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ニートの母親を
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:ニートの母親を
投稿者: 天城
俺の仕事は詐欺に近いカウンセラー、今日も駅中の喫茶店の一番奥のテーブル席でコーヒーを飲みながら獲物を待ってる。
しばらくすると疲れた顔をした熟女がやって来て声をかけてきた。
「天城さんですか?」
俺は「はい」と返事をすると女の身体じっくり観察する。
軽くウエーブの掛かった肩までの髪の女、前に電話で聞いた時は37歳、昔はOLをしていたそうだが今は専業主婦、多分働いていた時の物だろう、少し窮屈になったグレーのパンツスーツを着ていた。
「どうぞ、お掛け下さい」
俺が促すと女は椅子に座るなり
「ああ、よかった来てくださったんですね」
と、今にも泣きそうな顔で一方的にしゃべり始めた。
女の名前は蒲原 優子(かもはら ゆうこ)、15歳になる息子が3年以上引き篭もって、部屋から全く出てこない。
息子は昔は成績もよく、クラスの人気者だったが、いつの間にか成績が落ち始め、父親と大喧嘩をして引き篭もってしまった。
引き篭もるきっかけになった父親は逃げるように単身赴任で県外に行ってしまい、半年以上帰ってきていない。
昔は息子の成績が良かったので自分もそれを鼻にかけ、ママ友達に上から目線で偉そうに講釈をたれていた、おかげで今は周りから見下され誰にも相談できない。
そんな時、ネットで見つけた天城先生の引き篭もりに対する考え方に感銘を受けた。
無理を言って申し訳ないが個人相談にのって欲しかった。
そこまで一気に話すと女は高そうなバッグからハンカチを取り出すと顔を隠し泣き始めた、やっと人に話を聞いてもらえて溜まっていたものが爆発したのだろう、俺は冷めたコーヒを飲みながら女が泣き止むのを待った。
五分ほどで泣き止んだ女はハンカチをバッグに仕舞うと今度は分厚い封筒を取り出し
「あのう、少ないですが……」
そう言って俺に差し出そうとした、しかし俺は封筒を渡そうとする優子の動きを制し。
「優子さん、残念ながらあなたの相談にはのれません」
と、言い放った。
「えっ、どうしてですか?謝礼ならもっと……」
動揺する優子、俺は続ける。
「何でもお金で解決しようとする姿勢、それではダメです、今までそんな考えの母親を持った息子は誰一人更生していません、息子の為ならどんな犠牲も払う母親、そんな母親だけが子供を救えるのです、どうやら時間の無駄でしたね、いや、無駄じゃない、あなたが最低の母親だと分かりましたからね、少なくともこれからあなたとあなたの息子の為に私の貴重な時を使わなくてすみます」
と、一気に喋って一息つく、封筒を持ったままの優子は放心していた。
「さてと」
俺が立ち上がろうとすると優子は我に返り
「先生、申し訳ありません、こ、心を入れ替えます、ですから見捨てないでください」俺の腕を掴み懇願する優子。
(チョロいな)
俺は心の中で舌を出し、暫く考えるフリをして
「わかりました、ではあなたの覚悟を見せてもらいましょう」
そう言ってカバンから一枚の誓約書を取り出した。
「あなたのような人はいざ、カウンセリングを始めて、気に入らない事があるとすぐにやっぱり止めるだの、訴えるだと言い出しますからね、これにサイン出来るなら考えましょう」
そう言ってボールペンと共に書類を置いた。
「私も時間がありません、サインするなら1分以内です」
言い終わるより早く優子はボールペンを掴むと急いでサインする、よほど話を聞く俺に逃げられたくないらしい。
「先生書きました」
書き終えた優子がすがるような顔で俺を見る。
「あなたの覚悟はわかりました、早速今からお宅に伺って始めましょう」
俺がそう言うと
「ありがとうございます、ありがとうございます」
と、人目も気にせず優子は何度も頭を下げた。

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2018/03/26 03:59:25(ss2ux9HO)
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