ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
百花繚乱7 ~百合編~
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
投稿の削除 パスワード:
1:百花繚乱7 ~百合編~
投稿者: 乱歩
懇親会の数時間後、百合は”ある男”との待ち合わせのため、帝都ホテルの玄関にいた。
慣れた様子で迷いもせずエレベーターに乗り、エレベーターガールにラウンジのある17Fに向かうよう告げた。

(あの人と会うときはいつもそうね・・)
”あの人”と出会って15年近く経過するが、身体の奥底がフワフワするような、期待・不安・喜び・恐れが混じった感覚は会うときにいつも感じている。
(すべてがいつも通り・・始めて会ったときに感じたこの感情さえも・・)

"ピン"
場違いに少し安っぽい機械音が、17Fへの到着を告げた。
百合はいつも通りの廊下をいつも通りに歩き、ラウンジへ向かった。
ラウンジ内のカウンターへ迷いなく進んだ百合の目に、いつも通りの”あの人”の背中が映った。

その男は、とても仕立ての良い生地で出来たダークブラウンのダブルスーツを身にまとい、紫煙のなかいつも通り水割りを傾けていた。

「待たせちゃったかしら?」
その男の隣の席に座りつつ問いかけた百合に、男はゆったりとした笑みを浮かべ答えた。
「いや、君を待つ一人の時間を楽しんでいたところだよ。」

”その男”は名前を河野洋二といった。
資産家、代々政治家を出す一族出身、元トップ証券マン、投資家、様々な顔を持つ彼だが、ここではシンプルに清凛学園のオーナー理事長と紹介する。
洋二と百合の出会いは、14年前に清凛学園を設立する際に、優秀な教育者を求める洋二に百合が応募してきた時から始まる。
それから二人は、理事長・経営者と教育者・現場担当者という一面では語れない関係を続けてきた。

「いつもどおりでいいかな?」
優しく語りかける洋二に、百合は同意の頷きを返した。
その様子を横目でいていたバーテンに、洋二は頷いた。

「・・・それで・・、今日はどうだったのかな?」
グラスの中の氷を見つめながら問いかけた洋二に、百合は笑みを浮かべて答えた。
「あなたの言ったとおりだったわ。彼女はとっても素晴らしい女性だったわ。
 ・・これ、彼女の素敵な様子が写ってるわよ。」

鞄の中の”素敵な様子”が納められた洋二にデジカメを洋二に渡しながら百合は答えた。
ソムリエがチーズといつもの赤ワインを百合に注ぐ横で、洋二はデジカメに納められた、PTA会長の様子を一枚一枚慈愛に似た眼差しで確認した。
「素敵でしょう、彼女? こんなに下品で素敵な体してるんですもの・・」
笑顔で語りかける百合に、デジカメから目線を映しながら感心した声で洋二は答えた。
「一日でここまで曝け出させるとは・・いつも君は期待以上の成果を出すね。」
「いえ、彼女の本性が・・隠された本性の欲求が強烈だっただけよ。
 それより、あなたが彼女がこういう女だって見抜けた秘密の方が知りたいわ。」
問いかけられた洋二は、笑みを浮かべながらグラスを傾け
「彼女と一度話した時ね・・・”そういう目”をしていたんだ。
曖昧な言葉で答えた。
「”そういう目”ってどんな目なの?」
問い詰められた洋二は困ったような顔で答えた。
「言葉では説明できないな・・・とにかく、複雑な目、だよ。
 ・・・君の眼差しのようにね・・」

それからは、二人とも自分に注がれた酒を黙って傾けていた。
14年という時間が、そんな時間でも退屈しない何かを二人に与えていた。
「・・・それで・・」
ワイン越しの赤い景色を見ながら、百合は洋二に問いかけた。
「この後どうするつもりかしら・・
 何か考えがあるから、あんな懇親会を考えたんでしょう?」
問われた洋二は新しい水割りを作り、一口飲んでからゆったりと答えた。
「僕がいて、君がいる。
 そして、立花さん、草野さん、高梨さんがいる。
 それと、あの惨めな目をした教師・・・そうだ、近藤がいる。」
促すような視線を送る百合を見つめて、河野は言葉をつづけた。
「この世で一番興味深いものは何か分かるかい?
 人間にとっては、人間が一番興味深いよ・・
 このメンバーなら、人間の興味深い一面を追求できるかなって思ってね。」

(この人は、たまに子供のような目をする・・)
高揚感を隠せないような表情の河野を見て、百合はこの男に始めて出会ったときを思い出していた。
清凛学園設立の時の面接の時、設立の理念を語る彼はこういう目をしていた。
「はじめてあなたに出会った時もそんな目をしていたわ・・」
百合の言葉を暫く咀嚼していた彼が、意味を解して照れを隠すように答えた。
「・・人間に興味があるんだよ。」



それから暫く杯を傾けた二人は、どちらともいうこともなく席を立ち、いつもの部屋へと歩を進めた。
カードキーを指し最上階のいつもの部屋に向かうエレベーターの中、少しきつめのムスクの香り、いつもの河野の香りに包まれる中河野の背中を見ながら百合はこの男と出会ったころを

思い出していた。

「あなたが小池先生ですか。
 はじめまして、河野洋二といいます。」
赤坂のオフィスだったと思う、始めて出会ったのは。
彼、河野洋二が、実業界での成功をリセットし教育界に一から参入するというのは、業界では噂になっていた。
名門の次男坊、伝説的な証券マン、各界セレブとの派手な交友、彼に関わる噂は、真偽問わず嫌でも耳に入ってきた。
実質前の学校を追放されたような百合が、その彼との面接ということで湧き上がる緊張を無理に抑えていたことを覚えている。


「ならぬことは、ならぬものです。」
百合は、厳格な教育者である父の郷土に伝わる教えを実践されて育った。
教え子は自分の子供であるという考えを厳格に追及した彼女の父親にとって、親子関係とは教育関係であった。
百合たち親子の間には、通常の親子間にあるような甘えや、一般的に許される緩みがなく、父親の判断で否とされることを行った場合、一歳の言い訳なく”罰”を与えられた。
”罰”は、あるときはお灸をすえられ、あるときは水を何度もかけられる、あるときは延々と正座をさせられるなどであった。
こういった教育の中、いつしか百合は極度の完璧主義者になり、また百合にとって父とは崇拝の対象になっていた。
教育者という聖職の尊さを叩きこまれた百合は、何の疑問もなく父に指示された通りの進路を辿り教職者になっていた。

極めて優秀な成績で学校を卒業した百合は、父親の推薦を受けてある高校に赴任した。
そこで、百合は理想と現実の差を知ることになった。
”教職者斯くあるべし”父の教えと、実際の教育現場、あまりにも人間臭い教師たち、未熟さを誇る生徒たち、の差が大きく、戸惑いながらも、帰宅後の父との問答や、新参者であるこ

とからの遠慮で、最初の2~3年は、この内面での葛藤は学校現場では表面化しなかった。
しかし、父親の脳梗塞による入院と、教育者としての職歴から問題が徐々に表面化してきた。

”情”というものは、様々な”緩み”から生じるものである。
その緩みがない百合は、周囲と交情せず、”信頼関係”や”友情関係”というものを作ることが出来なかった。
また百合は、周囲にも自分と同じテンション、緊張関係を求めることによって、自然と自分から人が離れていくようにしてしまった。
また、周囲にはそんな百合に対して助言を呈するものもいたが、自分の中の崇拝対象=父に問いかけた答えだけを信頼する百合にとってそれは鬱陶しい雑音にすぎなかった。
こうして徐々に周囲からの反感・反発を大きくしながら教職を続けたが、その事件が起きたのは赴任して7年目の春だった。

大学受験も終わり、進学する・浪人する・就職するそれぞれの”これから”が決まり、後は卒業式をするだけ、そんな緩む時期に”その事件”は起こった。
3年を担任していた百合も、特に業務がなく早めの同僚の教師と帰宅をした。
「小池先生、隣の駅で評判のパスタが今日だけ500円なんです。よかったら一緒に食べにいきませんか?」
声をかけてきたのは、3年の学年主任を務める鈴木という初老の教師で、教員の皆が体よく避ける百合とのコミュニケーションを根気よく続ける男だった。
百合にとっては、情の大切さなどと役にも立たない助言を根気よく続ける、教職の資格もないような上司であった。
「それが必要ならお供します。」
冷たく答えた百合の刺に気がつかないふりをして、鈴木はにこやかに答えた。
「よしっ、じゃあ今から行きましょう!」

「・・・・・だから、甘ったれた部分があるから、人にも優しくできるんじゃないですかね?」
パスタ屋で、鈴木の下らないお説教が始まってもう1時間以上だ。
うんざりしながら、百合はわざとらしく腕時計を見て言った。
「今日は父の見舞いに行く予定なんですが・・・」
いつものことではあるが、手応えが全くない百合への説得に少し諦めの表情を浮かべ鈴木は問いかけた。
「済みませんでした。遅くなってしまって・・
 小池先生、あなたは立派な方だ。私なんかよりはるかにね。
 でも、少しは私の言ってたことが分かってくれましたか?」
(”言ってたこと”?いつも通りの自分の不完全さを正当化するクダクダしい言い訳のこと?
 教職者の資格もないあなたが、自分にしている言い訳を私に強制するつもりなの?)
「私が何か間違ったことをしたり言ったりしているのでしょうか?
 私は私の間違いが分かりませんから、ご指摘いただけますか?」
「いや・・間違いというわけでは・・」
「なら、自分を変える必要性を感じません。
 もう、話ししていても仕方がないのでよろしいでしょうか?」

会計を済ませて、気まずい雰囲気で駅に歩を進める二人にある光景が飛び込んできた。
百合が担任を務めるクラスの男女生徒が数名、カラオケルームから出てくるところだった。
春からは別々の道を歩む仲間の、友情を確かめる交友を終えたところだった。
楽しそうに戯れる彼らを見て、鈴木は目を細めて、
「あいつら・・いい仲間になれたのかな?
 小池先生、邪魔をしてはいけないから、道を変えて帰りましょう。」
鈴木の声が、耳に入らなかったかのように百合は彼らに向かって歩を早めた。
「あっ!小池先生!!」

「あなたたち、こんな時間に何をしているの?」
百合に気が付き、怯えとばつの悪そうな表情を顔に浮かべた生徒たちに詰問をした。
「すみません、カラオケに行ってました。」
「こんな時間にカラオケに行くのが許されるかどうかは分かってるわね?」
やれやれといった表情でその場に来た鈴木が、生徒たちに話しかけた。
「お前ら・・・全く。もう解散してまっすぐ家に帰りなさい。
 はい、解散解散~。」
「なっ!」
驚き、鈴木をキッと睨みつけた百合の脇を、安どの表情を浮かべた生徒たちが通り過ぎようとした。
百合の鼻腔に仄かなアルコール臭がした。
通り過ぎようとした男子生徒の腕を掴み、下から睨みつけるように百合は詰問した。
「・・・あなたたち・・・
 お酒飲んでるわね・・?」
落ち着きなく目を左右に泳がせた生徒が、言い訳する暇も与えず百合は処刑宣告を与えた。
「こんな時間まで遊んだことに加えて、飲酒までするなんて・・。
 とっても残念だけど、あなた達は退学に値することをしました。
 今日以降自宅に謹慎して、学校からの連絡を待っていなさい。」
百合の言葉を聞き、涙を浮かべた目に絶望を映した生徒たちが、ざわめくなか百合の後ろから怒りを込めた怒声が発せられた。
「小池先生っ!あなた一体・・・
 もうお前たちは、いいから帰りなさいっ」
「す、鈴木先生」
「大丈夫だ。俺が首をかけてもそんな下らないことはさせない。」
百合は、鈴木を睨めつけていた。

不安そうな表情の生徒たちがその場を去った後、鈴木は生徒たちの弁護を百合にしていた。
「・・・でしたら、鈴木先生は生徒たちの飲酒、悪事を見て見逃そうということですか?」
「見なかったことにするんですよ。新しい門出という特別な時期に、許される緩みというのがあってもいいんじゃないですか?」
「話になりませんね・・
 学校に正式に報告します。彼らのことは当然ですが・・・あなたのその言い様も。
 教職者としての資格があるように、私にはとても思えませんから。」
百合に宣告を受けた鈴木は、一瞬寂しそうな光を目に浮かべ答えた。
「分かりました。私は私の意地にかけても彼らを守ります。
 あなたとは、いつか分かりあえると思っていたのですが・・ね。」

それからは、百合にとって正しいことが正しいと通らない、信じられないことの連続だった。
生徒たちへの処罰と、鈴木への処罰を要求する百合に対し、鈴木だけではなく教職者と生徒、PTA全員が真実の隠ぺいを図った。
正しいはずの百合への集団バッシングが行われた。
結果として、退学になるべき彼らは晴れて卒業し、それを認められず卒業式をボイコットした百合は、驚くほどのスムーズさで学校を追い出されてしまった。
陰で唯一百合を庇っていた鈴木が、百合の教職者としての資質に絶望した時、彼女の味方になる人間は誰一人としていなかった。

はっきりとした分かりやすい挫折をした百合は、何をする気も起きずに日々を過ごした。
(・・・ジブンノナニガマチガエテタ?・・・)
同じ問いかけが、頭の中を廻っていた。
自分の問いかけに回答を与える存在=父は既にいなかった。
脳梗塞による半身不随ですっかり自信を喪失した同じ姿をしたつまらない物は病院にいたが、間違えても崇拝の対象である父ではなかった。
百合の張り詰めていたテンションは、キレることを求めていたが、百合はキリ方が分からなかった。
何をするでもなく、同じ問いかけを繰り返すだけの日々、そんな日々からの脱出口は、なんとなく見ていた教職者向け求人情報媒体にあった。

【新規学園創設 教職者募集】
河野洋二という男は、バラエティー番組でスーパー証券マンとして紹介されているのを見たことがある。
彼が語る新しい教育の場に対する理想、不純物を排するような混じりけのない理想が求人媒体に書かれていた。
「ならぬことは、ならぬものです。」
彼のメッセージに、それを感じた時、百合は自然に応募をしていたし、凄まじい倍率と噂される書類選考に通った通知が来てもそれが当たり前のことのように受け取れた。

