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1:従業員報酬…妻み食い
投稿者:
シロハコ
episode 0
はじめに--------------------------------- 私は素人で文学とは全く縁もゆかりもない者です、誤字:脱字等あると思いますが、ご了承下さいね…。 それでは初めに…。 登場人物紹介------------------------------ 勇介 (旦那) 49歳 酒も飲まない…ギャンブルもしない…タバコと性欲だけの平凡な会社員… プライベートで信頼出来る従業員を持つ男 美佳 (妻) 45歳 昼間はパート勤務、ポッチャリな真面目主婦で天真爛漫な性格…誰とでも話を合わせられる…いわゆる天然系…唯一の癒しはジャニーズでイケメン好き…隠された本性がある 井上 恵(ケイ) 25歳 昼間は妻と同じ会社のアルバイト生、夜間に専門学校に通い、真面目で自ら学費を稼ぐ文武両道青年、細マッチョだが本性は解らない…私(ユウ)に対し、忠実な誓いを立てたプライベート従業員 会社上司 パート仲間 友人 同僚 …他 ----------------はじまり---------------- 事の始まりは約半年前、妻のパート先に若くて細マッチョな男子アルバイトが雇われた…名前は井上 恵(ケイ)昼間は妻と同じ職場でアルバイトしながら生計を立て、夜間に専門学校に通う真面目な草食系男子だ。 妻から聞いた情報の限りでは、彼:井上君は、小中学校とプロサッカー選手に憧れ、頑張って来た…が、学も無く、社会では報われず、金も力もも持ち合わせない自分が嫌になり、他より恵まれた容姿と手先の器用さを生かし、自主トレーニングを始め、数年かけて、小島よしお:福士蒼汰のような細マッチョに変わったらしい…その容姿と真面目な性格に、凄くパート仲間の女性陣から人気があり可愛がって貰えていると聞いた。 男性社員の事は、悪口しか言わない妻だったが、最近は妻からも井上(恵ケイ)君の話題がチラホラと口から漏れるようになっていた…アルバイトを始めて早々、パート女性からの評判は上々、(真面目な幼い感じのマスクも母性本能をくすぐるのよ)と、お堅い妻から聞いていた…(妻はジャニーズが大好き) ある日、仕事帰りの私を迎えに来た妻と、車中での会話だ…。 私『最近どうよ?井上君だっけ?ちゃんと真面目に仕事こなしてる?』 妻『それな!ニコリ…パートさん達皆、井上君にベッタリよ!別室でピッキング作業の時、初めて2人きりになったんやけど、何の専門学校に行きよ~と思う?スポーツや身体動かす事が好きなのに…なぜか美容師に成りたいらいしよ…(笑)若い子の考えはおばちゃんにはわからんねぇ~っ…』 私『ふ~ん…しっかりした夢を持つ若者やんか、俺は良いと思うよ…お前…まさかの焼きもちかよ!…ニヤリ…』 妻『そこじゃないよ(笑)皆、井上君にチヤホヤ優しくて…同じ年代の女性として恥ずかしいやん、話も合わないのに…情け無い!アハハッ…私はね、仕事を上手く教えてあげるだけよ…ハイッ!ハイッ!って素直な井上君は可愛いって思うだけかなぁ~他みたいにチヤホヤしきらんしねぇ…』 …(またまた…心にも無い事を…やっぱりお前もだろが!)…私はそう思いながら、いつもよりゆっくりと車を走らせた…。 思えば…妻と出会い数十年…妻は私と子供達に全身全霊を捧げ、貧乏な暮らしにも関わらず真面目に明るく生きて来た、愚痴1つも言わず…。 最近の夫婦生活はパートを始めて以降レス気味だが、たまに口で抜いてもらう程度…その度、テクニカルな舌技を使い、私を昇天させる妻に対し、何度となく浮気を疑ったことか…自己調査だが調べて見たが、限りなく白…白…白…本当に出来た妻だと心から思う毎日だ…。 