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1:心の隙間に
投稿者:
黄泉
「あなた、さっちゃん、いってらっしゃい」
玄関で夫と娘を送り出す美人妻、青山翠33歳。 郊外の住宅地によくある朝の風景。町のあちらこちらで繰り広げられる何の変哲もない光景だ。 玄関に鍵をかけ、キッチンに戻ると朝食の後片付けを始める。夫の皿は娘の皿よりも汚い。食べ方が下手なのだ。しかも左利き・・・悪い訳ではないが左利きが食事をしてるとどうも美味しそうに見えない。誰から植え付けられたのだろう?ひどい偏見だ。そんな取るに足りないような小さな不満はいくつか有るが周りから比べたら相当幸せな生活をしている、いや、夫にさせてもらっている。 「専業主婦でこんな生活をさせてもらってバチが当たるわね」小さな不満を持った時、自分に言い聞かせる言葉だ。 手際よく片付けると紅茶を淹れリビングのソファーに座りテレビをつけた。 相撲業界が・・・女優と俳優の不倫が・・・毎日同じような事を手を変え品を変え垂れ流している。 サイドボードに置いてある雑誌がふと目に止まった。たまたま読みたい事が書いてあった女性誌を珍しく購入した。その時は読みたい所だけを開いてそのままにしてあったがなんとなくページを捲ってみる。 紅茶をすすりながらページを進むと『すぐ会える』『理想の男がそこに』『もう女として終わっていいんですか?』出会い系の広告が多いこと多いこと。 うんざりして雑誌を戻すとテレビを消して着替えを始めた。 贅沢をさせてもらってる生活・・・その一つにスポーツジムに通っている。最近流行りの24時間営業型のスポーツジム。もちろんこの時間から行ってもやっている。むしろ男性客は少なく、定年を迎えたような男性はいるが、同じ主婦仲間がいるかもしれない。 翠は部屋のカーテンを閉めると服を脱ぎ始めた。 33歳の女盛りの肉体。髪は肩甲骨よりも少し長く黒々として艶がある。翠は髪を掻き分けるとブラのホックを外した。 締め付けられていた胸が溢れ出す。89センチGカップの胸が露になった。垂れることもなく美しいお椀型をしている。ジムでのトレーニングの賜物だろう。 通販で買ったスポーツブラを着ける。ちょっと締め付けられるが多少動いても胸の位置がずれないお気に入りのブラだ。これを着けると圧迫感はあるが胸の位置が固定され体の線が綺麗に保たれる。 鏡を見ながら体を斜めにして胸を見る。 「大きいなぁ・・・これは肩凝るわ」 そんな事を呟きながらスカートを脱ぎ、下着も外す。 翠はもともと陰毛が少ない体質なのか、下の毛がほとんど生えていない。直立すると正面から割れ目が見えてしまうほどだ。 箪笥から白いTバックを取り出すと素早く身に付けスパッツを掃き、短パンをはいた。ジムではいろんな体勢になるため普通の下着ではラインがくっきり出てしまう。 いくら現役を引退しているような男性に、とはいえ下着のラインを見られるのは恥ずかしいものだ。 翠はTシャツ、短パンの上にスウェットを着るとブラウンのダウンコートを羽織り玄関を出た。 駐車場に回り白のアウディに乗り込みスポーツジムを目指す。 数分で到着しジムの中を見回す。 離れた所でエアロバイクを漕ぐ女性を見つけた。 冴子だ。 「冴ちゃん」 後ろから肩に手を置き声をかける。 ビクッとして驚きの表情で冴子は振り返る。 「やだ~翠ビックリさせないでよ!」 驚きから安堵の表情に変わった冴子が答える。 翠の柔和で上品な顔とは違い、キリッとしたきつめの美人の冴子。このジムの現役引退選手たちの人気を二分している。 「ねぇ冴ちゃん、このあとどっかでお茶しない?」 呆れた様な顔で冴子が答える。 