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美和
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:美和
投稿者: 美和
ID:aboutit
美和は49歳…仕事している平凡な主婦である。

家族は、夫とその母と、会社員である長男の四人ぐらし。
子供は、三人いるが、長男含めて全て男。次男は、既に社会人、三男は、大学生となり、実家を離れて暮らしている。


そんな何不自由なく暮らしながら……
家族に隠れ…妄想に耽る…そんな何気ない毎日を過ごしている。



ある日曜の朝…隣に引っ越しのトラックが止まり…荷下ろしを始める。
美和は…ベランダから見ていると1人の男性が…。

ベランダから見ている美和と目が合い…微笑みながら会釈する。つられて…美和も会釈するが…何故かそそくさと部屋の中に入ってしまう。
美和は…部屋のカーテンの隙間から男を見ながら…身体が疼くのを感じている。
…母が呼んでいる。
美和は深いため息をつき…リビングに向かう。


リビングに向かいながら…美和は気付いていた…あの人と…。
そして…美和の…いつもの何もない日曜は夕方になり…晩ご飯の支度にかかろうとすると…インターホンが鳴る…
「は~い~どちら様ですか?」
「あの…今日…隣に引っ越して来た者です…ご挨拶にきました」
美和は胸の高鳴りを抑えながら…玄関のドアを開く…。



ガチャ…
玄関ドアを開けると…今朝見かけたあの男が立っている…
年の頃は40才くらい…取り立てて格好良い訳でもなく…普通の中年男…。
美和が抱いた…その男の第一印象…。

「こんにちは…隣に引っ越してきた…山下です…あの…これつまらない物ですが…」

照れたような…はにかむような男の微笑みを見て…美和はドキッとする。
懐かしいような…甘酸っぱい思い出のような…安らぎと高揚が合わさったような…
そんな…妄想と思い出の中に入りかけると…

「…奥さん…奥さん…どうかしました?」

「あっ…いえ…大丈夫です…わざわざすいません…」

「ほんとにつまらない物ですが…良かったら使って下さい。それと…実は…こちらは転勤で初めて来る街なので…色々教えて下さい…」

…男と初めての会話は…いたって普通の挨拶程度だった…。
だが…美和の心は高揚し…身体は疼き…頭の中では…また卑猥な妄想が始まっていた。
 
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2014/04/04 20:49:25(/jAleate)
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