出会った頃の妻は可愛くて、口が悪く、第一印象、なんだコイツ的な天然な女だった…そんな妻も45歳になり、家庭とパート以外、趣味は無く、唯一ハマったジャニーズに癒やされているだけの人生だ、こんな私によく着いてきてくれたと思う…感謝する事以外、私は思いつかない…。 お互いもう若くは無い、少しづつ生活にも余裕が出来るにつれ、物足りなさを感じるように私はなっていた…物足りない…要するに幸せなのだ…。 物足りない理由…それは夫婦の性生活である…性に対し、石のように硬くなった妻の性欲を取り戻そうと、私は努力するも、逆効果…定期的な口での処理すら拒むようになっていたのだ… そして…後日、ある出来事が夫婦の関係を…ひっくり返す…。 -------------------------------------------------つづく
2018/01/08 20:51:36(LCah9Tjc)
投稿者:
シロハコ
episode 4
つづき----------------------------------- 白く曇るフロントガラス…私は後悔していた、なぜ!なぜエアコンのスイッチOFFにしていたのかと…無情にも車内の様子は正面からでないと確認出来ない位に…白く侵食(しんしょく)されてゆくのが解る…。 一旦、私は後退し、街路樹後方の狭い隙間に目を付けたのだ…。 (ここからなんとか無理に入り込めれば後ろに回り込む事ができるな…) 仮設的な駐車場なので、沢山の隙間があり、駐車してある車の後方には現場の資材と足場用資材が無造作に山積みされていた…。 (いける)…そう確信した私は街路樹後方の枝葉の一部分を音をたてぬように少量づつ手掴みでちぎり、横向きに入れるようにスペースを確保する事を考えつき行動に移す…。 (ザワ!…ポキッ!…ガサガサ!…ポキッ!) なんとか頭1つ出せるスペースを確保した私は、車両左後部から様子を伺う事に成功した…。 ガサカサ…と音を立て、地道に…少しづつちぎり続けていると、突然…後部リヤウインドウが下げられた音が…。 (ウィッ…ウイィ…ウイィィィン…コトンッ…) いきなりの事に私はビックリ!?して、開けた街路樹の隙間に頭をめり込ませた…(何だぁ!…何だぁ!…) 開かれたウインドウ、中から2人の声が聞こえてくる…車内に見えるナビは、テレビ画面こそ明るいが、かなり音は絞られているようだ…音声よりも2人の声の方が優先的で鮮明に聞こえる…。 じっと…静かに…私は耳を傾ける、幸いにも、強く風が吹いてきた為、街路樹の葉の揺れる音が大きく、こちらの物音は聞こえないだろう…。 恵(ケイ)君 『やばぁ…曇っちゃったよね?…マズゥ…まずいなぁ…』 妻 『ンン…なんがぁ?…あららぁ…!…ホント…後ろは元々暗いからねぇ…横になってたから解んなかった…ははっ!!…』 恵(ケイ)君 『旦那さん、帰って来たらマズいよね…なんか変な誤解されそうやない?…もうすぐ来るかな…ヤバァ』 妻 『まだやろwww…ここから下まで歩くと時間掛かるよ!…今頃まだコンビニ辺りで友達を待ってんやない?…』 恵(ケイ)君 『なら…いいけど…帰るまでに曇り取れるかな?…暫く開けておくね…車内も熱いしね!…』 妻 『うん!…いいよぅ…じゃあもう少しだけ…少しでいいから…膝枕してくれる?…ねぇ…お願い…』 恵(ケイ)君 『んんっ…いいよ、ほらっ膝が呼んでますよ(パン♪パン暖)…でも大丈夫?気分悪いの少しは治まった?…自分で良ければ…いつでも癒してあげますよ』 妻 『ありがと…優しいね井上君は…旦那なんか自業自得だろ!ってしか言わないよ…ほんとムカつく…』 恵(ケイ)君 『あぁ…やっぱり?何処の家庭もそうなんだ…うちも親父も、そんな感じですよ…でも僕は…いや、今は違います!…いつも厳しく自分に接してくれて…でも優しいし…有難う御座います』 妻 『そんなん…此方こそ有難うねぇ…パートとアルバイト君だけど私は助かってますよ…恵(ケイ)君♪…あっ…恵君って呼んじゃったね…ゴメンね!』 恵(ケイ)君 『・・・いえっ・・素直に嬉しいですよ!