「あのね、私は来て暫く汗を流してる訳ね、あなたは今来たばかりでしょ?まずは動いて汗を流しなさい。」 「そうよね、じゃあ隣、いい?」 「どうぞご自由に」 二人並んでエアロバイクを漕ぐ。 周りにはまだ時間が早いせいか三人程の男性客が汗を流してる。 「それでね冴ちゃん、この後ケーキ食べに行かない?」 「え~?さっきお茶って言ってたよね?ケーキ食べることになったの?」 「じゃあ冴ちゃんはお茶だけでいいから。私はケーキ食べるけど」 思わず吹き出す冴子。 「なになに?私はケーキを食べる翠をお茶だけ飲んで見てるわけ?拷問じゃない」 笑いながら横目で翠を睨み付ける。 「私、今日はこれから用事があってダメなんだ?」 「えっ?用事があるのにジムで汗を流すってまさか・・・」 「鈍感な翠にも気付いた?秘密にしてよね」 ニヤリと冴子が笑った。 冴子はエアロバイクから降りると翠の横に来て耳元で囁いた。 「このまま女を終わりたくないの」 その瞬間、冴子の右手が翠の胸を下から持ち上げた。 「これ、このまま腐らすの?もったいないな~。翠がその気になったら周りの男がほっとかないぞ」 持ち上げた胸を細かくブルブルッと揺らす。 「ちょっ、やめてよこんな所で。人が見てるでしょ!」 「ねっ、ほら、見られてるの翠は。こんな体だから男の視線釘付けなのよ」 周りの男たちが二人に好奇の目を向けている。 「じゃああたし帰るね、あと頑張って~」 冴子は脱いだジャージとタオルを持ち、Tシャツ、短パンのスレンダーな後ろ姿を揺らしながら更衣室に消えていった。 暫くエアロバイクを漕いでいたがどうも周りの目が気になり翠も更衣室に向かった。 シャワーを浴びながら冴子との会話を思い出した。 (冴ちゃん、今頃男の人と会ってるのかなぁ。でもそれって浮気よね・・・冴ちゃん、モテるのよね・・・いいなぁ) ボディーソープで泡立つ体をシャワーで流しながら手のひらで体を擦る。 胸にきた時に乳首が痛いほど硬くなっている事に気付いた。 シャワーの水流が当たるだけで気持ちいい・・・ 試しに指先で軽く摘まんでみる。 上半身にビリッと刺激が走る。 「んんっ・・・」 続いて手は下半身に向かう。 割れ目に指を這わせる。 ボディーソープの滑りではない湿り気が体の奥から溢れている。 割れ目を後ろから前にゆっくり動かす。 体から溢れる滑りを指に絡ませ前に運ぶ。 小さな突起を乗り越えた瞬間「あっ・・・」形のいい唇から声が洩れる。 (やだ、どうしちゃったのかしら・・・) 急いでシャワーを切り上げた。 下着を身に付けるとき、ふと思った。 (いつものブラじゃなくてスポーツブラにしてみたら・・・) 翠はさっき脱いだスポーツブラを着けた。その上から白のニットを着て下は膝丈のスカートを履いた。 (やっぱり・・・) ニットからはいつもより胸のトップが高く、上と中心に寄せられいつもより大きく見えた。 (これはすごいな・・・) 自分でも驚く程の巨乳である。 翠はちょっとした出来心で車をジムに置き、近くのショッピングモールに向かった。 モールの中に入るとコートのファスナーをすべて外した。 するとどうしたことか、すれ違う男達の目線が自分の胸に集中している。 (凄い!何これ!) 試しに翠はコートを脱いでみる事にした。 片手にはバックを、もつ一方にはコートを腕に掛け、ノースリーブの白のニットの翠は嫌でも男達の目についた。 ウィンドウに写る翠。白のニットからは大きな胸が張り出し、細いウエストから丸く大きいお尻は綺麗なシルエットのスカートに包まれ、そこからは白く長い長い足が伸びている。 「こんにちは」 突然の声に驚く翠。 「えっ?あっ、はい?」 「あの、お買い物ですか?」 