私は神奈川県の大和市内に住む２９歳の女性です。小学校の校長を定年退職した父と
母、そしてベスという犬と暮らしております。ベスはボルゾイという大型犬の雄で、私
が女子校生の頃、子犬でもらい、今では立ち上がると私の背より大きくなりました。
　私は去年の９月に学生時代からお付き合いしていた人と結婚し、夫とシンガポールで
暮らしておりましたが、夫は今年の１月、出張中の上海で暴漢に襲われ他界してしまい
ました。たった３ヶ月の新婚生活が破れて家に戻った私を家族は腫れ物にさわるように
大切に扱ってくれ、おかげで私もようやく心の傷も癒えてきたところでした。でも私が
家に戻って一番喜んでくれたのはベスかもしれません。ベスはおしっこを漏らすほど喜
んでくれました。
　私が日本に帰ってきてから初めに感じたことは、日本中どの街へ行ってもそうでしょ
うけど、ここ１年の間に急速に悪化した治安の悪さです。大和の街でも不良な中国人や
韓国人が町中を闊歩して、空き巣やひったくりなどが増えてきました。先日、夏のよう
な陽気になったので久しぶりにミニスカートを履いて近くのコンビニに行ったときも、
出てくると駐車場にたむろしている韓国人のチンピラ風の若者達が私を見ると口笛を吹
いたり、意味の分からないハングル語を言っては下品に笑いはやし立てていました。私
は無視して早足で家に帰りましたが、後を付けられていたのかもしれません。その日は
私が帰ってから初めて父母が夫婦で旅行に出かける日で、成田からの最終便に乗るため
に午後４時に家を出ました。
「留守中頼むね、ちゃんとに鍵掛けるのよ。」
　出かけるときはまるで小さな子供に言うようにふたりで仲良く出て行きました。
今までの３ヶ月私のために好きな旅行も行かずに、私と一緒に夫の仏事に追われてきま
したので、申し訳なく思っていただけに感謝を込めて送り出したつもりでした。
　父母を送り出し、ベスを鎖で繋ぎ、１０分ほど片づけものをしていると玄関で
「宅急便でぇす。」という声が聞こえました。今思うとその日本語はすこし変な訛があ
りました。
「は～～い。」その日の天気と同じように爽やかに玄関を開けると、そこには先ほどの
韓国人達がニヤニヤ笑っていました。
「なによ、あなたたち。」
　私はびっくりして、ドアを閉めようとノブを思いっきり引いたのですが、韓国人達の
一人が素早く身体を滑り込ませて、私の後ろに回り、大きな手で私の口を塞ぎました。
そこまで一瞬の出来事です。チチッっという音がしたと思うと、視界の端に火花が見え
てスタンガンでしょうか、腰に二箇所当てられたかと思うと全身に激痛が走り意識が遠
のいて行きました。

　遠くから聞こえてくるベスの鳴き声で目が覚めると、胸と下腹部に冷たい感触を感じ
ました。私は全裸で居間にあるガラス製の応接テーブルを抱える形で、四本の足に両手
両足を縛られ、強制的に四つん這いにさせられていました。股間には何かヌルヌルした
ものを塗られて、愛液が漏れ、膣内が熱くなっているのを感じました。
「いやーーーーーーー。」
　私は自分の置かれている状況がようやく飲みこむことが出来、半分泣きながら大声で
叫びましたが、ここは厚木飛行場の航空路の下にあるために、この居間は自治体の予算
で防音構造になっているので、私の悲鳴は外には聞こえないはずでした。ベスがガラス
の向こう側で狂ったように飛び跳ね、鳴いていますが、それさえもかすかに聞こえるだ
けです。それを知ってか、男達はニヤニヤ笑っているだけで、金髪の一人が仰向けに寝
そべって私の縛られているガラステーブルの下に入り、奇声を上げていました。私は全
裸でガラステーブルに縛り付けられていたために、男はガラス越しに押しつけられた私
の大きめの乳房を覗いて喜んでいるのでしょう。私が泣き顔をすれば逆にこの韓国人達
を喜ばせるだけだ。そう思って歯を食いしばり、顔を横に向けて目を逸らしました。窓
の外にはベスが私を助けようと狂ったように飛び跳ねています。でも頑丈な防音ガラス
の向こう側で、強い紐で物干しのポールにつながれ、どうしようもありません。そのう
ち、私のお尻の後ろでカチャカチャとベルトをはずす音が聞こえてきました。もう一人
の男がズボンを脱いだようです。「犯される。」そう思いましたけど、私には何もでき
ません。レイプされそうになったことは今まででも何度かあります。でもこんな獣のよ
うな臭い韓国人達に犯られるくらいなら死んだ方がましです。私はただ目をきつく閉じ
