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略奪
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:略奪
投稿者: ヒデキ
私が小学校に上がる頃、2軒隣にある家族が引っ越しをして来ました。そこには、同い年の典子ちゃんという女の子がいました。
小学校に上がると典子ちゃんと同じクラスになり、そのままエスカレーター式で中学に上がっても、同じクラスで学校生活を送るのでした。

中学3年の夏、『ヒデちゃん、付き合って欲しいんだけど。』と典子から告白をされ、卒業までの7ヶ月を彼女と付き合います。
まだまだ子供の付き合いで、それでも初キスまでは済ませることが出来ました。

高校は彼女は商業科、僕は工業科に進んだため、すぐに二人の仲は自然消滅。その後は、別々の道を進むのでした。

24歳の時に彼女は結婚。中学の時には『将来は、あるアイドルと結婚する!』と言っていたけど、現実はそうもいかず、お相手は8歳年上の普通の方でした。
すぐに実家を離れ、旦那と一軒家に住み始めた典子。すぐに男の子を一人もうけて、幸せな主婦を送っていました。余談ですが、笑うくらいに母似の子供です。

彼女の子供も中学生になっていました。ということは、僕も典子も40歳目前。その頃でした。悪夢が彼女の一家を襲いました。。
旦那さんの転落事故でした。一命は取りとめましたが、もう元の旦那ではありません。正気も無くし、書きたくもありませんが、体の一部も無くしました。

典子は母を頼り始めました。2週間に一回程度しか帰って来なかった彼女が、頻繁に実家に顔を出すようになったのです。
僕も、その姿は何度も見掛けますが、掛ける言葉も見当たらず、更に年月は過ぎて行くのです。


『ヒデちゃん、今度同窓会をするんだけど。』、仕事に行こうと車に乗り込んだ僕に、彼女が声を掛けて来たのです。
もう10年以上ぶりに典子と話をしました。お互いに44歳になってしまってました。間近で見た典子は、歳を重ねていて、母親に似て来ていました。
『いつー?』と聞くと、『お盆休みあたり。』と答えました。中学3年の最後の学級委員だったため、自ら企画をしたそうです。
『手伝おうか?』、自然と口から出ていました。特に彼女に愛情がある訳でもなく、幼なじみ、元彼、そんな気持ちだったのかも知れません。
典子は、『ほんとー?いいのー?』と僕の言葉に喜んでいました。

典子の実家、といっても僅か2軒隣ですが、おじゃまをしたのは30年以上ぶり。おじさんもおばさんも、もう歳を召しています。
典子は、あるノートを出して来ました。クラスメイトの住所と電話番号が書いてあって、連絡が取れた人にだけ丸がされています。
残念ながら、僅かの人にしか連絡が取れてません。お互いに携帯を持ち、クラスメイトに片っ端から電話をするだけ。
『~~さん、いた!』『アイツ、どこ行ったんやー?』とそんな会話に、典子は笑っています。自分の家庭は複雑なくせに、笑っているんです。
その姿を見ていると、なんかたまりません。

逆に何十年だったぶりでしょう、典子が僕の家に来たのは。家にいる両親と息子さんの目が気になって集中出来ないのか、僕の家に行こうとなったのです。
僕の部屋で過ごす典子は、少しでも家庭の事を忘れられるのか楽しそうで、僕達は中学3年に逆戻りをしていました。
『ヒデちゃん、ヒデちゃん、』と昔のアダ名で僕を呼んでくれるのも、今は彼女しかいません。そのくらい、現実は進んでいるのです。

『ヒデちゃん、結婚しないの?』、合間で典子が聞いて来ました。しかし、その返事を『お前とするから、ええよ。』と言ってしまうのです。
半分冗談、半分本気。ここ数日一緒に過ごしたことで、少し気が大きくなっていたのもあります。話を盛り上げようとしたのも本当です。
しかし、その言葉に典子は意外な反応を見せました。告白をされて困った顔をしているのです。

『おれ、お前とするからええよ。旦那おってもええわ。お前と結婚するわ。』、今でもなんでここまで言えたのかは分かりません。
典子の困った顔を見て、追い打ちとも取れる言葉を吐かずにはいられませんでした。この夜、二人の会話は止まりました。
同窓会の連絡で集まって、どこか楽しんでいたのに、僕の一言で彼女に新たな悩みを増やしてしまったのかも知れません。

次の夜からは、典子は旦那の待つ家に戻りました。同窓会の連絡も終わってないのに、彼女の実家や僕の家には来なくなったのです。
しかし、それは息子に家に居させて、完全に留守番をさせて釘付けにするためでした。
その頃、彼の母親と僕は同窓会連絡ノートなどもうそっちのけで、ホテルに向かっていたのです。

 
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2017/12/11 16:36:35(OvJTNbdg)
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