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1:ジロー日記⑪愛と欲望の果て
投稿者:
青山ジロー
◆NlGBMINPB2
―ジロー日記― ◆綾子の裸体① 私達は吉祥寺の街を若いカップルと同じ様に手を繋いだままの格好で歩いていた。 吉祥寺は昔とは随分変わってしまい、 今は若者達で賑わう街になっている。 この歳で若いカップルの様に腕を絡ませながら歩くには、 流石に気恥ずかしさを感じてしまう。 しかし綾子には、 そんな事を気にする様子など全く無く、今は先程の電車の中の表情とは別人の様に変わり、 嬉しそうな表情で瞳を輝けせながら歩いている。 公園に向かう道すがら、洒落たイタリアンレストランを目にした私は綾子に声を掛けた。 「綾ちゃん‥! 何か軽く食べようか‥?」 「うん‥! 喉も渇いたしね‥! 冷たい物でも飲みましょう‥!」 店内に入り喫煙席を申し出ると、窓際のテーブル席に案内された。 パスタとソフトドリンクをお互いに頼みタバコに火を付けて一息つく。 綾子もメンソールのタバコを吸う。 「綾ちゃん‥ もう大丈夫‥?」 私は先程痴漢に合った綾子の事が気になっていた。 「うん‥もう平気! ‥‥‥‥‥ 痴漢には何時も合っているからもう慣れっ子になってる‥! ただ‥ジロー兄が傍に居たからとっても恥ずかしかった!」 「ごめんな‥直ぐに気づいてやれなくて‥!」 「ん~ん‥ッ ジロー兄のせぇじゃ無いよ‥ ‥‥‥‥‥ 嬉しかったよ‥‥」 「えッ‥!? ‥‥何が‥?」 「 ‥‥‥‥‥ 私の事‥奥さんって言ってくれた事‥」 「あ‥ッ!! ごめん‥! 気がついた時にはつい口から出てたんだ‥!」 「ん~んッ‥ 私‥、嬉しくって‥ ‥‥‥‥‥ あの時‥涙が出そうになって必死で我慢してた‥!」 そう言う綾子の瞳に僅かに滲む涙を見た私は、‥‥ 言い知れない愛しいさを綾子に感じてしまっていた。 ‥‥‥‥‥‥‥ 私達は食事を済ませると、 人混みで賑わう公園通りの石畳を腕を組んで公園へと歩いて行った。 媚薬(花痴)は既に綾子がトイレに立った隙に、彼女の飲みかけのアイスティー の中に気付かれない内に注ぎ入れた。 その際、私もバイアグラ一粒を前もって飲んでおいた。 何も知らない綾子が媚薬入りのアイスティーを飲み干してから既に10分程が経っている。 腕時計を見ると時刻は14:00を過ぎていた‥
2009/06/25 02:10:59(pGCV4HUN)
投稿者:
青山ジロー
◆NlGBMINPB2
◆綾子の裸体② 私は公園に向かう道すがら、 何時しか妻の事を考えていた。 妻は今頃‥ 上田君と燃える様な激しいセックスをしているだろう‥ 特に、今回は上田君の都合で日程を伸ばされ、 私も今日の事を考え月曜日以降、敢えて妻の事を抱かないで我慢していたので、多分、妻はかなりの欲求を溜め込んでいた事と思う‥ 其ゆえに今日の妻の乱れ様は、 かなりなものになるに違いない。 その二人の乱行振りと、 彼の前でしか見せない妻の恥態は‥ 今頃、確りと隠し撮りされている事だろう‥ その事を考えると‥嫉妬と興奮の渦が、躰の奥底から湧き上がってくる‥ 「どうしたの‥?」 突然の綾子の声で、私は〃ハッ〃となり我に返った。 「‥ぇ‥いや‥ッ 別にどうもしてないよ‥!」 「うそ‥! 今、何か考え事してたでしょう‥?」 「‥何で‥?」 「だって‥ 心‥此処に有らず‥って顔してたわよ‥!」 「‥‥‥‥‥」 「やっぱり‥! ‥‥‥‥‥‥ ひょっとして‥ お姉ちゃんの事、考えてたの‥?」 「ぁ‥ああ~!‥」 「やっぱり気になる‥? お姉ちゃんの事?」 「まぁね‥! 気にならないって言ったら嘘になる‥」 「そうよねぇ‥ お姉ちゃんの事‥ 愛しているんだもん‥気にならない筈がないわよね‥!」 「‥‥‥‥‥‥」 私は何も答えられずにいた。 