サラリーマン風の若い男が立っている。 「えぇ、ちょっと」 ウィンドウに写る自分を見ていた恥ずかしさからしどろもどろになってしまう。 「もしよかったらこのあと・・・」 「ごめんなさい」 そう言うと男の言葉を遮り歩き始めた。 (うわ~久しぶりのナンパ・・・ビックリした) その後も翠は数人の男に声を掛けられたがすべてをやり過ごした。 家に戻ると荷物を下ろしコートを脱いで鏡の前に立った。 「すごいな・・・スポーツブラ(笑)こんな形で固定出来るんだ」 自分の胸を両手で下から支えながら左右に体をひねり胸の大きさを確認する。 「しかもあんなにナンパされるなんて・・・ビックリだわ」 (まだまだ自分も捨てたもんじゃないのね) ニットを脱ぐとスポーツブラも外し、上半身裸になった。 硬くなっている乳首を指で優しく弾く。 「はっ・・・」 うっすら開いた唇から吐息がこぼれる。 スカートの裾から下着の大事な部分をそっと撫でる。 「んんんっ・・・」 閉じた唇から声にならない声が洩れる。 指を立てて布の上から破れ目に指を這わせる。 「あっ・・・」 ドクッ・・・体の奥から熱い蜜が溢れる。 ジワリと下着に染みを作る。 指を這わせる速度が上がる。 速く・・・押し付けるように強く・・・ 体の奥から熱い蜜が止めどなく溢れる。 「アッ・・・んんんっ・・・」 先ほど声を掛けてきた男達の顔が頭に浮かぶ。 それと同時に破れ目を擦る指にも力が入る。 下着がヌルヌルになった頃、翠の細い太股と引き締まった腹は痙攣した。続く
2018/02/06 08:47:13(O2r0aNY3)
投稿者:
黄泉
コメントありがとうございます。
続き書きます。
18/02/11 00:36
(2t4GixF2)
投稿者:
黄泉
度重なる快感で翠の体は完全に男を受け入れられる状態になっていた。そう、『体』は・・・
「翠さん、ずいぶんと濡れやすいんですねぇ?それとも欲求不満なのかな?どっちにしろこのままじゃ終われないでしょう?」 意地悪く尋ねる田辺。翠は頷くしかなかった。 そんな翠を見て田辺は満足したようにニヤリとイヤらしい笑みを浮かべるとしゃがみこんだ。 翠の股間の前に顔を寄せると足を開かせ指で愛撫を始める。 「ほら、まだまだ満足してないんでしょう?」 肛門から割れ目を指で軽く刺激しながら最後はクリトリスを軽く弾く。 ビクンと波打つ翠。 体が震える度に「アアァッ・・・」「んんんっ・・・」とうめくような声が洩れる。 「翠さん、ここは男子トイレなんだから女性の声はマズイですよ、我慢して下さい」指に力を込める田辺の声。 目を閉じて必死にこらえながら頷く翠。 執拗な蜜壺への攻撃で翠の体が何度目かの硬直を迎えたあと、ある変化が翠に起きた。 (もう・・・ダメ・・・あなた、ごめんなさい・・・)「もう・・・ ください・・・」 「えっ?何です?」翠の顔を見上げる田辺。 「だから・・・もう・・・」 「止めますか?」 意地悪く尋ねる田辺。もう翠が自らの意思で立ち止まる事が出来ないのは田辺にはお見通しだった。 (もう・・・欲しい・・・このままじゃおかしくなって死んじゃう)翠の理性を性欲が破壊した瞬間だった。 「ここで入れて下さい・・・」 潤んだ瞳で訴える翠。 出会った時からは想像もつかない『女』の顔になっている。 「えっ?何ですって?」 「だから・・・ここで・・・その・・・して欲しいんです」 「ほう・・・翠さんから誘ってくるとは。綺麗な顔でスケベな女ですねぇ。男用トイレで自分から誘って来るなんて。ご主人が聞いたら倒れてしまうんじゃないですか?」 「それは・・・言わないで・・・」 「言わないでも何も・・・子供もいるのに・・・初めて会った男とトイレでセックスしたいなんて・・・まるで変態じゃないですか。