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1:同僚 熟事務員
投稿者:
ルコック
去年の秋頃から進行形の、同僚の熟事務員との関係に、多少の脚色と 今後の妄想などを加えて 書いてみたいと思います。
かいつまんだ体験談を とは思っていませんので、 経緯や背景など クドくなるかもしれません。 加えて、誤字 脱字の類いは ご容赦下さい。 ですので面倒な方は とばして 下さい。 関東の とある地方都市、大手家電メーカーの敷地内に、その家電メーカーが出資した子会社での事。 私の名は工藤俊介、子会社の社員、もうすぐ50歳、 ×1で再婚。妻と2人暮らし。 彼女の名は 稲葉朱美、親会社からの出向、おそらく 50代の半ばくらい(まだ歳は聞いていない、これまでの会話などから)?。 3人の子供は それぞれ独立、ご主人と2人暮らし。 ご主人の両親と彼女の父は 既に他界、母の介護で毎週末 実家に帰る が ご主人はパチンコだの何だのと 殆ど1人で帰るらしい。 とある土曜日、郊外のドライブスルーの洗車機が2台有る 大きなGSでの事。 洗車機から出て、拭き取り仕上げスペースに車を停め、窓を拭きだした時に 「工藤さん?」と、声をかけられた。 見ると、事務員の稲葉さんだった。 「あ、稲葉さん こんにちは」 「工藤さんもスタンド ここなの?」 「えー、家すぐ そこなんで」 「私も。すぐそこ。」 どうやら、あるいて10分もかからない距離だったらしい。 「あそこの スーパーとか行ったりするの?」 「しますよ、うちのが遅くて夕飯1人だったり とかには」 「そうなんだ、でも、会社以外であうのは はじめてね。 (これじゃ、誰の言葉か 解りませんね?) 俺 「そうですね。いつもの事務服と違って、軽快というか、より若々しいですね!」 朱美 「もぉ、上手い事言って からかわないでよ」 俺 「からかって なんて いませんって、ジムか何かの帰りですか?」 (実際 le coqのスポーツウェアの上下だった) 朱美 「実家にね。動きやすい方が良いから」 「でも、工藤さんの車 いつ見てもキレイね!」 「私のなんか 見てよ こんなヨ!」 トヨタの黒いコンパクトカー。 ドアノブのあたりの、爪で 引っ掻いた様なキズを指差す。 朱美 「工藤さんのなんて キズひとつ無いじゃない?。 何とかならないかしら?これ!。」 「あれ?、工藤さんの、良く見ると黒じゃないのね?。」 俺 「そうなんですよ、ナンとかグリーン。昔で言う モスグリーンってやつですかね?」 朱美 「もう5年だし、買い換えようかと思ってたんだけど、母がね 調子わるくて 毎週行ってるから、車検受けようかと思って」 「工藤さん?、何とかならないかしら?、他にも 結構あるのよ(キズ)。 あちこち」 「工藤さんは、waxとか何使ってるの?。洗車機のじゃ そこまでキレイには ならないでしょ?」 俺 「ガラスの粒子だかが入ってて、濡れたままスプレーして拭き取るやつ ですけど」 朱美 「今持ってたら見せてくんない?」 俺 「ごめんなさい、家です。」 朱美 「なんてヤツ?、教えて。それならキレイになるかなぁ?」 俺 「どぉでしょう?、俺のは撥水がメインなんで。 キズ消しがメインのヤツも有ると思いますヨ。」 朱美 「工藤さん、この後は?、何か予定有るの?」 俺 「えぇ。ちょっとホームセンターに。」 朱美 「えっ、私はも一緒に行って良い?。選んでくれないかなぁ?。ダメ?」 俺 「まぁ。じゃぁ、隣街のカインズモールにしますか?。あそこなら、カーショップも有るし」 朱美 「ありがとう!。じゃ、そのカーショップの入り口で良いよね?、すぐ行くから、ゴメンね。」 私が先に着き、入り口の前で待っていると、向こうから稲葉さんが、小走りに 手を振りながらやってきた。 waxのコーナーにつくと、 朱美 「わー、こんなに有るんだ?。何が良いんだろ?、工藤さんのはどれ?」 俺 「ちょっと、お高いですけど」 と、zeroウォーター(シュアラスター)の、クリーナーとのセットの物を持たせた。 朱美 「どおやって やるの?」 俺 「今日 帰ってからやるんなら、まず埃を落として、クリーナーでキレイにして、それから こっち ですかね。」 「てか、ご主人にやってもらえば いいじゃないっすか。」 朱美 「あの人なんて、何もしてくんないわよ!」 「最近じゃ、メシ 風呂 も言わないし」 「母の所の 重いもの動かすんだって、頼みに頼んで ようやく行ってもらったんだから!」 「もお、あてに なんかしないワ!」 だんだん、面倒くさくなってきて 俺 「大丈夫ですよ、ウラに書いてありますから」 朱美 「そうね、じゃ これにするワ。」 「工藤さんは?、何か買うもの あるの?」 俺 「いえ、ここでは特に。」 朱美 「そお?、じゃ払ってくるからまってて。」 会計を終えた稲葉さんと店をでると 朱美 「ね、工藤さん。私も付いていっていい?、カインズホーム」 断る理由も見つからず 俺 「まぁ、別にいいですけど。」 朱美 「ありがとう。これ、車においてくるね」 商品を見て回りながら、色んな話しをした。 ご主人とは、レスどころか、会話すら殆どないこと。 今 1人で住んでる母親の介護(それほど重度ではないらしいが)で毎週末 実家に帰ること。 で、孫にあえない。 ご主人は 相手にしてくれないし、相手になってあげる気もないし、ストレスばかりがたまっていく こと。 殆ど愚痴の様な話しを長々と聞かされた。 時おり、「工藤さんは?」などと、聞いてくるので 「ウチも、にた様なもんですよ」と、適当にかえしていた。 稲葉さんの、「工藤さんは もともと地元の人?」の質問から、実家の話になった時、 こことは反対側の隣街にある、お互いの実家が、これまた歩いて5分とかからない距離であること がわかったら、 朱美 「あらっ、私たち、ご縁があったのかしら?」 って、何のご縁だよ?、とも思ったが稲葉さんが そんな事を言った。 店をでて、車に戻る途中 朱美 「何だか デートしてるみたいで楽しかった!」 「こんな お婆ちゃんに 付き合ってくれてありがとね、また 付き合ってくれると 嬉しいな?」 「そぅだ、御礼に どっか お茶 してく?」 俺 「ごめんなさい、今日は ちょっと」 朱美 「そっか、フラれちゃったかぁ。」 俺 「いえ、そんな意味じゃ」 朱美 「また、デートしてくれる?」 俺 「良いですよ。空いてる日なら いつでも。」 朱美 「じゃ、電話番号 教えて、ラインやメールには 疎くて、それに 残る しね。」 その日は 電話番号を交換して わかれた。
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2017/09/08 22:08:51(bSA259BN)
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