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紀香は、ショーツだけの姿で黒い首輪を着けられ、絨毯の上を四つん這いで歩かされていた。
源蔵は首輪につけられた鎖をひき、犬のまねをさせられた紀香は、部屋の中を歩かされていた。くびれた腰から広がる尻がクネクネと動き、白い肌と黒い首輪の対比が猥雑さを強調している。 紀香のショーツには、親指ほどの大きさのローターがクリトリスに当たる位置に放り込まれ、強弱を調整できるコントローラーは腰の部分にはさまれている。 「ほれ、ポチ休むな。歩け」 歩行を催促するように鎖がチヤリチャリ音をたてて振られている。 「ぬううううううっ……」 絶えず送られる振動に、すっかり感度が高まったクリトリスから送られる淫悦に苛まれ、紀香は、ノロノロとした歩調で歩くことすらおぼつかない。時々四肢を震わせ立ち止まって、崩れ落ちそうな身体を支えていた。 「ううううううっ……。ぬああああっ! くうぅっ!」 「ポチ、物欲しげな声をだしているな」 「あっ! ああっ! ううううっ!」 ローターの振動は逝きそうで逝けない微妙な振動に調整され、高貴なセレブを卑猥な淫責で発情した牝犬に変えていた。 「ぬああああっ! もう、赦してください……」 「赦す? はて源蔵は快楽を与えているのに、犬の奥様は何がお望みかのう」 「もう、外して……。このイヤラシイものを……うっ!」 「犬の奥様は遠慮ぶかいのおう。さすがセレブの中でも人気者の奥様じゃ」 使用人の庭師から犬の真似をさせられている紀香は、セレブであることを強調されると改めて貶められている自分を確認し屈辱をあじわった。 「よし、ポチ、ご褒美じゃ」 紀香が、見上げると下履きをいつのまにか脱いだ源蔵の股間から、なまこのようなペニスが反り立っている。 「い、いや!」 紀香は、その巨根で欲情に狂わせた記憶がよみがえり目をそらせて、きつく唇をかみしめた。 「ほれほれ 可愛いポチ、おしゃぶりせんか」 「いや! いやですっ!」 「さっ、ちんちんじゃ、ポチ。舐めるのじゃ」 「もう、いやよっ! こんなくだらないこと」 「ほう、ご主人様の言うことが聞けないならお仕置きじゃな」 その一言に紀香の去勢はたちまちしぼんでゆく。 「うっ……うううううっ……」 椅子に座った源蔵の股間から、太い枝が生えているようにペニスが立ちあがっている。紀香は、目の前の大きな男根を怯えながら上目使いで見た。 「ここに手をおいてするのじゃ」 源蔵は両膝をポンポンと叩いて催促している。 ノロノロと紀香は歩み寄り源蔵の膝に両手をついた。 「そうじゃ。最初は、お口だけでするのじゃ。ほれ」 「ううううううっ……」 股間にアップにした紀香の頭が重なり、ネットリとした唇がふさがり、滑った口腔に呑み込まれていく。ゆっくり上下する紀香の細い首筋に、幼さを感じさせる産毛が生えている。 「ポチ、ペロペロトするのじゃ。先っぽから、カサのとこを、そうそう。継ぎ目のところは舌を尖らしてやるのじゃ。そう、うまいぞ。つぎは、裏筋を。手を添えて、しごきながら口で吸うのじゃ。そうじゃ。頭を振って激しく、唇をもっとすぼめて。ようし、その調子じゃ」 紀香は口腔の中で筋張っているペニスが自分の技巧で益々根を張ってくることに暗い悦びを感じていることに気づいていた。大きくした、この肉棒がやがて自分を貫き通すことを想像すると被虐の性でフツフツと血が煮えてくるようだ。 「ウヌウヌ……フグフグ……」 無言の室内に口腔奉仕にいそしむ紀香の鼻息だけが聞こえる。 「いいぞ、ポチその調子じゃ」 源蔵は紀香の頭を撫でながら背中ごしにショーツに挟んであるローターのコントローラーを手に取った。 「……ウヌウヌ……! ぐうっ!」 クリトリスに当てられているローターが徐々に強くなってきた。淫欲の波に漂っていた紀香は、奉仕に夢中になって忌まわしい存在を忘れかけていたが、再び肉欲の壁で絶頂に押し上げられて行く。 「んんんんんっ! ふぐっ!」 紀香の口から外れたペニスが、勢いよく跳ね戻った。 「これ、ポチ、ご主人様の許可なく途中でやめるな」 「うんんんんっ……。強くしないでえ……」 懇願の目で訴えるが、源蔵は知らんふりでコントローラーを手にしたままいじっている。 「ぬああああああ! そんなに強くしてはいけません! うぐっ! ぬあああああっ! イク、イク、ああああっ! そんなにぃ、ああっ! イク、いっちゃうぅっ! うぐっ!」 源蔵の腿を抱きこんだまま紀香がビクビクと身体を震わせた。 「ほうほう、このレベルで犬めは逝きおるか。ふふふっ」 「ハアッ! ハッ! ハッ……」 紀香は今まで我慢していた欲情を一気に吐き出したショックで源蔵の膝に手をついた姿勢のまま荒い息をついていた。 「これポチ、ご奉仕の続きをするのじゃ。御主人様がお口の中に、ご褒美のエキスを出すまでするのじゃ。もし途中でやめるようなことがあったら……わかるな、ポチ」 「うっ、うううううっ……。コントローラーを……いじらないで」 「くっくっくっ! 可愛いのぉ、ポチは。ささ、一生懸命してワシを早く逝かせることじゃ」 「ううううっ! そんな、そんなこと……、うぐっ! ひっ! や、やめてっ!」 これ見よがしに源蔵が手にしたコントローラーのレベルを上げ下げして、紀香を苛んで意地悪な嗤いをうかべている。 「さあて、お仕置きはどういしたものかのぉ」 「ああああっ! いや、いやよ、源蔵! こんなことイヤ! あっ! いっ!」 「ほれほれ、そんな押し問答する時間はありませんぞ。源蔵は気が短いのでの」 「あぐぐぐっ! ひっ!」 ジリジリとクリトリスに淫靡な刺激を強められ、紀香は慌てて唾液に光る峻厳の肉棒を咥えた。
2014/01/03 17:58:18(/2QpujM8)
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