…呼び捨てでいいです…』 暫く沈黙が続く…風が強く吹き、ザワザワと街路樹が音を奏でる暖…と、同時に遠くから救急車の音が近づいて来た、(チャンスだ!) 私は音が近くなるにつれ、街路樹の枝葉を無我夢中で、ちぎり…むしり取る…前へ、前へと身体を押し込み、救急車が前を通過する直前に、駐車場の中へ無理矢理、身体をねじ込んだ!…。 (ザザッ!!…ザザッ…ポキッ…ポキッ!!…) 多分2人は気付いていない…上手く音がサイレンに調和したはず…これで後方への侵入成功!…身を屈め待機し、沈黙した状況に耳を傾ける…。 恵(ケイ) 『あ…あのぅ…美佳さん…あっ…そのぅ◯◯…◯◯していいすかっ!…』 妻 『えっ?…なに?…今さっ!…美佳さんって呼んだよね?…んっ?…まだサイレンで聞こえんし…ボソボソ言わんで、男はちゃんと言わんね!』 互いに見つめ合い…互いの何かを期待している、彼の温もりの中で…妻は何を求めて、彼は何を欲しているのか …互いに欲情した2人はいよいよ…。 恵(ケイ)君 『あのぅ…もぅ!もぅ…無理です!我慢できません!…怒られてもいいっす!…俺は!…自分は!!…優しいだけじゃないっすよ!…ンンッ…』 妻 『ん?…えっ?…なに?…えっ!…っっ…んっ!…あぁっ……ダメ!…あははっ!…モウ…ダメェッ!…ダメェッってばぁ!…恵君んっ…恵君んって!…ンンッ…もうっ…ダメェッ!…ってばぁ!…ダメだって!コラッ!…モウ…ん!…ンンッ…ンンッ…あぁ…アン…んんっ!…ンンッ…ンッ…ンンッ』 甘い…甘い一時…妻を撫でていた大きな手は、優しく背中に回り込み…抱き寄せて…妻が抵抗出来ないよう…ギュッ…と、抱きしめた…彼は何度も…何度も…妻の唇を激しく求めた…。 まさかこんな事に…私自身、今後の彼に対する期待と妻に対する失望を隠せない…もう誰も…歯車の噛み合った2人を…止めることは出来ないだろう…。 ------------------------------------------------つづく
18/01/09 21:43
(p2U/w61Z)
episode 5
つづき----------------------------------- 私はショックのあまり、呆然と後方に立ち尽くしていた…2人の行く末を開いた窓から覗いていた…私からは彼の後頭部しか見えない…。 (ジュルッ…ジュルル…ジュパッ…ジュルル…) 彼と妻はより激しく唇を貪る(むさぼる)ように…互いの頭を左右に揺らし…舌と舌を絡ませて…お互いを確かめ合う…最初は拒否していた妻だが、今では彼の背中に手を回し抱きついている…外した口元からいやらしく、糸を引くのが見えた。 妻 『んんっ…もぅ…恵君っ…コラァ…』 彼は妻の唇に蓋(ふた)をするように…再度ゆっくりと重ねた…彼の左手が背中から妻の右肩へ…肩から、二の腕へ滑り落ち、互いに手と手を取り指を握り、絡め合う…。 彼は握った妻の指を離し、自分の首に回して、彼の左手は妻の乳房の上に…導かれるようにかぶさった…。 服の上から優しく…掌(てのひら)で回すように凸面を刺激され…柔らかく…盛り上がった乳房全体を…大きな手で鷲掴みし…優しく揉み、搾(しぼり)り込まれる…。 妻 『あっ…あんっ…うんっ…ンンンッ…はんっ…モウッ…もうだめ!…ダメ!…ここまでよ!…ねぇ…恵君…ねっ?…』 恵(ケイ)君 『ごめん美佳さん…ごめんなさい…我慢できませんでした…』 妻 『いいんよ…それより、もうやめて…そろそろ旦那、帰って来るかも…』 恵(ケイ)君 『そうですよね、解りました…ヤバいです…見られたらタヒされますね…』 妻 『うん…そうだけど…あのさ!…さっきから私の左肩に硬い物が当たってるんだけどぉ♪…なにかなぁ?…ん?…なにかな?…答えてみ?…ほらっ!どうした?…ほらっ!』 恵(ケイ)君 『・・・・・…イヤッ…アノウ…・・・』 妻 『若いよねwww!!…起っちゃったんだぁ!!…当たってるだけで解るよぅ』 恵(ケイ)君 『・・・…サーセン…ゴメンナサイ…・・・』 妻 『ネェッ…恵君?