「あなたが小池先生ですか。
 はじめまして、河野洋二といいます。」
あふれ出るような、自己への信頼、自信を感じさせる彼は、新しい教育の場に対する思いを語った。
(・・・・アタラシイ”チチ”ガココニイタ・・・)
これまで、父以外の誰にも語ったことがない自分の本当の思いを彼にすべて吐き出した。
彼は、百合が前の職場を離れた経緯も、なぜか知っているようだった。
彼は、好奇心に満ちた視線を百合に送りながら、笑みを浮かべて面談の最後にこう告げた。
「あなたは、実に興味深い・・
 是非、一緒に新しい、そして純粋な、人間教育の場を作ってください。」
"この人について行こう"、やはり当たり前のようにそう思えた。

"ピン"
最上階への到着を告げる機械音で百合は回想を打ち切った。
百合を振り返り、エスコートするように一番奥の部屋に先導する洋二の背中を見ながら百合は思った。
(あれから14年、私はこの人の背中を同じ気持ちで追い続けている・・)


帝都ホテル最上階最奥の部屋、ここは洋二専用の部屋である。
もともとこのホテルの創業者一族と河野家の関わりの中で、建築時には河野家の専用ルームとして設計されていた場所で、今は次男坊である洋二が百合と会う際に利用している。
「・・バカバカしいくらい現実離れしてるだろ?」
始めて百合をこの部屋に招いた時の洋二の言葉通り、それは現実的な感覚を飛ばすほどの豪華な部屋だった。

玄関から入って、キッチンのわきを通り広がるリビングは100㎡はありそうだったし、その奥にある別途ルームには大きすぎる別途が2つゆったりとおかれていた。
そして、アンティーク調の家具や総大理石の浴室が、センス良く部屋を飾っていた。

「・・・おかえり・・」
微笑んで部屋を空けた洋二に百合も笑みを返した。
「ふふ・・ただいま・・」

無造作に高価そうなソファーの上に、鞄を置き捨てた洋二は
「じゃあ、いつも通り・・ね。」
そう言って、浴室に向かった。
頷いた百合は、暫くソファーに座った後衣装室に向かった。
洋二はシャワーを浴びて、百合は身体を洗わずに”衣装”に着替える、いつもの二人の行動だった。

シャワーを浴びて、ガウンを身に纏った洋二がソファーに身を沈めてから暫くして、”衣装”を身に纏った百合が衣装室から出てきた。

白で統一された皮のボンテージ衣装で、前編みのコルセットで締めつけられた腹部の上には乳首の部分に穴が開いたビキニタイプのブラジャーが装着されている。
そして、コルセットから伸びたガーターでつりさげられた太ももを半ば覆うような丈のブーツの付け根には、T-backが恥丘をぎりぎり隠していた。
そして、ビキニから露出されている乳首には、リングタイプのピアスがぶら下がっている。

「・・やはり綺麗だよ・・百合・・・
 いつ見ても、ほらこんなになってしまってるよ・・・」
洋二はうっとりするような目で見つめながら、怒張したそれを百合に見せた。
見下しながら百合は洋二に近づき、それをブーツで踏みにじった。
「ふふ・・・相変わらずこらえ性のないおチンポね・・
 どうしようもないお前を、今日はゆっくりと教育してあげる。」
挑発するような視線で彼を見つめている百合に、洋二は嬉しそうな顔で答えた。
「ああ、頼むよ・・・
 長い夜を楽しむ前に、シャンパンで今夜に乾杯しよう。」
百合は、頷き洋二の向かいに足を組んで座った。

洋二は、素早く立ち上がりルームフォンで、シャンパンをオーダーした。
「洋二、こっちにいらっしゃい。」
オーダーを終えた洋二に百合が冷たく告げた。
「・・・私の前に横たわって。」

ゆったりと横たわった洋二の腹の上に、ブーツを履いた百合が乗って踏みつけた。
「ふふ・・河野洋二を踏みつけに出来るのは私だけよね?
 偉そうな顔して、私に変態女を調達させるなんて・・
 殺したいくらいに腹が立つわ!」
苦痛で顔をゆがめた河野が許しをこう。
「・・・う、う・・
 す、すまない・・」
目を吊り上げた百合が罵声を浴びせる。
「すまないじゃないっ!
 あの変態豚をどうするつもり、お前のこの汚いチンポであの豚と楽しむの??
 豚同士お似合いのまぐわいを、私に見せてくれるの??」
嫉妬が、百合を興奮させ洋二の陰部を強く踏みにじった。
「・・ぐ・ギャー・・
 ゆ・・許してくれ・・
 百合とのプレーを楽しむためでもあるよ・・」
「このクズがっ」
洋二の顔に唾を吐きかけた時、ルームサービスの到着を告げるベルが鳴った。
百合は、シャンパンを受け取るため洋二をそのままに玄関へ向かった。

「キッチンに置かせて頂きますか?それとも今お注ぎいたしますか?」
そのスタッフは、ボンテージのまま玄関を開けた百合に動揺することなく問いかけた。
「今継いでもらえるかしら?笹崎さん。」
笹崎と呼ばれた男は、百合に一礼した後リビングのアンティークテーブルに歩を進めた。
よろよろと立ちあがりソファーに座る洋二に一礼したのち、シャンパンを手際よく開けグラスに注ぎ始めた。
2つ目のグラスに注ごうとした笹崎に百合が話しかけた。
「シャンパンを注ぐのは、一つでいいわ。」
百合は振り返る笹崎に妖艶な笑みを浮かべた頷き、そのまま彼の脇を通ってゆっくりとテーブルの上に乗った。

テーブルの上に立った百合は、洋二、笹崎に同様の笑みを送り、ゆったりとT-backを足元に下ろした。
そして、大胆すぎるM字開脚の姿勢で笹崎にオーダーした。
「笹崎。洋二の飲み物を用意するから、こぼさないようにしなさい。」
笹崎は、サービススマイルを崩さないまま、シャンパングラスを百合の秘所の下に用意した。

開脚されて、2人の男の目にさらされた秘所は異様な様子だった。
まず、両側の陰唇に直径1cm位のピアスが2つずつ装着され、クリトリスの周りには陰皮を剥き出しにするようなリングピアスが装着されていた。
また、本来陰毛があるべき恥丘には、代わりに牡丹の刺青が施されていた。

陰汁が乾いた後の擂れた匂いが部屋に漂っている中、シャンパングラスに小水を注ぎ始めた。
「・・・んっ・・・」

シ・・シャーーー・・・・
ジョボ、ジョボジョボジョボ・・
下で跪く笹崎を射抜くような視線で捕えながら、上記した声で語りかける。
「こ・・こぼすんじゃないわよ・・
 こぼしたら、全部舐めさせるからね・・」
「・・大丈夫でございます、小池様。
 貴重なお小水無駄にはいたしません。」

笹崎は黄金水が7分程注がれたグラスを、丁重に洋二の前に運んだ。
「さぁ、洋二。乾杯しましょう?
 一息に飲み干してね。」
目の前に置かれたグラスを見て息を飲んだ洋二は、百合に微笑んでいった。
「・・君は本当に素敵だよ。今もどんどん素敵になっている・・・
 ・・・乾杯・・・・」
乾杯の澄んだ音の後、目をきつく閉じグラスを傾け始めた洋二だが、初めて飲むその液体に喉は拒否反応を起こし、半分ほど残してしまった。

百合は、無表情のまま洋二のグラスを取り、残された聖水を洋二の顔にかけて言った。
「お前は、どうしようもない愚図だね?
 せっかくあげた聖水を残すなんて、身の程を知りなさい!」
パーーンっ
罵声とともに、洋二の顔に手加減なしの平手打ちを浴びせた。
「今度残したら、その役立たずのチンポを切り落とすからね?
 分かった??」
洋二の髪を掴み左右に揺さぶり念を押した百合は、無表情のまま笹崎に話しかけた。
「笹崎。もう一度手伝ってもらえるかしら?」

洋二のすぐ前のテーブルに上り、再度足を広げて座った。
今度は、洋二をまっすぐに睨みながら、陰唇に装着された4つのピアスを指で広げながら
「よく見なさい。お前の大好きな変態おまんこから聖水が出るのを。」
再度小水をグラスに注いだ。
シャーーー・・・・
ジョボジョボジョボ・・

「さぁ、私のおまんこを見ながらありがたく飲み干しなさいっ!」
伸びきった陰唇、その奥にあるヌメヌメした秘穴を晒しながら、百合は気高く命じた。

「・・分かった・・・」
生理的反応による拒否を乗り越え、洋二は注がれたすべての聖水を飲み干した。

「・・・ふふ・・・よくやったわ、洋二。
 笹崎、まだ垂れているから私の聖水のボトルを拭いて頂戴。」
開脚し秘所を開いた恰好のまま、百合は笹崎に命じた。

「はい、かしこまりました。小池様。」
手に持った布巾で百合の秘所を拭おうとした笹崎の頬に衝撃が走った。
””バシッ!!!””
「お前の口で拭うんだよっ!」
「も・・申し訳ありません!小池様」

ジュク・・ジュル・・ジュルルル・・・
目一杯に広げられた百合の陰穴に、舌を入れ十分に陰汁を吸った後、左右の襞の一筋一筋まで丁重に舐める。
「・・ン・・ンフっ・・」
上記した顔で、百合は笹崎の頭を掴み自分の秘所に固定した。

ジョ・・・ジョボボボボ・・・・・
勢いよく笹崎の口に、百合の聖水が注がれる。
「・・こ・・零すんじゃないわよ!
 ありがたく飲み干しなさい!!」
「・・アガガっ・・・・・ング・ング・
 はいっ、ありがたく頂戴します!!」
聖水を飲みきった笹崎は興奮し、座っている百合の両足を掴みテーブルの上に倒し秘所を激烈に舐め始めた。

「・・あっ・・・あんっ・・・あぁ~ん!
 笹崎!ありがたく味わいなさい!!」
明らかに感じ始めた百合が嬌声を挙げた。
「はっはいっ!!
 小池様の厭らしい変態まんこをありがたく頂戴します!!
 今日は一段と下品なお味が致します!」
「あんっ・・いやんっ・・・
 洋二、笹崎に惨めに逝かされる私をしっかり見なさい!
 おまんこ気持ちいい!!あ・・あん・あん・あん」
「小池様のけつ穴もちょうだいします!」
あなるを舐めながら、百合の剥き出しのクリトリスを笹崎がキツク摘まんだ時百合は絶頂に達した。
「お・・おぉん・・・
 イっ・・・逝く~~~!!」


「・・・それでは、失礼します。」
笹崎は、”ルームサービス”を終え、部屋を去った。
後には、テーブルの上で足を広げたままの百合と、ソファーで足を組む洋二が残されている。
「・・・ふふ・・私のありがたい姿を見てずいぶん興奮してるじゃない?」
テーブルに腰かけ、ブーツで洋二のそれを踏みにじった。
洋二は無表情でその足をどかし、百合の前に立ち左手で髪を掴んで顔をあげさせた。
上記した顔に、驚きと被虐の期待を浮かべた百合の顔に、洋二は至近距離から唾を吐きかけた。
「笹崎如きに簡単に逝かせられて・・・このメス豚がっ!」
洋二に睨めつけられた百合は、さっきまでの気高い表情から一転し子供のように呆けた顔になり言った。
「・・・ご・・ごめんなさいっ・・・・
 お・・どうしようもない・・・奴隷を・・・お仕置きして下さいっ!!」
言い終わる間もなく、左手で髪を掴んだまま、右手で百合の頬に強烈なビンタを食らわせた。
"" バシっ・・バシっ・・””
「ヒッ!  ヒギャーーーー!!」
それは、普段の百合からは想像できないほど惨めに顔を歪ませた百合の叫び声だった。
「・・・・今日こそお前を殺してやる・・・・
 覚悟しろよ・・・・」
凶暴性を滲ませつつ言う洋二の言葉に、百合は身体の奥底から来るむず痒いような感覚を覚えながら答えた。
「・・・はいっ・・・百合は悪い子です。
 お仕置きして下さいっ!」
 
2011/08/23 00:05:31(r/TuQd8I)
7
投稿者: 乱歩 ◆zdZtGDEfjU
緩んだアナルは収縮を繰り返しながら、透明になった水を吐き続けた。

事を終えて脱力した百合を、笹崎は軽々と肩に担ぎ上げベッドルームへと向かった。
纏っていた衣服や赤い蝋はすっかり剥がれ落ちピアスで飾られた全裸になった百合は、物のように笹崎の肩の上で身動き無くされるがま

まであった。
身体の至る所から痛みが伝わっているが、朦朧とした意識の中それはどこか遠い感覚のようにも感じられた。
体力を無くし脱力しきった身体はまるで自分のものではないかのようだった。
この身体を今からこの男は欲望のままに蹂躙する、分かってはいたがそれもどこか他人事のように感じていた。
ベッドに丁重に置かれると、このまま眠ってしまいたいという欲求に駆られるほど身体が疲れていた。
横たわった自分の顔を笹崎が両手で挟み、開きっぱなしになっている自分の口に舌を入れて濃厚なキスを始めてもその意識は変わらず靄

がかかったままだった。
”・・ジュプッ・・・・ジュパッ・・・・”
キスというより口腔内へのペッティングというほうが相応しいような行為を相当な時間をかけてされた後、ようやく話しをするだけのレ

ベルにまで意識が戻ってきた。

「・・・ふふっ・・・・やはりお前ではだめだわ、笹崎。
 お前にキスをされても、私の意識はまったく燃えない。
 必死にキスなんかしちゃって・・・フフフ・・・・・・
 お前のような下らない男では、やはり私には釣り合わないみたいね、ねぇ笹崎?」

