彼の腕の中に引き込まれました。
「アッ!・・ダメ・・そんな事する為に来たんじゃ・・。」
「お礼がしたいんだ・・**さんに・・」
「そんな・・・そんな事・・」
彼の腕の中で抱かれたまま、ジッと目を見つめ合いました。
心の中まで見られてしまうようで、思わず目をそらしました。
その時でした。彼の唇でふさがれました。
下半身が熱くなっていきました。舌が差し込まれると、思わずその舌と舌をからめました。
もうだめでした。こうなるの解かってたのに、いざとなるとどうする事も出来ぬほどに身体が反応してしまうのです。
「アァァァ! 私もうだめ・・」
彼の首に腕を廻していたのです。
彼の布団の中に下着姿の私がいました。その下着も彼の手によって脱がされました。もう夕食の支度を始めなければいけない様な時間でした。
そんな時に、私は主人以外の男性と再び交わっていたのです。
もはや、言い訳は出来ない事になっていました。