欲求不満だとこんな美人も淫乱な変態女になっちゃうんですね?」 「そんな・・・酷い・・・」 涙を浮かべて訴えかける翠。 しかし割れ目の奥からは前にも増して淫液が止めどなく溢れ出る。 「ほう・・・こんな体は初めてですよ。もう濡れやすいどころじゃないですね。いったいどうなってるんです?翠さんの体は」 個室にクチュクチュというイヤらしい音が響き渡る。 田辺は立ち上がると左手で翠の胸を揉み始めた。 右手は股間、左手は胸。翠は上下の性感帯を攻められ立っているのもやっとだった。 (もう止まれない・・・ここで・・・今すぐ入れて欲しい・・・) 翠は田辺の股間に手を伸ばした。 ツルツルしたズボンの下に硬く太い肉棒がある。 翠は優しく上下に撫でた。 「この美人な奥さんが自分から男のモノに手を伸ばすなんてねぇ。しかも子持ちなのに・・・よっぽどの好き者なんですねぇ?」 翠はキュッと目を瞑り首を横に振る。 しかし手は田辺の股間の肉棒を撫で続けている。 翠はズボンのファスナーに指をかけそっと下ろそうとした。 「翠さん、この辺で終わりにしましょうか」 「えっ?そんな・・・そうなんですか?」 「だってお互い今日会ったばっかりで相手の事、何も知らないじゃないですか?」 「それは・・・そうですけど」 呆気にとられた翠が続ける。 「私だけ気持ち良くなっちゃって・・・田辺さんは・・・大丈夫なんですか?」 「私は大丈夫ですよ。それよりも翠さんはまだ満足してないでしょう?」 全てを見透かしたように田辺が尋ねる。 「いえ、私はもう充分・・・」 「そうですか、満足してくれましたか。それなら結構。私も男冥利に尽きますよ。こんな美人な奥さんを満足させたんだから」 そう言うと田辺は再びしゃがみこみ翠の下着を下ろした。 「脱いじゃいましょう。さっ、脱いで」 強引に翠の足を持ち上げると足から下着を抜き取った。 「これでよし・・・と」 田辺は抜き取った下着を翠のバッグに押し込むとドアの鍵を開け外に出た。 「大丈夫ですよ、さあ、来て」 翠は下着を身に付ける間も無くトイレの外に飛び出した。 「今日はここまでにしましょう」 前を向きながら田辺が言った。 「えっ?ええ。分かりました」(このままホテルに連れ込むんじゃないんだ・・・)翠はほんの少しガッカリした気持ちになった。 (気持ち良かったけど・・・凄く良かったんだけど・・・やっぱり・・・足りない) 「翠さんにも満足してもらえた事だし・・・今日はアタリだなぁ。パチンコが出そうだ」田辺は何事も無かったかのように呑気な事を呟く。 「・・・」なんと返したらいいか思い付かず沈黙を続ける翠。 突然田辺はコートをずらすとワンピースの上から張りのある尻を撫で始めた。 「分かってるんですよ翠さん。満足なんかしちゃいないよねぇ。この体だ、あれで満足なんか出来る訳がない」 前から人が歩いて来ようとも田辺は翠の尻を撫で続けた。 気が付く人、気が付かない人、何人かすれ違う待ち合わせをした駅が見えてきた。 田辺はもう片方の手をスーツの中に入れると小さな紙を取り出し翠に手渡した。 「これ、俺のアドレスだから」 それだけ言うと田辺は人混みに向かって一人で歩いて行ってしまった。 残された翠。手にはローマ字と数字の混ぜ合わさったアドレスが書かれた紙がある。 翠は紙を財布に仕舞うと駅に向かって歩き出した。 (トイレに入って下着を着けなくちゃ) 駅のトイレに駆け込むと扉に鍵をかけワンピースを脱ぐとブラ身に付けた。 トイレの匂いが鼻を突く。 翠の下半身がジワリと熱くなる。 無意識に股間に手を伸ばす。 割れ目に指を這わせる。何度か割れ目を往復すると中指を膣に滑り込ませた。 