言葉を受けた笹崎は、目に凶暴な光を宿しながらも、先ほど脱ぎ捨てていたサービススマイルを被り直し丁重に答えた。
「もちろんですとも、小池様。
 私如きが小池様を味わわせていただくなど、身に過ぎた扱いです。
 もう暫くお身体をいただいてもよろしいでしょうか?」
「ふふっ・・・好きにしなさい。」
余裕たっぷりに同意を与えると、笹崎は残った衣服を脱衣しながら脱力している自分の首筋から胸へと舌を這わせた。
時々蝋や鞭でいたぶられた箇所にペッティングをされ痛みがあった時は、注意を与えるため笹崎の頭を叩いた。
”パシッ!!”
「・・・そこはもっと丁寧にやりなさい。」
「あっ、すみません小池様、注意いたします。」
それから、何度か笹崎の頭をはたきながらもねっとりとしたペッティングは続いた。
身体が少しくすぐったい様な感覚はあったが、このまま寝てしまってもいいような些細な感覚であり、自分の身体に鼻息荒く舌を這わし

ている笹崎を哀れな下僕のようだと思った。

(・・・ふふっ・・・・やはり、お前ではこの程度ね・・・・
 さっきは洋二に見せ付けたかったから逝っただけ・・・
 ・・・・それにしてもこの男、いい歳して必死なこと・・・・・)
「笹崎、下手糞な役立たずの舌ね?
 ちっとも感じないわ・・・・
 もういいから、わたしのおまんこを丁重に愛撫しなさい。」
「・・・はっ、はい、小池様。
 あ、あの・・・大変恐縮ですが、。私の愚息を小池様のお口にして頂けませんでしょうか・・・・」
「お前の汚らしいちんぽを?
 身の程知らずなお願いだけど、私の足を舐めて綺麗にしたら考えてあげるわ。」
「はっ、はいっ!
 足を綺麗にさせていただきます!」
笹崎はそう言うと脚を恭しく掲げ、足の裏から指の一本一本までに舌を這わせた。
その様子が無様で可笑しかった。
ある悪戯を思いついたので笹崎に命じた。
「なかなか上手ね、ありがたく味わいなさい・・・・
 笹崎、左足はもういいです。 右をまた綺麗にしなさい。」
素直に応じた笹崎は、同様に右の足に舌を這わせ始めた。
徐々に舐められている右足を、笹崎に気づかれないよう屈折させた。
笹崎がちょうど足の裏を舐め始めたとき、十分に力のこもった蹴りを笹崎の顔面に放ってやった。
「!ぐげぇっ!」
「くくっ、笹崎、傑作ですね!・・・ほほほほっ!!」
いつも完璧なホテルマンを演じている笹崎が無様にひっくり返る様を見て抑えきれない笑いがこみ上げた。

「ふふ・・・いいでしょう。
 お前の汚いちんぽを口にしてあげましょう。」
「・・・あっ、ありがとうございます。」

横たわっている百合を跨ぐ様に笹崎が場所を移動した。
(・・あぁ・・・下品なちんぽね・・・・)
うっとりと笹崎の陰棒を眺めた百合は、それを手にとってゆっくりとしごき始めた。
笹崎の陰棒は、大きさはごく平均的であったが異様にカリ首が発達していて、パンパンに赤黒く膨張していた。
「相変わらず下品なちんぽね、笹崎?
 こんなに大きくさせちゃって。
 口にしてあげるから、お前も少しは私を楽しませなさい。
 出来るものなら、ね?」
「はっはいっ、小池様っ!有難うございますっ!
 私も精一杯努めさせていただきます。」

手にしたそれにキャンディーを舐めるように舌を這わせた。
笹崎は、まだ余り力の入らない自分の脚を両脇で抱え込むようにした。
感覚があまり戻っていないオマンコやアナルの奥に空気に触れるような冷たさを感じた。
(・・・あぁ、私のおまんこもアナルも開きっぱなしになっているのね・・・・
 洋二、見ている?あなたが、ガバガバに壊したおまんことアナルよ・・・)
手でしごきながらぱんぱんに腫上がった亀頭を口一杯に含み、カリ裏に舌をなぞらせた。
カウパー液の味が口に広がる。

笹崎が秘穴やクリトリスにペッティングをしているが、まだまだ鈍い快感でしかなかった。
(ふふっ・・・・やはり笹崎如きに逝かされるような無様はないわね・・・
 早く惨めに逝かせてしまい、洋二と楽しむことにするか・・・・)
そう考えて、終わらせようと決めた直後だった。

「ぎっ、ギャァァァーーーー
 いっ、痛いっ、笹崎やめなさいっ!!」
笹崎は陰部にペッティングを続けながら、左右4本の指でアナルを拡張していた。
粘膜が痛んでいるアナルは、激烈な痛みを脳天に直撃した。
「ぎゃぁっぁあーーーー!!
 やっ止めろっ!!笹ざっ・・ふごっ・・・・ごぇ・・・」
もがく自分を、笹崎は男の力で強引にねじ伏せている。
叫び続ける顔を掴まれると、喉の奥深くまで肉棒を挿入してきた。
「小池様・・・少々煩いですな・・・・
 煩いお口に栓をさせていただきます・・・・」
「ごえぇぇ・・・ふがっ・・・」
息ができないどころか、猛烈にえずく程奥深く挿入されたペニス。
混乱して自分がどういう格好をしているか理解できないが、脚がこれ以上ないほど広げられおまんこにバイブが猛烈な勢いでピストンさ

れているのは分かった。

(・・・・いっ・・・息ができない・・・・
 し、死んじゃう・・・・・)
再び死を意識したとき、再び自分の中で理性が消えるのが分かった。
洋二に下僕みたいな人間に犯し殺されるという惨めな死に様を見てもらいたい、そんな破滅願望が表層化した。 
百合は一切の抵抗を辞め、身体を脱力させ、喉への挿入と陰部への破壊的なピストンを受け入れた。
窒息で薄くなった意識の中で、下腹部は別の生き物のようにくねり、痙攣をしていた。

意識を完全に失う一歩手前で、百合の口に突っ込まれていた笹崎の肉棒が引き抜かれた。
”・・・ぐぇぇ・・・・げほっ!げほっ・・・”
身体中を震わせてえずく百合の脚を大きく広げ、躊躇なく笹崎は自らの肉棒を百合の中に入れた。
”・・・・はぁっ・・・・はぁっ・・・・あぁぁぁぁ・・・・あぁぁっぁあ・・・・”
痴呆になったように自堕落なあえぎ声を上げる百合に、笹崎は苛立たしげに言った。
「小池様っ! 全く締りがないではありませんかっ。
 これでは、使い古したオナホールのほうが余程手応えがあります。」
「・・・あぁ・・・無礼者ぉ・・・お前のちんぽがっ・・・・情けないん・・・
 あぉお・・・私のおまんこを・・・・あぁ・・もっと気持ちよくしなさい・・・」

淫靡な声を上げるばかりで、開きっぱなしの陰穴に苛立たしげに舌を鳴らした笹崎は、百合の首に手を掛けゆっくりと力を加え始めた。
「・・・ごぇぇぇ・・・・ごぶっ!・・・・ごぇぇぇ・・・」
首を絞められている百合は抵抗せず、半白の目になっている。
笹崎は、嫌らしい笑みを浮かべ百合に語りかける。
「はは・・・少しだけ締まって来ましたな・・・・
 ・・おっ!・・・たまに痙攣するような・・・・少しは小池様のガバマンが役に立ってきましたぞ。」
(あぁ・・苦しい・・・笹崎のような下僕に、奴隷まんこを蔑まれ犯されながら殺される・・・・
 死姦されてるみたい・・・で・・・・素敵・・・・)

朦朧とした意識の中、被虐の絶頂に達しかけたところで笹崎は首から手を離し肉棒を抜いた。
「ごほっ!・・・ごほっ!・・・・
 ・・・笹崎?・・・・えっ?・・・・あぁぁっ!」
”パシッ”
そのまま犯し殺さなかった笹崎を怪訝な目で見た百合に構わず、笹崎は強引に百合を裏返すと力任せに豊満な尻を引っ叩いた。

「多少はましになりましたが、やはり緩過ぎてとても逝けそうにありません。
 後ろからさせていただきます、早く高く汚いけつを上げてくださいっ!」
百合は淫靡な笑みを浮かべ、尻を高く上げ自らピアスを指で広げ腰を振って答えた。
「無礼者・・・・ふふっ・・・笹崎。
 お前もこの変態まんこが大好きなんでしょう?
 今日はお前のちんぽで、私の変態まんこに好きに種付けをしていいわ・・・」

百合の言葉を無視して笹崎は、高く上げられた尻で開きっぱなしになっているアナルに一気に自分のものを突き刺した。
そして激しい注入運動を加えた。
「ぃぃぃ・・ひぎゃぁぁぁっ!ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
痛みきったアナルに遠慮のない挿入をされた百合が特大の悲鳴を上げた。
「きゃぁぁぁ!! 痛いーーーーーっぎゃぁぁっぁぁ・・・・」
百合の薄っすらと血が滲んだアナルは、そこだけ別の生き物のように収縮を繰り返している。
泣きながら身を前に移して逃れようとする百合の髪を、後ろから笹崎が鷲掴みにした。
「はぁ、はぁ、アナルもガバガバかと思いましたが、なかなか気持ちようございます・・・・」
百合は左手を床に着き、尻を抱えられた体勢で髪を掴まれ醜くゆがめた顔を晒しながら犯されている。
意味を成さないような叫びを発して、身をよじらせ逃げようとするが笹崎に抱えられるようにされて拘束されている。
それでいながら無意識にか右手を激しく自らのクリトリスに擦りつけている。

「ぎゃんっ!ぎゃんっ!ぎゃんっ!ぎゃんっ!ぎゃんっ!・・・」
髪を掴まれ鼻水や涙でぬらした顔を上げ、挿入のたび獣のような声を発する百合の視界に洋二の表情が移った。
洋二は醜くゆがんだ百合の顔を正面から満足したような表情で見つめていた。
(獣の雌のように鳴きながら犯される私を・・・・・あんなに嬉しそうに・・・・・
 ・・・見て、洋二。・・・・)
自分の尻を叩きながら蔑みの言葉を浴びせる笹崎の声を聞きながら百合は頭の中が白く染まって行くのを感じていた。
”ぱんっ!ぱんっ!・・・”
「・・・あぁっ!・・・またガバガバになってますよっ!
 っちっ!この変態メス豚がっ、だらしないのはまんこだけじゃなくアナルもですかっ?」

笹崎は百合の身体を強引に裏返し、正上位の姿勢で菊穴に荒々しいピストンを続けた。
「おぁぁぁぁ・・・・、ひっ、ひゃぁぁぁぁ!!」
顔中涙や鼻水で濡れさせながら叫び続ける百合は、ベットに置かれていたタオルを手に取った。
笹崎に荒々しく犯され絶叫を上げながら、手に取ったタオルを首に巻きそれを自ら左右の手できつく締めた。
「・・・ぅ・・ごぇぇ・・・・」
白目を剥き、口を大きく開いた百合の顔を見ながら笹崎は笑いながらより激しくピストンをした。
「はははは。小池様、いいところに気づきましたね・・・
 小池様のだらしないけつ穴がいい具合になってきました!
 ・・・私が小池様を締めて差し上げましょう。」
百合の手からタオルを奪うと首を締め上げた。
「おぉ・・・なかなか具合が良くなって来ました。
 これでしたら、防腐処理して当ホテル共用のダッチワイフとして利用させていただけます。」
薄っすら赤く充血した顔に、先ほどより大きく口を開け白目を剥いた百合は体中を貫くような感覚に本能を預けた。
手を伸ばしバイブを取るや、笹崎の前でぱっくりと口を開き姿を晒している自らの秘穴に突き刺し両手で激しく抜差を始めた。

(洋二・・・洋二見てっ・・・・
 あなたに変態に調教され、笹崎如き下僕に犯し殺され百合の末路を見てっ!
 死んだ後も変態ダッチワイフとして利用される・・・)
自らの嫌らしく改造された身体が、死後ダッチワイフとして多くの人間に使われる惨めさを想像したとき最後の理性を弾けさせるほどの

絶頂が訪れた。
「お、おぉぉぉ・・・・
 あぁ、小池様・・汚らしいけつ穴をお借りしますっ!っくっ!!」
百合のアナルに大量の射精をした笹崎は、百合の首を絞めていたタオルから手を離し粗い息で胸を弾ませた。

「げほっ!!げほっ!!ごほっ!!」
百合は激しいえずきをしながら、バイブが突き刺さったままの腰を何度も痙攣させるように跳ね上げている。
バイブがぼろりと抜けさせるほどの激しい痙攣が、途方もない絶頂を物語っている。
痙攣が治まってからも百合は脚を指先まで伸ばし淫らに収縮する秘所を、精液を垂れ流したアナルを笹崎に見せ付けるように晒している


それを見ている笹崎の肉棒は猛々しさを取り戻しつつあった。
痴態を見せている百合を跨ぐようにして笹崎は百合の口元に自らの肉棒を持って行き、百合の髪を鷲掴みにして顔を上げさせた。
「・・げほっ!!
 笹崎ぃ。さっきから逝きっぱなしなのぉ。
 おまえのおちんぽで、ほてりを醒ましなさいぃ。」
涙目で媚びる様な声で訴える百合に、笹崎は笑みを浮かべ答えた。
「小池様の汚いけつ穴に入れた私の肉棒を、お口で清めて頂けますか?」
「あぁぁ・・・素敵よ、笹崎ぃ・・・もうこんなに逞しくなって・・・
 お前の好きに私の口を使いなさい。」
髪を鷲掴みにされたまま、百合は口をまるでダッチワイフのように丸く広げた。

笹崎はにやりと笑うと、百合の頭を両手で固定すると開かれた口へのピストンを開始した。
「・・・ごぇぇっ!・ふごっ!・・ふごっ!」
「今日は徹底的に小池様の汚らしい変態な身体に射精させていただきますっ!」
両手で挟んでいた百合の顔を放り投げ、脚を広げさせると百合の剥き出しにされたクリトリスを吸い出した。
「あぁあ、はぅっ!
 笹崎ぃ、早く百合を犯し殺してぇぇっ!!
 百合を変態ダッチワイフにしてぇぇぇ」

洋二は今日何杯目かになるシャンパンを自らのグラスに注いだ。
寝室に置かれたソファーに身を沈めている洋二の前では、一対の獣による交りが先ほどから広げられている。
荒々しい雄の行為と、甲高い獣のような雌の叫び声が占めるベットの上の痴態を、洋二は遠いものを見るような曖昧な視線で眺めていた