…ワタシ…私でも起つんだねぇ?…興奮したの?…私を抱けたりするの?…おばちゃんだょ…ワタシ…醜い(みにくい)かもよ…いいの?』 恵(ケイ)君 『そんな事ないっすよ!!、一緒に仕事して…色々教わって…一緒に昼飯して…一緒に下のバス停まで帰る…他のパートさんはチヤホヤしてくれるけど、楽しく話してくれるのは…くれるのは…みっ…美佳さんだけですから…』 妻 『・・・有難うね…恵(ケイ)君…うれしいよねっ暖…でも、今日の事は誰にも…ネッ…ダメだよ話しちゃ…ナイショ…』 恵(ケイ)君 『うぃっす!!…違う…御意!!…』 妻 『うれしい…てかぁさ…まだ起ってんだぁっ!…うざぁっ~!!…ん~っ…どうしよっ…抜いてあげよっかなぁっ?…溜まってんでしょ?…あぁ…でも、旦那来るとマズいから…ズボン履いたまま出して…舌だけだよっ!…来たらすぐ隠してょ!』 恵(ケイ)君 『えっ・・・えっ・・・ええぇぇっっ!!・・・いいの?…本当にぃ?…』 ・・・私は驚いた!!・・・そんな言葉は、付き合ってた頃でも聞いた事はない!私はこのまま、2人の前に飛び出て、怒りに任せ…タヒる事を決意した…すると…反対車線:後方から、ヘッドライトをハイライトにし、1台の乗用車が近寄ってくる…。 (マズい!…明るくなると…俺が…2人から、先に見つかる!…ヤバい…!) そう思い、後退し、街路樹に身を隠そうと行動した瞬間、同時に妻の声が辺りに響いた!。 妻 『あっ!来た!きたぁ~!…旦那かもよ!離して恵(ケイ)君!!…ヤバァ!…また今度してあげるけんね!…ごめん!』 私も慌てて街路樹に身を隠し、車が通り過ぎるのを待った、しかし…入り口付近に無造作に置いてあるタイヤに気付いたドライバーが不審に思い、一時的に停車してしまったのだ…。 (ヤバい…マズい……早く行けよ!…) キョロキョロと乗用車のドライバーが辺りを見回す…幸いなことに街路樹の中に身を隠す私には気付いていない…降りて確認するはずもない、ここは市街地近くだが、野生動物の宝庫だ、夜間はデカいイノシシ等が平然と車道を歩き凌駕(りょうが)する。 走り出す乗用車…流れるテールランプを確認して、私は車道に戻っていた… グッ!!…とタヒりたい気持ちを抑え、満面な笑みを浮かべ、タイヤを手にし、コロコロと転がしながら駐車場入り口へと入ってゆく…。 正面から堂々と入って来た私に、気付いた2人は、何事も無く、同時に手を振って迎えてくれている…。 私 『うぉーい!…お待たせぇ…悪ぃねぇ…すまん、すまん!…友達がここまで送ってくれた!…ふぅぅ~!』 中から妻が大きな声で聞いてきた…。 妻 『ねぇ!…さっきの車?…友達?…お礼言わなくて良かったん?…ゴメンねぇ…私のせいで…怖かったやろ…。』 私『大丈夫!…自業自得なんで…』 私の態度と言葉が気になったのか…詳細に私の行動を聞いてくる2人…ウダウダと探ってきたが、私は黙々とタイヤを交換し帰宅の用意をこなした、後部座席に乗っていた妻も、いつも通りに助手席へ乗り換え、何事も無かったように振る舞っているのだ…私は無言で車を自宅へ走らせた…。 -------------------------------------------------つづく
18/01/10 18:10
(V8oevJ3w)
episode 6
