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妙子 (5)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:妙子 (5)
投稿者: 阿佐ヶ谷てるお
声が出ません。
気が付くと、自分の荒い息だけが部屋に聞こえていました。
全身がだるく、顔が火のように熱く、目がとろんとしているのがわかります。汗びっしょりの顔に、遅れ毛が貼りついています。からだのどこにも力が入りません。
武本さんが満足げな表情であたしに微笑みかけています。恥ずかしくて、あたし横を向いて片手で顔を隠しました。
武本さんってすごい。ああ、でも、きっと彼だけじゃないんだろうな。おんなのからだを知り尽くしたおとこの人、悦ばせかたを熟知した男性って、きっと他にもいるのでしょう。人によってずいぶん違うんですね。つまり、おとこの人からすると、あたしたち女性も、からだや、感じ方や、上手下手なんかがみんな違うんでしょうね。
  
武本さんの寝室の机の上にはいつもデジタルカメラが載っているんです。机の下にはハンディーカムっていうんでしょうか、今時のとても小さなビデオカメラらしきものも見えます。あたし、初めて喫茶店でお話しした時の言葉をずっと覚えていて、心の奥底で、あたしの裸を撮りたいって言ってくれないかなって思ってたんです。でも、全然言ってくれません。人妻だし、遠慮しているのかしら。でも、恥ずかしくて自分からなんて言えません。
でもある日、いつものように色々な体位で激しい性行為を終え、シャワーから先に出て来た時、机の上のカメラに目が留まりました。
武本さんがからだを拭いてお風呂場から出てくるのを気配で知りながら、敢えてデジカメを手にとってしげしげと眺めていました。カメラの話題から、あの話をしてくれないかな、と思ったんです。
「あ、中見てもいいですよ。別に見られて困るものも入ってないし。」
バスタオルで髪を拭きながら手を伸ばすと、カメラの電源を入れます。
ディスプレイには、大きな牛肉の塊が映りました。呆気にとられているあたしを見て微笑みながら、次々と画像をコマ送りしてくれます。映ってるのはどれも食肉工場でフックに掛かっているお肉や、専門の機械ばかりでした。あたしたちのお店で小売りように分けてパックされた商品の画像も混ざってました。お肉の表面の、接写というんですか、アップの写真もあります。
「お仕事の写真ばっかりなんですね。」
「きれいな景色や美女も取りたいんだけど、残念ながら機会がなくてねえ。」
そしてあたしの顔を覗き込みました。
「妙子さん、撮ってほしい?」
撮りたいな、じゃないんです。撮ってほしい?って。心を読まれているみたいです。
「――ええ。あたしでよければ。」
「奥さんみたいな人の写真を撮るのは、全ての男性の夢ですよ。妙子さん、自分がどれだけきれいか、気づいてないんだな。」
お世辞でも嬉しいですよね。そう言うと武本さん、あたしをベッドに座らせ、からだに捲いていたバスタオルをさっと取り上げました。思わずおっぱいを両手で隠すと、やさしく仰向けに寝かされます。そしてバスタオルで、あたしの両手首を縛ります。
「――え、あの……」
武本さんは何も言わず、その両手をあたしの頭の上まで持ってきました。ベッドの鉄枠に、縛り付けているんです。
「――あ」
いや、やめて、って言いたいんです。でも、「そうですか」とやめられたらと思ったので口を閉じました。「いや」と言うのを無視して無理矢理されたい、自分が本心からそう願っているのを悟り、最初にインターネットであの緊縛写真を見つけて、からだが疼いた時のことを思い出しました。
