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あにさきす(後編)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:あにさきす(後編)
投稿者: しがら木さらしな ◆2bjXum4hLw
 正夫の勤める会社では、慰安旅行が計画されていた。

今回は家族揃っての旅行で、夫婦子供までが参加を認められている。滅多に旅行な
ど連れて行けない正夫は家族と行ける喜びに勇み立っていたが、この頃何故か女房
の反応が鈍い。子供が小さいから、お寝ショや宴会などで迷惑をかけるといけない
と言った理由だった。そういえば子供の頻繁な夜尿症に悩んでもいた。
「私達の分も楽しんできて、その日は母に泊まりに来て貰うから・・」
「以前から母が、『孫と一緒にゆっくりしたいワ』って言ってたし、母が気兼ね無
く泊まれるチャンスってなかなか無いでしょ。」
「俺が居たって別に構わんだろ。」
「貴方は良くても、向こうはそうはいかないわよ。遠慮して来れないんだか
ら・・」
「・・・・・・」正夫の閃きが無言を通す。
『そうだ・・愛美を誘ってみるか・・慰安旅行に連れてくわけにはいかないが、夜
に近くで落合って外泊すれば・・一人で寂しいから外で遊びまわってたことにすれ
ば・・』
『旅行先も京都だし、ホテルなど幾らでもあるだろう・・愛美に話してみる
か・・』
「怒ってるの?」女房が聞き返す。
「いや。そうだな、義母(おかあさん)を呼んでゆっくりしてもらえ。」鷹揚に応
える正夫。
「ありがとう。きっと母も喜ぶわ。」女房の貌が喜色で満たされる。
実のところ正夫も女房の母は苦手だった、妙に礼儀正しくて堅苦しいところのある
人で、女房との結婚も反対されたのだった。
そんな母親に育てられた女房も、変に道徳的で馴染めなさを感じる時がある。
『その点愛美はドエロで淫乱、楽しめる女だ。』

 首尾よく愛美を誘い、何度かの逢瀬の後いよいよ旅行に出発する日となった・・

バスに乗る間も浮き浮きで、愛美との夜を考え股間を熱くする正夫であった。
観光などそっち除けで、夜に備えて車内で睡眠を貪る。何時もの上司に、「お前は
何のために来たんだ。」厭味を言われたが気にも成らない。
バスが観光ホテルに着き、定例の宴会が始まる・・
その前に役員の長ったらしい挨拶だ・・
目を向けてはいるが誰も聞いてなどいない、得々と話す本人だけの逸話に子供が水
を指す。
「お腹空いたよぉ。」バツの悪そうな咳払いをして話に終止符を打つ役員だった
が、皆の目は好意的な微笑で子供を讃(たた)える。

 正夫にとって、全てが心中にない。愛美との愛欲で満たされた脳には抜け出すタ
イミングだけが問題だった。
そんな時、携帯が鳴った・・「誰だぁ、こんなときに携帯を鳴らしてる奴は。」
上司が蔑む。
愛美からだった・・
【 今夜は行けない、娘が大変なことになったの。残念だけど・・ 】
一瞬蒼白となる正夫。新幹線で来る手筈になっていた愛美、バスなら時間も掛かる
が、新幹線なら僅かな時間だから宴会が始まる頃出れば間に合う計算だった。
全ては台無しだ、此れまで気にもならなかった上司が急に鬱陶しくなり、サッサと
食事を平らげ逃げ出すように観光ホテルを出た。
愛美からの連絡の後、何度も電話したが一向に通じなかった。
しょげ返り、ムシャクシャして夜の街をフラつき酒場で呷(あお)る安酒。
いい加減酔っ払い、当てもなく彷徨(さまよ)った先は如何わしいエロ物ショッ
プ。
そこで声を掛けられたのが、「兄さん、今日は特別参加の見物があるよ。この路地
の奥に小屋があるんだけど観てってくれないかねぇ。」
誘われるまま高額を支払い、足を踏み入れた小屋内は舞台ともいえない台の上に緋
毛氈(ひもうせん)を敷き詰めた場末のストリップと思(おぼ)しき部屋だった。
客は浴衣羽織掛けの姿が多く、茣蓙(ござ)の上に胡坐(あぐら)をかき、雑然と
した中で銘銘が話している・・ 皺に白粉(おしろい)を塗り込んだ“何とかメリ
ー”が客にソッポを向かれながら股間を曝(さら)していた。やがて不貞腐れて舞
台を去ったメリーに代わり、素頓狂(すっとんきょう)な声の司会者が喚(わめ)
く、「今日のお客さんは幸せだね、二度とない特別参加が観れるなんて。さて、目
ん玉ひん剥いて得とゴロウジロウ。」
「それではミレイさんのご登場です~」
 