つづき----------------------------------- 印象深く…私の頭の中に刻み込まれた駐車場…今後、2度と忘れることのない場所になった…この外灯の灯りすら同じだった…後部座席の恵(ケイ)君と、助手席の妻、相も変わらず仲良く職場の話に花を咲かす…ルームミラー越しに私は恵(ケイ)君を睨みつける…。 後ろを振り返り、笑いながら話す妻よ……だが……妻よ…お前は気付いてないのか?…居酒屋から出て来たお前は、髪を後ろを束ねていたはずだよ…。 アームレストに肘をかける私の腕には、サラサラとした感触の、背中まである長い髪が絡みつく…。 後部座席の恵(ケイ)君に撫でられ、ほどけた髪が、エロい匂いを振りまいて…振り返る度に車内に振りまかれる…。 何処を走り…何度、信号待ちし…どんな会話を交わしたか…など、記憶から消え覚えていない……気付くと、恵(ケイ)君の自宅近くにある指定されたコンビニに、私達は到着していた…。 恵(ケイ)君 『はぁ~着いたぁ!…今日は本当に楽しかったです…有難う御座います…ところで◯◯さん、気分は?もう大丈夫ですか?…かなり酔わしてしまいましたから…すいません…。』 妻 『あぁねぇ…大丈夫…大丈夫!…窓開けて冷たい風に当たっていたら酔いも冷めるわ(笑)ゴメンね心配かけて…井上君こそ大丈夫?…1人で外に吐いてたみたいだけど…殆ど車内には居てないよね!…風邪引くよ…』 恵(ケイ)君 『すっきりしましたよ…情けない姿見せて申し訳ないっす!…それから旦那さん…本当に有難う御座いました…良ければタイヤ代金を自分にも支払わせて下さい…お願いします!…金額が解れば連絡下さい…本当に、本当に…申し訳ありませんでした…』 私 『・・馬鹿たれ!・・若い奴がいちいち気にするんじゃないよ!…此方こそ、すまんね…立ち往生させて…明日は休みやろ?ゆっくり寝とけ』 恵(ケイ)君 『・・はい!・・でも…多少でも…お願いします!…気が済みませんので…お願いします!…』 私 『…んっ…解ったから…一応見積もり金額だけ教えるから…でも受け取らないからな!…よか?…』 恵(ケイ)君 『はい!…絶対に教えて下さいよ!…連絡待ってますんで!…』 妻 『そんな…いいよぅ!井上君…旦那の、自・業・自・得・やけん(笑)』 私 『・・・・(やられた!)・・・・』 引き下がらない恵(ケイ)君と連絡先の交換を交換し、私達は帰路に着く…いつも以上に、陽気で派手に、恵(ケイ)君に向かって手を降り続ける妻…ウインドウを下ろし大きな声でこう言った…。 (じゃねぇ!!また今度ねぇ!…) また今度?…んっ…普通、月曜日ねぇ!とか、来週ねぇ!とか、…お疲れさま!…とかだろ?…まぁいい…あの光景を頭に焼き付けた私は、仕事とタバコ以外に燃えるような…忘れていた感情を奮い立たせるような…そんな生き甲斐を見つけてしまっていた…。 -------------------------------------------------つづく
18/01/10 18:14
(V8oevJ3w)
投稿者:
シロハコ
episode 7
つづき----------------------------------- 井上君と別れた帰り道…余り気分は乗らないが無理にでも妻と会話しようと思ったんだ…変わらず陽気な妻は、私の質問に、いつもと違い、気分良く応えてくれるのは何故だろう?…。 私 『ところで飲み会はどうだったの?…他に沢山居たよね?知ってる人は数人しか…上司に主任だろ…あと…パートさんの◯◯さんと、◯◯ちゃんと、井上君だけかな?…』 妻 『だね…それ以外は、あなたの知らないパートさんばかりかな?皆さんシフトも違ったりするしね(笑)あっ…あと…ハゲた男性が居たよね?見た?セクハラ発言ばかりする派遣の男性が…もう最悪よぅ…あれが◯◯さん…まぁ私は流すの得意だから…』 私 『そっか(笑)でも楽しかったなら良かったやん!…俺に気にする事無く、女子会やら同窓会やら、好きに行ってもいいんだよ…家事も大事やけど息抜きしないと…最近は家でも酒は飲まないし…すまないね…』 妻 『いいの?…やったっ!有難う…実はね、来週末に女子だけで焼き鳥会があるんやけど…参加してもいいかなぁ…無理だとばかり思っていたから…じゃぁ参加してもいい?』 私 『もちろん!いいよ…行け!…行け!…気にせずに身も心もリフレッシュしておいで!…でもちゃんと自力で帰ってこいよな!www…』 妻 『どう言う意味よ(笑)…もち帰るわよ…あなたと子供のご飯やら、主婦は忙しいんのよ!