(・・・俺の色に染まれ、か・・・・)
男の味も知らなかった出会ったときの百合と、今獣のように犯され絶叫を上げ続ける百合、随分変わったと思うべきだろうが、洋二は
(あのころのまま、だな。) と思った。
犯されながら、獣のような顔をしながら、百合は時々媚びるような、挑発するような視線を洋二に向けてきた。
その視線をしっかりと受け止めながら洋二は思った。
(・・・・百合は何色にも染まる・・・・)
とすると、男の目に触れることのなかった彫刻のような清らかさからピアスや刺青に彩られ緩みきってしまった秘穴やアナルになってし

まった百合の身体も、男を知らなかった百合が見ず知らずの人間も含め多くの男の精液を受け入れてきた穢れも、ともに洋二自身の色と

いうことであろう。

「・・・河野様・・・・笹崎、小池様のお身体を堪能させていただきました。
 誠にありがとうございます。」
笹崎が洋二の前で深々と頭を下げたのは、小一時間ほど経ち本日3度目の射精を百合の顔にし自らの肉棒で顔に塗りたくった後であった。
笹崎の目を見てゆっくりと頷いた洋二は、ベットの上で荒い息をしている百合の元に歩を進めた。
上から見下ろすように見る洋二に気づいた百合は、精液を塗りたくられた顔のまま脱力した笑みを浮かべた。
「・・・・・百合・・・・・ 満足したみたいだな・・・・」
媚びるような目で洋二を見ながら百合は答えた。
「洋二ぃ・・・笹崎に逝かされちゃったわ・・・
 見てぇ・・・笹崎に苛められたおまんこ、まだ苛めてってぴくぴくしてるぅ・・」
精液を垂れ流しているおまんこを広げながら答える百合に洋二は無表情な顔で告げた。
「惨めに逝かされた償いを、どうするつもりだ?」
そう告げられた百合は脱力した顔に取り付かれたような笑みを浮かべて答えた。
「あぁ・・洋二。だらしない百合を殺してぇ・・・・
 私を変態ダッチワイフにしてぇ・・・・」
「よし、お前を死姦用のダッチワイフにしてやる。
 笹崎君、手伝ってくれ。」

脱力しきった百合を笹崎と抱えリビングに運ぶと円形の木板に固定すると、滑車を回し脚をほとんど180度に近いほどに広げさせた。
百合は開脚の痛みに眉間を顰めつつ、洋二と笹崎を見て挑発するように言った。
「笹崎ぃ、お前が私を犯して逝かせたせいで、私殺されちゃうのよぉ・・・
 あぁぁ、お前に出された精子が百合のおまんことアナルから垂れてるぅ。
 死んでもお前如きにダッチワイフとして使われるなんてぇ・・」
精液を垂れ流している秘所を晒しながら話す百合に、笹崎は完璧なホテルマンの顔で少し困ったような顔で答えた。
「小池様・・・・このように開きっぱなしでは、当ホテル従業員用のダッチワイフには出来ません。
 生ごみとして処分するのも大変ですから、もう少しそのだらしないおまんことアナルを締めていただきませんと・・・」
「ぶ・・無礼者ぉ。ありがたく精液処理に使いなさいっ!
 よ・・・洋二ぃ、洋二にガバガバにされたおまんことアナルじゃ使い物にならないと・・・笹崎が無礼なこといってるのぉ。」
「ふんっ!学園の教職員用にもならないだろうな、こんなだらしない穴では・・・」
「ひ、酷い・・・洋二ががばがばにしたんだから、洋二が使ってぇ。」
縋る様な百合の声を無視して、木板ごとゆりの身体を回転させた。
開脚されたまま逆さ釣りにされた百合の、牡丹の刺青が施されたおまんこが二人の目の前に晒された。
洋二は"ある物"を取りに寝室へ向かった。

「!!!・・・・・はぁっ、はぁっ、はぁっ、」
戻ってきた洋二の手にその"ある物"が握られているのが目に入った途端、百合の息遣いがより激しくなった。
"ヒュッ"
洋二が手にしたそれで空気を引き裂く音を耳にした百合ののどから小さい悲鳴が漏れた。
柄の部分も含め40cm程の、黒い棒状の"それ"により与えられる苦痛と傷を百合は一度だけ経験したことがある。
百合の豊満な尻を一撃されたときの、耐えがたい絶望的な痛みとくっきりと残った傷跡を脳裏によみがえらせた。
「はっ、はっ、はっ」
過呼吸のような息遣いの百合の固定された太ももを鋭く一撃した。
「っっ!! ぃぃぃぃひぎゃぁぁぁぁぁぁっ!!!」
切り裂くような百合の悲鳴に、歪んだ笑みを浮かべながら洋二は百合に告げた。
「ふふ・・・いい声で鳴くじゃないか、百合。
 一本鞭の味を思い出したか?
 これでお前を殺してやる・・・・・お前のこの剥き出しにしたクリトリスを思い切り叩いてやる。
 ははは・・・・」
笑いながら百合の顔の前、一本鞭で空気を切り裂き続けた。
恐怖で体中を痙攣させている百合の太ももは、先ほどの一撃により早くも棒状の蚯蚓腫れをしている。

「ひぃぃぃ。きっ、きゃぁぁぁぁ!!」
恐怖で顔を歪ませながら悲鳴を発している百合に洋二は追い詰めるように語りかけた。
「百合・・・百合っ!殺してやるぞ・・・
 これで、お前のクリトリスを切り裂いてやる・・・・
 お前は、痛みで無様なまんこを晒しながらここで死ぬんだっ!!」
泣きながら狂ったように百合は叫んだ。
「ひぃぃぃぃ!!
 こっ、殺してぇ!わたしのおまんこを切り裂いてぇ!!
 こっ、怖いぃぃ!洋二に殺されるっっ!殺してぇぇぇぇ!!」
ピアスによって飾られた陰部は、別の生き物のように収縮を繰り返し時折滑りきった赤い内部を覗かせている。
今から悲惨な扱いを受けるであろうリングピアスにより剥き出しにされたクリトリスは、ぷっくりと勃起をして撃たれるのを待っている

かのようだった。
錯乱した百合の言葉を聴いた洋二は、最後に百合に残忍な笑みを向けると鞭を大きく振りかぶった。
恐怖で錯乱した百合は、全身を瘧のように震わせ、人間とは思えないほどの金切声を発して絶叫している。
「きぃぃぃーーーーーーーーーーー!!」
「はははは・・・行くぞ、百合っ!!」
(し、死ぬわ・・・・洋二に殺してもらえる・・・・)
洋二が鋭く鞭を振り下ろすのを見た百合は、完全に気を失った。
意識を失くすとき、百合の耳は潮騒を聞いていた。

12/04/04 06:00 (EEZzscug)
8
投稿者: 乱歩 ◆zdZtGDEfjU

新学園の具体的な運営体勢に関して数日間徹底的に話し合ってドラフトを作成したい、そんな提案を受けたのは採用が決まってから1年近

く経った初夏のころだった。
翌年の開校を前に、理念やビジョンといった抽象的な事項の決定が終え、新入生の受け入れや具体的施策の決定に関する大詰めの時期で

あった。
彼が創業準備に際して、プロジェクトチームの人選と役割の明確化それに判断が曖昧な事項の決定のみ主導して、具体的事項の作成には

あまり関わろうとなかった。
そのなか彼は、百合を含むプロジェクトメンバーとの対話の機会を多く持った。
全体の理念に反れるような具体的事項が検討されているようなとき的確に修正する様子を見ると、全体の動きをかなり細かいところまで

把握しているようであった。
世間やプロジェクトメンバーの中に共有されていた懸念、派手なキャリアを送ってきたスーパーマンのちょっとした名誉欲を満たす暇つ

ぶし、を払拭するほどの時間や労力を河野はこのプロジェクトに力を傾けていた。
河野は、教育理念や教員としての心構えなど精神的な分野のを主体に百合と話を持つ機会が多かった。
やがて半年を過ぎたころから話の内容は、百合自身の話や人間性を探るような話が多くなって行った。
「合宿、というわけではないのですが・・・」
そんな頃に彼の提案を、百合は当然のように素直に受けた。

「ははは、これでここには小池先生と私だけです。」
飛び立って行った飛行機を呆然と見送る百合に、優しい笑みを浮かべ洋二が言ったのは7月の半ばだった。
河野家が所有する回転翼機によって東京から数時間南に飛んだこの地は、河野家の所有する”島”であった。
「・・・なんだか現実離れしていて・・・少し混乱してます。」
呆然としている百合に、少しあわてた様子で洋二は言った。
「小池先生、向かう先を内緒にしていてすみませんでした。
 ただ、自家発電機が付いている別荘がありますので落ち着いて話が出来ると思いませんか?」
「いえ、不満とかではありません。
 私のような庶民には全部が現実離れしていて・・・・驚いてます。」
「はははは・・・値段もつかないような土地ですよ。
 さっ、別荘に行きましょう。」

別荘はよく手入れされているのか、清潔で少しレトロな洋館風なものだった。
「小池先生、2階の奥の部屋を使ってください。
 部屋にバスルームもありますから、荷物を置くとともに汗でも流してください。」
洋二の声に送られ百合は部屋へ向かった。
(・・・・やっぱり何か・・・あるのかしら・・・・・)
部屋のセミダブルのベッドに腰を下ろすと、後ろ向きに倒れながらしみひとつない天井を眺めながら思った。
30を目前にしながら男を知らなかった百合でも、男女で一所に5日もいるということがどういうことかは分かっていた。
・・・・ワタシノキモチハ・・・・・
自分の気持ちを問うように胸に手を置くと、不安ももちろんあったが望んでいたような、喜びの気持ちのほうが大きかった。
まず美人と言っていい容姿の百合には、これまで男からの誘いが少いわけではなかった。
しかし、そういった交際に関心がなかったし、そういった感情を持つような相手はいなかったので、男女交際自体経験がなかった。
・・・・・アノヒトナラ・・・・・
尊敬というより強い、崇拝といった念を洋二に向け始めている百合にとって洋二とそういった関係になるのは、やはり喜びの気持ちが最

も大きかった。

シャワーを浴び、この日のために用意したレース地の下着を身に着け、百合は一階のリビングに向かった。
洋二は、彼女に入れる紅茶のためにお湯を沸かしていた。
彼女の前に、香ばしいダージリンが注がれたウェッジウッドを置きながら洋二はとりとめもない話を始めた。
30分ほど経ったころ、洋二が徐々に仕事の話を始めた。
「小池先生。私には信頼できるパートナーが必要なんですよ。」
河野の真剣な声に、
「理事長。私がなれるものなら、是非その役目を私に。」
百合はまっすぐな目を河野に向けて答えた。
「・・・パートナーとは、具体的にどのような・・・・」
胸の鼓動が聞こえてくる、顔にそれを出さないよう注意しつつ百合は質問した。
洋二が百合の顔を見て、僅かに顔を綻ばしたのを見て、自分の気持ちに気づかれたかと思い鼓動がより早くなった。
しかしそれに続いた河野の言葉は、百合の鼓動を早めるのに十分な響きを持ったものであった。
「私と一体になってもらうことです。
 完全な信頼関係、隔てのない信頼関係がほしい。」
 ・・・それで、私の入れない現場を見る目が欲しい。現場で私と完全に共有できる基準で判断を下せるリーダーが欲しい。」
そこまで一気に話した洋二は、一旦言葉を切り百合の目を真直ぐに見て聞いた。
「小池先生。私と完璧なパートナーシップを持ってもらえますか?」
その言葉の意味を取り違えてはいないことを、洋二の目の色から確信した百合は力強く頷いた。
「私に出来るのなら、私で良いのであれば・・・・是非。」
洋二は百合を見詰めながら頷き返すと、ふっと力を抜きソファーに身を委ねながら天井を見ながらふーと息をついた。
「ありがとう、小池先生。
 それを、この合宿中に築ければ、と思います。」
百合は顔を赤く染め小さく答えた。
「はい。よろしくお願いします・・・・」

河野の提案で島の砂浜に散歩に出かけたのは、それから簡単な食事を取ったあと、日が傾き始めた頃だった。
百合が食後に紅茶を飲んでいる間、洋二は別荘からダンボールやクーラーボックスを運び出していた。
「・・・あぁ、ちょっと"準備"を、ね。
 休んでいてください。」
手伝おうかと聞いた百合に、洋二は優しい笑みを返した。

「気持ちいい風・・・・」
百合は島を訪れる風に目を細めた。
真っ白い砂浜に並べて二人は腰を下ろした。
背後には、先ほど洋二が運んでいた荷物が積まれていた。
「キャンプファイアでもしてみないかい?」
いたずらっぽい目付きで河野が提案した。
同意した百合を、洋二は砂浜に詰まれた乾木のところまで案内した。
「あぁ、予め指示しておいたんだよ。」
準備のよさに驚いた百合に、洋二は当然のように答えた。
(・・・呆れたわ・・・・
 なにか、夢の中にいるような・・・・)
現実離れした環境で、二人で木組みを作っている百合は童心に返ったような心地になってきた。
「はは、小池さんがこんなに笑っているのを見るの初めてですよ。」
「・・・河野さんもです。いつもと違いますよ。」

木組みが終わり点火した炎がそれらしくなったのは、すっかり日も落ちた頃だった。
身体を寄り添うようにして座っていた河野が、炎を見詰めながらぽつりぽつりと話を始めた。
「小池さんの笑っている顔をはっきりと見たのは始めてかもしれませんね・・・」
洋二の身体に身を傾けつつ、百合は穏やかな気持ちで洋二の話を聞いていた。
「僕は人間に興味があるんですよ・・・
 だから、教育なんて専門外のことをやってみたい、といつからか強烈に思うようになった。」
洋二は、炎に枝を入れつつ話を続けた。
「色々な建前、仮面といってもいいかもしれないが、を身につける前の子供たちと、接してみたい、観察してみたい。
 それには教育の場を作るのが一番いいと思ったんだ。」
百合はゆったりと笑いながら答えた。
「それで学校を自分で作ろう、とは普通は思わないわ・・」
「はは、僕は恵まれた環境を生まれながらに与えられたぼんぼんだからね。」
河野は自虐しいたずらっぽく笑って答えた。
「私たちは普段色々な仮面を付けて日々を過ごしている。
 しかし、その色々な仮面をつけた自分が現実の自分でもある。」
まじめな顔に戻り洋二は話を続けた。
「普段付き合う他人としてはその顔で十分なんだよ。
 本当のパートナーになるためにはそれだけではだめだ・・
 今日今さっき君が僕の知らない顔を見せてくれたように、君の仮面の下の素顔を見たいんだ。」
「現実の君だけでは・・・・だめなんだ。
 君の”真実”を見たい・・・・僕の”真実”を知って欲しい。
 いい・・・かな?」
洋二から向けられた真摯な視線に、言葉の意味を完全には理解しないまま百合は頷いた。