私達は井の頭公園に着くと、 そのまま溜め池を囲むように作られた園内の遊歩道を散歩する事にした。 土曜の午後とあって家族連れや、カップル等、多くの人々が散歩を楽しんでいる。 広場では路上ライブをする若者やビートダンスを楽しむ若者達で賑わっている。 遊歩道の両脇には青々と繁った樹木が遊歩道に影を作り、 所々には木製のベンチが備え付けられている。 金木犀の花が放つ香りが秋の訪れを知らせてくれる。 遊歩道を奥へと進むにつれ段々と人影は無くなり、 気づいた時には周りは綾子と私の二人だけになっていた。 私は綾子を促し近くのベンチに腰を降ろした。 綾子が再び問いかけてきた。 「今日のお姉ちゃんの外出が気になっているの‥?」 「‥ん‥ぁ、ああ‥ まぁね‥!」 何も知らないで私の事を本気で心配してくれている綾子に、この時私は胸の奥が締め付けられる様な痛みを覚えていた。
09/06/25 02:16
(pGCV4HUN)
投稿者:
青山ジロー
◆NlGBMINPB2
◆綾子の裸体③ 「ジロー兄‥‥ ‥‥‥‥‥‥ かわいそう‥!」 そう呟いた綾子はゆっくりと私に躰を擦り寄せ、 背中に腕を回すと、私の顔に頬擦りしてきた。 「私がジロー兄の事慰めてあげる‥‥! ‥‥‥‥‥‥ だから今は‥‥ ‥‥‥‥‥‥ お姉ちゃんの事忘れて‥!」 「あ‥綾ちゃん‥」 言い様の無い綾子の躰から漂う甘い香りで私の理性は一気に破壊してしまいそうになっていた。 私は綾子の顎に手を添えると唇を、 強く‥激しく‥重ねた。 その唇の味は‥ 紅の甘酸っぱい味を私に与えてくれた。 綾子もその行為を待ち焦がれていたかの様に、 私の唇の動きに合わせ唇を押し付けると、口を開き舌を激しく絡ませてくる。 その瞬間‥ 唇の味とはまた違う 綾子が持つ独特の舌の甘味と生暖かい吐息と感触が私の脳天を貫いた。 私の股間はあっという間に膨張が始まり下着の中のペニスを固く勃起させ始めた。 口内で激しく動く綾子のざらついた舌に、 夢中で舌を絡めながら彼女の口内から溢れ出る唾液を貪る様に飲み込む‥ 次に自身の唾液を彼女の口内に流し込む‥ 綾子は‥ 〃んッ‥んッ〃と鼻息を荒げ、 私の舌を激しく吸い求め、唾液を喉の奥へと流し込んでいく。 綾子と結ばれた様な気持ちになる‥ それからの接吻がどれ程続いたのか‥? いくら周りに人が居ないとは言え、野外でこれ程長く激しい接吻をしたのは初めての事だ。 綾子から唇を離し、彼女の顔を見つめた‥ 顔は赤く高揚し瞳は潤んで、見るからにセックスを求める淫靡な表情に変化している。 何と艶かしい表情をする女だろう‥ 初めて見る綾子の表情‥ 妻とはまた違う表情の綾子に感動を受けてしまう。 「‥綾ちゃん‥? ‥今日‥ ‥良いの‥?」 私は遂に我慢の限界を感じ、綾子に尋ねた。 綾子は声は出さずに小さく頷いてくれた。 私達は急いでその場を離れると、躰を寄り添わせながら歩き、公園を抜け、通りに出てタクシーを拾うと近くのシティホテルに向かった。 車内で私達は一言も話もせず‥、 然れどお互いの手のひらは確りと握り締めたままでいた。 タクシーは十階建ての大きな洒落たホテルの前で停まった。 私達は人目を避ける様にしながら急いで館内に入ると部屋の写真付きパネル板の前に立つ‥
09/06/25 02:21
(pGCV4HUN)
4
削除済
2009/06/25 02:30:08(*****)
投稿者:
青山ジロー
◆NlGBMINPB2
