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紀子・展開
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:紀子・展開
投稿者: (無名)
俺は両手を頭の後ろで組んでラジオの野球実況に聞き入った。ツーアウト、
フルベースでライトフライに終わったジャイアンツの4番に舌打ちした俺
に、前方をじっと見据えたままで紀子が突然つぶやいた。
「山下課長は私のこと嫌いですか?ウウン、嫌いなんですよね?!」
「はぁ?」
一瞬なんのことやら理解できず、おもわず紀子の横顔に見入った。正直今ま
で、好きとか嫌いとかそんな眼で紀子を見たことはない。
「私、ずーっと山下課長好きでした。入社して管理職との対面で課長、初め
て見たときから・・」
「おいおい・・」「おいおい・・」
紀子の横顔を見ながら、馬鹿みたいに繰り返すだけの俺。夢でも見てるの
か?それともこんな小娘にからかわれてるのか?
「チョッ、チョッと待て、お前、何言ってんだ、それにお前、俺の歳知って
んのか?31だぜ。女房子供だっているオジサンだぞ。」
俺の言葉が言い終わる前に紀子の言葉がさえぎった。
「関係ないです、そんなこと私には。私、課長が好きなんだもん」
「お前なー、大人からかうなんて悪趣味だぞ、まだ酔ってるのか?もう送
る、クルマ出すぜ、いいな?」
そう言って再度紀子の横顔を盗み見ると、なんと頬に涙が流れている。恥ず
かしい話だが、俺の頭はパニクっていた。
自分で言うのもなんだが、俺は決して女にもてない方の部類ではない。現に
女房は高校時代からの腐れ縁だ。だけどこんな歳の差の女、若い娘に思いを
寄せられるのは初めてだ。そうでなくても『厳しい課長』との評価で部下の
女子社員達からは煙たがられているというのに・・。
「やっぱり私のこと嫌いなんですね?!今夜だって私が飲んでるトコ見て課
長軽蔑してた・・」
どうやらさっき宴会で眼が合ったときのことを言っているらしい。
「そんなことないよ、軽蔑なんてしてない。だってお前可愛いし、スタイル
いいし、若い娘にしては仕事も出来るって課長仲間じゃ評判だし」
何を言ってるんだ俺は!
「じゃ、私のこと好き?」涙のたまった両目で見据えられた。
思わず頷いてしまった。何をやってるんだ俺は!

 
2006/10/15 10:18:33(cHxhDLfI)
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