膣壁の腹側にゆっくりと指を這わせる。 指先にザラッした感触を感じた。 (ここだわ・・・)少し力を入れてそこを擦る。 立っていられなくなり便座に腰を下ろす。 歯をくいしばっていないと声が出てしまいそうだ。 時折指を抜きクリトリスを弾く。体がビクンと波打つ。そしてまた指を膣に埋め込む。 次第に快感は高まり翠は公衆トイレで果てた。 悪臭に包まれながらトイレという異常な空間で翠は自らの肉体を慰めた・・・ 痙攣が収まると翠は下着を身に付けトイレを出た。 駅を出ると数時間前に車を止めた駐車場に向かった。 初めて会った男に自分という女を見抜かれ、何度も絶頂を味あわされ、そして解放された。 翠はアウディに乗り込むと朝までの自分と今の自分が違っているのに気付いた。 シートに座った時の股間への圧迫感。 シートベルトが胸に当たった時の刺激。 全ての外部からの刺激を敏感に感じ取ってしまっている。 (あぁ・・・あんな事をされたから体が敏感になっちゃってる) 翠の体はアウディの微細な振動まで子宮で感じる体に生まれ変わってしまったのだった。
18/02/11 02:05
(2t4GixF2)
投稿者:
黄泉
駐車場に車を止めると人目を避けるように急いで家に入った。
玄関に入り鍵を閉める。 カチャ・・・鍵の閉まる音と共に緊張の糸が切れたのかどっと疲れが込み上げてきた。 極度の緊張と興奮から解放されリラックスモードになる。 翠は玄関を上がり真っ先にバスルームに向かった。 浴槽に向けてシャワーを出すとワンピースを脱ぎ、下着を外した。 今になって考えるとまるで異常な行為だった。 見知らぬ男に陰部を弄られ何度も絶頂を迎え、あげくの果てには自分から男のモノに手を伸ばしてしまった・・・ 『受け入れる』ではなく『求めて』しまったのだ。 家族に対する裏切り行為。 自分の性欲を理性で抑えられなかった事を翠は自ら恥じた。 翠は頭からシャワーを浴びた。 汚れた自分を洗い流したかった。 タオルにボディーソープを出すといつもの様に体を洗った。左手から首、胸を過ぎて右手、背中・・・ ルーティーン作業で体が清められていく。 そして最後に陰部に手を伸ばす。 昨日までとは明らかに違い、洗うために触ったとは言え敏感に反応してしまう。 割れ目に指を滑らせる。 ボディーソープの滑りとは異なる湿り気がお湯で洗い流される。 翠の体は洗うためにクリトリスに触れるだけで腰をブルッと反応させてしまうほど敏感になっていた。 (ヤダ・・・どうしちゃったんだろう。今までこんなこと無かったのに・・・) 敏感に生まれ変わった自分の体を確かめるようにもう一度クリトリスを擦り上げた。 「あっ・・・」思わず声が出てしまう。 (嘘でしょ・・・洗うだけなのに)翠は意を決して膣口に中指をあてがうとゆっくりと侵入させた。 「アアァッ・・・んんっ」想像異常に体が反応する。 田辺に弄られた場所に指を向かわせる。 もう少し・・・という所で微妙に指の長さが足りなかった。 田辺に弄られた時とは比べようもなく、かえってあの異常な空間での出来事を鮮明に体に刻み込んでしまった。 今までよりも刺激に対して敏感に反応するようになった体。 翠は自らの肉体の変化に驚きと少しの恐れを感じた。 (どうしよう・・・こんなに感じる体になっちゃって・・・これからどうなっちゃうの・・・) 果たしてセックスレスの夫と今まで通りの生活を続けていけるのだろうか? 膣に埋め込んだ中指をゆっくりと動かす。 「んんっ・・・」美しい翠の顔がイヤらしく歪む。 眉間に皺を寄せると指に力を込めた。 「ハァッ・・・」呼吸が荒くなる。 指の動きに合わせて腰がビクン・・・ビクンと反応する。 