洋二は、立ち上がると手に持った別荘の鍵を見せた。
怪訝そうな顔で見返す百合をそのままに、波打ち際まで歩を進めるとそれを思い切り海に向かって投げた。
「っ!! なっ何をしているの??」
驚き訊ねる百合に、河野は無表情で答えた。
「百合、君は恨むかもしれないが、僕たちは今日から迎えの来る4日後までここで動物のように暮らさなくてはならない。」
「えっ??なっ、何を言っているの?」
目を見開いて問う百合に、洋二は無表情のまま近づき答えた。
「剥き出しの互いを知るためだよ・・・
 今から俺は理性のない雄として振舞う・・・・
 獣にこんなものは・・・いらない・・・」
そういうと、怯えて固まっている百合に襲い掛かった。
「いっ・・・いやぁぁぁぁ!!
 やっ、やめて!こんなことしてただで済むと、あっあぅっ」
"パンッ”
服を無理やりに脱がす洋二に必死の抵抗をしていた百合のほほに平手が見舞われた。
百合の必死の抵抗にも関わらず、身に付けていたハーフパンツやポロシャツを剥ぎ取られ、下着は無理やり破りながら奪われた。
「あぁぁ、ひっひぃぃぃ」
悲鳴をあげ身体を丸めている百合をよそに、剥ぎ取った衣類をすべて燃え盛る炎に投げ込んだ。
「やっやめてぇええ」
百合の必死の訴えを無視した洋二は、自らも着用している衣類をすべて脱ぎ炎に投げ入れた。

「・・あっ・・・あぅぅ・・・」
震えながら泣いている百合に、洋二は近づきつつ言った。
「はは・・・その顔も始めてだよ・・・・
 俺は、お前を犯したいから、今から犯すよ。」
その声に反応するように跳ね起き逃げようとする百合の後ろから髪を掴み砂浜に引き摺り倒した。
「いっいやぁぁぁぁ!!!」
泣きながら絶叫する百合は、組み敷いてくる洋二の顔や胸に爪を立て必死の抵抗をする。
洋二は痛みに眉を顰めながら、無理やりに脚を広げると一気に百合の秘所へ挿入した。
「・・・ぎっ・・・ぎゃぁぁっぁぁっ!
 イタイイタイイタイ!止めてぇぇぇ!!」
”メリィ”という音が聞こえそうなほどの裂ける感覚に一瞬間をおいて絶叫した百合は、めちゃくちゃに洋二の顔や身体をぶち始めた。
"パシッ”容赦のない平手を百合に見舞い、必死に抗うその両手を百合の頭の上で掴んだ洋二は激しいピストンをしたまま言った。
「はは・・・百合、お前処女だったのか。
 お前の大切に守っていた処女は、こんな野外で獣のようにレイプされるためのものだったんだなぁ!」
「いやぁぁぁ、やめてぇぇぇぇ
 あっ、中に出さないでぇぇ!!」
中に射精される感覚に、百合は泣きながら絶叫した。
「あんまりお前のまんこの具合がいいから、もう逝ってしまったよ。
 このまま、もう一発子種を注いでやる。」
「いやぁぁぁぁ!!イタイイタイイタイ!」
涙と鼻水で顔中を濡らして、絶叫している百合に構わず洋二は激しいピストンをした。
「はは、いつも取り澄ました顔をした百合が、凄い醜い顔で泣き叫んでるな。
 流石に30年近く守ってきた処女まんこは違うなぁ、ほら孕めよ、堕ろしてやるから安心して孕め!」
洋二は2度目の射精を百合の一番奥にぶっかけた。

「ほら、水だ。」
脚を開いたまま気を遠くしている百合にミネラルウォーターのボトルを投げると、洋二は炎の傍に戻り横になった。
脱力した百合の秘所からは、血に混じって洋二の4回分の精液が垂れ流れていた。
泣き付かれて呆然としていた百合は、そのまま30分ほども身じろぎもせず横たわっていた。
・・・・・ニゲナイト・・・・・・
ようやく僅かに思考を取り戻した百合は、洋二を窺うと軽い寝息を立てていた。
・・・・・ニゲナイト・・・・・・
混乱し過ぎた頭ではそれ以上の考えは浮かばず、百合は静かにミネラルウォーターのボトルだけ掴み逃げ出した。
・・・・・トオクニ、ニゲナイト・・・・・・
百合は裸のまま秘所から血と精液を零しながら、砂浜を離れ島の林へとふらついた脚で向かった。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ、」
砂浜から出来るだけ遠くへ、と考え歩を進めるが、裸足は石を踏むたびに痛み、途中葉に切られたのか脚や腕から軽く出血している。
・・・・・コレハユメ??・・・・・
見知らぬ島で、一糸纏わぬ姿で歩いている状況を現実とは思えず、レイプされたことも幻ではないかと思ったりもしたが、自らの秘所の

痛みや違和感が現実であることを思い出させた。
・・・・トオクヘ・・・・
それだけを考え歩き続けると、林が途切れがけのような岩場へ出てきた。
そこは、島の砂浜の反対にある崖だった。
ふらふらと崖上まで歩いた百合は、下をぼんやりと見た。

・・・・・キットコレハワルイユメ・・・・・
現実に戻れるような気がして、崖下に吸い込まれるように足を踏み出そうとしたとき後ろから聞き覚えの声がした。
「勝手に何をしているんだっ!!」
ぼんやりと振り向いた百合の目には、怒りを浮かべた"父”の顔が映った。
・・・・・ワタシヘノバツ?・・・・・
その表情のまま近づいてきた新しい"父"は、容赦なく百合に平手を見舞った。
百合が衝撃に身を岩場に投げ出されると、またしてもその場でのレイプが始まった。

"パンッ!パンッ!パンッ!"
百合を四つん這いにさせ、バックから犯しながら洋二は容赦のない平手を豊満な尻に放った。
「勝手なことしやがってっ!!
 お前は俺の雌なんだから、勝手に逃げ出すな!!」
百合の膝は硬い岩に擦れて血を滲ませているが、より大きな痛みで気付いていなかった。
秘所への痛みは先ほどより薄れたものの、傷口を擦るような痛みがあり百合はまた鳴き声をあげた。
「いっ、いたいぃぃ!!ごめんなさいぃ!!許してぇ!!」
泣きながら犯される百合の秘所に、5回目の射精をした洋二は百合を軽々と肩に担ぐと砂浜に向かった。
「ぅぅ・・・なんでぇ・・・
 なんで、こんなことぉ・・・・」
泣きながらの百合の訴えを無視して月光を頼りに暗闇の中歩を進め、砂浜に着くと木組みの燃えカスの近くに放り投げた。
”ドスンッ”
「ぐぇぇ・・・もう堪忍してぇ。」
洋二は、ダンボールに向かうと何かを取り出し百合に近づいてきた。
怯えて身を竦める百合の首に何かを巻きつけ、それに何かをしている。
それは、南京錠付きの首輪であった。
首輪からは、20mほどの鎖が伸びているようだったが、それを洋二は木組みの燃え残りで砂浜に突き刺さったままの木材につないだ。
「また勝手なことをされては面倒だからな。」
それだけ言うと横になった。
百合は、真っ白くなってしまったような頭のまま横になるといつの間にか眠っていた。
・・・・・キットコレハワルイユメ・・・・・

照りつけるような日差しで目を覚ました。
酷くのどが渇いていたので、傍らに有ったミネラルウゥーターを一気に飲み干した。
寝ぼけた頭がはっきりとしてきて、何も遮る物のない砂浜で自分が裸でいることに気づいた。
「ぅぅ・・・」
身体を手で隠しながら、恨みをはらんだ目を洋二に向けた。
洋二は既に起きていて、簡易式バーベキューセットの準備に取り掛かっていた。
「起きたか、食事をするからこっちへこい。」
洋二は平然と百合を見ながらそういった。
「食料は肉だけだ。調味料も塩しかない。
 あとは、水だけだ・・・早く来い。」
百合は洋二の言葉を無視して、ただ恨みの目を向け続けた。

肉を食べ終えた洋二は、百合に近づいてきた。
逃げようとするが、首輪があり逃げられない。
鎖の届く範囲で逃げたが、洋二に捕まり砂浜に引き摺り倒された。
「明るいところで見ると、本当に犯し甲斐のある身体しているなぁ」
「いっいやっ。やめてっ!!」
抵抗する百合に対するレイプが今度は白昼で行われた。
2度の射精後に開放された百合は、もう身体を隠そうとはしなかった。
洋二の前で脚を広げたまま2度目の顔に出された精子もそのままに、荒い呼吸を繰り返していた。
洋二は、百合の頬を掴むと無理やりに口を開かせ顔に出されている精子を指で口に入れ命じた。
「飲めっ、飲むんだっ!」
砂交じりのそれを飲んだ百合を見ると、満足そうに言った。
「よし、よく飲んだな。
 褒美に身体を洗ってやる、砂だらけのお前を抱くのもいやだからな。」
というと、鍵を取り出し首輪をはずした。

抵抗する気力もなくし、脱力している百合を肩に担ぎ海まで運んだ。
百合を海に下ろし、身体を海水でぬぐい始めた。
秘所に染みるような痛みがあったが、百合はただなされるままにされていた。
「あぁ、想像していたとおり素敵な身体だよ。」
うっとりとした顔で洋二がつぶやき、指を秘所に入れ乳首を口に含んだ。
「んっ、痛いわ・・・・」
なされるままに身体を味わわせている百合が訴えると、洋二は顔を上げ言った。
「どこが痛いか言ったら止めてやる。」
と言うと、百合の腰を脇に抱え、後ろから激烈な勢いで指をピストンさせた。
「いっ、イタイーーーーー!!」
「早く言えっ、どこが痛いか、早く言えっ!」
屈辱と痛みに顔を歪ませて百合は、叫ぶように言った。
「ぅぅ、おぅ、おまんこが痛いのぉぉ!!」
その言葉を聞いた洋二は、指を抜き、優しい顔で百合を撫でながら言った。
「よし、よく言えたな、百合。
 百合がえらかったから、止めてやるぞ。」
百合は幼児のような顔を彼に向けた。
・・・・・ユルシテクレタ・・・・・・
海から上がり再び洋二に首輪を嵌められる時、百合は従順になっていた。
洋二は、新しいミネラルウォーターを百合に渡すと、少し離れたところで横になった。

「ねぇ、また海に入りたいわ・・・・」
横になっている洋二にそう百合が声を掛けたのは、それから30分程経った後だった。
(あぁ、おしっこがしたい・・・・)
我慢が限界に達したとき、意を決して百合は声をかけた。
洋二は、寝返りを打ち百合を見詰めるた。
暫くするとにやりと笑みを浮かべ答えた。
「・・・駄目だ。」
百合は洋二をきっと睨むと、黙り込んだ。
(あぁ・・・もう我慢できない・・・)
海に入り冷やされた身体は、海から上がったとき既に小さい尿意を催していたが、それをどうしようか考えているうちに限界に近くなり

海でしてしまおうと意を決して声を掛けたのだった。
そんな事情を見抜いたかのような洋二の顔を睨みながら額から苦渋の汗を出し、百合は怒鳴りつけるように言った。
「トイレに行かせてっ! この変態っ!」
洋二は余裕の笑みで罵詈を受け流し、百合に近づいた。
(あぁ、海でもいいから早く・・・)
洋二は百合の首輪に手を掛けると、それを手際よくはずした。
「トイレはない。海でするんだな・・」
というと、百合の手を引き海へ向かった。
そわそわするような覚束ない足取りの百合が海に入り、腰の浸かる位の深みに向かおうとしたとき、百合の背後にいる洋二は突然百合を

背後から抱え上げた。
「えっ!?なっ何??」
驚く百合の肩を頭に回させるや、百合を抱え上げ脚を背後から抱え上げた。
「ほらっ、海で小便がしたかったんだろ?
 手伝ってやるから、早くしろっ!」
秘所を屈辱的な格好で白昼晒された百合は必死の抵抗をした。
「いやっ、変態っ!いやぁぁ、
 ・・・あっ、あぁぁぁ・・・・・」
"シ・・・シャァァァ・・・・・”
一度出てしまったそれは止まらずに高い放物線を描き海に撒かれた。
百合の小水を見ながら洋二は笑いながら言った。
「はははは・・・勢いよくでるなぁ。
 きったねぇ小便、海に撒き散らかして。」
「いやぁぁぁ、見ないでぇ・・・」

出し切った百合がぐったりとしていると、洋二はそのままの姿勢で波打ち際まで運ぶと百合を地面に下ろした。
百合の泣き顔の前に、怒張した肉棒を晒しながら洋二は百合に言った。
「お前は俺に嘘を付いたから、その罰を受けるんだぞ。
 小便がしたいくせにそれを隠して海に入りたいなどと言ったのがそれだ。」
・・・・・ウソ?・・・バツ?・・・・・
洋二に言われたことを反芻している白くなりかけた頭に、目の前の怒張した肉棒から小便が掛けられた。
空ろな顔で小便を頭から掛けられるままにしている百合に、小便を出し終えた洋二が襲い掛かった。
百合の弱弱しい抵抗を排して、百合を砂浜に押し倒すと69のような体勢で両脇に脚を抱えた。
「お前の汚い小便が出たまんこを舐めてやる。
 だからお前もおれのちんぽを綺麗に舐めろ!
 口を大きく開け!」
「いやっ!なんでそんな汚らわしいものを!
 いっ、いたいぃぃ!!」
抵抗する百合の秘所に洋二は歯を立てた。
「いたいいたいいたいっ口開くから堪忍してぇ・・・」
大きく開かれた百合の口に、洋二の肉棒が即座に入ってきた。
「ごぇぇぇ・・・・ふごっ・・・ごぇぇ・・・・」
喉を突かれるような感覚に、鼻水を出しながらえずいた。
薄くなる意識の中、自らの秘所が舐められているのを感じた。
(あぁ・・おまんこが気持ちいい・・・)
初めてセックスの快感を自覚した。
(私犯されて感じてる・・・あぁレイプされて感じてるわ・・・・)