裸身に薄物のガウンを羽織って羽の付いた目隠しをされた女が、男に手を引かれて
舞台に進み出てきた。

 目隠しされた目は見えないが、濃い化粧を施された顔は一見して素人の女だっ
た。
男の手には縄が握られ、女の首環に繋がっていた・・場内が響動(どよ)めき、
一瞬後に静まり返った。
男の手で拡げられたガウンの下は大きく割れた紫のランジェリーである。ブラとパ
ンティーが繋がった仕様で、乳房と尻から性器上までが大きく割れていた。
観客は早くも目をギラ付かせて、生唾を飲み込む者さえいる。
男は女に大股を開かせて、腰と緋毛氈の間にクッションを挟む・・
プロの踊り子には無い仕儀だ。
他にガウンの内に隠された巨大なディドゥルドが男の手に握られた。両掌でやっと
周る巨大さである。
手にした銀色の洗面器から粘液状のものをディドゥルドに塗る男。
踊らないストリッパーに音楽は要らない。
不気味なほど静まり返る場内に女の微かな悲鳴・・
「ひっ。」握った男の手が進む・・上下に波打たせ、性器周辺を潤滑させつつ廻し
挿れる。
重苦しい空気が場内を支配し、膝を乗り出し魅入る観客。
男の手が更に進み、見事な埋没に思わず洩れる溜め息と拍手。歪む女の紅い唇の端
が喝采に毀(こぼ)れた。

「ぁ、ぁぁぁ~・・・あっああ~」緩慢な動きでディドゥルドがクネり、満ち干を
繰り返す。
巨大なディドゥルドに絡みつく陰唇が『ヌプッ』と、時折り発するその場所だけに
目を奪われがちだが、女の裸身はメリハリが利(き)いて正夫の目を惹き付ける。
小柄だがイイ身体だ、何処かで目にしたような遠い記憶を否定する。
ミレイの裸身から立ち昇る淫臭に当てられて殺到した観客に遠い記憶が掻き消さ
れ、新たに書き込む記憶に追従し、観客を掻き分ける正夫。
「ひぃぃ~ぃ、ああっ、観てください。ミレイのオマ○コぉ、巨大なものを飲み込
んでるオマ○コォ~。」
化け物ディドゥルドが蠕動(ぜんどう)し、猥らな擬音が響く・・
ミレイの言葉に反応して、化け物が巧遅に蠢(うごめ)く。
「いくぅ、ぃくぅっ。オマ○コいくぅぅぅー・・」
プロでは有り得ない見世物だった。後ろの観客は総立ちだ、おそらく陰茎も・・
一頻(ひとしき)り振ったミレイの腰が落ち、肩の力を抜いた観客へ
「見てて下さいよぉ、行きますよぉ。」男が観客の抜力を窘(たしな)める。
化け物ディドゥルドを下へ抉(こじ)るように引き抜くと、大量の液体が流れ出し
クッションを大きく濡らす。
観客の驚き感じ入った声が洩れ、ミレイが「ぁぁっ・」小さく呟く。

 
 観客の響動めきが収まると、ミレイの紅く染めた乳首に黒いリングが嵌められ、
勃ちきった蕾を男の口が吸う。吸出し様指で捻る男・・ミレイの乳房が躍り、
「いぃ~ぃ。」観客の耳に心地良い甘声。
腰に挟んだ濡れたクッションを抜き取り、ミレイを裏返しにする男。
うつ伏せの腰をゆらゆらと持ち上げるミレイの脚が、男の指図で開いたまま観客の
手で固定される。
銀の洗面器をミレイの開いた股間下に移し、拳と腕に塗る男。
並より大きな拳がミレイに『ズブズブ』と飲み込まれ、ガクガクと振れる尻が仕込
まれた女の性を見るようで、ヤラセでは有り得ない本物の性戯と感じた。
膣壁を引っ掻き回す男の拳が女の性器を蹂躙し、嬉々として受ける蹂躙にこの世の
ものとはいえない咆哮を放つ女。
この手の趣味のない女性が見れば、止めれない吐気を催す筈だが、ミレイにそれは
無く、歓喜に堪えず搾り出された円寂(えんじゃく※満足して逝く)の奇声だっ
た。
しかし、滅しても甦生(そせい)させられ、抽挿に拍車を掛けるフィストに女の身
体が狂う。
「あ~あ~っ、イキますイキます。み・美鈴が逝きますぅ~―――――」
男が顔を顰(しか)め、「まだまだ、尻にも此れから入るんだぞぉ。」盛んに牽制
する。
聞き取り難い声で、一瞬の出来事だったが正夫には深い疑念が芽生える・・
その後も続く激しい責めにのた打つ女は、観客の歓心を一身に集めていたが・・
正夫だけは急に醒める酔いと萎える膨らみを感じていた。
 