指の動きを邪魔するかのように膣壁が指を締め付ける。 締め付けが強くなるほど快感の波が大きくなる。 翠の奥から溢れ出す粘液を指に絡ませながら刺激を強める。 大きく丸い尻がプルンプルンと揺れる。 左手で乳首を弾く。 上半身もブルッと身震いする。 翠はシャワーを浴びながら自らの肉体を責めた。 胸と陰部。上下の性感帯を激しく刺激する。 やがて大きな波を迎えると翠の体は痙攣を止め、硬直した。 硬直『は』した・・・確かに。 しかし田辺から受けた行為での快感には足元にも及ばない。 あの刺激から比べれば・・・遊びのようなものだ。 今までの翠の体には充分だった刺激も今となっては欲求不満を高める結果にしかならなかった。 (もしあの時に・・・最後までしていたら・・・)ふと翠の頭にそんなことが浮かび上がった。 (あの硬さ・・・太さ・・・普通じゃなかったわ。あんなのが入ってきたら・・・) 翠の体の奥が熱くなる。 欲求と共に淫液が溢れ出す。 翠は脱衣場に置いてあったバッグからピンクローターを取り出した。 浴槽に向けたシャワーは大きな音を立てローターの振動音を消す。 右手に持ったローターを軽くクリトリスに当てる。 「ウウッ・・・」体の芯まで痺れるような刺激が走る。 少し強めにクリトリスに押し当てる。 「あっ・・・ダメ・・・」早くも腰がビクンと反応する。 「ダメ・・・気持ちいい・・・田辺さん・・・」 翠の口からこぼれた言葉・・・先程の行為を思い出し、翠は快感を高めていった。 「そこ・・・もっとして・・・お願い田辺さん・・・」クリトリスを擦るローターに力を込める。 「あっ・・・イク・・・いきます・・・」 翠は腰をビクンビクンと揺らすと膣口から淫液を溢れさせ果てた。 「ハアハア・・・」荒くなった呼吸を整える。 翠は振動を続けるローターを膣口に当てると力を込めて自らの内部へと送り込んだ。 微かに聞こえる振動音。 小さくなった音と反比例して快感のレベルが一気に高まる。 美しい翠の顔が快感に歪められる。 半開きの唇から言葉にならない声が溢れる。 「ハァッ・・・ウッ・・・」全身を波打たせながら翠は中指でローターを更に奥に押し込んだ。 スイッチを手に取る。刺激を高める為につまみを動かそうとするも、すでに最強になっている。 (もう・・・どうしちゃったのよ私。もっと気持ち良くなりたいなんて・・・) 膣の奥で気持ちいい所を刺激し続けるローター。 程なくして翠の体は波打つ感覚が短くなるとやがて足を真っ直ぐ伸ばし、指先まで反り返らせ硬直した。 「ウグッ・・・」 翠の口から言葉にならない声が洩れ呼吸が止まる。 少しすると荒い呼吸と共に硬直がほどけた。 「ハァハァ・・・」呼吸を整える。 スイッチを切るとコードを引っ張りローターを引き出そうとした。 膣口がギュッと閉じてなかなか引き抜けない。 翠は指を侵入させ入口をほぐした。 少ししてヌルンとローターが飛び出す。 (こんな小さい玉が抜けなくなるほど締まるんだ・・・あんなに太いの入れたらどうなっちゃうんだろう?田辺さんは子供を産んでたら入るみたいな事を言ってたけど・・・でも無いわね。やっぱり浮気はダメよ・・・) 翠は軽く体をシャワーで洗い流すとゆっくりと湯槽に浸かった。
18/02/11 08:09
(2t4GixF2)
投稿者:
黄泉
浴槽から上がると翠は和式便器で小便をする体勢になった。