「あの……、どんな写真を撮るんですか」
「どんなのを撮ってほしいの?」
言葉が出ません。股間が疼いています。生温かいものが、とろりと花びらのあいだから流れ出ました。ひとしずく、またひとしずく……。
武本さんが引き出しから何かを取り出しました。アイマスクです。
「僕を信用できるの? 恥ずかしい写真を、ネットに流されたら困るでしょ。」
「……信用します。」
「――これを、つけようね。」
武本さんに、アイスマスクを被せられました。もう何も見えません。
「カメラの写真はもう全部パソコンに保存したから、全部消してもいいんだ。――これでよし、と。最高画質で、何百枚も、思う存分妙子さんの裸が、撮れますよ。」
突然カシャ、っと音がしました。思わずぴくんと動いてしまうと、武本さんが顔をあたしの耳元に近づけて、ささやきます。
「シャッター音があったほうが、雰囲気がでるでしょ。」
デジカメなのに、わざわざシャッター音をオンにしたんです。あ、また少しあそこから溢れました、ぬるりと……。
「……はずかしい……」
「おっぱいを撮ってあげようね。――肌、きれいだ……。赤ちゃんみたいだね。」
カシャ。
「――はぁ…」
ため息、聞こえてしまったかしら。
「こちらを見て。」
声のする方に顔を向けます。カシャ。
「すこーし、口を開いて。少しですよ。口を突き出してみて。」
カシャ。カシャ。
「――あっ」
乳首を吸われました。生温かい舌が、乳首をぐるりと舐めまわし、そして吸い上げます。どうしましょう。すごく感じちゃいます。目が見えない分、肌の感触が鋭敏になっているのでしょうか。
カシャ。
武本さんの唇がすっぽりとあたしの乳輪を咥えているのに、シャッターの音は続きます。どんなポーズでどこを撮っているのでしょう。
「――はぁ、はぁん、――あぁ―――」
「どう、感じる?」
嘘ついたって、もうばれてます。
「――あぁ、――は、はい、――すごく――、すごくいい……」
「ふふ、乳首がすごく勃ってますよ。いい写真が撮れるなぁ。」
カシャ、カシャ。
あ、いや――
ふくらんだ乳首を、アップで撮られてる、そう思うと、腰がくねくね動いちゃいます。手で隠したくなるけど、縛られていて――。
ベッドの揺れ方、マットレスの傾き方でわかります。武本さん、あたしの脚の方に座り直しました。
カシャ。カシャ。
「――なぁに、――なにを、撮ってるんですか――」
「いやらしいとこ。すごいよ。すごく濡れてる」
「あぁん、いや、――はずかしい――」
恥ずかしいからだけじゃなく、感じてしまって脚を閉じかけると、その脚の間に座られました。そして片方の太ももをやさしく、でもしっかりとつかまれます。
「だめだよ、開いて。」
「だって――」
太ももを、おもいっきり大きく拡げられました。
「すてきだよ。エッチなものがたくさんあふれ出ていて、すっごくいやらしいよ。」
からだが激しく反応し、あたし、また思わず腰をくねらせてしまいます。カメラのレンズを向けられている目の前で、また蜜が溢れそう。思うつぼなんですね、あたしのからだって。
カシャ。
あ、また。とろり。
カシャ、カシャ、カシャ……。
「――そんなに、撮るんですか」
カシャ。
「手を縛られた全身や、下から見上げた、おっぱいが入るショットや、あそこのアップもね。」
ああ、いや、はずかしい…… ――そして、――そして、夢みたい…。
「最高画質で接写しても、奥さんのはきれいだから平気だよ。いいなあ、この絵は。――縮れ毛の先のしずくが光ってるのまで、はっきり撮れる。」
「――あぁ――」
カシャ。