口から肉棒が抜かれ、即座に正上位の体制で挿入された。
「あっ、あっ、あっ、」
痛みの中に今までなかった快感が混じっているのが分かる。
「いい顔をして、いい声で鳴くようになってきたじゃないか・・・」
洋二は自らの上で満足そうな顔を浮かべていった。
「だっ、だれがぁぁ・・・・
 あぁ、あぉっ、あぉっ、あぉっ・・・あぁぁ・・・」
「綺麗だ、百合。あぁ、もう逝ってしまうぞっ!
 しっかり受け取れっ、逝くぞっ!」
「ぁんっ、ぁんっ、ぁんっ、・・・ぁ・・・あぁ・・・・」
秘所の奥に暖かいものが注がれる感覚を、口を半開きにしながら感じていた。
百合の上で荒い息をしていた洋二が、目を細めつつ百合の顔を見て言った。
「・・・あぁ・・・色々なものが落ちた、素のままの顔になってるよ・・・・
 素敵だ・・・キスをさせてくれ・・・」
力の抜けた顔に洋二の顔が近づき、そのまま口を合わせ舌を入れてきた。
・・・・・ワタシノハジメテノキス・・・・・
ぼんやりとそんなことを考えたが、洋二の行為に抗うようなことはしなくなっていた。

それから、何度かの性交があり、何本かのボトルを空にして、身体を休めるように横たわる百合に声が掛けられたのは、日が傾いた頃だ

った。
「・・・百合、腹が減ってるだろう?
 肉を焼くから、こっちに来て一緒に食べよう・・・・」
穏やかな顔で手招きしている洋二の提案に、百合はよろよろと四つん這いになり、素直にそのまま彼の近くに這って行った。
バーベキューセットの近くにちょこんと座る百合に、洋二は顔中で笑いながら
「よぉし、いい子だぞ、百合。
 今旨い肉を焼いてやるから待ってろよ。」
というと、熱した網の上に肉を置いた。

食事は、塩を振っただけの肉を網から直接手に取り口に運ぶという、酷く原始的な様式で行われた。
最初それを行おうとしたときは、あまりの熱さに肉を砂浜に落としてしまった。
しょんぼりとした顔で落とした肉を見ている百合に、洋二は優しい顔で近づくと落とした肉を拾い、ミネラルウォーターで砂を流して、

百合の口に近づけた。
"口をあけて"という洋二に、百合は子供が親にそうされた時のような表情で口を大きく広げた。
「・・・旨いか?」
丸一日何も食べていなかった百合には、旨いともいえなかったが十分ありがたいものであった。
目を反らしながらも頷いた百合の頭をくしゃっとすると、洋二は次の肉を焼くためにバーべキューセットに向かった。
食事を終え、暫く経った頃百合は、満足そうに足を放り投げて座っている洋二に近づいた。
「・・・・手がべとべと・・・・・手を洗いたい・・・・・」
俯きながら言った百合に、洋二は自分の脂と砂まみれの手を見て言った。
「・・・そういえばちょっと気持ち悪いな・・・・
 よし、百合付いて来い。」
百合の首輪を外すと、百合をつれて海に向かって歩いた。
百合は洋二に手を引かれ俯きながら従ったが、俯いた顔には照れたような笑みが浮かんでいた。

腰あたりまで浸れるくらいの場所まで行くと、手を洗うように言われた。
百合は、海の中で自分の手をごしごしと無心に洗っていると、突然洋二から水を掛けられた。
「はははは・・・・水遊びをしようっ!・・・それっ!」
手で掬った水を掛けられ戸惑っていると、何度も笑いながら水を掛けられた。
やがて百合は泣き笑いのような顔で反撃を始めた。
くすぐったいような感情に耐えているような顔だった。

30にもなった大人たちの水遊びが終わり、洋二が手を引き百合と砂浜に戻ろうとしているときだった。
「・・・百合?」
突然足を止め俯いている百合に、怪訝な顔で洋二が問い掛けた。
「・・・・・おしっこしたい・・・・・」
俯いたままそう言う百合に、優しい笑みで洋二は答えた。
「よく素直に言えたな・・・・百合・・・・・
 海でしたいか?」
ちょっと止まってから頷いた百合を見た洋二は、手を放していった。
「じゃあ、俺はここで待っているからおしっこしてきなさい。」
・・・・・マタヒドイコトサレルカモ・・・・・
不安から解放され、驚いたような顔で見上げる百合の目に、洋二の穏やかな顔が映った。
百合が深みに戻り用を足している間、洋二は反対側を向き手を組んで待っていた。
「・・・・・終わった・・・・・」
待っている洋二の下に戻ってきた百合は俯きながらそう言うとともに、洋二に掴まれる為に手を差し出していた。
その晩何度か行われた性交では、それまでの怒声や悲鳴が、囁く様な男の声とすすり泣く様な女の声に変わっていた。
眠りのため横になった二人の距離は、互いが手を伸ばせば届きそうなものだった。

12/04/04 06:01 (EEZzscug)
9
投稿者: 乱歩 ◆zdZtGDEfjU
肉を食い、セックスをして、水で遊んで、疲れたら眠って、水を飲んで、セックスをして。
3日目、百合は受動的ではあったが抵抗なくこの暮らしを送っていた。
洋二が照れくさそうに命じた、俺のちんぽをしゃぶってくれという洋二の言葉にも、ぎこちなくではあったが舌を肉棒に這わせることで

応じた。
あまり気持ちよくなかったであろうその行為に、顔中をくしゃくしゃにさせ喜び、百合を海に連れて行き丁寧に宝物のように身体をぬぐ

ってくれた洋二を見て、なんとなくだが彼の自分に向けられた感情や気持ちが理解できたような気がした。
・・・・コイビト、キョウイクシャ・・・・パートナー?・・・・・

二人の関係の定義が、曖昧なものから確信に変わる出来事が起きたのは、日がすっかり落ちた頃だった。
百合は脂汗を流していた。
この日二度目の食事を終えて暫くした後、胃袋にやってきた新しい住民が既住民を追い出すように強烈な訴えを起こし始めた。
・・・・・ドウシヨウ・・ドウシヨウ・・ドウシヨウ・・・・・
"排出行為を、それも大便をしているところを見られるかもしれない"
この屈辱には、大分薄らいでいる百合の理性が総力で抵抗をしていた。
しかし実は解決策を百合は見つけていた。
"洋二は、互いを曝け出しあった隠し事のもてないパートナーになろうとしている。"
"洋二が私に向ているであろう感情は怪奇なものだが、恋というのが最もそれに近い。"
"洋二の欲求は彼の言うパートナーになりたいという気持ちであって、征服欲や虐待欲ではない。"
彼女が曖昧に今の彼を定義したこれらの事項が、解決策を提示していた。
それでもそれを言い出せないのは、理性の喚起する恐怖心と、自分の定義への曖昧な信頼性からであった。


「・・・・洋二。
 ・・・・・大きいほうが・・・・・・したいの。・・・・・」
百合が意を決してそう口に出したのは、彼女の理性による我慢が限界に達した後であった。
洋二は百合のほうに寝返ったあと、じっと彼女を見つめた。
「・・・・ねぇ・・・・
 う・・・・うんちは・・・・どうしても恥ずかしいから・・・・・・
 ・・・隠れてしたい・・・ね・ねぇ?・・・・・・」
泣きそうな顔で懇願する百合を見つめていた洋二は、目を瞑り反対側に寝返りをうった。
「・・・・そこで・・・・・そこでしろ・・・・」
そういうと、それ以降百合の必死の懇願を一切無視した。

・・・・・ワタシハショウジキダッタ・・・・・
先ほどからしきりに懇願していた百合は、今は思いつめたような目をして横になっていた。
・・・・・コイツハニゼモノダ・・・・・
新しい”父”、出会ったときに抱いた予感は、時を経れば減るほど確かなものになってきて、この夢の中のような出来事でもそれはそう

だった。
そうした百合の信頼、敬意に似た感は、すべて完全に裏切られたと感じた。
横たわる洋二を憎悪の目で睨む百合の頭には、同じ言葉が繰り返し繰り返し流れていた。
・・・・・チクショウチクショウチクショウチクショウチクショウチクショウチクショウチクショウチクショウチクショウチクショウチ

クショウチクショウチクショウチクショウチクショウチクショウチクショウ・・・・・
憑かれたような目をした百合が、獣のような敏捷さで跳ね上がり、燃えカスの木材を拾い、横たわっていた洋二の頭を思い切り殴打した


”ゴッ”
殴りつけた後、ありったけの憎悪を込めて洋二に怒鳴りつけた。
「なんなんだよ・・・・なんなんだよお前はぁぁぁ!!」
木材が途中で折れるほどの衝撃で殴られ、百合に睨まれている洋二は、驚きと怯えの目を百合に向けていて声も出ないようだった。
彼の頭からは、血がゆっくりと垂れ落ちていた。
「ちゃんと・・・・ちゃんと、いったじゃないっ・・・・・
 お前は・・・お前は、百合を裏切ったっっっっっっ!!」
そう叫ぶと百合は手にした木材で、滅茶苦茶に洋二を殴り始めた。
「ぅぅっ・・・・ぅ・・・・・」
散々殴りつかれたあと、呻き声を出すだけで身体を丸くするだけで殴られるままになっている洋二の様子に違和感を感じた。
「・・・・・どうして??
 どうして、何もしないの・・・・・」

「・・・・うっ・・・・
 俺が・・・・・悪かったから・・・な・・・・」
丸めていた身体を伸ばして痛みで顔を顰めて、洋二は返答した。
よろよろと身体を起こし、百合の目を見て洋二は続けた。
「・・・・・俺は・・・・・自分の欲求を、正直にお前に言わなかった。・・・・」
手にしていた大分短くなった木材を落としながら百合は怪訝な目を洋二に向けた。
「百合は正直に俺に便意を告げた。
 それを邪魔する権利なんて俺には当然・・・ない。うっ!」
身体が痛んだのか、一瞬眉をひそめて言葉を続けた。
「隠し事なく接してくれた百合に、俺が隠し事をしていた。
 本当に・・・・すまなかった。」
そういうと、洋二は頭を下げた。

百合は、そういわれると少し泣きそうな顔になり訊ねた。
「・・・・隠し事・・・・って?」
足を放り出したまま、ぽつりぽつりと洋二が話し出した。
百合は痛ましそうな目で、洋二の額から滴っている血の跡を見ながら聞いている。
「君の・・・・君の、しているところが見たかったんだ。
 俺は・・・・その、少し変なのかもしれないが・・・・・
 好きな人が、恥ずかしそうに、それをしているところが・・・・・・見たくなったんだ。」
"好きな人"という言葉に自分の刻んだ痛みが遷ったかのように眉を顰めさせた百合に、洋二は目をむけ正座をした。
「命令ではなくお願いをするべきだったんだ。
 頼む、俺に百合がしているところを見せてくれっ。
 変態と蔑まれるのは承知しているが、どうしても、見たいんだ。」
そう言って土下座する洋二に、百合はゆっくりと近づき優しく洋二の額の血を指でぬぐった。
「洋二・・・・痛かった??・・・
 ううん、痛いよね・・・・」
そういうと、洋二を起こして首に手を回した。
「・・・・いいの・・・・かな?」
洋二の肩に置かれている百合の頭が頷かれた。
「・・・・変態・・・・・
 を、選んでしまったと思い、諦めます・・・・」
「ありがとう・・・・君だけに恥ずかしい思いはさせないよ・・・・」

「・・・ぅぅ・・・・恥ずかしいわ・・・・・」
首輪を外した洋二が、荷物から小さい箱を何個か取り出し百合の手を引き砂浜の外れに向かった。
百合は、これから起こるであろう事への予感に、脚を震わせながらゆっくりと歩を進めていた。
やがて、砂浜のはずれの熱帯性の樹木の葉が屋根を摺るように覆っている場所に着くと、優しい顔で腰を下ろすように洋二が言った。
「恥ずかしい思いをさせてすまないね・・・・・
 自分では出来ないと思うから、俺に手伝わせてくれ・・・・」
そういうと、百合に四つん這いになるように伝えた。
「これは、浣腸なんだけど・・・・百合に入れるね。」
言われた百合は、啜り泣きをしながら洋二に訴えた。
「ぅぅぅ・・・せ・・責任とってよね・・・・・
 こんなに・・・恥ずかしい思いさせて・・・・・」
「分かってる・・・・俺は、一生君の・・・・・パートナーだ・・・・・」
優しい声とは裏腹に、四つん這いになった百合の尻には何個ものイチジクが注入された。

既に我慢していた百合に、その効果は抜群であった。
脂汗を垂らしながら、百合は狂態を見せつつ言った。
「あぁっぁ・・・出るっ、出ちゃうわっ!!
 やっぱりあっちに行ってて!!やっぱり人前でなんて無理ぃい!!」
泣きながら洋二を叩く百合の後ろに回り、洋二は百合の脚を抱えて開脚させた。
「百合、恥ずかしくないから早く見せてくれっ
 ほら、出やすくなっただろう?」
あられもない姿になり、顔を両手で覆った百合の菊穴から、黄金色のそれが捻り出され始めた。
「いやぁぁぁぁっ!!出てる、出てるぅ!!
 見ないでっ!!いやぁぁっぁ・・・・」
意外なほどの量を出している菊穴を洋二に見られながら、絶叫している百合は自分の陰部が熱くなり始めたのを感じていた。

「百合・・・・本当に・・・本当に・・・ありがとう・・・・」
排便を終えて解放された百合が、ちょこんと座り啜り泣きを漏らしながら自分の便に砂を掛けて隠している背後から、洋二が声を掛けた


