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1:好奇心の代償-2
最初の告白から時間が経ってしまいました。
冷静になって何を書こうとしているのだろうと怖くなってしまって...。 でも...書かなければならないんですね。 「舞!こんな格好で行くつもりなの!」 起こしてくれないと行けない!とワガママを言うかずみの為に前日お泊まりしに来た 私の持ち物をチェックしていいました。 と言っても、ごく普通の30歳代の着る様な服です。 「やっぱりね、こんな事じゃ水着も....やっぱり~」 そんな事言われても、明日出発なのに!とすねる私に向かって、にやっとHなを浮か べ、奥から紙袋を持ってきました。 その中には、どう見ても20歳前半の娘が着る様なキャミにミニスカート類が入って いました。 更に、えっと顔を赤らめてしまうくらい大胆にカットされた水着を渡されたのです。 「こんな事だろうと思ったから用意しておいたから」 と持参した水着や衣類は取り上げられてしまいました。 翌日、恥ずかしさに顔を赤らめながら、渡された衣類を身にまとい沖縄に向ったの です。 那覇空港に到着し、かずみは実家に車を取に行きました。 私も付いて行くと言ったのでずが、長居させられるからと一人で行きました。 私は空港の喫茶店で待っていましたが、長時間居る事になれていない為居心地が悪 くなってしまい30分程でロビーに出てしまいました。 ぼーっとしていると突然 「ねえ?誰か待ってるの?」 と声をかけてくる人がいました。 はっとして声の主を見ると、どうみても高校生くらいの少年2人でした。 ひとまわりくらい年が離れているかもしれない人妻をナンパしてくるなんて。 かずみが居ないと何も出来ない私は、どうしていいのかわからず狼狽えていました。 今時の少年たちはこんなに積極的なのでしょうか? かずみ助けて!と願った瞬間、 「舞、お待たせ」 とかずみの声がしました。 「先生!、なんでここに?」 「あなたたちこそ何でこんなとこに居るのよ!」 驚きました、彼らはかずみの教え子だったのです。 彼らから解放されほっとしました。 かずみは彼らから事情を聞いているようです。 可愛そうに、きっと後でこってりショボラレちゃうのかなと同情していました。 話が一区切り付いたのか、かずみが声をかけてきました。 「舞!この子たちも一緒に連れて行くから!」 え~!と状況がわからない私におかまいなしで、かずみは私をひぱり車に押し込み 彼らとともにかずみの旧家に向ったのでした。 いくら何でも偶然すぎますよね。 その通りです。 全てはかずみの策略だったのです。 ...その時はまだ私は流されるままでした。 このとき彼らの同行を必死に拒絶していれば、私は良い妻でいられたかもしれないのです。 この夜、私は人妻として許されない一歩を踏み出してしまうのです。
2004/08/29 18:57:42(tZcaIZC3)
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