てこの時間が速く過ぎるのを待つ事しかできませんでした。
　その男は、私のおしりに男のモノをじらすように何度も突き立て、他の韓国人達は小
躍りしながらハングル語ではやし立てています。後ろの男が挿入するために両手のひら
を私の腰に当てました。
「もう、だめ。たすけて。あなた。ベス。」
私は全てを諦め、そうつぶやいてそっと目を開けると、それから目に飛び込んでくるこ
とはスローモーションのようでした。窓の外で暴れ回っていたベス。そのベスが繋がれ
ていたコンクリートで固定された物干しが倒れて、ガラスに勢いよく当たり、ガラスが
大音響とともにくだけ散ったのです。その光景を私と三人の韓国人達はあっけにとられ
て眺めるだけです。ベスが繋がれていた物干しは、倒れた拍子にコンクリートの台座か
ら離れ、リードが抜けて自由になったベスは大きな歯をむき出しにして韓国人の男達に
襲いかかりました。ベスの吠える声と、逃げまどう韓国人達の悲鳴と家具が倒れる音が
ごっちゃになり、本来猟犬であるボルゾイの血が蘇ったのか、ベスは男達にただ噛み付
くだけではなく、深く牙を食い込ませると肉片を食いちぎり、一人の男に致命傷を与え
る事はせずに、ひとりに噛み付いて肉を喰いちぎると、すぐにもう一人に噛み付き、血
を吹き出させ、全員を少しずつ痛めつけて恐怖に陥れてゆきました。血しぶきと食いち
ぎられた肉片で部屋中血だらけの状態です。ホラー映画の残酷シーンさえ見れない私で
すけど、目の前で韓国人の男達がベスに食いちぎられていく光景は、犬を食用にする野
蛮な習慣があるという韓国人が、逆に犬に食われるという滑稽さも手伝って愉快でもあ
りました。男達は食いちぎられ血が噴出している場所を押さえ、大声で泣き叫びながら
リビングから逃げ出して行きました。
　韓国の男達が逃げ去り、ベスが吠えながら追って行き、今までの恐怖と安堵感で自然
に涙がポロポロ出てきました。
「ベス、ベス。ありがとう、ありがとう。」
　私は心臓の鼓動を整えながら、うわごとのようにベスへの感謝の言葉を唱えていまし
た。私の絶対絶命の場面を命を賭けて助けてくれたのは、誰でもないベスであることに
間違いないのです。恐怖と安堵の涙はいつしかベスへの感謝の涙となり、子犬の頃から
一緒に成長してきたベスに対する愛情で胸が痛いほどになってきました。
　男達を追っていったベスが戻ってきました。クンクン鼻を可愛いく鳴らしながら私の
周りを二三周したかと思うと、お尻の方にやってきて、血と男達の精液で汚れた私のお
尻をペロペロと舐め始めました。
「ベス、ありがとう。ベス、ベス、でも、もういいよ。くすぐったい。」
　どこまでも可愛いベスはお尻のあちこちを舐め出しました。
だけど、そのうち段々と変な気持になっていきました。韓国人の男達に感じやすくなる
薬を塗られていたことが影響していたのだと思います。ベスは大きくなったクリトリス
を小刻みに舐め上げ、人の舌より細長いベスの舌はちょうど肉棒のようになり、わたし
の性器をつっ突き、内部に侵入しようとしてきます。愛液が漏れ出し、足を伝わるのが
分かります。ともすれば、このまま快楽に酔っていたい気持にさえなってきました。
「ベス、ベス、やめて、やめ。・・・あっ、あぁ。」
　相手は犬なのです、感じている仕草を隠す必要は必要はありません。しかも誰も見て
いないし時間もたっぷりありました。私は身体の反応を自然出して、吐息を漏らし、声
を上げ、背筋を仰け反らせ、亡き主人を思って悶えていました。まるで身体全体がが性
器になったような今までに体験したことがないような快感でした。
　ベスが後ろから覆い被さってきました。柔らかいお腹の毛が私の背中に触ります。前
足を私の肩に掛けて、顔がちょうど私の頭の後ろにぶつかりました。
「ベス。」
　私はこの身体に何ヶ月ぶりかの快感を送り続けてくれたベスに、感謝の気持を込めて
呼んだつもりでした。しかし次の瞬間。
「ベ、ベス、ちょっと待って、ベス、だめ、だめよ。」
　ベスは自分のおちんちんを私の中に挿入しようとしていました。毛がおしりに何度も
ぶつかり、その柔らかい毛に覆われた硬い棒が私の中に入ってきました。
「そんな、ベス、そんなぁ、だめよ。」
　それから一時間、人間とは比べ物にならないくらい長い間、私は愛するベスに犯され
続け、何度も絶頂感を味あわされ、身も心もベスのものになってしまいました。

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