◆綾子の裸体④ 部屋数は60程有るホテルなのに、 その殆どの部屋のランプは消えていた。 綾子は私の背中越しに隠れている。 私は金額が最も高い最上階の部屋を選びボタンを押して、 エレベーターが開くと綾子の手を引きながら急いでエレベーターに乗り込んだ。 エレベーターが最上階に着く間も時間を惜しむかの様に、 私達は熱い接吻を交わす。 エレベーターが開き、点滅する案内板に導かれ部屋の前まで来ると、ドアノブを引いて室内に入る。 ドアを閉め、 〃フゥー〃と大きなため息をつき、お互いが顔を見つめ合う。 私達はやっと二人っきりになれた安堵感からか、 顔を見つめ合ったままで何故かクスクスと声を出して笑い出したのだった。 アジアンテイストの30畳程の広さの室内はバリ風の装飾が施され、 クイーンサイズのベッドが部屋の中央に設置され、 藤のソファーの応接セットに百インチのプロジェクターが装備されている‥ バスルームは全面ガラス張りで四人は裕に入れそうなバスタブにはジェトバスが備え付けられ、 大きなエアーマットまで用意されている‥。 「わぁー、広いー‥、凄く豪華ねぇ~」 綾子は室内のあちらこちらを物珍しそうに覗き込んでいる。 私はその隙にポケットから、 媚薬(縮淫膏)を取り出し、 ベッドの宮台とマットレスの隙間に隠した。 バスルームから戻って来た綾子が、 ベッドの傍で佇んで見ている私の元へゆっくりと歩み寄って来る‥ 躰を寄り添わせ、 甘える様に私の胸に顔を埋める綾子‥ 「 ‥‥‥‥‥ やっと二人っきりになれたね‥!」 「 ‥うんッ‥!」 私は綾子の腰に両手を回し、 躰を引き寄せ彼女を強く抱きしめた。 綾子もそれに応える様に両手を私の背中に回すと躰を預けてきた。 高揚した綾子の躰から放たれる官能的な甘い香り‥ この躰は‥‥ この瞬間から俺だけの物になる‥ 言い様のない歓喜と興奮に包まれ心臓の鼓動が急激に高鳴る。
09/06/25 02:46
(pGCV4HUN)
投稿者:
青山ジロー
◆NlGBMINPB2
◆綾子の裸体⑤ 「‥‥ずっと‥‥ ずっと‥‥逢いたかった‥!」 「俺もだよ‥!」 私達は立ったままの格好で、 互いの躰の温もりを確かめ合うかの様に抱き合う。 「 ‥ずっと‥ ジロー兄の事ばから考えてた‥」 「俺も綾ちゃんの事ばかり考えてた‥ ‥‥‥‥‥‥‥ 昨夜なんか朝まで寝れなかったよ‥!」 「‥本当に‥? 」 「ああッ‥ 嘘じゃない‥!」 「 ‥嬉しい‥! 綾、嬉しいよ‥ ジロー兄‥好き!」 「‥好きだよ‥綾ちゃん‥!」 「いや‥ッ!! 綾って言って‥! ‥‥‥‥‥‥‥ 二人っきりの時には私の事‥呼び捨てにして‥!」 瞳を潤ませ私を見つめる綾子の魅惑な顔‥ この魅惑的な表情は媚薬の力が起こさせているのだろうか‥? 「 ‥綾‥ッ!」 綾子の魅惑の虜となった私は、我を忘れ唇を強く重ねていく… 強烈な舌の絡め合い‥、 互いの吐く荒々しい息が肌に触れる‥ ジャジーなバラードが流れる静かな室内に‥ 舌を絡め、唇を貪り合う接吻の淫靡な音だけが響く‥ 私は接吻を続けながら夢中で、 右手を綾子のボーダーの下から差し入れ、 ブラジャーの上から綾子のボリュームの有る乳房を荒々しく掴み揉み始めた。 「‥んッ‥んッ‥」 綾子の躰が仰け反り、私の口の中に喘ぎが漏れ始める。 綾子は、 背中に回していた右手を背中から前へと移動させ、 ズボンの上から私の股間に触れると、 パンパンに張り、 固く勃起したペニスを荒々しく上下に擦り始めた。 その瞬間‥ 躰に電気が走り、 私は一気に我慢の限界を感じ始めた。 綾子から唇を離した私は、 両手でボーダーをたくし上げ一気に脱がせていく。 服を剥ぎ取ると‥ 紫色した花柄のブラジャーに、 透き通る様な白い肌が視界に飛び込んできた。 綾子は潤んだ瞳で私を見つめたまま、 無言で股間を擦り続けている。 続けて綾子の躰からブラジャーを剥ぎ取る。 綾子は股間を擦り続けながら、静かに瞼を閉じた。 ブラジャーから溢れ出た綾子の乳房‥ 想像していた通りの形の良い張りの有る乳房‥ 乳房の中心で突起している乳頭。 その乳頭は意外にも想像していたより大きく、 乳頭の色は、 茶褐色の使い込まれた色合いをしている‥
09/06/25 02:52
(pGCV4HUN)
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