「・・・ぐすっ・・・・変態っ・・・・・・
 責任とってくれないと・・・・酷いんだから・・・・・」
背を向けたままの百合に河野が真剣な声で返した。
「・・・・俺は、この河野って言う下らない血を残したくないんだ・・・・
 だから結婚とか、子作りは出来ない・・・そういう手術もしてるしてしまったしね・・・・
 しかし、君が望んでくれるなら・・・いや、望まなくても、俺の唯一の特別なパートナーは君だけだ・・・・ほかに誰もいない・・・
 俺は君になる、君は俺になってくれ・・・・俺のものは、君のものは、すべて二人のものだ・・・・・
 それはこの先・・・・どちらかが生きている間は・・・・ずっと続くものだ・・・・・」
砂を掛け終え抱えた膝に頭を埋めたままの百合を背後から抱きしめ、河野は言葉を続けた。
「それでいいかな・・・・?」
百合が胸の中で頷いたのを確認した洋二は、照れくさそうに言葉を続けた。
「約束だからな・・・・百合も、見ててくれ。」
そう言うと、洋二は百合から少し離れた場所に移動して、穴を掘りそこに気張り始めた。

唖然とした目でそれを見ていた百合であったが、終わった後に照れくさそうに俯いて戻ってきた洋二を見て子供のような笑い声を上げた


「ふふふ・・・・はははは・・・・
 洋二も・・・・洋二も、うんちしたね・・・はははは・・・・」
顔を赤くして百合の横に腰を下ろし、言いにくそうに次の希望を切り出した。
「・・・・それで・・・・こんなときに、言いにくいんだが・・・・
 君のアナルを貰っても・・・・いいかな・・・・?」
頭を上げ下から洋二を睨み上げた百合は、少し怒ったような顔で答えた。
「もうっ・・・変態なのね・・・・・
 いまさら・・・・もう好きにしてくださいっ・・・」

喜びを顔中に表現した洋二は、百合の手を引きその場から少し離れると百合を横たえた。
脚を開かせると、先ほどの排便の跡が残る菊穴に舌を這わせた。
「・・・んっっ・・・・やめて・・・汚いわ・・・・」
そういう百合も、腰を少し動かすだけで本気で逃げようとはしない。
「汚くなんてない。こんなにも・・・美味しいよ、百合・・・・」
「きたないよぉ・・・・変態ぃ・・・・あぁ・・・・
 私も、洋二のなめるぅ・・・・」
そう言うと頭を挙げ、洋二を四つん這いにさせ、まだそれが付いているアナルに舌を這わせた。
(あぁ・・・洋二のウンチ食べてるぅ・・・・私のウンチも食べられちゃった・・・・)
荒い息でアナルを舐めている百合に、我慢できなくなった様子の洋二がお礼をいい、再度百合のアナルを愛撫し始めた。

アナルへの愛撫を終えて、陰部への濃厚で緻密な愛撫が始まると、明らかに淫らになった声を百合は発し始めた。
「あぁぁ・・・あぁっぁ!」
洋二は、先ほど運んだ箱の中のひとつに手を伸ばした。
それは、イチジク浣腸とは違い細長いもので、中からはチューブ上のものが出てきた。
「百合。これは潤滑油で、君のお尻の穴を痛めないための物だよ。
 少し腰を上げてくれるかな。」
「・・・・もう・・・・はじめからそんなもの用意していたのね・・・・・」
口とは裏腹に素直に腰を上げた百合の菊穴に、洋二は丁寧に潤滑油を塗りこみ始めた。
それは大分長い時間行われ、お尻が緩くなったような感覚とともに、不思議な快感を百合に与えた。

淫らに蠢く腰の動きに洋二は興奮したささやきを百合に投げた。
「すごく素敵だよ・・・百合。
 もう君のアナルも欲しいって・・・・こんなになってしまってるよ・・・・」
百合に怒張したそれを握らせた。
洋二の陰茎は、数日にわたる激しい何度ものセックス、射精をしたにも拘らず、痛々しいほどに怒張していた。
「もうそろそろ、君のここの始めてを・・・・もらうよ・・・・」
そういうと、百合の足を蛙の脚のように開かせ菊穴の入り口に置いた。
下から不安そうに見上げる百合に、"少し力を抜いてごらん"と言うと、一気にそれを挿入した。

「・・・んっ!!・・・・い・・痛いっ!!
 ぬっ・・・抜いてぇ・・・・」
意外なほどのスムーズさでそれが挿入されたことに一瞬驚いたあと、菊穴が押し広げられるような痛みと腹部への圧迫感を洋二に訴えた


「力を抜いて・・・俺に全部任せるように、力を抜いてご覧・・・・」
百合は、目から涙を一条したらせながら、手を広げて言った。
「あぁぁ・・・いたいわ・・・・
 洋二・・・こっちに来て抱きしめながら・・・・して・・・・・」
洋二が頭を下げると、百合は自ら首に手を回しキスをした。
ゆっくりとした抜差が繰り返される間、百合は洋二の頭を身体を撫で回しながら言葉を出し続けた。
「あぁぁぁ・・・いたいわ・・・・あなたにお尻の穴まで奪われてる・・・・」
指が洋二の頭の傷が瘡蓋を作ってるあたりを探ったとき、百合は下から洋二を見つめた。
「洋二・・・さっきは痛かったでしょう?
 こんな傷になってしまって・・・体中にも傷があったわ・・・・
 あぉぉ・・・・はぁあ・・・洋二・・・・私も今とても痛いのを我慢してるっ
 だから・・・・おあいこよ・・・・・あぁぁ・・・・」
洋二は快楽に染まった顔に笑みを浮かべて答えた。
「いや、あれはいいんだ・・・百合、ありがとう・・・・
 もう百合の全部を犯してしまったね・・・・
 あぁ、最高だよ・・・百合のアナルは・・・・あぁぁ。」
そういうと洋二は百合のアナルに大量の精液を放出した。

「・・・・痛かった・・・よね?」
事を終え横たわる二人の手は握られていた。
「・・・・えぇ・・・・」
菊穴に何かが入っているような違和感が残っていた。
「そろそろ戻ろうか・・・・」
二人は手をつないだまま、キャンプファイヤーの燃えカスがあるところまで戻った。
戻った後、首輪を再び装けられると思い燃えカスの近くで百合が立って待っていると。
「これはもういらないね・・・・」
首輪を手にした洋二がそう言うと、鎖を柱から外し始めた。
「百合はもう休んでて・・・」
それを呆然と見ていた百合の胸中に複雑な感情が浮かんだ。
安堵感ももちろん少しはあったが、なにか繋がりの一つが無くなってしまう様な喪失感。

鎖と首輪をしまう作業に集中している洋二の近くに百合はよろよろと向かい言ったのは、洋二の気持ちの何かを確認するためであった。
「・・・・ねぇ・・・・今日は・・・・もうしないの・・・・」
驚いたように見上げる洋二の目には、月明かりに照らされた、白く透明なほど白く神々しいものが写された。
百合へのあふれ出る愛情と少しの懺悔のような痛み、が洋二の胸を満たした。
「・・・・君は・・・・いや・・・・お前は・・どうしたい?・・・・」
乾いたような声で訊ねる洋二に、百合は少し笑いを浮かべた。
そのまま黙って腰を落とすと、顔を洋二の股間に埋めて口に洋二の陰茎を含んだ。
それから、2度ほど百合に放出したあと眠りに付いた洋二の手は、百合にしっかりと握られていた。
 
4日目は、ひたすらセックスをしていた。
食べるとき、休むとき以外は、ひたすらセックスをしていた。
3日目までとは様子が違っていた。
洋二が横になっていると百合が顔の上に脚を広げて座り、舐めることを要求するように顔に自らの陰部を擦りつけ始めた。
「・・・・百合は舐められるのが好きなんだな・・・・」
問われると、百合は洋二の口を陰部でふさぐようにすると素直に答えた。
「・・・・うん・・・・・舐めるの・・・・気持ちいいから・・・・好き・・・・・」
遮る物の何もない自然の中、本能のままむさぼり合う饗宴が続いた。
・・・・・ワタシノヨウジ・・・・・
疲れきった二人が眠りに付いたとき、百合は洋二の腕の中彼の香りを胸に吸い込み、幸せそうな顔をしていた。

翌朝波の音に混じり人工的な羽切音がしたとき、一対の番の獣が幸せに暮らす幻想のような現実が壊れ、音源とともに現実のような現実

が帰ってきた。
砂浜からさほど遠くない場所に着陸したそれを見て、不安げな目を向けた百合に洋二は優しく声を掛けた。
「・・・・"現実"からの迎えが来てしまったね。
 でもね、ここでの数日間は夢でも幻想でもない・・・・
 何も終わっていないんだよ。 続いて行くものだよ・・・・」
彼女の寝起きの渇きを癒すためペットボトルを渡すと、着陸地点に向かい歩き出した。
何も声を掛けられないまま、彼を見送った。
そのとき、百合は自分が洋二の身体に付けた、ほとんど体中といっていいほどの切り傷や痣に気付いた。

混乱したまま身を硬くしている百合の目に、洋二がパイロットを含む3人のスタッフを連れて戻ってきたのが映った。
・・・・・ニゲナクテハ・・・・・
自分が裸であることも理由のひとつではあるが、彼らを目にした彼女が思ったことはそれだった。
彼女は、海の中に向かって駆けた。
自分の身体がすっかり海に浸るところまで行き振り向くと、洋二とスタッフたちは砂浜から彼女に視線を送っていた。
「・・・・服をっ・・・・服を持ってきてっ!!」
必死に訴える百合に、洋二は笑いながら答えた。
「百合、大丈夫だからこっちにおいで・・・・」
「私は裸をあなた以外に見せたくないっ!!」
それを聞くと洋二は彼らをそこに待機させ、百合の元へと歩を進めた。

百合の近くにたどり着くと、必死の訴えをしようとする百合を制して諭し始めた。
「いいかい、百合。よく聞くんだ。
 彼らは、河野家、つまりは親父に仕える忠実なスタッフたちだ。
 俺のものは君のものだといったね、君が俺になるとも言ってくれた。
 彼らも含め、君はこれから俺のものを自由に使っていいし、また使いこなさなくてはならない。
 彼らは、君に仕える立場の人間であり、君が羞恥心を感じるような対象ではないんだよ。」
「・・・でも・・・・・」
不満そうな顔の百合に、洋二は尋ねた。
「こう言われても、君は彼らに雄を感じるのか?」
「・・・・あっ、当たり前じゃないっ!!」
百合の返答に、洋二は無表情になり冷たく言い放った。
「・・・では・・・勝手にするといい・・・・」
振り向いて岸に戻ろうとする洋二の手を掴み、百合は縋るような目を向けて訴えた。
「あなたにしか見せたことのない身体なのよぉ!!
 見られたくないのっ!!」
百合の必死の訴えを無視して、猶も歩を進める洋二に百合はとうとう泣き出した。
「わかったぁ・・・・分かったから無視しないでぇ・・・・
 私も、海から上がるからぁ・・・・」
それを聞いた洋二は、ようやく振り返ると、優しい目を向けて言った。
「俺のすべてを受け取ってくれ、百合。
 俺が怒ったのは、百合がほかの男たちに女の感情を向けたからだよ?」
「ちっ・・・違うのぉ・・・
 別に、なんとも思ってないのぉ・・・あなただけに上げたかっただけなのぉ・・・」
泣いている百合の目をぬぐってやると、優しい声で聞いた。
「俺はこの気持ちを、恋に似たこの気持ちをお前以外の女に向けない。
 お前は・・・・どうだ?」
「私も、そうする。」
確かな視線を洋二に向け頷く百合を見て、頭を撫でると肩を抱くように岸へと向かった。

・・・・・ナニヲイッタノ??・・・・・
すさまじい衝撃を伴う洋二の言葉が耳に飛んできたのは、河野家のスタッフたちの横を通り過ぎるときだった。
海から上がるにつれ、次第に露になる百合の身体ではあったが、彼らは直立した姿勢のまま真直ぐに視線を定め微動だにしなかった。
少し安心したものの、百合は両腕で胸と下腹部を隠しながら、洋二に肩を抱かれ彼らの脇を通りよろよろと別荘に向かう途中だった。
「・・・・お前ら・・・・
 百合を・・・・・この女を・・・・・抱けっ!!」
頭を殴られるような衝撃に身を硬直させる百合の横で、微動だにしなかったスタッフたちがピクリと反応した。
「なっ・・・・何を言ってるの・・・洋二。」
震える声でそう訊ねる百合を置いて暫く歩を進めたあと、振り返り彼女に告げた。
「お前はさっき俺以外に女としての気持ちを向けない、そう言ったな。」
理解力を失くしたように呆然と洋二に視線を向ける百合に言葉を続けた。
「俺は、お前がこの者達に向けた女の感情が許せない。
 これはその罰でもあるし、お前の言葉を信じるため、でもある。」
それだけ言うと、再び別荘へと歩を進めた。
「その男達に・・・・犯されて犯されて犯されてっ!
 それでも変わらないお前が見たいんだっ!!」

・・・・・バツ?・・・エ?・・バツ?・・・・・
呆然と立ち尽くす百合の肩に、スタッフの一人の手が掛けられた。
びくっと身を震わせた百合が、両手で身体を隠しつつ後ずさりながら、にじり寄る彼らに懇願の声を出した。
「や・・・やめて・・・いっいやなのぉ・・・・
 ち・・・近寄らないでぇーーーっ!!」
そういうと、彼らから逃げるように駆け出した。
しかしすぐにスタッフ達に捕まり、砂浜に引き倒された。

「いやぁぁぁぁ!!」
喉を切り裂くような悲鳴と、必死の百合の抵抗にも関わらず、スタッフは自らの衣服を脱ぎ捨てながら百合に襲い掛かった。
自分の身体がどうなっているのか理解できないまま、百合の身体の至る所に彼らの舌や手が這いずった。
脚を押さえつけられ、スタッフの一人が遠慮なく一気に百合の陰穴に挿入した。
切り裂くような悲鳴を上げている頭をはねさせたとき、膝をついて腰を下ろし水筒を傾けながら百合を見ている洋二が目に入った。
・・・・・カレガミテイル・・・・・
凄まじい現実から乖離したような意識でそんなことが頭によぎった。
抵抗が一切なくなった百合の陰穴を、アナルを、口を、スタッフ達の3本の陰茎が蹂躙しつくした。
バックからアナルを犯されながら、口に陰茎を含まされている百合が小水を漏らしたとき、彼女の理性がはじけた。
それからは、洋二に見せ付けるかのように自ら積極的に犯されつくした。

