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幼友達(2)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:幼友達(2)
投稿者: 川上武 ◆nlwNXQpG56
この前、初めて投稿したが、結構疲れるし読み返すと読み辛い。何時もは何気
なく読んでる小説でも大変な才能が必要なんだと初めて判った。
 前のことはさておき、僕は幼友達の和のお母さん(密かに憧れている)麻美
さんから真剣に頼まれごとを受けた。大好きな人からの頼まれ事なので「ノ
ー」と言えなかったが、さてどう切り出せばいいか散々悩んだ。
でも、麻美さんから嫌われるのはもっと怖かったし、結局素直に聞くしかない
と思い麻美さんから頼まれた3日後に和を自宅に呼び出して聞くことにした。
その日はお母さんが留守なので丁度良いと思った。
 高校での僕達は、和は文系、僕は理系の違いがあり、お互いに得意科目が違
ったので当然志望校も学科も違った。ある科目では僕が先生役、他では和がと
いう風に勉強を進めていた。幼いころからの付き合いもあったが、そういった
事情で、お互いライバルしすることなく、週に2回位は互いの家に行き来して
いた。
ただそのときは和に「今日はうちのお母さんがいないから新しく買ったゲームを
思い切り2人でしようか」と言った。うるさい(母親なんて大概うるさいもの
だ)親がいないほうが和も喜ぶかなと思っただけだった。しかし、和はそれを
聞くと「エッ」と言ったがその時は和が何故そう言ったか判らなかった。
 部屋でゲームをしたが麻美さんが言うとおり確かに何時もの和ではなかった。
何時もの負けず嫌いの和なら、何事にも集中し、特にゲームなどは人一倍騒ぐの
に何故か心ここにあらずと言った感じだった。
「おい、和どうした、ゲーム面白くないか。」「いや、面白いよ。」
 何時もなら和は「ここの場面では・・・・」などと色々と言うのにただ、そ
れだけだった。
「おい、どうした。何か何時もと違わないか」「いや、何時もどおりさ」
などと言う低調な会話をした。一言言うと、一言だけ返ってくる、明らかに何
時もの和ではなかった。
(もう、短刀直入に聞くしかないや)そう思った僕は「おい和、何か好きな人
でも出来たか」と言ってみた。ゲームをしていた和の手が止まった。ほんのしば
らく和の動きが止まった。「何言ってるんだ、いきなり。俺はもう帰る。」そ
ういいながら和は立ち上がった。
 しかし、僕も口に出した以上は簡単に引き下がれなかった。「やっぱりな、
好きな人がいるんだ。ま、いて当然だろうが、何も隠すことはないだろう。僕
には誰か言えよ。」少しきつめにそう言った。正直麻美さんから聞いた「レイサ
ン」と言うのが人の名前なのか、もっとほかの言葉なのかわからなかったが、
和とはちょっとしたことも相談してきた。親友とは和のことだ、と僕はそう思
っていた。
「いや、お前には特に言いたくない。」和がそういった。正直僕は和が何故そ
んなことを言うのか訳がわからなかった。僕も意地になった。
「どういう意味だよ。僕はお前のことを親友だと思っているぞ。それなのに何
故、特にお前には言いたくないんだよ。」自然に自分の言葉に怒りがふくまれ
ていることをかんじていた。それに、僕は少なくとも親友だからといって和に
迷惑をかけたことはない、と自負していた。それなのにそんな言い方はないだ
ろう、そんな気持ちだった。
「そんな意味じゃないんだ。俺は今自分で自分が許せないというか、とても情
けないんだ。」和は言葉を選びながら、途切れ、途切れに言った。和と知り合
って10年以上経っていたが、こんな辛そうな友達の姿は初めてだった。
「どうしたんだよ」すこし優しく言った。いや、そうじゃなくて今の和の精神
状態がにわかに心配になってそんな口調になってしまった。
「なあ、タケ、俺たち親友だよな、いや、返事はいいんだ。少なくとも俺はタ
ケのことをそう思っているさ。」「なにを改まって・・・・。」僕がそういい
かけると和は手で僕を制して「でも、もしそんな親友と思っている者が何か酷
い事をしたら、その時でも「親友だ」なんていってられるかナ。」
和はそこでいったん言葉を切った。僕は何か言おうとしたがどういっていい
かわからず黙っていた。
「俺はさ、いや俺でもいいこと悪いこと、やっていいこと悪いことはわかる
さ。でも、人には感情があるよな。今までは、自分の気持ちがわかっていても