「これなら顔がわからないから、投稿サイトに掲載しても、いいかな。」
あ、だめ、その言葉で、また感じてしまいます。
「――そんな――、だめ、はずかしい――」
「奥さん、こんなにきれいで、いやらしいからだを、旦那さんや僕だけで独り占めなんて、もったいないよ。」
ああ、それ以上言われたら……。
「思春期の男子が、奥さんのからだを見たら、鼻血を出しちゃうな。どう? 妙子さん、日本中の男の子が――いや、おじさんたちもだね、妙子さんの裸を見て、興奮して、自分のおちんちんを触っちゃうんだよ。」
今は、撮られているあたしの方が、感じまくってしまって困っています。
カシャ。
「世界中のおとこが、妙子さんのおっぱいや太ももをみながらオナニーするのって、どう? 悶々としたのをなだめるのを、手伝ってあげるんだよ。」
あたし、もう腰が浮いちゃって、開いた口から喘ぎ声が我慢できず、少しずつ大きくなります。切なくて、とっても甘い、そんな感覚です。
少しの間、シャッターの音が止まり、武本さんはベッドを下りて、なにかごそごそとしています。
あたしは肩で息をしながら、待っています。あそこはもう、ぬるぬるになってしまっているのがわかります。太ももの付け根から、液がとろりとひと筋、伝って流れ落ちました。
武本さん、あたしの頭の側に座りました。ベッドの枠組みに縛っていたタオルをほどいています。でも、手首は縛られたままです。
「こっちを向いて、そう、うつ伏せになってごらん。」
目隠しをされたまま、さっきまで脚のあった方向に頭を向けました。武本さん、あたしの背後にまわります。期待で胸が高鳴ります。武本さん、両手であたしのお尻をつかむと、持ち上げます。
「四つん這いになって。ほら、お尻を突き出してごらん。」
何も見えないまま、言われるがままに、わんちゃんスタイルです。
「ああ、すごい、たっぷり溢れだしているねぇ。そうか、妙子さんは縛られたり、恥ずかしいかっこうで写真を撮られると感じちゃうんだね。」
「――いや…、はずかしい……」
あそこに、あたりました。きゅん――と、あたし身悶えします。すっかり固くなってるんです。先端がいつもより一回り大きく膨らんでいるように感じました。
「――すっごい濡れてるよ。ほら、とろっとろじゃないか」
あたしのお尻に指を喰い込ませて、あたしにそうささやきながら、おちんちんの先で花びらをゆっくりと撫でまわします。
「――ああ――、――はぁ、――はあ、ああん――、いや――」
「いやって、何が?」
「――いじわる――しないで、――焦らさないで、もう――。」
ペニスの先端にあたしの蜜を塗りつけながら、彼の腰はもうグラインドしています。やわらかいひだの中心に、少し力を入れて当て、ぐっと押しては、力を抜くんです。
「――どうして欲しいの?」
あたしも、もう自分から迎え入れたくて、お尻を武本さんに向けて押しつけては逃げられています。もう、だめ、これ以上お預けをさせられたら、あたし何を言ってしまうか――。
「――いれて――、入れて、ください――」
「何を?」
ああ、いや、いじわる……
「――お――おちんちん――」
「――なあに?」
「――お――おちんちん――、おちんちんを、入れてください――!」
途端に、挿入されました。太く固い肉の棒が、あたしの恥ずかしい谷間の奥に、ぬるりと、深く入ってきました。奥に当たります。
「ああっ! ――ああああ、あああ―――」
今度はゆっくり逆に引き戻します。亀頭が引っ掛かって、子宮が引っ張られます。
「はうっ――、あ、あっ、ああっ――」
膣を押し広げながら、先端が出入り口まで戻ってきました。
太い――!
