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紀子・エピローグ
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:紀子・エピローグ
投稿者: (無名)
少しまどろんだようだ。
気がつくと俺の裸の腰にはショールが掛けてあった。情事の跡はきれいに始
末されていた。腕時計を見ると午後1時を少し回っている。30分近くも眠って
いたらしい。
隣の居間からTVニュースの音と、紀子の声が聞こえる。どうやら電話らし
い。
俺は手早にパンツとトランクスをはいて、居間に向かった。
紀子は俺を認めると、向こうむきなって会話を続けた。どうやら旦那からの
国際電話らしい。
音を立てずにソファに腰を下ろして、紀子の会話を伺う。紀子は着替えてい
た。今度はグレーのトレーナーに、淡いピンクのミニのタイトスカートだ。
これも心憎いまでに俺の趣味への気遣いだ。スカートに包まれた尻のライン
がなまめかしい。30分前まではあの尻の中に、俺のモノが入っていたのだ。
見知らぬ紀子の旦那に対して、急に嫉妬の気持ちが湧き上がった。さっきあ
れほど激しく放出したばかりだというのに、俺の股間は反応し始めた。完全
に戦闘態勢は整った。立ち上がって、そっと紀子に近づく。
「ええ、子供達に全く変わりはないわ。ユウキは毎日、夕方遅くまで野球だ
し、マナミはしっかりピアノ教室に通っているから、ご心配なく」
紀子は俺を見つめると、唇に人差し指を当てた。俺は微笑んでうなずくと、
そのまま後ろから紀子を、両手で抱きかかえた。首を振り、片手で押さえて
もがく。俺はかまわずスカートをたくし上げる。今度は腰を振って逃れよう
とする。足を踏ん張っているため、なかなかスカートは上がってこない。夫
婦の会話は続いている。
それでも腰まで強引に捲り上げられたスカートの下には、ビキニの水色のシ
ョーツが、紀子の尻を覆って貼り付いていた。俺はそれに手をかけ、一気に
ずらし下ろした。太ももの中ほどまで下がる。紀子の膣に指を差し入れなが
ら、俺もまた片方の手で、自分のパンツとトランクスを下ろすと、後ろから
あてがった。
紀子はダメダメと首を振る。俺は紀子の上体を押さえてやや前屈みにさせ
た。指で確かめた、まだ湿り気の残す紀子の膣にモノをあてがい、一気に突
きたてた。キッチリと収まる。そのまま動きを止めた。
「アッ」
一瞬、紀子が叫ぶ。
旦那が何か言ったようだ。
「ううん、なんでもない。今、TVのニュースに臨時ニュースが流れたか
ら・・」
紀子は上ずった声で、旦那の質問を上手にかわした。
俺はゆっくりと抽送を始めた。
「あなた、ゴメンなさい。又あとで電話、掛けなおすわ。もうじき○○君の
お母さんが迎えに来るの。明日、ユウキ、試合の遠征なの。だから今から買
い出しの約束があって・・私今、お化粧の途中だったのよ、だからあと2時間
位したらこちらから掛け直すわ、コレクトでいいわよね?本当にゴメンなさ
い」
紀子は慌てて受話器を置いた。
「モーーゥ!」
紀子は顔だけ振り返って、プーと膨れてみせた。
「課長、相変わらず強引なんだから・・ウッ、アーー」
ため息とも吐息ともつかぬ長い息を吐き、話を続けた。
「いつもはね、主人、土曜日の午前中、向うでは金曜の夜、電話かけてくる
の、でも今日に限って・・・・」
紀子は恨みがましい声を出しながら、身体を一層前に倒し、床に両手をつい
て更に深く俺を迎え入れる。紀子にとっても強烈な刺激の角度になった。
相変わらず柔らかな身体だ。俺は苦笑いしながら強烈なストロークを、紀子
の中に立て続けに送り込んだ。
「ウッ、アッ、アッ、アッ」
断続的な喘ぎが続く。二人は再び淫靡な陶酔の世界に浸っていった。

「課長、まだ時間は大丈夫なんでしょう?」
隣の居間の方角から、紀子の声がかかった。
俺はさっきの情事の部屋のドレッサーに向かい、身づくろいをしていた。顔
を左右に向けてネクタイの締め具合をチェックする。
ふとドレッサー横の整理ダンスの上に眼をやると、折り畳んで伏せられた写
真立てに気がついた。何気なしに手に取る。
右にはお澄ましポーズの少女が映っている。母親似の愛らしい娘だ。目元な
どは二人が、初めてあった頃の紀子の面差しのままだ。将来は美人の娘に成
長するだろう。
左の写真に眼を移すと、バッターボックスでバットを構える、野球少年だ。
まじまじと眺めて俺は息を呑んだ。そして心の中でつぶやいた。『これ
は?!・・・』

今年の春、大学を卒業した俺の一人息子は、野球好きの俺の影響で、小学校
から高校卒業まで野球に明け暮れていた。写真の少年は、まさにあの頃の息
子に瓜二つなのだ。横顔だけでなく構えから、足のスタンスまでそっくりだ
った。
俺の後ろにいつの間にか立った紀子が話しかける。
「ウチの娘のマナミと、ユウキです。ユウキは今、中学1年生。父親に似て大
の野球好きなの。今、地元のリトルリーグでエースで4番、1年生なのにすご
いでしょ?!おまけに大の巨人ファンで・・・」
紀子の眼が微笑んでいる。
「これは?・・・」
今度は口に出して聞いてみた。紀子はそれには答えず。
「はい、これです、課長に渡したい物って・・・」
そう言ってパラフィン紙に包まれた小さなドライフラワーの花束を、俺に差
し出した。花束の中の枯れたバラの花びらに、深紅のあとが少し残ってい
る。
俺はいぶかしげにそれを見つめた。
「課長、これ覚えていません?あの夜の花束なんですよ」
走馬灯のように、あの夜の光景が俺の脳裏によみがえった。あの日、駐車場
で俺がゴミ箱に投げ捨てた餞別の花束。そして紀子が拾い上げてくれた、正
にあの花束だった。
「何故、こんなものを!?」
「私ね、この花束をいつか課長に渡す日が来るって心に決めて、そして、そ
の時は私たち二人の復活の日だって、今日までずっと信じて、これ大事にし
てきたんです・・・」
紀子の両目には涙があふれていた。
俺は花束を持つ紀子の腕を引き寄せると、力いっぱい抱きしめた。二人を隔
てていた、13年の月日が一気に手繰り寄せられた。

玄関を後にする俺の背中に、紀子が笑顔の声で語りかけた。
「課長、ユウキの名前ってね、ユウは友達の友、キは、紀子の紀。さっき私
言ったでしょ、女は隠し上手だって、フフフッ・・・。又、会ってくれます
よね?」

一瞬、俺は後ろを振り向いて、それからドライフラワーを持った手で肩をす
ぼめた。『女って奴は!・・』俺は自嘲気味に心の中でつぶやきながら、紀
子にひとつ大きくうなずいてドアを閉めた。

俺の名前は山下友彦、ガキの頃から巨人ファンの野球狂だ。
               


長い間、私の思い出話にお付き合いくださり、有難うございました。駄文、
長文をお許しください。あの訪問の日より2年、二人はまだ続いています。
暗号めいた『雨の坂道、スカート、ショーツ無し』というキーワードで会っ
ています・・興味湧きますか?結構ハードな大人の付き合いです。
又いつかご披露できれば・・・・と。

 
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2006/10/29 13:51:02(F8sZ3Dqj)
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