膣口に中指を割り込ませると根元まで埋め込む。 (この体勢・・・足を開いたら届くんだ・・・) 中指は翠の快感の震源地に届いた。 (足を閉じてたらダメなのね) そんな事をぼんやりと考えながら体を拭いた。 ローターをバッグに仕舞うと胸にバスタオルを巻いたまま寝室に向かった。 下着の仕舞ってある引き出しを開くとこれから身に付ける白の上下を取り出し、ローターを奥に隠した。 普段着を身に付けるといつもの翠に戻った。 夕食の準備をこなし、帰って来た娘の話を聞き、一緒におやつを食べ、どこから見ても『良い母親』の翠がそこには居た。 やがて夜になり夫が帰宅する。 家族3人でテーブルを囲み子供が今日学校で会った出来事を事細かに話す。 夕食を終え、夫が子供を風呂に入れる。 脱衣場に夫と子供が消えると翠は紅茶を入れリビングに座った。 家族と話していても頭の中にあるのは薄暗く汚いトイレでの出来事。 こんなに幸せな家庭を裏切ってまで見知らぬ男のモノを求めてしまったこと・・・ 妻でも母でもなく『女』として男を求めてしまった。 田辺がやめなければ・・・服の上から子宮を押さえる。 (きっとあのまま突き進んでたらこの中にはあの男の・・・) 翠は思った。 あのまま続いていたら・・・恐らく生で田辺を受け入れていたのでは・・・そしてそのまま中で・・・ (あの状況で求められたら断れたかしら。生で入れられて・・・そのまま出されたりしちゃったら・・・) 翠は自分の顔が赤くなるのが分かった。そして体の奥から淫液が滲み出してくるのも・・・ 夫は素早く娘の服を脱がすと浴室に送り、自らも服を脱いだ。 ふと洗濯籠に目をやるとめったに見ないワンピースがあった。 (翠がこんなワンピースを着るなんて珍しいなぁ) 籠からワンピースを抜き取るとパサッと音と共に小さな下着が落ちた。 (翠のやつ、こんな下着を持ってるのか) 拾い上げると若干湿り気を帯びた下着は所々、ナメクジが通ったようにテカッている部分がある。 ワンピースも内側を捲ってみると尻の少し下の部分がやはりテカッている。 (なんだ?まさか・・・) 「お父さん、まだ?何してるの?」 子供の声に驚くと下着とワンピースを洗濯籠に戻した。 家事を全て終わらせ入浴も済ませた翠は寝室に向かった。 ベッドの中では夫が横になっている。 そっとドアを閉めダブルサイズのベッドに滑り込む。 「今日は何かあったのかい?」 予期せぬ夫の声に「はっ」と驚きの声が出る。 「やだ~びっくりした。起きてたの?それだったら声かけてよ。いつもみたいに寝てると思ったじゃない」 翠は胸を押さえて驚きの表情を表した。 「あんまり見ないワンピースがあったからね。どっかに行ったのかと思って」 夫の指摘に心拍数が上がる。 「今日はね、冴ちゃんとランチに行ってたの。ちょっとおしゃれしちゃった」 「そうか、冴子さんと二人か・・・」 「うん、どうして?」 「いやね、そこに湿った小さい下着も一緒にあってな。ワンピースまで濡れてたみたいだから。何があったのかなってさ」 夫の鋭い質問に翠の頭はフル回転する。 「食事の後に入った喫茶店で話し込んじゃって。冴ちゃんがね、その・・・エッチな話をするから私も想像したらつい・・・濡れちゃって。そのせいかな?」 恥ずかしそうに視線を逸らして嘘をつく翠。 「そうか、女同士の会話って結構下品だって言うからな。そうだ翠、久しぶりに。どうだ?」 「えっ?うん!する!」 翠の顔がパッと明るくなる。 ベッドの中でパジャマとパンティーを脱ぐと裸になった。 夫も裸になりベッドの中で抱き合う。 「もう・・・ホント久しぶりなんだから!」 少し拗ねたように翠が言う。 「済まない、ここのところずっと仕事が立て込んでて。まだしばらく続きそうなんだけど」 「そんなに放っておくと・・・知らないから!」 そう言うと翠はベッドの中に潜り込んだ。 夫が足を開いたスペースに潜り込む。 いつもの決まった行為。 まだ柔らかい夫の肉体を優しく上下に動かし口に含む。 柔らかい肉の塊を口の中でキャンディーを舐めるように舌で愛撫する。 