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女系家族
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:女系家族
投稿者: ミタフラワー ◆6sb4qoSogU
 人間にとって快楽は身体的・精神的にプラスの作用をもたらしてくれる。しかし、快楽の効果は恒久的なものではなく、単発的なものである。それゆえに、継続的な補充が必要不可欠となる。その代表的なものが麻薬であろう。麻薬が使われているのは表の世界では手術等の治療、裏の世界では裏社会で生きる連中の取引に用いられている。どこで使われるにしても、身体的あるいは精神的な苦痛を軽減し、楽しみを倍増させてくれるのである。しかし、単発的な性質を有しかつ継続的な補充が必要である為、一旦手をつけると麻薬と縁を切ることが不可能となってくる。こういったものは、ウソでも同じであろう。ウソが快楽になる代表的な現象は「粉飾決算」である。とはいえ、人間が何の前触れもなく快楽にはまり込むとは考え難い。快楽にはまり込むにはきっかけが必要であり、そのきっかけこそが誘惑である。これからお話しするのは、誘惑に負けたことから快楽にはまり、その末に行き着いたある男性の物語である。
 ある年の8月、ある男性が大阪の京*で何することもなく、花壇の縁に腰掛けていた。その男性とは星野 明(仮名、23歳)。彼は1浪して大学に合格はしたものの「燃え尽き症候群」みたいな精神状態に陥り、大学4年であるにもかかわらず単位は最悪の状況である。しかし、彼には自分の置かれた状況を認識できないでいる。現実から逃げようとする「現実逃避」である。今の彼の心境は、得体の知れない嫌な状況から何としてでも逃げ出したいのだが、その糸口が見出せないでいるのである。彼のアプローチ方法はナンパで、引っ掛けやすい都合の良い女を見つけて、性欲で以って現実逃避を図ろうとしているのである。しかし、思うように自分の都合に合う女は見つからず、辺りを徘徊するだけであった。8月の下旬頃、彼はいつもの京*に足を運びいつものように辺りを徘徊していた。そして、百貨店に入ったときのことである。休憩椅子に彼と年が近い女の子が座っており、求人雑誌を読んでいた。何気なく彼はその女の子の隣に座り、女の子の様子を窺っていた。彼は「何か良いバイトは見つかりますか?」と声を掛けた。当然、その女の子は無視である。しばらくすると、その女の子は去って行った。彼はナンパ失敗と無念の表情を浮かべて椅子に座っていた。しばらくして、彼も席を立ち徘徊を再開した。百貨店を出、近くの公園に行くと、さっきの女の子が椅子に座って求人雑誌を読んでいた。さっきの態度に少し腹を立てていた彼は近くのコンビニでカッターナイフを買い、再び女の子に近づいた。彼は椅子に座るなり、女の子のオッパイを揉みカッターナイフを首に軽く当てて「さっきはよくも無視してくれたなぁ。俺が嫌いなのかいぉ」と脅すように言った。彼女は突然のことにビックリし、彼を睨みつけながら体を強ばらせていた。彼女が抵抗しないのに付け込んで、彼の行為はエスカレートし、彼の手は次第に服の中の乳房に及んだ。女の子は「やめて下さい」と言うが、彼は「さっき、俺を無視したバツだ。それとも、首を切られたいか?」と脅しで答えた。女の子は「わかりました。用件は何ですか?」と聞いてきて、彼は「俺と遊べ!」と言った。彼女は断るが、彼は乳首が引きちぎれんばかりに抓ってきた。女の子は泣きながら、しぶしぶ彼について行くことにした。彼は女の子の手をきつく握り、先導した。あたかも児童誘拐の状況であるが、小中学生でもないはずなのに手を振り解いて逃げることをしなかったのが不思議であるが、今の彼にはそれが不思議であるとはちっとも思っていない。ラブホの部屋に入ると、彼女を先にシャワーに入らせ、彼は後に続いた。彼女の肢体はまるで中学生であり、オッパイは貧乳に近いくらいペッタンコであるが、乳首の立ち具合が彼のチ○ポを大きくさせた。彼女は彼が入るなり胸を隠して後ずさりするが、彼はその彼女に歩み寄り「もう諦めろや。俺を無視したことが運の尽きやと思って、楽しめ!」と怒鳴りつけると、女の子は泣き出した。