お尻を、、えっと、、すみません、、』 「もう、エッチなんだから、、」 またバレてしまった。 彼は動揺し、ぎこちなく謝ることしかできなかった。 ----- 彼は恥ずかしくも気まずい雰囲気で車に乗り込むと、再びえり子の運転で2件目の物件へと向かう。 先ほどは賑やかだった車内も、今はお互い一言も発せず沈黙が流れた。 静かさゆえ、えり子の仕草や吐息に意識が向き多感な彼の神経を刺激する。 急いで乗り込んだからだろうか、えり子のスカートの裾が少しめくれている。 ムッチリとした太ももが見え、彼の股間は熱くなりかけていた。 「着いたわよ、ここが2件目」 えり子のその言葉で我に返り、軽く咳払いをして平静を装う。 二人は車を降り、建物に入っていく。 ----- 2件目は賃貸マンションの5階。 築年数はそれなりに経っているが、手入れが行き届いておりひと通りの家具まで付いていて家賃も予算内。 まさに掘り出し物の物件だった。 階段を上がってきたせいもあるが、西日の当たるその部屋の中はだいぶ暑苦しかった。 「この部屋、ちょっと暑いわね、、」 えり子はそう呟くと、スーツのジャケットを脱ぎ、ブラウスのボタンをもうひとつ外した。下にはブラジャーしか着けていないようで、黒いシルエットが透けている。 髪を掻きあげると、うなじに汗が滲んでいた。えり子はその汗をハンカチで丁寧に押し当てるように拭いていく。 彼はその仕草に大人の女の色香を感じた。女性経験のない彼にとって、えり子の所作ひとつひとつがとても刺激的だった。 全体を案内された後、最後にベッドルームに案内された。家具付き物件ということで、その部屋にはベッドまで据え付けられている。 えり子は静かに部屋のドアを閉めると、おもむろにブラウスのボタンをゆっくりと外し始めた。 『えっ?、あの、、どうしたんですか?、、えっ?、なんで?』 えり子の唐突な行動に彼はかなり困惑している。彼の困惑ぶりをよそにえり子は淡々とボタンを外し、ブラウスの前をはだけた。漆黒のブラジャーに包まれたふくよかな谷間が現れる。谷間の中心にゴールドの金具が光っている。フロントホックのようだ。 えり子は身体を捻りタイトスカートのファスナーを下ろすと、窮屈そうに腰をくねらせながら脱いでいく。 ベージュのパンスト越しにブラジャーと揃いの黒いショーツが透けている。 えり子は、はだけたブラウスを脱ぎパンストまでも脱ぎ捨て、彼の前に艶めかしい下着姿を晒した。 「君、、お店にいるときからずっとわたしのこと見てたでしょ、、」 『いやっ、、それは、、その、、』 「いいのよ、、隠さなくても、、全部知ってたわよ、君がいやらしい目でわたしを見てること」 『ごめんなさいっ、、こんな綺麗な大人の女の人と話したことなかったし、、その、、エッチな体つきだったから、、、ごめんなさい、、』 「うふふ、、かわいい子ね、、君、童貞くんでしょ?」 『はぃ、、今まで女の人と付き合ったことなくって、、』 「やっぱり、、顔にそう書いてあるもの 笑 ねぇ、、大学生になる前にオトナになりたいと思わない? 」 『えっ、あっ、、それって、、、』 返答に困っている彼にえり子はゆっくりと近づき、彼の着ていたシャツのボタンを上からひとつひとつ丁寧に外し始めた。 硬直して何もできない彼を見つめながら、そのままベルトにも手をかけた。 器用にベルト外すと両手でジーンズのウエストを掴みしゃがみこむようにして一気に脱がした。 彼のトランクスはテントのように盛り上がり、そのテントのてっぺんは僅かに濡れていた。 それに気づいたえり子は人差し指で焦らすようにテントの先を捏ねくり回した。 『あぁっ、、だめです、、敏感だからっ、、』 ギリギリのところで焦らすのをやめ、彼の顔を見上げると、既に蕩けた顔をしていた。 (そんな顔しちゃって、、もう食べちゃうわよ、、) 「ねぇ、ここ、古いけどマンションだから防音が効いてるの、、私たちの声も外には聞こえないの、、ねぇ、私の言ってる意味わかる?」 彼は返事はせずにコクリコクリと頷いた。 えり子は彼を裸にしてからベッドに仰向けに寝かすと、彼の上に跨りながらブラジャーとショーツを見せつけるように脱いでいった。 えり子はそのままゆっくりと腰を下ろし、初々しくもイキのいい若い棒を四十路の熟れた下の口に導いた。 「ぁん、、ぁああん、、おっきぃのがくるぅ、、」 『あっ、、すごぃ、、きつぃ、、』 えり子は身を倒し彼に深いキスをすると、再び身を起こし彼の上で乱れはじめた。前後にグラインドしたかと思えば、ガニ股で上下にピストンする。 自ら貪欲に快感のポイントを探っているようだった。 「あぁん、あぁん、、いぃ、、ここ、あぁきもちぃのぉ、、」 童貞の彼にはそんなえり子の熟練した淫らな動きに応えられる耐性などあるはずもなかった。 『あっ、、だめ、、出そう、です、、』 「ぅん、、いいわよ、、そのまま、なかに、ちょうだい、、はじめての精子たっぷり出してぇ、、」 えり子は一段と腰の動きを早め、彼の射精を誘う。 『あ、、出る、、出ます、あウっ、、』 「あはぁ、、はぁ、、熱いのたくさん、、でてる、、」 ----- それから2人は何度も求め合い、いつしか外は夜になっていた。 備え付けのベッドには淫らな染みができていた。 「やだ、、ベッド汚しちゃったわね、、ねぇ契約してくれるわよね?」 『、、はい、もちろん、、』 えり子のおかげで店は今日も繁盛している。 おわり ※登場人物、固有名詞、場所などは全てフィクションです。
2018/04/12 02:00:40(W9QQ20cm)
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