何とか折り合いみたいなのをつけれたと言うか、何とかしてこれたんだ。でも
な、何かそう、それも限界なんだよ。なにかの本に書いてあったが、確かに俺
の体の中に獣がいてそれがどんどん成長してもう抑えきれないんだよ。」
 「タケが言ったとおり、俺には今とても好きな人がいるんだよ。何年も好き
な人がいるんだよ。でも、そうだから俺は自分が情けなくなるんだよ。」
 和は僕が知っている限り、女性に関する噂はまったくなかった。小、中そし
て高と明らかに和以上のいわば「イケメン」はいなかったから、和は女生徒の憧れ
だったけど、少なくとも和のほうから好きになった人は僕もしらなかった。
 だが、和は何年も思っているひとがいると言った。以外だった。和のことは
大概のことは知っているつもりでいたからだ。
 しかし、人が人を好きになるのは少しも恥ずかしいことではない、最近の小
学生でもそれ位のことはわかるのに和はそれすら自分を責めているようだっ
た。「カズ、言ってることが良くわからん。人が人を好きになることは自然な
ことじゃないか。和、お前の言うことがよく判らないぞ」僕は本当に和が何を
そんなに悩んでいるのか判らなくなった。
「タケが言うことは普通ならそうだけど、好きになってはいけない人も世の中
にはいるんじゃないか。」すこし疲れたトーンだったが、和は言葉を選ぶように
そう言った。
(好きになってはいけない人)頭の中で何度かその言葉を反芻した。「あっ」
突然恐ろしい考えが僕の頭のなかで閃いた。少なくともあってはいけないこと
だった。よりによって和がそう考えていたとは。その時、僕の目に映る和はそ
れまでの数とはまったく別人に見えた。絶対、それだけは阻止しなくてはいけ
ない、そう思うか早いか、僕の口から言葉が自然に迸りでた。
「和、駄目だ、そんことは。いくら綺麗で優しい人でも。実のお母さんを恋愛
の対象とすればお互い辛くなるぞ。あんなに綺麗な人だから気持ちはわかるけ
ど」「タケ、何言っているんだ」「エ」「俺が近親相姦でもすると思っている
のか。」「エ」「何勘違いしてるんだよ。いくらなんでも俺がお母さんと。」
「え、違うの」「当たり前だ。俺が好きなのは」「うん」正直ほっとして僕は
和の次の言葉を待った。
「いや、いいや。」何度か和は同じ言葉を繰り返した。だが和の好きな人が憧
れの麻美さんでなくて心に余裕が出来た僕はゆっくりと和に言った。
「なあ、和。言ってしまえよ。なあ、言えば楽になるぞ。なにを言っても驚か
んし、それに絶対誰にも言わんから。親友だからな。」
「本当か」探るような目をして和が言った。「当たり前だよ。」何を言われて
も驚くことはない、そう思いながら僕は軽く言った。
「礼子さんだよ。」「ああそうか、礼子さんか。で、礼子さんてどこの礼子さ
ん」「だからタケのお母さんの礼子さんだよ。」
 和の言うことを理解するのに3秒以上はかかったと思う。
僕は改めて和の顔を見ていった。「うそだろ」そう言った。そして心の中で
(いくら親友だからって真似するなよ)と思った。なにを冗談を、とそんな気
持ちだった。
「なあ、和、僕の母さんは確かにレイコっていうけどお前のお母さんみたいに
凄みのある美人じゃないぞ。」その時も僕は心のどこかで和が冗談を言ってい
るように思っていた。
「一緒にいるとわからないのさ。礼子さんの蕩ける様な笑顔、挑むような目つ
きそれにあの豊かな胸、俺はさ、礼子さんの胸に顔を埋めて窒息死したい
よ。」みたいなことを和は喚いていた。
(僕はどう麻美さんにいえばいいのだろう)和の喚きを横で聞きながら心が乱
れた。
     


 
2010/03/08 23:54:25(bTk/yz1y)
2
投稿者: む
※続編はレスてに執筆されますようご協力下さい
って書いてるよね

応援してる一人だけど ルールは守ろう
でも、レスに書くと更新されたかわかりにくいんだよなあ
10/03/09 16:46 (8FL03d4p)
3
投稿者: ザック
もう続編はいらないなぁ!読むのが面倒!
10/03/10 12:52 (pj0h8hiE)
4
投稿者: なな ◆cRoEzMXb3M
続きみたい
10/03/10 17:13 (BgB7JiCB)
5
投稿者: (無名)
続きが楽しみです。
10/03/17 08:51 (UUMOnphz)
6
投稿者: (無名)
早くみたいです続き。
10/03/27 16:26 (se/0KnIB)
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