彼女は彼の言うがままにチ○ポを洗い、フェラチオをした。フェラは上手ではないが、自分の言う通りにしてくれたことに対する優越感というか征服感が勝っていた。シャワーから上がると、濡れた体のまま彼女を押し倒し、即挿入した。「イヤー!」と彼女は悲鳴をあげた。しかし、彼は彼女の乳をしゃぶり、キスをしながら抜き差しを繰り返した。イキそうになると、彼は彼女にフェラをさせ口内射精をした。彼女に残り汁を吸い取ってもらい、口の中の精液を飲ませた。彼女の顔は涙と鼻水と精液が混ざった状態でしばらくすすり泣いていた。彼はなぜかそんな彼女の髪を撫でていた。泣き止むと一緒にシャワーに入り、彼女の体を丹念に洗った。そんな彼を見た彼女は不思議そうな感じで彼を見ていた。そのときの彼の表情が先程の鬼とは対照的に穏やかだからである。洗い終えると、彼は自分の体を洗おうとしたが、彼女がフェラをして発射させた後に丁寧に洗ってくれた。シャワーから出て服を着る途中、彼女は「ねぇ、お兄さん。何だか不思議ねぇ」と言うと、彼は明るく「そう。なんでだろうねぇ」と返した。ホテルを出ると、彼は近くのファーストフード店に誘った。彼女はすんなり受け入れ店内へ。お互いに自己紹介をした程度であとは沈黙状態が続き、店を出ると、2人は別れた。彼女は幸子(仮名、22歳)、フリーターをしており、京*が通り道で、たまにここで買い物などをするらしい。情報はそれだけである。この日の出来事が、後に思わぬ方向へ導かれるとは双方とも知る由がない。
 1年が経った8月の始め。この日は淀*で花火大会があり、この日、彼はバイトの面接の帰りであった。十*側の河川敷が混雑することはわかっていたことから、対岸の河川敷にて花火を眺めることにした。色とりどりの花火は彼を含めて見ている全ての人を魅了した。そのとき、彼の耳元に「きれいですねぇ」という女性の声がした。声のする方向へ顔を向けると、自分と年の近そうな女の子が花火を眺めていた。周りに男性がいた為、錯覚だろうと思って何も言わず次に舞い上がった花火に目を向けた。この花火が消えたとき、彼はその女性が誰に話し掛けていたのか疑問になった。周りに男性がいたはずなのに、誰一人として反応はしない。辺りを見回そうとした瞬間、花火が爆発する音が聞こえた為、瞬時に花火に目を向けたが連発であったことから、いつの間にかその疑問も消去された。連発花火が終わった後、混雑を恐れて早めに切り上げた。土手を上がり、*津駅に向かおうとしていた。途中、トイレがしたくなり、人気のないところで小便をしようとズボンを下ろしたとき、背後に気配を感じたかと思うと大きな包丁が彼の前に突きつけられた。パンツを下ろしていない彼は失禁をしてしまった。そんなことを知らない何者かは「お兄さん、さっきはよくも無視してくれたわねぇ!」と音程低く言った。女性の声であることは認識できたが、誰であるかははっきりしない。彼は声が出せない状況であったが、その女性は股間に手を伸ばしてきた。彼は冷や汗が出たにもかかわらず、その女性は「男のくせにはずかし~ぃ」とやらしく言いながら、チャックを開けてチ○ポを引っ張り出ししごいてきた。女性は「私の手の中であなたのちんちんが膨らんでいっているわよぉ~。私の手に精液かけたら、この包丁で首を切るわよ」と言いながら、しごきに強弱をつけてきた。彼は「ぁん」と微かな声を漏らした。女性は「もう感じてるのぉ。このままイク?それとも私の家で楽しいことをする?どっちにするの?」と聞いてきた。このままイッちゃえば首を切られてしまうことを恐れた彼は「あなたの家で楽しいことをしたいです!」と必死に懇願した。しかし、彼女はしごきのテクは変えないまま「なに生意気言ってんのよぉ!」と語気を荒げるとチ○ポを強く握り、「ちゃんとお姉様に敬語を使いなさい!」と怒ってきた。彼は泣きそうな声で「お姉さまのおうちで楽しいことをさせて下さい。お願い致します」と言い直した。すると、彼女のチ○ポを握る手は緩み「いい子ねぇ。ご褒美におもらししたおちんちんをなめてあげる」やらしく言うと、包丁を持ったまま彼を正反対に回し、両手を腰に絡めてフェラをした。手でしごかれた以上に強弱のあるフェラに口の中でさらに膨らみを増した。大きくなるにつれて彼女のフェラも激しくなり、彼の「うぅー、出るぅ」という言葉と共に彼女の口の中に精液が出た。