午後５時半。定時のチャイムの音に紛れ、私は忍び足で書庫に近づくと
ドアをそっと開けた。エアコンの効いた埃っぽい書庫の中で、彼・・・
平井が腕を組んで仁王立ちしていた。上着を脱ぎ、ネクタイは外してる。
二人で目を合わせてニヤッと笑うと、私は静かにドアの鍵を締めた。

「・・・・っ！」
さっきまで、ただの営業マンと事務員だった二人が、強く抱き合う。
まるで喉が渇いた獣のよう、私たちは互いの唇を激しく求め合った。
「んっ・・・んふ・・・平井さんのエッチ。」
舌を絡めながら、上目遣いで彼を見つめて微笑むと、平井は
「エッチなのは亜澄だろ？」
と、普段の爽やかな彼からは想像もつかないような低い声で囁いた。
そして私の手を掴むと自分の股間にあてがい、私の胸を制服の上から
激しく揉みしだく。私は、すでに固く盛り上がっている彼のズボンの
ファスナーを下ろし、ベルトをはずすと、右手で彼のモノを掴んだ。
「大きいだろ？欲しいか？」
「うん、欲しい・・・舐めていい？」
平井はため息交じりに「いいよ」と呟いて、跪く私の口元にそれを
ねじこんだ。裏筋を舌で刺激しながら、舐め上げ、亀頭を唇で包む。
軽く吸うと、彼は搾り出すような声で「あぁっ」と吐息を漏らした。
私の頭を両手で掴んで、根元まで飲み込ませ、腰を前後に振る平井。
そんなあなたの乱暴なイマラチオが、たまらなく好き。
「んぐっ・・・あぅ・・　グチュッグチュッグチュッ・・・。」
私の口元から発せられるいやらしい音が、シンとした書庫に響いた。

「亜澄、おまんこ出せ！」
彼は強引に私を立ち上がらせると、体を反転させ派手にスカートを
捲り上げてパンティをずり下ろした。
「やっ・・・。」
「ほら、ぶち込んでやる！」
突き出したお尻ににじり寄ると、彼はすぐさま固いモノを挿入した。
濡れていた？　私の陰部は、まとわりつくようにそれを受け入れた。
会社の書庫で、会社の制服のまま、スーツ姿の彼に突き上げられる。
エアコンが効いているはずの部屋がとても暑く感じた。背の低い私を、
器用に斜め下から突き上げる彼。 日頃は身だしなみを整え、サラサラ
ヘアの爽やかな営業マンのくせに髪を振り乱してズボンを膝まで下ろし、
両足を肩幅以上に大きく開き、女の尻に腰を打ち付けている。
そんな彼がどうしようもなく素敵。

そう、どうしようもなく・・・

ドア一枚隔てた向こう側を、誰かが通るかも知れない。声を出せば、
事務所に聞こえてしまうかも知れない。こんなところで欲望のまま
セックスをしている私たち。緊張感と快感で、自然に涙が出てきた。
「亜澄・・・亜澄・・！」
「うっ・・あんっ・・はぁっ。」
「亜澄、気持ちいいか？ん？」
「ん、気持ちいっ・・平井さん、あぁいや・・！」
「亜澄、好きだよ、亜澄・・・好きだよ！」
私を突き上げながら何度も名前を呼んで「好きだ」と繰り返す平井。
抱きしめられ、後ろから突かれ、彼の甘く激しい言葉に朦朧とする。
涙が溢れる。心が叫ぶ。＜私をめちゃくちゃに壊して！＞
「亜澄、もうイクよ！」
「んっ・・。」
「中で出すよ！」
（え！？）
「亜澄、あぁ、イク・・・亜澄！」
平井は私をさらに強く抱きしめると、腰を密着させたまま止まった。

うそ・・・　平井さんってば、中で出したの！？

快感を忘れ焦燥感に駆られながら、私は抜け出た彼のモノを舐め、
”後処理”を施した。平井は呼吸を整えながら、私の髪を撫でた。
下着をはいて制服を整え、しゃんと背筋を伸ばして彼を見ると、
ふいにぎゅうっと強く抱き寄せられた。
「亜澄・・・。」
「ん。平井さん、すごく良かった。」
「ほんと？ごめんね、すぐイッちゃって、俺子供みたい。」
「ううん、いいの。時間ないしね。」
「亜澄、中から出てくるんじゃない？下着、大丈夫？」
「出てきてるよ。濡れてるけど、わざとこのまま帰るわ。」
彼は”変態女め”と言わんばかりの目で、クスクスと笑った。

自宅に帰りついた頃には、スカートまで染みが滲み出ていた。
下着は濡れそぼって、陰部にくっきりと染みを象っていた。

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