私の期待とは裏腹に、妻は動かなかった。
と言うより、動けなかったのだろう。
時間もなかった事もあったのだろう。その日は、結局何事もなく終わった。


次の日、先輩から話し掛けてきた。 先輩は私が覗いていた事も気が付いていた。溝口にまで平気だったのか？など聞かれたが、私は正直に興奮した旨を伝えた。
それを聞いた先輩は、
『だったら、溝口に抱かせても良いか？もちろん、お前が見える様なシチュエーションにしてやるけど？』と提案してきた。
溝口が妻とやりたいと言っているみたいだ。
しかし、妻は溝口があまり好きではないみたいだ。
溝口は、無神経で自己中な性格だ。確かに妻の嫌いなタイプだろう。

私は妻がＯＫならと了承した。


休みの日に実行する事になった。
計画としては、私は休日出勤で遠方に用事がある事にした。
先輩の家でみんなで飲み、後は流れ次第で…という段取りだ。


当日、私は出張の用意をして家を出た。
荷物は邪魔になるので駅のロッカーに預けて、先輩の家に向かった。


家に行くのは初めてだったが、迷うことなく家に着く。
部屋は広めの１部屋だった。
私は、荷物置きに使っているロフトに隠れて、見学をする事になった。


ロフトは、思ったよりも広かった。
足を伸ばす事も可能だった。
全面には段ボールなどで壁を作り、覗く部分だけ間を開けた。

私はドキドキする胸の高鳴りを押さえながら、隠れて待った。


しばらくするとチャイムが鳴った。
先輩が玄関まで行き、出迎える。

【女性の声だ！妻が来た！】
胸は更に高まった。


妻が部屋に入ってきた。
上から妻の姿ははっきり見えた。
妻はやや短めのノースリワンピだった。
上には薄手生地の服を着ている。

先輩はすぐに、後ろから抱きついた。
『溝口は少し遅れるみたい。時間もあるし、１回する？』
『う～ん、でもすぐに来るんでしょ？時間ないよ！』
『本当はやりたくて仕方ないくせに…』
『うんっ…もう…』

妻は振り返りキスを求めた。 ２人が激しく舌を絡める音がはっきり聞こえる。
先輩の手は、妻を抱き締めている。

妻の舌は積極的に、先輩の舌を求めている様に見えた。

先輩は、ワンピのファスナーを下げた。
素早くブラのホックを外すと、両腕をワンピの肩掛けからスルッと抜いた。

ワンピは床に落ちた。
妻の下着姿は綺麗だった。
上下お揃いの、見た事がない下着だった。
黒色とピンクのレース付きだ。

下着姿の妻を抱き寄せて、再度キスをした。妻が舌を伸ばしているのが見えた。
キスをしたまま、先輩の手は素早くブラのホックを外す。
妻は先輩の顔を見上げて
『ほ、本当にするの？』

『だって唯、したいんでしょ？ほら…』

ブラを引き抜く。
妻の乳房・乳首が見える。
先輩の手が、顕になった妻の乳房を鷲掴みにして揉んでいる。
時折乳首を摘むと、妻からは吐息が漏れ始めた。

先輩の舌は、首筋より下に下り胸付近で止まった。

頭が被ってよく見えなかった。
吸っているのか…？舐めているのか…？妻の身体は時折、痙攣する様にピクピク揺れている。

『んっ…うっ…っん……』妻も声を出し始める。
誰もいないと思っているのだろう…。恥じらいは感じられない。

先輩は抱き抱え、ベッドに横たわらせた。

横たわっている妻の身体は、妙に綺麗に感じ、私を興奮させた。

先輩は、パンティの紐を解く。

『あっ…ん…。み、溝口くん…来ちゃうよ…。』
妻が呟く。

『大丈夫だよ！ほら、足を開いて…。』
先輩は、私に見えやすい様にベッドの奥に座り、妻のあそこを弄り始めた。

『本当に濡れやすくなったね！もうこんなに濡れているよ！スケベな身体だ…』

『んっ…っっ…。そんな風にしたのは…大ちゃんでしょ……あっ…！いいっ！』
はっきりと愛液が溢れ出ている音が聞こえてくる。

『いつもの様に、自分で足を広げてごらん！』

妻は太ももを抱えて、大きく足を広げた。

昔の妻では考えられない姿だったが、私は特に驚かなかった。

『そんなに逝きたいんだ？』
先輩の手の動きが早くなり、妻の声も大きくなる。
『あっあっあっ…！いい…いくっ…うっ…っん…』

その時だった！
リビングのドアが開き、男が入ってくる。
溝口だ…！

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