「気持ちいいよ翠。最高だよ・・・」 翠は一心不乱に夫を舐め回す。 徐々に口の中で硬くなっていく夫。 やがて行為が出来る硬さになる。 と言っても翠の中指ほどの長さ。 硬さはあるが太さも足りない。 翠はベッドの上に進むと夫の耳元で囁いた。 「今日はあたしが上でしよっ!」 黙って頷く夫。 翠は夫の上に跨がると握った肉体を自らの膣口に当てた。 ゆっくりと腰を下ろす。 侵入を防ぐかのようにキュッと閉じた膣口を肉棒に押し当てる。 ヌルっとした感触と共に夫の肉棒が翠の体に侵入した。 「あなた・・・気持ちいい」 ゆっくり腰を上下させる翠。 「アッ・・・ンンンッ・・・」 夫の上で大きな胸を揺らし翠が腰を振る。 夫は翠の胸を下から持ち上げて乳首を刺激する。 「今日はずいぶんと色っぽいじゃないか?ん?」 「ヤダ・・・そんなこと言わないで。きっと久しぶりだからよ」目を閉じてゆっくり腰を上下させる翠。 部屋には翠の淫液が発するヌチャヌチャっという音が響いている。 「翠、下になってくれないか」 (えっ?もう?もう終わり?) 二人の行為は夫が上になり自分が気持ち良くなった時点で射精して終わるのが常だった。 「うん、分かった」 翠は仰向けになると足を開いて夫を受け入れた。 夫の呼吸が荒くなる。 しかし翠の体は一向に快感が高まらない。 「翠・・・イクよ・・・」 夫の呼吸がいっそう荒くなると腰を振るスピードが高まる。 やっと翠が気持ち良くなり始めた矢先、夫は肉棒を引き抜き翠の腹に少量の精液を放出した。 「ハァハァ・・・気持ち良かったよ翠」 「ええ、私も・・・気持ち良かった」 翠は自分で慰める快感にすら達しない行為に幻滅していた。 夫は優しく翠の腹をティッシュで拭く。 翠はお返しにと言わんばかりに淫液でヌルヌルになった夫の肉棒を舐めた。 「私はお口で綺麗にしてあげるね」 満足そうにフェラをする翠を夫は見つめる。 「うん、綺麗になった」 翠は微笑む。 ただ一つ、翠には不満があった。 フェラをしたあと、夫はキスをするのを極端に嫌がる。 そんな事にはもう慣れたが未だに小さな不満が翠の中には残っていた。 「じゃあ明日も早いから寝るか」 そう言うと夫はさっさとパジャマを身に付け眠りに落ちた。 翠は夫が寝息を立てるのを確認するとタンスからローターを持ち出しリビングに向かった。 冷蔵庫からお茶を出し一杯飲むとラグマットに腰を下ろし下着を膝まで下ろした。 ローターのスイッチを入れクリトリスに押し当てる。 それだけで翠の体は痙攣した。 目を閉じて胸をまぐさる。 ローターは容赦なくクリトリスを刺激する。 「あなた・・・気持ちいい・・・」 声を押し殺し腰をヒクつかせる。 小刻みに震える腰。胸を刺激していた手を股間に伸ばす。 クリトリスと膣壁を刺激する。 より大きな刺激を求めて強く膣を掻き回す。 「んんっ・・・ダメ・・・欲しい・・・入れて・・・大きいの入れて・・・」 押し殺した声がリビングに洩れる。 「入れて・・・大きいの・・・お願いします・・・た・・・なべさん・・・」 翠の口からこぼれたのは田辺の名前だった。 「その大きいので・・・メチャクチャにして」 「奥まで・・・壊して下さい・・・」 やがて翠は激しく腰をヒクつかせ硬直した。 翠の中で何かが起きたのはこの夜だった・・・
18/02/11 09:56
(2t4GixF2)
投稿者:
通りすがり
いいですねぇ 最高の臨場感です お忙しいでしょうが 続きを読ませてください
18/02/12 08:08
(jvOgEotS)
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