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旦那の知らない平日の貌
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:旦那の知らない平日の貌
投稿者: 貴之 ◆3MSeiGg6yI
平日の朝、7時を少し過ぎた時間、優しく真面目な旦那は「行ってきます」と言いながら玄関の扉をあける
由美は「行ってらっしゃい」と返しながら閉じていく扉を受け止めて閉める

リビングに戻り、テーブルの皿をシンクに片してベランダのガラス窓を開ける
ベランダの塀に両手を乗せてマンション前のバス停を見下ろすと、バスを待つ人の列の最後尾に並んだ旦那が振り返る
手を振るのはさすがに恥ずかしいので、由美はただ視線を合わせるだけに留めて旦那を乗せたバスが発射するのを見送る


ガラス窓を閉じてリビングに戻ると、いつからか由美は虚しさを感じるようになっていた
自分の中身が空っぽになっていくような虚無感・・・それを感じている間は、旦那が仕事に出たとゆう違いしか無いはずの家の中の空間が、まるで倍に広がったかのように感じて、その広い何も無い空間に押し潰されるような錯覚さえ感じてしまう
毎朝、由美はソファーに深く腰掛け、その錯覚が薄れるのを待つのが日課になっていた


ピンポーン

どのくらいそうしていただろうか
いつもと違い、今日は玄関のチャイムが鳴った
立ちたくないな・・・そんな風に考えた由美を急かすように、2回目のチャイムが鳴る

ピンポーン

「もぅ・・・仕方ないなぁ・・・」
そんな愚痴を呟きながら、億劫な態度で立ち上がる
リビングの扉を開ける頃3度目のチャイムが鳴ったので、由美は少しだけ小走りで廊下を歩いた

玄関を開けると、そこにはマンションの管理人が立っていた
おそらく50代だろう初老の男・・・身長は180近く、体重は100キロを超えているだろう巨漢な管理人のその指が、4回目のチャイムを鳴らそうとボタンに伸びているのを見て、由美は一気に不機嫌になった
「・・・何か?」
できるだけ不機嫌な心情を表しながら問いかけたが、管理人は少しも悪びれずに由美を見返していた
「あぁ、いらっしゃったか、良かった良かった・・・」
管理人はすっかり禿げ上がった頭に手を乗せながら話す
「いゃぁ回覧板ですよ、回覧板・・・最近は物騒なんでね、生存確認とゆうわけじゃないが、できるだけ個別に手渡すことになったんですよ」
そう言うと、管理人は手に持っていたファイルを由美に差し出した

イライラした感情は消えてい無い・・・が、正当な理由の管理人の訪問に文句を言える訳もなく、かといって一度出した感情を引っ込める気分にもなれず、由美は無言でファイルを受け取った
扉を閉めようと体を引く由美を、管理人が呼び止める
「あ、ちょっとちょっと・・・少しで良いんで中身確認を頼みますよ」
(・・・何のために?)由美は頭の中のイライラが強くなるのを感じながら、不承不承な顔でファイルを開いた

ごみ捨て場の使用上の注意、窃盗に対する注意喚起・・・
ありふれた、何度も見たビラが透明のカバーに入れられてファイリングされていた

まったく・・・この程度のモノなら1階エントランスの掲示板で十分じゃないんだろうか・・・
そんな事を考えるうち、いつの間にか心の中のイライラも薄れていた
パラパラとページをめくる由美の手がふいに止まる

「・・・地域振興バザー」
そう口に出して呟いてから 自分のいる場所が玄関先であり目の前に管理人がいるという事実を思い出した
恥ずかしさを感じて いつもする癖で顔を上げるよりも先に視線だけを上げて管理人を見て固まる

管理人は由美が呟いた言葉を認識などしていない
強張った顔をして由美を見つめている
その視線は明らかに由美の乳房のあたり・・・左の乳首に集中していた
・・・まるで憤怒の表情のような顔の 熱さを感じそうな視線
それに気づいて由美は固まった