そしてその場でゆっくり、ちいさく前後させます。ぱんぱんにふくらんだカリで、花びらを拡げながら。
悶絶するあたしを見下ろして、武本さん、あたしのお尻を、平手でぱんと叩きます。
「ああっ」
「いやらしいおんなだなあ、奥さん。――こんなにはしたないなんて。」
ぱん、とまた叩きます。
「好きなの? これ。そんなに好きなんだね。」
「――はあ、ああ、――はい――。」
「何が好きなの。」
ぱん。
甘い快感に、からだがおもわずぴくんと動きます。
「――ああ――」
「言ってごらん、奥さん。何が好きなの。」
「――はぁ――、――お、おちんちん――」
ぱん。またお尻を叩かれます。
「――おちんちん、好きなんです――」
ぐいっと深く突かれました。
「あああ」
我慢できず、大きな声。
「そして、手を縛られて、後ろからされるのも好きなんだね。」
すごく奥まで、押しつけます。武本さんのおちんちん、奥まで届いて、あたし、うめき声しか出ません。
そしてまたゆっくり引きます。亀頭が膣の入り口を拡げながら、かと思うとまたゆっくりと奥へ。あたしはシーツを握りしめ、泣き叫び、嘆願します。
もうだめ、だめなの、ゆるして、もうかんにんして
武本さんの手があたしの頭をまさぐりました。そして、アイマスクがふいに取られます。カーテンを閉め切っているので、眩しくはありません。
「見てごらん」
武本さんに促され、四つん這いになったまま頭をあげて前方を見ました。
一瞬鏡かと思ったそれは、大きなテレビの画面でした。そのスクリーンに映ってるのは、肉付きの良い、四つん這いになった全裸の女性。あたしです。一瞬何が起こったのか――。でもすぐに、三脚に載せられたビデオカメラがあたしとテレビの間にセットされていて、まっすぐ自分にレンズを向けているのに気がつきました。コードでつながれた40インチのテレビには、がっしりとした浅黒い男性に背後からお尻をつかまれ、ベッドに四つん這いになったあたし。武本さんと並んでいるので肌の白さが引き立っています。大きなおっぱいが垂れて、勃った乳首がシーツにさわりそう。
そして、武本さん、獣のような激しさで腰を振り始めたのです。
画面に映るあられもない自分の姿。50才近い中年おとこに、うしろから荒々しく犯されています。おおきなおっぱいがぶるんぶるんと激しくゆれて、顔は、泣いているように歪んでいます。でも、それでいて恍惚とした顔。眉は八の字に寄せられ、口を大きく開け、小さな鼻の穴が広がってるんです。
恥ずかしいのに、見てしまうんです。見たいから、固く閉じそうになる両目を頑張って少し開けて、野獣のような武本さんの姿と、ぷるんぷるんとお肉を震わせて、為すがままに突きまくられている自分のからだと切ない表情を、かわるがわるに見てしまいます。
ああ、すごい。武本さんも、いつもより大きくなっている。
あ、いっちゃう――
気が遠くなり、歯を食いしばります。
武本さんは休まず、どんどん突いてきます。
おしりを打つパンパンと言う音が響き渡ります。
そしてあたしはまた昇り始めるんです。
武本さんの唸り声、そして、もうひとつは、あたし自身の、吠えるような、泣き叫ぶような声。
ああん、もう、もうだめっ
「――ほら、どうだい」
武本さん、荒々しい息の間を縫って話しかけてきます。
「――自分がセックスしてる姿――後ろから犯されている姿、どう? きれいだよ、妙子さん。――すごいよ、高校生の男子がこんなの見ちゃったら、3秒で射精しちゃうよ――」
ああ、だめ、言わないで――
あたし、感じ過ぎて、もう答えたりできません。
緊縛され辱められる女性の写真をネットで自分が見てたように、親が寝静まった夜遅くに、男の子がこっそりあたしのこの姿をパソコンで見ている――、そして、はあはあと息を殺しながら、自分のおちんちんを手でしごいている――そんな光景が頭に浮かんじゃったんです。
ああ、またいきそう、いく、いっちゃいそう、いく、いく――
からだが宙に浮きました。そして墜ちてゆきます。
意識が戻ると、少し白目を剥いていたような気がします。口の周りに泡が…。よだれでシーツが濡れています。あそこも――股間からも、大量によだれが流れて大変なことになっています。
あたし、また声が出て、止められません。
武本さんの指に力が更に加わって、腰の運動は激しさを増します。
「――ああ、あ、あああーっ――、いく、またいっちゃうぅ――、ああっ、だめ、もう、おかしくなる、おかしくなっちゃう、あ、あ、ああ――、おかしくなっちゃううぅ――っ」
あたしのこんな姿を、知らない高校生の男の子が食い入るように見てる。――パソコンの小さなスピーカーから聞こえる小さな音、それは悦びに泣き叫ぶあたしの声と、武本さんの腰があたしのお尻を容赦なく叩き続ける音。そんな光景があたしの頭をよぎるんです。そして妄想の中で、男の子の――女性を知らない高校生のおちんちんの先から、真っ白な精液が、ほとばしります。
その瞬間、あたしはまた絶頂に達します。

2015/06/17 23:49:37(o7waGUc1)
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