…でも…ありがとう』 自宅のマンションエントランス…妻を先に降ろし、駐車場に向かう…振り返っても誰も居ない静かな車内…私は車を駐車して、後部ドアを開けたんだ… 最初に感じた事…薄ら漂う(ただよう)ムスクの香りを鼻に感じた…シートに染み付いたのだろうか?…妻の髪の香りや、香水とは明らかに違う… ふと…足元に落ちている妻の髪飾りと、髪留めゴムが目に付いた…それを手にした私は先程の光景が頭を過ぎり(よぎり)、生々しい欲望が、私を変えてゆくのを感じた…。 あの時…この場所で…2人は抱き合い求め合った…互いの唇を貪り(むさぼり)…舌を絡め…唾を飲み…抱き合った…妻の柔らかく、ふくよかな乳房を揉み込み…搾り(しぼり)…愛撫し、彼は私の妻に対して、他人である男根を膨らまし、そそり起たせたのだ…。 あの時、私と乗用車のタイミングが少し遅ければ…妻は…彼自身である男根を…その柔らかな唇の奥中に咥え込み…滑(ぬめ)った舌を使い…上下にアップダウンしていたはずだ…。 これは現実なんだ…困惑している…私には辛すぎる…単なる妄想であるとすれば、それはそれ…オカズに抜いて満足して事、終わる…しかし現実だ、これから妻に起こり得る事は、想像も出来ない位に、時間と精神を無駄に浪費して、私の身を削るのだろう…。 自宅に帰る、妻は既に浴室でシャワーを浴びていた…あんな事があれば、いくら家庭を大事にしていても、いくら献身的な妻でも、疑いを持たざる得ない…井上君以外にも…。 私は洗面台に向かい、歯磨きを始めた…洗濯カゴに山積みされた洗濯物がひしめき合い、足元まで散乱している…いつもなら無造作に投げ捨てているはずの下着が見当たらない…何故だろう…そう私は感じたんだ…。 (ジャバジャパ…バシャパシャ…) 浴槽内でシャワー中の妻…きっと不覚にも濡れてしまった花園を…綺麗に洗い流しているのだろう…私はわざと、大きな声をかける…。 私 『うぉーい…飯はちゃんと食べれたの?…酒ばかりで食べてないんじゃ』 妻 『えっ?…なんて?…あぁ大丈夫!…食べたよぅ…多少足りないくらい』 たわいのない話を妻に問いかけ、私は洗濯カゴ奥に丸められ、押し込まれた妻の下着を見つけた…ブラジャーとパンティを取り出て確認する…ブラはシンプルな白、パンティは黒でフロント部分にピンク色の小さなリボンの着いた物、いわゆる、お仕事コーディネートだ…手に取る私の指にはネットリとした感触が……。 (えっ?・・!!・・えっ・!!・・なんだこれ!!・・・うわっ!!) パンティのクロッチ部分にはヌチャヌチャした透明な液体がベッタリと付着していた…愛液だ…私が想像していた以上の…愛液だった…。 普段から濡れにくい妻なのだが、今回は、クロッチの部分に乾くことなく、ベッタリと染みこんでいる…(私も初めて見る量だ)…。 彼の軽いボディタッチ程度の愛撫に興奮し、股を濡らしたのだろうか…なる程…これだけ濡らせば、あの時…多少のリスクを犯しても…彼の男根を咥えたくなるに違いないな……。 -------------------------------------------------つづく
18/01/11 13:21
(RyZ8xq/3)
投稿者:
シロハコ
episode 8
つづき----------------------------------- 1年間が毎年早く感じる様に、事が進むのもまた早い…あれから1週間、変わりない平凡な日々が私と妻に訪れては…去って行く…。 私 『そういや…タイヤの交換代金さぁ!…井上君に連絡した方が良いのか?…代金貰うつもりはないけどね!…』 妻 『えっ!…まだ連絡してないの?…修理したって伝えてるから、きっと…待ってるよ…井上君…』 私 『えっ…俺がするの?…30,000円だよ!半分でも彼には負担が多くない…』 妻 『私も言えないよ!…嫌よ!…可哀想だよ!…自分で連絡してよね!』 