残り汁を少し強く吸い出すと、彼女は彼の目の前で口内の精液を自分の手に出した。彼女は微笑みながら「京*でナンパした女の子とは一味違うでしょう?」と言った。彼は驚いた表情を見せると、彼女は「よくも妹にひどいことしてくれたわねぇ!」と一変して語気が強くなった。すると、もう1人の女の子が現われた。その女の子はどこかで見覚えのある顔である。「お久しぶりです」という女の子の言葉に彼は驚きを隠せなかった。そう、幸子である。幸子は続けて「お姉ちゃんと私、どっちが上手?」と聞いてきた。この質問が茶化したものであることを彼は知らない。彼は固まったままである。幸子は「明さん、固まってるよ。しかも失禁してる。オシッコが終わってから脅すとかの配慮をしたらどうなのよぉ」と笑いながら言ってきた。姉は笑みを浮かべて「明さん、ごめんなさい。まさか失禁してるとは思わなくて、股間触った瞬間ビックリしたの。とりあえず、家に来て。すぐ近くだから。替えのパンツ用意するから」と言うと、失禁で濡れたズボンを履いたまま彼女の家に向かった。家に入りドアをロックすると、姉はいきなり彼のズボンとパンツ、そして上着を脱がして全裸にした。それに合わせて幸子も全裸になった。彼を脱がし終えた姉も全裸になった。妹とは対照的なDカップくらいの巨乳をした姉は、乳首の見栄えは幸子より劣るものの乳輪と乳首の黒ずみは彼の性的興奮を誘った。すると、襖が開いてその中から中年の女性が全裸で出てきて3人に歩み寄ってきた。その中年女性はCカップの巨乳だが、姉よりは大きさがおとるものの脂の乗った肢体と垂れたオッパイが年増の色気を感じさせた。彼は目を丸くし、手であそこを隠そうとしたとき、中年女性は「あらまあ、幸子も麻実もセックスは2階の部屋でしなさい」と茶化すように言った。麻美は「わかったわ、お母さん」と言い、彼のチ○ポをフェラした。中年女性は「お風呂沸いてるから、先ずは体を洗ってきなさい」と言うと、部屋に戻った。彼は「ご主人はどうしたの?あなたのお父さんは・・・?」と聞くと、2人の表情は曇ったが幸子は「離婚したの」とだけ答えた。彼はまずいことを聞いたと思い深くは聞かなかった。3人でお風呂に入った後、2階の部屋でエッチをするが、緊張もあって彼のチ○ポは役に立たず、その日は3人全裸となって川の字で眠った。このときの彼には、幸子の言葉の意味を考えることよりもハーレムの楽園に入り込めた快楽の方が勝っていた。
 翌朝、彼は目が覚めたと同時に朝立ちで勃起していた。目が覚めて朝立ちした彼のチ○ポを見た幸子は「おはよう。すごぉ~い。爆発しそうなくらい勃起してるぅ~」とやらしく言うとチ○ポをしごき「手だけでは不満でしょう~」と言ってフェラチオをし始めた。姉の麻実と比べてテクは上手くないものの、根元までしてくれるのには歓心してしまった。何よりも、フェラをしながら彼を見るその目つきが余計に性的興奮を誘った。音を立てながらフェラをしていた為、姉の麻実が目を覚まして2人の様子を眺めオナニーを始めた。麻実の気持ちの良さそうな声に誘われ、彼は麻実のオッパイを触ったり乳首をつまんだりしていた。次第に麻実の息遣いが荒くなり「もうだめぇ。・・・明さん、ちょうだい・・・オ○ンコに」と言うと、幸子はフェラをやめて姉にキスをしてきた。レズに興奮した彼は、麻実のオ○ンコにチ○ポを挿入した。麻実の「うぅ」という声にさらに興奮し、彼はピストンを繰り返した。幸子は麻実の乳首を舐めたりキスをしたりして、彼は両手で幸子と麻実のオッパイを揉んだ。イキそうになるとオ○ンコからチ○ポを外し幸子の顔と麻実の乳房に精液をかけた。白く濃い精液が大量にかかった。幸子は「うわぁ。明さん、大量に出したわよぉ」とやらしく言うと、麻実にもかかった精液を見せた。麻実はやらしい口調で「若いわねぇ。これだけ精力があったら、何回エッチできるかしらぁ」というと、幸子は彼のチ○ポの残り汁を吸出して麻実とキスをした。起き上がると、麻実は一足先に風呂場へ向かった。麻実が上がると、次は幸子と彼が風呂場へ行った。風呂から上がると、麻実は服に着替えて朝食を取って出掛けた。昨日の母親も出掛けていた。家に残ったのは、幸子と彼だけであった。