よろめく足で洋二の前に百合が立ったのは、それから日が中天を過ぎてから暫く経ったあとであった。
ウィスキーの入っていた水筒は空になり、彼の足元に転がっていた。
百合を解放するまでの数時間、20回近く身体の至る所に射精をされた彼女は、身体中を精子に塗れさせていた。
洋二は、真直ぐに百合に目をむけ言った。
「百合・・・・お前を・・・ずっと見ていた。」
洋二の声を聞くと、百合は顔を泣き笑いさせ、洋二に殴りかかった。

「ぃぃぃーーーーーっ!!」
言葉にならない声を発しながら、頭を、顔を、身体を殴りつける百合をそのままに、洋二は百合の足を抱えて、大量の精子がこぼれてい

る百合の陰部に、自らの怒張しきった陰茎を挿入した。
挿入した百合は、殴りつけながら自らも激しく腰を動かし応じてた。
「あぉんっ、あぉんっ、あぉんっ、・・・
 洋二っ、洋二っ!!」
くたくたになった3人のスタッフの前で、獣のような激しい交わりが繰り広げられていた。
獣のような叫び声を上げ結合箇所を晒しながら、百合はひたすら腰を動かした。
・・・・・トオクニイク・・トオクニイク・・・・・
意識の水が理性の器を満たして行く感覚、この水が器から零れたときどうなるのか・・
それを求めて、自分の絶叫にも気付かずに百合はひたすら腰を激しく動かし水を注ぎ続けた。
「あぉぉーーーあぉっ、あぉっ、あぉっ、あぉっ・・
 ンッーーーー!!」
腰を動かしていた百合が目を強く瞑って目の前の洋二の首にかぶり付いた。
「くっ!ほらっ、百合っ、百合っ、百合っ、百合っ、
 あぁぁぁーーーっ」
「あぁぁぁぁぁっ!!!」
洋二とほとんど同時に絶叫した百合の意識は遠くに飛翔しようとしていた。
白く染められて行く頭の中、最後に百合はこんなことを考えていた。
・・・・・ヒトツニナッタ・・・・・
融合する感覚のなかすべてが白くなった。
始めて百合が逝った時だった。


時間軸を超えた旅から意識が帰ってきたとき、百合は自分そのものと言ってもいい存在が自分を抱いていることを知った。
「・・・・おかえり、百合。」
意識を失った自分を、ベッドの上で犯している。
「・・・よ・・・洋二。
 私・・・生き残れた・・・・・あぁ・・・・」
脱力しきった身体を犯されながら、顔にほんのりとした喜びを映し目から涙を一筋流した。
「あぁ、百合。やっぱり君はいつもどおり素敵だった・・・よ。」
「洋二、キスをして・・・」
手を広げる百合の口に、洋二は舌を入れた。
「っ!!」
熱烈なキスをしながら百合は、洋二の首を締めた。
やがて、洋二をキスから解放した百合は、彼の胸を突き飛ばすようにして起き上がった。
仰向きになった洋二の陰茎を握るや、自らの陰部へと導き一気に挿入した
「あぉぉっ、あぉぉっ、あぉぉっ、
 洋二っ、百合のおまんこ気持ちいいでしょう?」
「あぁ、百合のオマンコは最高だよ。」
洋二の返答を聞いた百合は、腰を動かしながら洋二の顔を上から思いっきり平手で叩いて怒鳴りつけた。
「嘘よっ!洋二っ!!ガバガバだと思ってるんじゃないの??」
殴られた洋二は、微笑みを浮かべてそれを否定した。
「百合のおまんこは、俺のおまんこだよ。
 俺にとっては、世界でただひとつの大切なおまんこだよ。」
泣きそうな顔になりながら百合は上から至近距離で洋二を見ながら言った。
「洋二がこんなガバガバの変態まんこにしたんだからぁ・・・
 洋二のおちんぽ気持ちいいよぉ・・・一生責任もってつかってよぉ・・・・」
「もちろんだよ。お前なしでは僕の人生は考えられない。」
快感に眉をひそめながら、洋二の胸につめを立てながら百合は猶も責めた。
「あんっ・・・立花たちに・・・・目移りしてるの?」
そういうと、"あのとき"のように首筋に歯を立てた。
「いたたっ、そんなわけないだろう、百合。
 君は、俺にとっての唯一の、変えがたい一人だけの存在だよ。」
その言葉に百合は切羽詰った顔になり、絶頂に向け腰の動きを加速させた。
「っ!ほらっ百合。逝くよ、一緒に逝ってくれ、百合っ!!」
そう言うと、洋二は百合の中に大量の精子を注入した。
・・・・・ヒトツニナッタ・・・・・
"あの時"と同じような充足感の中、百合の意識は再び白く染まっていった。

"ごくっ、ごくっ"
気持ちよさそうに百合が洋二からの口移しの水を飲んでいるのは、それから暫く経った後だった。
意識の戻った百合は喉の訴えて、洋二はペットボトルに入ったミネラルウォーターの水を渡した。
百合は首を振り、口移しに飲ませて欲しいといって、洋二を照れさせた。
"相変わらず、甘ったれたお嬢さんだな・・・"そんな愚痴を発しながらも、照れてるような顔でそれをしてくれた。

「ねぇ・・・・洋二は・・・・どういうことをしたいの?」
激しい時間の跡の、気だるい柔らかい時間の中、百合が洋二の腕の中彼の乳首を指でこねくりながら聞いた。
「・・・ん?・・・あぁ、立花さんたちのことか・・・・・ 
 ・・・ん、君には・・・言っておかないといけないね・・・・・」
時間を掛けてそう答えると、洋二は別途サイドにおいておいた煙草に手を伸ばしそれに火をつけた。
ふーっと紫煙を吐き出しながら、それが上っていく中空に何かを見るような目付きで見ていた。
「・・・・何がしたいのか・・・・はっきりとしている訳ではないんだよ・・・・
 だから、具体的な回答を・・・・期待しないでね。」
彼がゆっくりと紡ぎ出した言葉に、百合は腕の中で頷いた。

「僕には色々な顔があるよね?
 証券マン、資産家、学園理事長、経営者・・・・どれもが現実の僕だ・・・」
洋二は、空を見る目で捉えている捕らえどころのないものを表現するために、ポツリポツリと言葉をつむいだ。
・・・・・ヤサシイコエヲシテイル・・・・・
頭を撫でられながら聞いている百合は、疲れと心地よさから眠気に誘われながらそれを聞いていた。
「"現実"の僕は、確かに僕自身ではあるが、すべての場面場面にあった仮面を被った姿でもあるような気がする。
 それを、大人になる、大人として振舞う社会人というのかもしれない。」
彼は今から説明しようとすることを酷く遠回りに説明しようとしているらしい。
仕事での彼のアプローチとは、最も遠いアプローチ方法だと百合はぼんやり思っていた。
「被っている仮面になじみ過ぎて、いつの間にかその仮面自身が自分の顔だと思ってしまっている。
 それはそれで社会生活を送る上で、なんら不自由はないんだけどね。
 ・・・でもね、ある時こう自問したんだ・・・・俺はどういう人間だろう・・・と」

百合が洋二に口をパクパクしているのを見て、彼が再び口移しに水を飲ませ、彼自身も少し水を飲んでから話を続けた。
「本当の・・・"真実"の自分を確認するために、今被っている仮面の下を思い出そうとした時に気付いたんだ。
 俺は、自分の本当の顔も、この仮面の脱ぎ方すらも忘れている・・・ってね。」
曖昧としていた上を見る視点が、徐々に定まってきているようだった。
「本性というのかな・・・・"真実"ってのは、なかなか必要とされないからね。
 他人に評価されるための自分の仮面を加工するのが、成長というやつの正体かもしれないね・・・・
 でも、僕は違った。その自問のあと、自分はどういうやつなんだろう、それを知りたいという欲求が高まり続けた。
 ・・・あれは、苦しい体験だったよ・・・
 そんなときだった、君とあのもう一度生まれるための数日間を過ごしたのは・・・」
そういうと、優しい視線を百合に送った。
「大人としての、今まで丁寧に作り続けてきた仮面を脱ぐための日々だったと思っている。
 あの日々で、俺は仮面の下の自分を見つけたんだ・・・思い出したんだ・・・・」

彼の胸に口を当て吸っていた百合が、口を離して洋二に尋ねた。
「・・・どうして・・・・私だったの?・・・」
「・・・・君に魅かれたから、それが一番シンプルで正確な答えだと思う。
 ただ・・・他に蛇足を承知で付け加えると・・・君の場合違いがあり過ぎて、分かりやすかったんだ。」
そういうと、再び百合の頭を優しく撫でながら続けた。
「厳格な教育者としての君・・・の仮面と、その下にいる・・・・甘ったれたお嬢さん、の差がね。」
それを利いた百合が、顔を洋二の胸に埋めて顔を少しほころばせた洋二は話を続けた。

「教育を君としてきて子供達を見ていて分かった、どうやらこの仮面というのは無意識のものであるということがね。
 僕らが接する頃、つまりは中学生くらいになると既に子供達は未熟な仮面を被っていた。
 そして、彼らはそれに気付かずにその仮面をより社会に適合したものに加工する作業を、成長という美名の下で黙々と続けていた。
 より社会的に見栄えがする仮面を作ったやつが、現実という社会での成功を得る仕組みになっているからね。」
百合の肩を抱くために腕を移動させながら続けた。
「つまり、仮面の下に本当の自分の顔があることなんて、殆どの人間達は気付いてもいないって事さ・・・・
 しかし、僕は違っていた・・・
 僕は自分の"真実"が"現実"と違うことを知っていたし、それどころか君と出会えた僕はその仮面の脱ぎ方や脱げる場所まで知っている


 君との世界が、僕の"真実"が唯一顕われる場所になったんだ。」
そこまで言うと、洋二は愛おしそうに百合の額に口付けをした。

「それで、僕には気付いてしまったことがあるんだよ・・・・
 この君との世界でしか存在しない"真実"というものの価値が・・・・
 "真実"を曝け出し合ったパートナーは、この世で唯一の心許せるパートナーになった。
 酷い現実を過ごす上で、この上ない解放を与えてくれた。
 いや、色々理屈っぽく説明するのは僕の悪い癖だ、とにかく気持ちがよかったんだよ!」
熱を帯びた洋二の言葉に、顔を埋めた百合も内心全面的な肯定を与えていた。

話は、目的地が曖昧な活動の説明の核心に近づいてきていた。
「誰もが存在すら忘れている、忘れるために努力をしている"真実”。
 しかし、僕達は"現実"と"真実"を自由に行き来して、その美しい価値を知っている。
 ・・・・それで、15年前新しい教育の場を作りたいと思ったのと同じ、いやそれ以上の情熱を持って思ったんだ。」
肩を抱いている手に力が入ってきている。
「この魔法のパスポートを、僕達以外にも持たせるという実験をしたい、ってね。
 そんなとき、立花さんや草野さんたちを知ったんだ。」
百合は、立花の名前が出ると大切なことを聞き漏らさないよう注意深く話を聞き始めた。
「彼女達を遠くからじっくりと観察していた、彼女達の話を君や他の人間から注意深く聞いていた。
 それで分かったことがある。
 彼女達は出会った頃の君と同じで、酷く"現実"と"真実"のギャップがある人たちだとね。
 しかも彼女達は出会った頃の君より長くその状態を経てるにも関わらず、折り合いがつかないので状況は彼女達にとって悪質で、僕の

目的にとっては最高だってね。
「それで、この世界への招待者を彼女達にしよう、そう思ったわけさ・・・
 だから、君に密かに娘の問題を種にした草野へのアプローチを依頼したんだ。
 その先どうなるかは・・・僕には分からないな・・・」

洋二の話を聞いていた百合は、胸に埋めていた顔を上げて洋二の顔に近づき目の奥を見ながら言った。
「洋二・・・・それは・・・・・
 立花たちを、洋二にとって私のような存在にしよう・・・・・そういうことなの?」
少しの曖昧さや嘘も許さない百合の視線を真っ向から受けて、洋二は答えた。
「百合は俺にとって唯一の変わるもののない存在だよ。
 俺と百合が司祭者であるこの世界に、ほんの少しの間彼女達を招待してみよう・・・・そう言うことだよ・・・・」
変わらない視線を洋二に送りながら百合は訊ねた。
「・・・・あの約束は・・・・変わらないのね?」
迷いなく頷きながら洋二は答えた。
「あぁ・・・・あれは、二人が死んだ後に消える約束だ・・・・
 俺が愛するのは・・・・お前だけだ・・・・百合。」
百合はキスで口をふさいだあと、胸に頭を寄せて言った。
「実験が終わったら・・・・二人きりの世界がいい・・・・」
頭を撫でられながら百合が寝息を立て始めたのは、それからすぐのことだった。


~~~~~~~~~~~~~~百合編終わり~~~~~~~~~~~~~~~~
12/04/04 06:03 (EEZzscug)
10
投稿者: 乱歩 ◆zdZtGDEfjU
遅くなってすみません。遅過ぎですね・・・
こんなに長くなるとは・・・後半完全にだれてしまいました。
反省!よければ読んでみて下さい!
12/04/04 06:05 (EEZzscug)
11
投稿者: 憲子ファン
乱歩さん、百合編お疲れさまでした。
一気に読まさせて頂きました。
面白かったです!
だけど自分はやっぱ百合より憲子が辱められるのが1番そそります。
凌辱される立花、期待して待ってますんで。



12/04/04 23:02 (PAet4lvq)
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。
名前
メール
本文
スレッドを上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
 
官能小説 掲示板
官能小説 月間人気
官能小説 最近の人気
作品検索
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。

Copyright © ナンネット All Rights Reserved.