 特別参加の見世物が終わり、続くストリップに関心を示さず疎らに帰る観客に交
じり、正夫も小屋から出る。携帯を取り出し自宅にかける・・
「あ、お母さんですか。女房は居ますか?」
「えっ! ええ~・・今、お風呂に入ってますよ。」
「そうですか、あ、何でもないです・・子供は眠ってるんでしょ。」
「はい・・」
「いいです、ゆっくりして行って下さい。明日は夕方には帰れますから。」

 
 『美鈴は家に居た。思い過ごしか?』一時の疑念が霧消する。

 
 正夫の家では・・
 『もう~、正夫さんから連絡は無いって言ってたのに、吃驚しちゃったワ。』
『美鈴ったら、「正夫さんが社員旅行に行くから偶には私も友達と会いたい。」
なんて私を呼んで置きながら子供を預けたまま電話もして来ないんだから・・』
『明日は早く帰って着てよ、遅くとも正夫さんが着く前に。』
留守を預かる美鈴の母がぼやく。

 
 小屋が跳ねた後、ミレイと情夫がホテルの一室で・・
「美鈴、初めてにしては上出来だったなぁ。」
「お前が本名を呼んだ時はシマッタと思ったんだが、誰にも判りゃしないナ。こん
な所では・・」
「尤もお前のは演技ではなく本物のマゾだからナ。」
「観客に見られて善がるなんざぁお前も相当なマゾだなぁ。」
「恥かしぃ~、美鈴をマゾに仕立てたのはアナタですから・・」
「アナタに襲われて、こんなにされてしまったんです。」
「よく言うぜ、最初に騙してお前を襲ったとき、旦那が他の女に手を出してるって
話した途端、抱きついてきたのは誰だぁ。」
「許せなかったんです、道徳的に不倫が・・」
「はっ、道徳的に?お前のは不倫じゃないのかよ。」
「裏切られれば道にも迷います、それ以前から怪しいと思ってた事もあって、アナ
タの言葉で納得してしまったんです。」
「徳を積む道に迷ったのか?で・・今は不倫にドップリってか?」
「・・・・・・・・」
「明日は帰るのか、不義理の旦那の許へ。」
「子供も居るだろ、『ママ・・いちゅいちゅ。』の子が。」
「お前が善がり逝き捲くるから、2歳の子まで覚えました。ってか。」
「・・・仰らないで・・」

 ふとした弾みで情夫の肘が美鈴の乳に擦れる。
「あっ・・」美鈴が固まる。
「どうした・・あっ、乳首が勃ってる。お前ブラもしてなかったのか。」
「リングを嵌めたままか!?乳首リングも其の侭だったか。」
「丁度良い、此れからタップリ美鈴の尻穴に俺の精汁を仕込んでやろうと思ってた
んだ。」
「ブラウスの上から・・こうされると・・」
薄い布を勃ち起こす弾けそうな蕾に、布を通して爪先が柔掻く。
「うぅ・」プルッと震える美鈴の乳房。
    ______________________________

  正夫の家庭(はら)を破り、愛美から美鈴に寄生胎を換えた情夫が美鈴を責め
る・・

「ああ~、下さいぃ。アナタの精汁を美鈴のお尻に下さいー。お尻の穴に溜めてク
ダサイぃぃ~っ。」
「俺と一緒に暮らすか?旦那と子供を捨てて暮らすかぁー。」
「・・・・・・・」
「どっちだ美鈴。捨てるか溜めるか、どっちだぁー。」
「ああああぁあぁぁーーー~、溜めてください・・タメテェ~ー~捨てますからぁ
~ーーっ。」


 1週間経っても美鈴は帰ってこなかった・・旅行に行ったあれ以来・・
正夫は捜し回った・・今は会社も辞め自棄(やけ)になる正夫。

目隠しされた女・・目に焼きついた場面を愛美で再現して責める・・


 アニサキスの宿主だった愛美を目隠しして後悔をぶつける・・帰ってこない女房
を偲びつつ・・

          

               【 焉 】
 
2006/02/11 08:25:01(YvQevpeX)
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