(何この人・・・)という不快感と(私、ブラしてない・・・)という羞恥が 同時に一瞬で心に広がった
何か言おうとしたが 拒絶か羞恥のどちらが先か強いか自分でもわからず唇が動かない
戸惑ううちに時間だけが過ぎ 不快感は嫌悪感に変化していき けれど同時に羞恥が乳首の芯に熱を与え始めた

自分で見るまでもなく 乳首が痛いくらいに固くなっていった
それを自覚すると乳首の芯を捻りあげられるような熱さを感じた

由美に自覚はなかったが 心の中では羞恥が肉欲を生み始めていた
そして肉欲は嫌悪感を塗りつぶし 心の中に満たされていった
いつの間にか 由美は顔を上げ 管理人の顔を正視していた

ふと 管理人が由美の視線に気づく
「ぁ・・・・」そう言いながら 管理人は由美の瞳を見つめたまま固まった
由美は無意識に 手に持ち広げていたファイルを起こしていったが ファイルが胸を隠すよりも前に管理人の右手がそれを阻止すた

「そ・・・そう・・・バザー・・・地域のね・・・・」
管理人は支離滅裂に取り繕いながらも 右手はファイルの頭を持ち離さない
ファイルの頭を掴んだまま 由美の見ている前で管理人の視線がゆっくりと降りて行った

管理人の視線は由美の瞳から鼻筋に、唇から顎にゆっくりと移動していく
由美はその視線の通った道筋に熱を感じるような気がし始める
首筋から鎖骨に、シャツの首元から乳房に、ゆっくりと降りていく管理人の視線
まるで羽毛のような舌に舐められるような・・・そんな熱を由美は感じていた

「地域振興でね・・・毎年・・・・・」
管理人の言葉は 視線が降りていくにつれてとぎれとぎれになり 小さくなり 止まる

由美は自分の額に汗が滲み 顔が熱くなっていくのがわかった
管理人の視線が熱く固い糸のように鋭くなっていく
その糸は乳房に突き刺さった後 乳首に巻きついた
そうなると由美は乳房だけでなく 乳首だけでなく 膣の中にも熱を感じ始めた

何分間、そうしていただろうか
ようやく由美は一言、「あの・・・」とだけ言う事ができた
管理人は無言のままファイルから手を離し 由美は体を引いて玄関の扉を閉じた

鍵をかけて初めて 自分の息がこんなにも乱れている事に気が付いた
由美はよろよろと後ろに下がり廊下に上がると 何をするべきか思いつかず少しふらつきながら脱衣所に向かった
シャワーを浴びようと洗面台の前に立つと 鏡の中に顔を真っ赤に高揚させた自分が移っていた
荒い息のたびに膨らむ乳房には 滲み出た汗でシャツが張り付き その形をくっきりと まるで全裸のように表していた
そして固くなりきった乳首は 露骨なほどシャツを押し上げ その形をはっきりと際立たせている

由美は鏡の中の自分の乳首を見つめたまま 右手の人差し指を近づけた
その先に触れ 左に押し倒した
(固い・・・)
違和感を感じるほど 固くなっていた

指の腹を乳首の先に押し付けたまま 反対側に押し倒してみると 声が漏れそうになる
(でもちがう・・・あの人の視線はもっと・・・)
由美は人差し指と親指で乳首を挟んだ
ゆっくりと力を込めていく
(もっと・・・あの人はもっと・・・・)
固い乳首の形が歪み押しつぶされていく
(痛い・・・)
由美は千切れそうな痛みと一緒に 管理人の視線に感じたものに近い快楽を感じた
そのまま捻るように上に引っ張り上げる
(痛い・・・気持ちいい・・・)
左手は無意識のうちにクリトリスを弄っていた
声を抑えることなく 立ったまま弄り 立ったまま絶頂した



 
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2015/09/16 17:44:12(oSUPZYfs)
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