二人向かい合って食事をして、自己紹介や今日の予定について話していた。麻実は27歳で、保険会社代理店を自宅で開いており、今日も営業のためあちこちを視察しているとのこと。母は香織(仮名、46歳)で、姉の麻実が成人を迎えた時に離婚したとのこと。今は、パートに出ているとのこと。パートが休みの日は姉の営業アシスタントのようなことをしており、まるで友達のように仲良く仕事をしているらしい。彼は寝巻きのままであり、服はどうしようか悩んでいた。幸子が男女両用の上着やズボンがあったことを思い出し、それを着た。サイズは少し小さめであるが、失禁をした服では外に出れない為、我慢をした。昨日の服は洗濯に出した。お互い失業していることから、先ずはコンビニへ行くことにした。粘ること1時間、思うような仕事が見つからない為、彼は一旦家に戻り、夜ぐらいにまた彼女の家に来る約束で別れた。
 その日の夜、彼は彼女の家に伺い、4人で夕食をとった。3人は彼を受け入れる感じのムードで、酒もかなり呑んでいた。ビール瓶を数本平らげた麻実と香織はテンションが上がって服を脱ぎ全裸になり、幸子も香織や麻実に促され全裸にされ、香織は彼を全裸にすると、キスをし、麻実と幸子は交代交代でフェラをした。1階の香織の寝室に誘導されると、彼は押し倒され今度は、麻実はオ○ンコを彼の顔に押し付け、幸子と香織は交代でフェラをした。香織のフェラテクは誰よりも上手で、彼女がフェラをすると、彼は香織の口の中に発射した。香織は残り汁を吸い出すと、幸子とキスをして精液を口移しした。幸子はやらしい目つきで「明さんの精液って、美味しいわねぇ」と言った。それを聞いた姉は「私にもちょうだい」と言うと、向きを変えて69の形でフェラを始めた。激しくしごくため、すぐに麻実の口に射精した。麻実は香織にキスをして口移しをした。今度は、香織が騎上位となり幸子は香織と向かい合う形でオマンコを彼の顔に押し付けた。香織の腰振りは恥骨同士を頻繁に擦り合わせる為、感度は抜群であった。気持ちの良さそうな声が部屋中に響いた。香織の腰振りでイキそうになると彼は香織の膣に射精してしまった。慌てて香織はチ○ポを抜き、麻実に中に溜まっている精液を吸い取った。吸い出すと、麻実は精液を飲んで「何回でもエッチできるねぇ。3人が気絶しても足りないんじゃなぁ~い?」とやらしく言った。その後、中出しをしてはもう1人の人が吸い出すといった感じのセックスが数回続くと、幸子と彼は気絶して4人はそのまま眠った。翌朝、朝立ちチ○ポを麻実と香織が独占して、香織が騎上位を何回かして果てた。香織と麻実、幸子と彼、といった順にシャワーを浴びると、香織と麻実は2人一緒に仕事に出掛けた。そして、幸子と彼はいつものように仕事探しに出掛けた。その日は家に帰ることなく1日を過ごした。夕方頃、家に帰ると夕食を終えると、性宴が始まった。そのような日々が3ヶ月ほど続いたある朝、リビングで香織と麻実が何かの書類をテーブルに置いて全裸で待っていた。幸子と彼は2人に向かい合う形で座ると、書類に署名と捺印するよう促した。彼は印鑑がなかったが、麻実が百均で買ってきた印鑑を手渡すと、彼は署名・捺印した。それを見た香織は「名義だけ貸してくれたらいいから。麻実は保険の営業しているから少しでも協力してあげてね。あなたにひとつも負担を掛けさせないから」と言った。香織と麻実はご機嫌な様子だったが、幸子の表情が少し曇っていることに彼は気付かないままであった。
 明るいうちは幸子とデート、暗くなると4Pの性宴という感じの毎日が繰り返され、そんな日々が半年くらい続いた。さすがの彼もそんな毎日に嫌気が差し、それがエッチにも反映されていた。3人がフェラをしてもなかなか勃起しないのである。そんな日が1週間続いたとき、香織と麻実は彼にバイアグラを飲むよう勧めた。彼は言われた通り飲むと心臓が異常にドキドキし、撓っていたチ○ポがみるみる大きくなり、その大きくなったチ○ポを3人は嬉しそうに弄び、何回も射精させた。それが毎夜、彼のチ○ポが萎えているときにバイアグラを使用した。そんな日が1週間も続くと、彼にも嫌気が日に日に増していった。8日後の昼、ファーストフード店で幸子と彼は向かい合わせで話をしていた。席に座ると、幸子の今までの笑顔に陰りが見えた。それに気付いた彼は「さっちゃん、どうしたの?」