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紀子・接近
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:紀子・接近
投稿者: (無名)
その年の夏、課主催の納涼大会(人数制限の関係で俺の課と、紀子の課が合
同で)が宴会が行われることになった。その頃の俺といえば慢性の胃潰瘍で
アルコールはドクターストップ。乾杯のビールのグラスに1口つけただけで
宴会の中でも、一人浮いていた。することもなしにウーロン茶のグラスを所
在無げに持ち、床柱を背に片膝立てて、宴会を観察していた。
眼をやった先で紀子が上司の課長と、男子社員の数人に囲まれてビールを勧
められていた。グラスを飲み干すピッチを見ると結構、酒好きそうだ。
『オイオイ、未成年がそんなにいいのかよ!』俺は心で思いながら、鼻でフ
ンッと笑うと、偶然こちらを向いた紀子と眼が合った。俺はなぜかドギマギ
したが、顔には出さず、自然に紀子から眼をそらせてウーロンのグラスを口
に持っていった。

会はお開きとなり、2次会に繰り出すグループ、カラオケに向かう奴等と
三々五々、自由解散となった。酒を飲めないんだからと、クルマを近所の駐
車場においてきた俺は
「悪いなみんな、俺はこれで失礼するよ・・」
片手を挙げて挨拶すると、仲間たちの群れをあとにした。
しばらく歩いて駐車場の門をくぐろうとしたとき、後から女の子の呼びかけ
る声がした。
「課長・・山下課長・・」
「?」
振り返ると紀子が立っていた。
「おう、どうしたんだ?お前・・」
こんなに親しげに紀子と口を利いたのは初めてだ。すんなりと話しかけるこ
とが出来た自分に正直びっくりしながら、さらに尋ねた。
「みんなと一緒じゃなかったんか?」
紀子はそんな俺の質問にはまったく答えようともせず
「課長、もうおうちに帰るんでしょ?クルマですよね?もし良かったら私、
家まで乗っけてもらえません?」
紀子はそう言うや俺の腕に自分の腕を巻きつけ、胸を押し付けるように寄り
添って俺を促し、駐車場に向かって歩き出した。
何がなんだかわからないまま、俺の大型RV車のオートロックの鍵を解除し
た。ウィンカーの瞬きと共に開錠された俺のクルマに、紀子は目を見開い
た。
「へーっ!課長、格好いい車に乗ってんだーー!若いんだーー!」
酔いのせいなのか変にハスっ葉な物言いの紀子。
「俺はお前の家なんか知らないぞ」
「○○町でーす。私が道案内しまーす」
相変わらず、酔いの口調のままだ。
右へ左と紀子の指示通りの運転で、1軒の瀟洒な家の前にたどりついて、俺
はハザードをスイッチした。まだ9時半を少し回ったばかりの時刻だという
のにあたりは物静かなたたずまいの家並みだ。
「課長、少し酔い醒めるまでこのクルマにいていいですか?うちの父、私が
酔っ払って帰ると機嫌悪いんです。未成年の癖にって。ごめんなさい、いい
でしょ?!」
「だけどこんな所に長く駐車なんか出来ないぞ、近所に変に思われるし」
俺のクルマはディーゼルで、おまけに冷房中のエンジン音は半端ではない。
「じゃ、いいところあります。この道まっすぐ行って下さい」
『ヤレヤレ』心の内で舌打ちしたが、しかしこんな可愛い子との夜のドライ
ブも捨てたもんじゃないぞとも思い直した。
紀子の案内で着いたのはかなり大きめな公園の駐車場だった。周りに4,5
台の車が停車していた。どうやら車でのデートスポットらしい。
ここなら少々のエンジン音も問題ないだろう。ライトを落とした。

 
2006/10/13 21:01:52(dJwFUi2m)
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