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色を変えながら…[4]
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:色を変えながら…[4]
投稿者: 美美
カーテンを少しだけ開けて、夜の帳のおりた街並みを見つめる。
暗がりの中、街中に位置するこのシティホテルから見える景色は味気ないビ
ルばかり。なのに胸の中は、期待感と一緒に先週彼に初めて抱かれた甘酸っ
ぱい思い出が溢れそうで、苦しくて息がつまりそう。

友達と会うからと家をあけ、今は彼の住む街のシティホテルで待っている。
今夜一晩、彼と過ごすのだ。
初めて彼に会った時もそう。何故だか罪悪感が沸いてこない。私のしている
事は人の道に外れている事なのに、どうなんだろうこの気持ちは。
30年間も縛り付けられていたものから解き放たれて、やっと手に入れたさ
さやかな私のためだけの時間。解放感で溢れていて罪悪感の入る隙間がない
のかもしれない。

カーテンを閉めて鏡の前に立つ。写っているのは女の顔をした私。妻でも母
でもない、紛れもなく一人の女になった私だ。
ブルーを基調にしたキャミソール、ブラジャーもミニスカートもTバックシ
ョーツも同じもので買い揃え身につけている。左手の薬指には、彼に会う時
だけにはめている指輪。そっと触れると、彼との初めての口づけを思い出
す。胸がきゅんとなる。
私は彼に恋をしている。自分の年を考えると恥ずかしい言葉だけれど。とき
めいてキュンとなったり、思うだけで切なくなったりする事に、本当は年な
んて関係ないのだと思う。
私は、鏡に写る自分に微笑んだ。
その時。

コンコン

ドアをノックする音が聞こえた。彼が来た。
私は急いでドアまで行って、覗き穴から廊下を窺った。口元が自然に綻ぶ。
ドアを開けて、
「いらっしゃい…」
「遅くなって、ごめん」
「ううん、良いの良いの…。入って…」
「はい、これ。晩御飯」
袋を受け取りながら、
「ありがとう…。なあに?」
ドアを閉めて、彼の後をついて歩きながら尋ねた。
「お寿司買ってきたから。それから、これがケーキ」
「ありがとう…」
多分、私は零れるような笑顔をしている。だって、こんなに胸が熱いんだも
の。
テーブルに手渡された物を置いた後、彼の脱いだジーンズをクローゼットに
片付ける。手が少し震えているように思うのは、気のせい?

ああぁ…緊張してるのかな…私…

彼の側に戻って、袋の中身なんかを確かめながら、
「お仕事、お疲れ様。暑かったでしょ。先にシャワーにする? それか…」
「いいから、こっち向いて…」
ベッドに座っている彼に手をとられ、すぐ目の前に…。
彼は、肩から手へと擦りながら、
「あぁ…、会いたかった…美美……」
背に腕を回し胸に顔を埋めてくる。私は彼の頭を抱いて、声には出せず。

会いたかった…会いたかった……ほんとに、会いたかった…

「これは俺のため?」
キャミソールやブラジャーに口づけしながら聞いてくる。
「…うん…、おかしい?」
「美美…綺麗…セクシーだよ…」
彼は、そう言って何度も口づけながら、ゆっくりブラジャーのホックを外
し、片方の肩紐を下ろして露になった乳房を口に含み、優しく吸い、舌先で
乳首を転がしながら、合間に私を見上げてくる。目と目が合っても直ぐに私
は逸らしてしまう。感じてしまう自分が堪らない。腰の辺りが疼いてしまう
のだ。私の身体はなんて正直で、淫らなのだろう。
それを感じ取ってショーツのなかに手を忍ばせてきた彼は、殊更にゆっくり
と秘所を指先で擦っている。
「もう、こんなに濡らして…」
「だって…」
唇を噛み締める私に彼は立ち上がりながら口づけをちゅっとすると、
「シャワー浴びてくる。ベッドに先に入っていて…」
「うん…」
バスルームに向かう彼の手が私の手から離れた時、その後姿を見ながら気づ
かれないように息を吐いた。
今夜、また彼に抱かれる。
先週のような慌しい時間の中での逢瀬ではない。
ゆっくりと時間をかけて、長く長く愛される。
彼の手で、きっと何度もいかされるだろう。
大きな声を出すかもしれない。
それでも私は、自分に正直でありたい。心がそう望んでいるのだから。

聞こえていたシャワーの音が止んだ。
彼がベッドにくる気配を感じて、私は目を閉じた。

 
2008/10/13 21:25:39(gp81Vbtp)
2
投稿者: ゴンちゃん
新しいデートの話ですね。お泊まりですか?
大胆ですね。たぶん罪悪感が少ないから大胆になれるのかな?
どんな一夜を過ごしたのかドキドキします。
08/10/14 23:05 (p4Oq196z)
3
投稿者: 美美
>>ゴンちゃん
いつも、ほんとにありがとうございます。
今思えば、お泊りなんて随分大胆な事をしたなと思います。これからも機会
があればと思いますが、どうでしょうね。
お話の方は、思い出し思い出し書いていきますので、時間がかかるかもしれ
ませんがお待ち下さいね。
08/10/17 19:40 (0vcC.evL)
4
投稿者: 不倫でかねとり
不倫はやめときな不倫する男は何いおうが本気じゃないから。他にもなんにんもいるから今のうちにいっぱい横領してもらってなんかかってもらうかお金もらいな
奥さんとも離婚の話になってるよそいつ
私はそいつの家に住んでたけどね。それでも裏切られたそれで精神科通ってドクターストップで仕事もできない。あなたは子供いるの?いるならなおさらやめときな。
08/10/21 05:50 (gbSISGio)
5
投稿者: ゴンちゃん
美美さんに不倫をネタに彼氏を脅せといっているのですか?
そんなことをする女性かどうかは作品を読めばわかるのでは?
美美さん、気になさらず、続編をお願いします。
08/10/21 12:47 (DscIb12l)
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