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30年ぶりに会った彼女と
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:30年ぶりに会った彼女と
投稿者: けいた ◆xl6jkKkFVM
仕事で外回りの途中でコンビニに寄って飲み物を選んでいた時、後ろから「けいた君」と声をかけてかけられた。40を過ぎたぼくを君付けで呼ばれることはまずない。
誰だろうと振り返ると、見たことのある中年の女性だった。
その女性を一目見て、「あぁ、さとみちゃんだよね?久しぶりだね」と答えた。
30年近く前の高校生の頃に短い間だったが付き合っていた彼女とだった。

僕は当時地方の男子校に通っていて、彼女は隣にある女子校に通っていた。彼女が僕の高校の文化祭に来た時に、僕と彼女は知り合い、僕が人生初の告白をして、そこから付き合うことになった。
確かにこのコンビニの近くに彼女の実家がある。付き合っていた時に一度だけ彼女の家に行ったことがあることを思い出した。その時が、僕も彼女も初めてのキスをした時だった。

そこでは久しぶりだねと言って、LINEのidを交換して別れた。
LINEのidの交換をあまり深くは考えていなかった。
それから僕と彼女は時々LINEでお互いのことを知らせることになった。

僕もそうだが、彼女も結婚をしていて子供もいた。僕がある会社に営業に行った時に彼女はそこで働いていて、僕の姿を見て何故か隠れたと聞いた。今の彼女は独立して会社を興していて、普段は東京にいることなどを知らせてくれた。

その時は僕も彼女も昔の友達ぐらいの感覚でいた。
僕が東京へ出張で行くことになり、彼女に飲みに行かないか、とLINEを送ってみたら、彼女から、いいよ、と返信があった。

東京に行き、仕事を終えてから彼女が指定してきた駅に行くと、改札口で手を振る彼女がいた。
彼女と駅の近くの居酒屋に入りビールで乾杯をした。
この段階で僕に下心はなかった。下心があったのならネットで雰囲気のある店を真剣に探したはずだ。
そこでお酒を飲みながら、高校生の頃の話をした。
あの頃の僕は生まれて初めて女の子と付き合ったので、何を話していいのかもよくわからなかったことを言うと、彼女も同じことだと言った。
それから30年近く経ち、お互いに恋愛もしたし、色々経験もしてきたので、今は普通に話を出来ることに、「お互いに大人になったね」と彼女が言って笑った。
高校を卒業したら、僕は東京の大学に進学を志望していたが、彼女は地元の大学への進学を志望していた。それが別れた原因だったことを思いだした。
東京へ憧れを抱いていた僕が地方にいて、東京へ行くことを嫌がっていた彼女が東京にいることに、僕たちは笑った。
それから、彼女はなぜ東京にいるのかを話し始めた。
彼女は地元で結婚をして夫婦で彼女の実家で生活をし子供を産んだ。でも旦那のDVが酷いこと。彼女は自分の会社を自慢で起業したが、旦那から離れたくて東京に拠点を移したこと。子供が成人するまでは離婚しないで我慢することを話した。
彼女は、「けいたくんはあの頃優しかったよね。その優しさがあの時はわからなかったんだ。」と言った。
僕は「そうなのかな?僕自身はよくわからないや」と答えると、彼女は「優しかったよ。私が親とケンカした時、ずっと一緒にいてくれたじゃない。あの時はそれが当たり前だと思ってた。」僕は「そんなこともあったね」と答えた。
それから彼女は、「なんで私を求めてこなかったの?私も色々経験してるから、男の人からしたら最高のチャンスだったんじゃない?」と言うので、「そりゃあ、できることならそうしたかったけど、どうしていいのかがわからなかったんだ。今なら間違いなくそうするよ。あの頃は本当にうぶだったんだ」と答えると、「私もうぶだった。お互いにうぶだったんだね」と笑い、「私はけいたくんともっと真剣に付き合っていけたらよかったなと思ったことがあるよ。」と言い、僕は「お互いに子供だったんだよ」と答えた。
その日はそこで僕たちは別れた。
彼女は電車に乗り東京にある彼女のマンションに帰り、僕はホテルに戻った。
ホテルの部屋に入った頃、彼女から「今日はありがとう。久しぶりに会えて楽しかった」とLINEが入った。僕は「こちらこそありがとう。また飲みに誘ってもいい?」と入れると「ぜひ」とLINEが入った。僕は「次に会う時は帰さないかも。だって僕も大人の男だから」と送ると「そうだね」とLINEが入った。





2019/07/25 00:29:07(yW6uctkr)
2
投稿者: アルプス
楽しみな展開ですね(*^^*)
19/07/25 22:33 (.FnMgqoZ)
3
投稿者: (無名)
ほぅ~なかなかピュアな展開ですね(*^^*)続きお願いします
19/07/26 08:35 (jh14K1Uq)
4
投稿者: けいた ◆xl6jkKkFVM
彼女と東京で会ってから半年ぐらい過ぎた頃、彼女から「来週実家に帰るから、その時に会えないかな?聞いてもらいたいことがあるの」とLINEが入った。僕は彼女とLINEのやりとりをして、彼女は電車で帰るので、最寄りの駅だと誰かに見られるかもしれないから、少し離れた駅まで僕が車で迎えに行くことになった。
約束の時間に、僕はある駅の改札口で彼女を待っていると、ホームに電車が入ってきて、彼女が電車から降りてきた。
改札口でお互いに「久しぶり」と挨拶すると、僕の車に乗り、僕はとりあえず車を走らせた。
話したいことがあると言っていた彼女は車の中で黙っていた。話の切り出しかたがわからず僕も黙って車を運転していた。
15分くらい経った頃、彼女は「けいたくん、何も聞かないの?」と言ってきたので、僕は「さとみちゃんが話たくなった時に話してくれればいいよ」と言うと、「けいたくんはそういう優しさは変わらないんだね」と言った。これを優しさと言うのか、僕にはわからない。
またしばらく車を走らせてると、彼女は重い口を開き、旦那との離婚が正式に決まったことと、子供は高校を卒業するまで旦那のところにいることを話し始めた。
彼女としては、旦那には未練は全く無いが、子供を自分の手元に置いておかないことが残念で仕方ないらしい。
彼女は涙を僕に見せないように話しながら車の窓の方を見ていた。僕は車を人気のない海の見える公園の駐車場に停めると、彼女は声を上げて泣き出した。
19/07/26 11:07 (3tfusLA3)
5
投稿者: けいた ◆xl6jkKkFVM
助手席で泣いている彼女に、なんて声をかければいいのかわからず、でも僕は彼女の肩を抱きしめ、彼女は僕の腕の中で泣き続けた。
彼女が少し落ち着いてきたので、「少しはすっきりした?」と話かけると、彼女は顔を上げて僕を見つめ「うん、ありがとう」とだけ言った。
僕も彼女の目を見つめると、彼女は視線を逸らすように僕の胸に顔をつけたので、僕は彼女を頭を抱えるようにした。
彼女が顔を上げ、再び僕を見つめると、どちらからでもなく僕と彼女は唇を重ねた。
最初は唇が触れ合う程度のキスだったが、徐々にお互いに歯茎や舌を舐め合うような激しいキスになり、舌を絡め合った。
僕と彼女の唇が離れた時、僕は「いい?」とだけ聞くと、彼女は黙ったまま頷いたので、僕は車を走らせ、道路沿いのホテルに入った。
19/07/29 09:30 (pH9UD9g7)
6
投稿者: (無名)
続きが楽しみです♪
19/07/30 06:41 (JnQOikFo)
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