本当は自分で伝えたいんだろ…そして(…払う必要は無いよっ!)て、言いたいんだろ…妻よ…あれから何も話さないし…真面目な主婦を演じているけど…本当は彼に甘えたい…抱かれたいんだろ?…俺には解るんだよ…。 私 『わかったよ…俺が明日の昼にでも連絡するよ、彼は何時位が休憩なの』 妻 『井上君とはシフト違うけれど…13:30~14:30位なら大丈夫と思うよ!』 翌日…13:30分 私は聞いていた携帯番組に連絡した…でもそれは、別件の連絡だったんだ… (プップップッ…プルルルルッ…プルルルルッ…プルルルルッ…プルルルルッ…) 恵(ケイ)君 『はい!…井上です!…あっ…◯◯さんですか?…こないだは有難う御座います…はい!…奥さまから聞いております…で?…お幾ら位に…』 私 『いやっ…実はね…頼みがあるんだよね…タイヤ代金は要らないから…少しでもいいから話を聞いてくれないかな?…今夜は学校?…時間は取らせないよ』 恵(ケイ)君 『いえ…丁度、授業はありませんけど…何処に行けば宜しいですか?』 私 『じゃあさ…そちらの会社近くにある◯◯公園の駐車場知ってる?』 恵(ケイ)君 『ええ…こないだ別れたコンビニの、裏手にあるデカい公園ですよね?…』 私 『そそ、じゃあ19:00時位に待ち合わせで…車、解るよね?』 恵(ケイ)君 『はい!…私の車は◯◯ー◯◯の黒いダイハツの軽です。』 私 『解った!…あっ…でもね!…お願いの件は、妻に内緒にしててくれないか?…別に井上君に負担が掛かる事では無いからね!…大丈夫?』 恵(ケイ)君 『解りました…大丈夫ですよ!…その後、飯でも食いに行きませんか?…お礼しないと…』 なんとも謙虚な彼に、私は親近感すら芽生えていた…そう…彼になら…妻の無くした感情を…ひたすら家族の為だけに尽くす妻の…押し殺したはずの秘めたる本質を解放できるのではないかと私は考えたんだ…。 翌日…待ち合わせの駐車場に先に着き、井上君を待っている…暫くして黒い軽に乗り、井上君が現れた…。 恵(ケイ)君 『お疲れ様です!…お待たせしました!…旦那さん、先日は本当に申し訳ありませんでした!…』 私 『いいよ…いいよ!…まぁこっちに乗ってくれる?…寒いし、長くなるからね!…どうぞ!どうぞ!…』 恵(ケイ)君 『お邪魔します!…で、どんな…お願い?…でしたか…すいません…色々考えたのですが…宗教とか…ネズミ講とかですか?それなら…』 私 『じゃぁ言うよ!…お金とかタイヤ代金とか、全く必要ない!…よく聴いて…私の願いに応えて欲しい…』 恵(ケイ)君 『はい!…教えて下さい!』 私 『あのな…妻の事は…好きか!?…』 恵(ケイ)君 『えっ!!…ええっ!…なんで?』 私『うちの美佳は、好きかと聞いてる!…好きか!…抱きたいかっ!…妻で、妻で!…何回抜いた!…何度寝たんだ!…毎日か!…毎日妻で扱い(しごいて)てるんだろ!…妄想で何度しゃぶらせたんだ!…』 思わずエキサイトしてしまった。 恵(ケイ)君 『いえ…自分は…してません…好きだけど…でも…確かに数回は奥さまで…抜いています…すいません…』 私は見た事、友人から聞いた事、事の経緯を全てを彼に話したんだ…。 (友人も目撃者) (妻に無理矢理キスした事) (妻の乳房を揉み、搾り込んだ事) (妻にシャブらせようとした事) (妻のパンティを濡らした事) (全て私は見ていた事)…を…。 突然!…彼は車から飛び出して、膝をつき、私に土下座した…私もすぐに飛び出して、そんなつもりでは無い事を彼に伝え、宥めて(なだめて)車内に戻す…暫く彼は放心状態だったが…私の願いを理解してくれるまで、さほど時間は掛からなかった…。 -------------------------------------------------つづく
18/01/11 13:23
(RyZ8xq/3)
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