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欲望の果てに
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:欲望の果てに
投稿者: 長田慎一
人間とは、動物の中で唯一理性がある生き物である。しかし、脳内に溢れんばかりのアドレナリンが分泌し、ある沸点を越えた興奮を覚えた時、理性などというものは吹き飛んでしまう様である。
今回はそんな体験を紹介しよう。


私の名前は長田慎一。歳は今年29歳。
愛する妻、由香里は35歳。私より6つ年上の姐さん女房だ。
結婚2年目で子供はまだだ。

付き合い自体は長く、知り合ってもう10年になる。
何を隠そう私の童貞を奪った女性は妻なのだ。
こんな風に言うと妻が肉食系に映るかもしれないが、妻もそっち方面には消極的で、初めて行為の時は二人ともよそよそしかったのを思い出す。


由香里は、怒りっぽい面もあるが、愛敬もあり、笑顔が可愛い女だ。
料理も得意で家庭的だ。何一つ不満はない!と言いたい所だが、一つだけ不満がある。
不満と言う表現は正しくないかもしれない。『不満』というより『不安…』。
そして、そんな不安から妻を騙し裏切ることなるのだ…。

SEXは月に1~2回。辛うじて性行為はあるものの、それはSEXを楽しむ為というより子作りの為と言った方がいいだろう。

そして、そんな風になったのは、自分のSEXのやり方が悪いからではないのだろうか?
回数が減るつれてそう考えるようになってしまった。
行為の最中も妻が絶頂する姿など正直見た事がないのだ。
最初は慣れていないからだと思っていたが、どうやら自分はかなりの早漏の様だ。そして、あそこも人より小さいみたいだ。
もちろん、妻はそんなことを口にはしないし、不満を言われた訳でもない。

しかし、一度思い込むと、そんな考えはどんどん湾曲してしまう。

《前の男の時はどうだったのか?もっとしっかりしたナニを持った男性だったら妻は…。》
自分も否定する様になり、またそんな事を考えていると、興奮を覚えている自分に気付いてしまった。
しかし、そんな願望があるなど由香里には言えず、一人悶々した日々を過ごしていた。


そして、あるサイトで知り合った男との出会いが私と由香里の運命を変える。

男の名前は長谷川。隣町に住む自称、会社員でバツ2の42歳。
私と長谷川はサイト内で知り合い、仲良くなるとメールなどでやり取りをしていた。
もちろん、変な関係ではなく、妻由香里の事だ。

私は、自分の寝取られ願望を妻はもちろん、知人には話せないでいた。
知り合いだとなんだか自分を見下されそうな気がして怖かったのだ。
でも、サイト内の達也には、思いのままの自分の表現が出来た。
とはいえ、サイトで知り合っただけの見知らぬ男。
こちらの警戒心は強かった。
しかし、長谷川は自分の情報をかなりオープンにした上で、私の寝取られ心というのか、そこを突くのが旨かったのだ。


私は、由香里がいない隙に、長谷川を自宅に招き、由香里の下着などを見せたりしていた。

そして、由香里に長谷川を紹介する日も遠くなかった。
長谷川の案で、私の会社のお偉いさんという設定にした。
幸い由香里は社内事情には詳しくなかった。

由香里は何の疑いも持たず、長谷川を上司だと思い込んでいるようだった。

長谷川の由香里を見つめる視線は、服すら透視してしまうのではないのかというくらい舐め回すような視線だった。

しかし、私はそれ以上の領域に踏み込む事が出来ずにいた。

ごうを煮やした長谷川は私に
『奥さんを寝取って欲しいんでしょ?どうですか?私に良い作戦があるんですか?』
こう持ちかけてきたのだ。
『貴方が本当に奥さんを抱かれたい!また、覚悟があるなら可能ですよ。もちろん、奥さんには、貴方の仕業なんてばれないようにして差し上げますよ。』

私は、そんな長谷川の言葉に乗っかるように、

『どうするんですか?』

そんな私の問い掛けに長谷川は笑みを浮かべて説明を始めた。

長谷川の説明は、私が仕事に失敗して、会社に多額の損失を与えてしまう。それを長谷川に助けて貰うと言うものだった。

そうすれば、由香里は長谷川に負い目を感じて、軽いセクハラくらいなら抵抗出来ないと言うものだった。

私の中には、由香里を騙す事に物凄く葛藤が合った。しかし、それ以上に味わった事がない興奮を覚えてしまったのだ。

私は
『分かりました。』
思わず言ってしまいました。

私の心臓はドキドキしていた。


そこからの長谷川の行動は早かった。

長谷川は上手に説明した。由香里は何度も長谷川にお礼を言って頭を下げた。

まさに長谷川の思い描いた通りに進んでいっていた。
 
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2011/12/15 15:33:06(My4bq2aZ)
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