と聞いた。彼女の表情はさらに陰りを見せて、幸子は「毎日、こんな生活楽しい?」と聞き返してきた。彼は意味がわからず「何で聞くの?」とさらに返した。彼女は俯いて弱そうな口調で「毎日毎日、あなたを見ているとかわいそうで仕方がないの。最初はそうは思わなかった。しかし、あなたがバイアグラを飲んだときからそう思えるようになってきたの」と言った。彼はそのときただならぬものを感じ、笑顔が少し曇った。しばらく沈黙が続いた。沈黙を破るように彼女は「約2年前の8月のこと覚えてる?」と聞いた。彼は首を縦に振ると、彼女は「あのとき、私は姉と一緒に買い物に行ってて、姉が買い物し終わるのを待っていたの。そしたら、あなたが話し掛けてきて、怖くなって逃げ出したの。そして近くの公園なら大丈夫だろうと思ったんだけど、あなたは追いかけてきて、しかもカッターナイフで脅してきた。私は従わざるを得なくて。しかも、私は処女だったの。姉は必死で私を探してたら、見知らぬ男とホテルに入った私を見たの。ホテルに入った後、私達が入った部屋の隣に入って、出るまでじっと待っていたの。妹の泣き叫ぶ声がして、姉は何もできない自分に嘆いていたみたい。ホテルを出てあなたと食事をした後、別れた時に姉が来て2人で思いっきり泣いたの。それからというもの、あなたを探す日々が続き、ついに去年の花火大会であなたを見つけたの」と一旦切った。彼は「じゃあ、あのとき『きれいですねぇ』と言ったのは・・・」と言うと、彼女は頷き「そう私。でも、あなたは私を無視した。悲しくなって土手を上がって、あなたが出てくるのを待ち伏せしていたの」とあのときの経緯を説明した。父親が離婚したというのはウソで、バイアグラを毎日飲ませ続けた末に自殺したとのこと。母親が保険の外交員をしていたことが幸運して、死亡保険金が舞い降りてきた。事の発端は、父親の姉に対する異常なほどの性的虐待で、姉が母親に相談したところ、父親の性癖は別れても直らない為、殺害を企てた。母親がバイアグラを調達し、姉が父親の大きなチ○ポが欲しいとのことで、毎日バイアグラを飲ませてはフェラチオセックスをしていた。1週間後、父親は姉への性的虐待を後悔し姉に謝罪したが、姉はそんな父親を許すはずがなく、継続してバイアグラを飲ませた。悔い改めても許してくれない姉に恐怖を感じた父親は高層ビルで飛び降り自殺をしたとのこと。そこまで聞くと、彼は恐ろしくなり、自分はどうなるのかと聞いた。幸子は「あのとき署名・捺印した紙は、生命保険の書類だって事はわかってたよね。書類に書かれていた会社名から明白だよね。私はだんだん姉のすることが怖くなってきた。泣きそうだった」と言うと、彼女はすすり泣いた。泣きながら彼女は「今あなたに残された選択肢は2つ。このまま姉に殺されるか、住所を移転して逃げるか。あとは、契約者名義はあなただけど、契約書類を母が持ってて、それを奪ってあなたの方から解約をするか。実質的には2つね。どちらを選ぶかは自由だけど、私はあなたにできる限りの協力はする」と言った。しばらく沈黙が続いた。彼は契約書類を奪って解約する方を選択した。2人は即座に家に帰って、契約書類を探した。契約書類が見つかり、すぐさま保険会社に連絡をした。解約の手続きをして、それから彼女の家を出た。中*駅の入り口付近で幸子と別れた。そのとき幸子は「素性の知らない女をナンパしないようにね」と言うと彼に少し深いキスをした。
 数日後、ふと電車で中*駅を通過した際、ある一軒家が黒焦げになっているのが見えた。梅*駅で新聞を買い社会面に目を通すと、さっき見た一軒家で昨晩火事があったことが報じられていた。彼が驚いたのはその次。焼け跡から3人の女性の焼死体が見つかり、そのうちの1人は包丁でめった刺しにされていたとのこと。そして、現場検証の結果「○○香織(47歳、主婦)、○○麻実(27歳、OL)、○○幸子(24歳、フリーター)」の3名であることが判明した。めった刺しにされたのが誰であるかは書かれていないが、刺されたのは麻実であることが彼には推測できる。
 
2004/08/08 17:13:38(RepKBEJr)
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