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小説風に・・・
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:小説風に・・・
投稿者: 美有
 私の唇が彼のペニスの先に触れたのが合図だったようだ。
跪いていた彼は、体をベッドの上に横にすると、天井を向き、大の字になっ
た。Vの型に開いたスペース、私はそこに入り込み、正座する格好になる。
初めてのセックス、そして初めてのフェラチオ。
誰でもこの愛撫をするのだろうか。
女優、歌手、先生、そして母、既婚で勿論セックスの経験がある、私が知り
える女性の顔が浮かんだ。
普段は、およそ淫乱とはかけ離れた顔をしているそれらの人々も、いざセッ
クスとなると、男の高まった生殖器を、己の口で頬張るのだろうか。

彼のペニスは、裏側をこちらに向け、やや腹の方に向かって倒れかけてい
る。
それに手を掛け、ゆっくと垂直に立たせた。唇を近づける。再び立ち込める
男の饐えた匂い。
舌を出し、亀頭の裏側を舐めた。亀頭の裏は、丁度ハートを逆にしたような
形で、そのハートの割れ目に向かって、陰茎の上皮がそこに集まったように
なっている。
「うっ・・」
彼が低く呻いた。おそらく刺激を受けているのだろう。同時に、軽く握って
いた指に、ビクッとペニス全体が震えるのが伝わった。
ザラザラとした舌の感触した。そのままその舌を亀頭の上部へと移動させ
る。一転、滑らかな感触。それがその先端にある小さな穴、尿と精子が出る
穴、そこに差し掛かったとき、そのどちらでもない、やや粘り気のある液体
を私の舌が掬い上げたのだった。
男の甘美な樹液、悦楽に迸る蜜、そんなものが出ていることを知ったのは、
もう少し後のことであった。

一通り亀頭を嘗め回すと、私の唾液でそこはテカテカに光っていた。良く見
るといとおしい。やがてこれは、私の体の中に入ってくるのだ。いまこれは
排尿の道具ではない。したがって汚いと思うことは微塵も感じなかった。

口を丸く開くと、ゆっくりとそれを咥えた。暖かい肉の棒だった。時折、彼
の体がビクッビクッと動く。
勿論その時は初めての行為である。歯の先が敏感なピンクの亀頭に当たって
いたのかもしれない。

「あうう・・・気持ちいいよ・・」
そんな呟くような彼の声がした。
特に味などはなかった。が、しかし男のペニスを咥えているというその気持
ちが、脳内のどこかを刺激しているのであろう、まるで美味しい物を食べて
いるかのように、口の中には自然と唾液が溢れていたのだ。
ペニスの形にそって、口の上下動を始めた。
振り返って考えると、その時何故にその行為を、極々当たり前に行えたのか
がとても不思議だ。

そして、彼のペニスを愛撫している感覚は、ダイレクトに子宮に伝わり、口
の動きにあわせて軽く上下に揺れている、私の尻の間を熱く火照らせる。
尻の間、私の蜜壷、おそらく恥ずかしい程に濡れているのだろう。今まさ
に、そこが欲している肉棒は、私の口の中にある。
一筋の雫が、その蜜壷から流れ、尻を伝わった。

私って本来、淫乱なのだろうか・・・
そんな疑問が問いかける。
それ程に、初めてのペニスの味は私にとって甘美なものだったのだ。
・・・・・・・・・つづく。
 
2008/04/24 19:09:41(pGjJUWnj)
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